インスタ映えしそうなスポットでお外デートもいいけれど、お金もかかるし、疲れも残る。そんな時には、お部屋デートがおすすめだ。一緒にご飯を作ったり、ゲームをしたり、映画を見たり、そして情事にふけたりと・・。大好きな彼氏と、まったりと濃密な時間も過ごせるお部屋デートは、楽しいことがいっぱいだ。
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お部屋デート派は少なくない
デートと言ったら、いまだに「お外デート」が定番だと考える人はいるだろう。しかし、最近ではおうちで「お部屋デート」をもっぱら好む人が少なくないようだ。
おうちデートの良いところはたくさんある。例えば、お互いが自然体でいられて、疲れないこと。お外デートに比べて、お部屋デートであれば、そこまで気張ることもないし、ありのままの姿を見せあうことで、二人の関係がもっと深まることもあるだろう(もちろん、冷めてしまうこともあるだろうが)。
外出に伴う疲れは引きずるもので、次の日に仕事や学校がある場合なんかでは、気持ち的に控えめになったり、早めに切り上げざるを得なかったり・・ということにもなるだろう。
また、お部屋デートであれば、あまりお金がかからないのが一般的だ。ことに、お外デートは何をするにもお金がかかる。交通費に食事代、買物代に施設の利用料など。もちろん全て彼氏が出してくれるなら問題ない(?)が、一回のデートで多額のお金がすっ飛んでいくのは、現実的にキツイと感じる人も多いだろう。
しかし、お部屋デートであれば、そのあたりの金銭的負担がぐっと抑えられ、とりわけ外でホテルにいくよりも、お部屋のベッドで事を済ませる方が安くつくのは間違いない。
彼氏の部屋のベッドが気になる?
お部屋デートをすると、当然なにかと「ベッド」を使うことがあるだろう。ベッドは、カップルにとって愛を深める神聖な場所であり、肌のぬくもりを感じながら眠りにつく大切な場所だ。お部屋デートで最も重要とも言えるベッド、実はそんな彼氏の部屋に置かれたベッドに対して、モヤモヤ感を覚える人が少なくない。
ベッドが安っぽい?柔らかすぎる?硬すぎる?小さすぎる?否、そのような品質的な問題を気にしているわけではない(品質を重視する人もいなくはないだろうが・・)。そのベッドの過去について、快く思っていないのだ。
いったい誰と寝たベッド?
彼氏の部屋にあるベッドは、いつからそこにあるのか。私が彼氏と寝るまで、そのベッドには誰が寝てきたのか。もっと突き詰めていえば、彼氏は元カノとそのベッドで事に及んでいるのではないか・・と、その彼氏に元カノがいるのであれば、彼氏は元カノとそのベッドで情事にふけていたと疑ってしまうだろう。
そんなベッドで私と寝るなんて失礼なこと甚だしいし、そもそもそんな「いわくつき」のベッドになんか寝たくないと思うのが自然だろう。
お部屋デートをするにあたって、ベッドの過去が気になって仕方ないようであれば、解決策はただ一つだ。ベッドを買い替えることだ。
彼氏のベッドを買い替えられるの?
彼氏が元カノと寝ていたベッドなんかでは、とてもじゃないけど寝られない。そう思ったら、さっさとそのベッドを処分して、新しいベッドに買い替えるのが得策だ。
しかし、彼氏に対して「なんで元カノと寝ていたベッドをまだ置いているの?」なんて責めるのは、ややお門違いなので、不必要に彼氏を責め立てることは控えよう。元カノと寝ていたベッドであることを不愉快に思っていることを伝えるか、伝えないかは、それぞれの性格に委ねるとし、うまく彼氏にベッドを買い替えさせるように誘導しよう。
なお、念のためではあるが、いわくがついていようがいまいが、人の物を勝手に処分するのはご法度だ。法的にもアウト、モラル的にもアウト。彼女が彼氏の持ち物を勝手に処分してトラブルになったというのはよく聞く話で、法的なトラブルに発展しないまでも、結果的に別れることにもなりかねないので、くれぐれも注意してほしい。
ベッドを買い替えるのは、あくまで所有者である彼氏だ。彼女であるあなたは、あくまで彼氏に「買い替えさせる」ことに注力しよう。
買い渋られた場合は?
彼女「ベッド、買い替えて」、彼氏「うん、わかった」と二つ返事で快諾してくれたらラッキーだ。しかし、現実的に考えると、彼氏「え・・・なんで・・・」となる方が自然ではないだろうか。
ベッドは、そこらの消耗品とはワケが違う。高いのだ。家具の中でも高額な部類に入る物なのだ。しかも、二人で寝る用であれば、サイズ的にもダブル以上、妥協してもセミダブル以上にはなるだろうから・・やっぱり高いのだ。そんな高価な家具をすぐに買い替えてくれる彼氏であればよいが、買い渋られることを想定しておこう。
では、買い渋られたらどうすればよいだろうか。いくつか効果的な方法を紹介しよう。
1.理由を正直に話す
最もおすすめなのは、なぜベッドを買い替えてほしいのか、正直に理由を伝えることだ。「あなたが元カノと寝ていたベッドでなんか寝たくない!」とストレートに伝えるなり、「このベッド、いつ買ったの?」「ここに引っ越したとき、他の人と付き合ってたんだよね・・・じゃあ、このベッドも・・」と遠回しに気付かせるなりするのがよいだろう。
ただ、理由が理由なだけに、人によってはなかなか言い出しづらいこともあるだろう。お互いの関係にヒビが入らない程度にとどめておくのが無難だ。
2.適当な理由をつける
もし正直に話すことに抵抗を感じるのなら、いっそのこと適当な理由をつけるのもありかもしれない。例えば、「せっかくだから、もうちょっと良いベッドにしない?」「ベッドが柔らかすぎると腰に良くないよ、もう少し硬いのに買い替えない?」「クイーンサイズのベッドにして、もっとベッドで楽しもうよ!」など、ここではポジティブにいこう。
もし彼氏のベッドの一部が壊れていたり、汚れていたりしたら、そのあたりをドンドン突っ込むのが効果的だ。「ここの部分のバネ、壊れていてカラダにあたるんだよね」「ベッドマット染みだらけだよ、汚いからそろそろ買い替えたら?」といった具合だ。
ただ、この方法は、見方を変えれば「騙してベッドを買い替えさせる」ということにもなるので、トラブルにならないように、相手を思いやったうえで注意を払ってほしいと思う。
3.自分も代金を負担する
ベッドは先にも触れたとおり、高額な家具だ。そのため、いくら買い替える気になっても、先立つものが必要になる。最近でこそ低価格帯のベッドも出てきたが、それでも基本はウン万円、もちろんウン十万円することもザラだ。
もし彼氏が金銭的に余裕がないために買い替えを渋るようなら、自分もいくらか負担すると申し出てみてはいかがだろうか。彼氏としても、料金的なハードルを下げてくれれば、決断しやすくなるものだ。
あわせて「二人でお気に入りのベッドを探そうね」といった、声かけも忘れずに。
4.売却を促す
金銭的な問題から買い替えを渋っている場合、③のように自分も少しお金を出すと申し出るのは有効だ。しかし、それでもまだ財布の紐が硬かったり、自分もお金を出す余裕がなかったりする場合には、その他の方法で金銭的負担を軽くする必要がある。
そんなときに最もおすすめなのは、問題となっているベッドを売るように促すことだ。
ベッドは売れる
ベッドは、日常的に使用する家具で、使い込みも半端ない。そのため、使い古したベッドなんて誰も買ってくれないと思いがちだが、意外と買い手はいるのだ。買い取ってもらえれば、当然その分、新しくベッドを買う予算に充当できし、そのうえ古いベッドの処分費用もかからず、嬉しいことづくめだ。
以下では、ベッドを売る具体的な方法について簡単に紹介しよう。
1.業者に買い取ってもらう
今やリサイクル業界は著しくにぎわっており、特に家具の買取に力を入れている業者も少なくない。もちろん、ベッドも買取対象の一つだ。基本的にはベッドのフレームとマットレスを丸ごと買い取ってもらえるが、その分、フレームとマットレス、それぞれの状態はしっかりと見られることになる。
特にマットレスの染みや汚れは、減額対象になってしまうが、それでもいくらかで買い取ってもらえたり、無料で引き取ってくれたりすることもあるので、まずは査定してもらおう。彼女であるあなたの仕事は、優良な「業者探し」に尽きるのではないだろうか。
なお、業者が買い取ってくれるベッドには一つの傾向がある。それは、もともとのベッドの品質だ。もっと突っ込んでいえば、ブランド力だ。
ハイブランドの家具は、買うのも高いが、その分高く売れる。しかし、無名で安価な家具は購入価格が安い分、業者はなかなか買い取ってくれない傾向にあるのだ。もし、彼氏の部屋にある問題のベッドが高名なブランドであれば、業者の買取対象に該当するかもしれないが、そうでなければ買取対象から外れてしまうこともありえる。
最近でこそ、もともと安価なベッドであっても買い取ってくれる業者がじわじわと増えてきている印象を受けるが、それでも買取の中心はハイブランドだ。
ただ、買い取ってもらえそうになくても、無料で引き取ってくれるかもしれないので、処分代を浮かせるためにも、どんなベッドであれ、まずは問い合わせてみるのが良いだろう。
2.フリマアプリやネットオークションで売る
最近では、業者を使わずとも物を簡単に売ることができるようになった。もちろん、ベッドも例外ではない。
「メルカリ」や「ラクマ」に代表されるフリマアプリを使ったり、「ヤフオク」など従来のネットオークションを使ったりすることが、不用品の処分に一役買うことが多くなっている。
フリマアプリやネットオークションでベッドを売る場合、基本的にハイブランドだろうが、ノーブランドだろうが関係なく、またある程度年季が入っていても出品できないことはない。買取業者で扱ってもらえなかったベッドを買い取ってもらうには、フリマアプリやネットオークションを使うのがおすすめだ。
もし、彼氏がこの辺りの事情に疎かったり、抵抗を感じたりするのであれば、その仕組みを丁寧に説明してあげよう。適切な使い方さえすれば、非常に恩恵の大きいものであることを教えてあげよう。
なお、フリマアプリやネットオークションを使用する(させる?)にあたっては、いくつか注意点がある。
出品や配送の手間がある
業者に買い取ってもらうのと、フリマアプリやネットオークションを使って売るのとでは、手間の度合いが変わってくる。 業者の場合は、出張買取を行っていることが多く、ベッドを売るのにも手間がそれほどかからない。しかし、フリマアプリやネットオークションは、基本的にすべて自分で手配しなければならない。
自分で売値を設定できるメリットこそあれど、出品ページの作成や問い合わせへの対応、交渉、包装、梱包、配送手配など、厄介な作業が待っている。これらに加えて、場合によってはクレーマーに遭遇することもある。
もしフリマアプリやネットオークションに不慣れであるのなら、手間が多い分、あまり無理強いはさせないほうが賢明かもしれない。
送料が高額になる
フリマアプリやネットオークションでベッドを売る場合、送料がネックになる。一般的に、送料は大きさと重さで決まるが、ベッドはデカいし、重い。つまり、送料が高くつく。
それならば送料を見込んだ価格設定をすればよいのであるが、そうなると販売価格は高くなってしまい、なかなか売れないことになる。処分代を考えるのなら、タダでも引き取ってもらいたいところだと思うが、送料の問題がネックになってしまい、なかなかそうもいかないのだ。
3.周りに引き取ってくれる人がいないか探す
業者にも買い取ってもらえず、かつフリマアプリやネットオークションもハードルが高いのであれば、身の回りでベッドを欲しがっている人がいないか探してみよう。特に2~3月は入社や入学で引っ越しする人が増えるため、中古であってもベッドを欲しがる人は増えると考えられる。
貰い手探しには、SNSなどのコミュニケーションツールが役に立つ。彼女であるあなたが、ぜひ率先して貰い手を探してあげてみてはいかがだろうか。
また、この時、いくらかで買ってもらえるかもしれないが、お金をもらうのなら余計にその経緯をなるべく正直に話しておいた方がトラブルを回避できる。ベッドは、とにかくデリケートなものだ。引取手が男であれ女であれ、どこぞの彼氏が元カノと寝ていたベッドであることを聞けば、抵抗を感じるかもしれない。
そのことを隠しておいてしまえば、バレた時がまずい。「汚いベッドを売りつけられた!」と言われてしまえば、最悪の場合、縁を切られてしまうかもしれないし、あなたの悪い噂が立ってしまうかもしれないので、なるべく誠実に事を運ぶようにしよう。
そんなことは気にしないから譲ってほしいという人がいればラッキーだ。ただ、ベッドの配送に関しては、軽トラを借りるのにも、業者に依頼するにもやはりお金がかかるので、どちらがどれだけ負担するというのは、事前にしっかりと認識を共にしておこう。
新しいベッドを一緒に見に行こう
彼氏にベッドを買い替える気になってもらうには、新しいベッドの魅力を感じてもらうのも有効だ。そんな時におすすめなのが、家具屋デートだ。
家具屋デート、要するに一緒に家具屋に行ってあれこれ理想の生活を思い描くことだ。例えば、IKEAのような巨大な回遊式の家具屋だと、アレコレ見て回るだけでも一日はあっという間に過ぎてしまう。家具屋でお互いの理想の生活を語り、ベッドコーナーで一緒に試し寝をしてみて、買替を提案するのも効果があるだろう。
まとめ
彼氏の部屋に、彼氏が元カノと寝ていたであろうベッドがそのまま置かれているのは、実にいただけない。むしろ抵抗に感じない方が、少数ではないだろうか。そんな時は、心を整理するためにも、早急に問題のベッドを処分「してもらう」のがベストだ。
注意してほしいのが、ベッドが彼氏の持ち物であれば、彼女であるあなたが「処分する」のではなく、あくまで彼氏に「してもらう」ようにしよう。いくらいわくつきだからといって、勝手に彼氏の持ち物を処分するのはNGだ。
ベッドを買い替える気にさせるのには、直情的に訴えるのも一つかもしれないが、それが難しければ、彼氏にうまくその気になってもらえるよう、工夫しよう。もし、彼氏が金銭的な理由から新しいベッドへの買い替えを渋っているような場合には、古いベッドは買い取ってもらえる、あるいは無料で引き取ってもらえる可能性があることを教えてあげよう。
その際は、買い手または貰い手を探すのを、ぜひとも手伝ってあげてほしいと思う。これらと同時に、彼氏と一緒に新しいベッドをデートがてら見に行けば、きっと彼氏も新しいベッドに買い替える気持ちになるだろう。