ドアを交換したり、家を解体したりする場合、古いドアは不要となるが処分に困ることも多いのではないだろうか。廃棄する場合は、粗大ゴミとして処分費用が必要になるだけでなく、収集日も決まっているため、すぐに捨てられないケースも多い。
実は、室内ドアを買い取ってもらえる業者が存在する。今回は、室内ドアの中古買取の相場は査定情報、売却方法や査定額を高額にする方法などについて順番に解説していく。室内ドアを手放したい方や近々、手放す予定がある方はぜひ参考にしてほしい。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
室内ドアの中古買取相場はいくらか
室内ドアの買取相場は、メーカーや製品にもよるが、おおむね数千円〜数万円が相場。引違い戸のような大きな扉であれば十万円以上で買い取ってくれるケースもある。また、買取業者によって査定額が大きく変わるだけでなく、売却する手段によっても価格が大きく異なる。
そのため、業者に買取を依頼する場合は、複数の業者に査定を依頼するとよいだろう。また、売却の方法によって注意点も異なるため、自分に合ったものを選ぶとよい。
室内ドアを高額で買い取ってもらうコツ
室内ドアを買い取ってもらうときは、少しの工夫で査定額が上昇する可能性がある。そこで、買取価格が上昇するコツをまとめた。今からできることや簡単にできることがほとんどであるため、買取を検討している人は今すぐ実践してみてほしい。
新品に近い状態を保つ
室内ドアに限ったことではないが、査定額がもっとも高額になるのは新品にもっとも近い状態のものである。傷や汚れ、ひび割れ、塗装の剥離があると買取価格が大幅に下落するのだ。
しかし。ものは経年と共に劣化していくものであるため、普通に利用しているだけでは劣化を防げない。普段の利用に気を使うことも大事だが、査定に出す前に汚れを拭き取るなどクリーニングをするだけでも査定額を大幅にあげることができる。
付属品をそろえる
新品に近い状態になるほど査定額が上昇するということは、購入時に付属していたものもそろっていると査定額が上昇することを意味する。室内ドアの付属品とは、説明書や保証書、箱などがあるがこれらがそろっていると買取価格がさらに上昇する。
また、ネジやパーツ類が付属していた場合は、そろえて出品することで査定額が上がるポイントだ。そして、付属品もできるだけキレイな状態で保管しておくことが望ましい。また、付属品がないからといってまったく買い取ってもらえるため安心してほしい。
製品に関する情報をそろえる
買取業者が査定をするときは、メーカーの名前や商品の型番、製造年を調べることで正確な査定額がわかる。そのため、自分でわかる場合は調べて業者に伝えるとよいだろう。とくに家具の場合、買取されやすい製造年数は10年といわれている。
10年を超えていると査定額が減額なる可能性があるのだ。製造年数が古いと価格が下落する原因は、経年劣化以外にも人気や需要のあるデザインの変化するため。製品に関する情報が分からず、買取業者も調べられなかった場合、正確な査定をしてもらえず買取価格がつかない可能性もあるのだ。
複数の業者で査定を依頼する
室内ドアを業者に査定してもらう時は、できるだけ複数の業者に査定してもらうとよいだろう。業者によって査定の基準や、買い取った商品を販売するルートが大きく異なるため、同じ商品でも業者によって査定額が異なるからだ。
複数の業者に査定を依頼するときは、一括査定の利用が便利である。室内ドアや依頼する人の情報を入力するだけで複数の業者から査定結果が連絡されるため、何度も同じ情報を入力する手間を省くことができるのだ。
売却しにくい室内ドアの特徴
では逆に、室内ドアでも売却しにくいものにはどのようなものがあるのだろうか。もちろん、製造年月が古いものや汚れや劣化が激しいもの、そもそも低下が安いものが売れにくいのは容易に想像できるだろう。
実はこれら以外にも売れにくくなるポイントはいくつか存在するのだ。重要なポイントをまとめたので確認してみよう。
オーダーメイドのもの
ドアなどの家具は、自分の好みに特注して購入するケースも少なくない。しかし、このようなオーダーメイド品は、修理やメンテナンスがおこないづらいことから売れにくい傾向にある。修理に必要な部品が手に入らない場合も想定されるためだ。
さらに、メーカーではなく個人が製造したものも、品質が担保できないため買い取ってもらいづらい傾向にあるため注意しよう。
組み立て式の家具
家具の中には、組み立て式のものがあるが価格が低いだけでなく、解体や再度の組み立てで破損のリスクがあるため、買取が難しい傾向にある。
室内ドアの売却を検討するシチュエーション
室内ドアの売却を検討する場面は意外に多い。室内のリノベーションやリフォームをするときだけでなく、雰囲気を変えるためにドアを変更する人もいる。さらに不要になったドアを知人や身内から譲り受けた場合などがある。
そしてドアは本体サイズが大きいため、自分でリサイクル業者に持ち込もうとしても時間が確保できない場合や億劫になってしまうこともあるだろう。買取業者の中には、出張買取をおこなっているところもあるため、自分で持ち込まなくても不要になったドアを早急に売却することができる。
室内ドアのおすすめの買取業者
それではここで、室内ドアを買い取ってもらうときに利用をおすすめする業者を紹介していくので確認していただきたい。今回、ご紹介する買取業者はドア専門の買取業者や建築材全般の買取業者などをご紹介している。
ドアを買い取ってもらう場合は通常のリサイクルショップよりも専門業者の方が買取価格が大きくなる可能生があるためだ。
ドア買取NET
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ドア買取NETは、ドアの買取だけでなく、家電や住宅設備、楽器、工具など幅広く買取をおこなっており、年間で10,000点以上の買取をおこなっている業者だ。また、過剰に在庫を抱えた法人に対しても買取をおこなっている点が特徴的である。
ドア買取NETのサイト上では、ドアの買取額の目安を確認できなかったため、売りたいドアを査定してもらう必要がある。査定はサイト上の専用フォームに入力すると1営業日以内に査定結果の連絡がくる。匿名での依頼も可能だ。
買取の方法は、宅配・持ち込み・出張の3つから依頼することができる。宅配を選択しても手元にダンボールなどの梱包用品がない場合は、引き取り業者が梱包してくれるため手間が省けるというメリットがある。ただし、出張買取は埼玉県の鶴ヶ島市近郊のみの限定サービスとなっているため、住んでいる地域が該当しない場合は宅配買取を利用しよう。
エルライン住設(建材買取専門店)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エルライン住設は、室内ドア以外にも、玄関ドアやシステムキッチン、トイレ、洗面台、風呂、バスタブなどあらゆる製品の買取をおこなっている買取業者だ。解体会社や不動産会社といった法人にも対応している。
買取の方法は、出張買取・持ち込み買取の2つから選ぶことができる。出張買取を選ぶとその場で査定をおこなってくれるだけでなく梱包や運搬もすべて業者がおこなってくれる。ただし、出張買取の対応エリアは、関東全域に限られるため注意しよう。
査定の金額に納得すれば、現金ですぐに支払ってもらえるため、スピーディに売却したい方にとくにおすすめだ。
買取屋さんグループ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取屋さんグループは、家具や家電だけでなく、楽器やオーディオ、本など家の中にあるありとあらゆるものを買い取ってくれる買取業者だ。ものを急いで売却したい場合や売れるかどうかわからないものがある場合でも査定をしてくれる。
室内ドア以外にも売却したいものがあるときに利用すると売りたいものを一括で査定し買い取ってくれるため便利だ。出張買取は全国に対応しており、問い合わせ方法も専用ダイヤルに電話をするだけと非常にシンプルだ。買取屋さんグループの支店の近辺に住んでいるのであれば、最短30分で買取にかけつけてもらえる。
良品企画
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
良品企画は、室内ドア以外にも幅広い製品の買取をおこなっている業者である。生きもの以外はなんでもご相談くださいとサイトには記載されており、買取可能な製品の範囲は広い。ヤフオクでの出品価格も掲載しているという特徴的だ。
良品企画のサイトでは、室内ドアの買取価格を調べることができなかったため、いくらで買い取ってもらえるかは査定次第になるだろう。査定は専用のフォームから情報を記入し写真を添付することで査定してもらえる。さらに、LINEの友達登録をすることで売却したい商品の写真と自宅の郵便番号を知らせるだけで査定依頼が可能だ。
買取方法は、出張買取・店頭買取・宅配買取の3つから選ぶことができる。ドアは本体が巨大なため、出張買取を利用すると商品を自分で運ぶことなく買い取ってもらうことができる。
室内ドアはネットオークションやフリマアプリでも売れる
ここまで、室内ドアを売却するときにおすすめの買取業者についてお伝えした。他にも、高額で売却する方法としてヤフオクなどのネットオークションに出品する方法やメルカリなどのフリマアプリに出品する方法などがある。
ネットオークションやフリマアプリは、間に買取業者を挟まないため中間コストが発生しないため、高価で売却できる可能性があるのだ。そこでネットオークションやフリマアプリで売却する場合の注意点や実際の出品価格についてお伝えしていきたいと思う。
ヤフオク!などのネットオークション
ヤフオクなどのネットオークションでは、3,000点を超える商品が出品されていた。個人だけでなく販売業者からも数多く出品されているためである。
個人で出品されているも室内ドアのうち、もっとも高額なものは高性能の防音ドアで159,000円で出品されていた。防音ドアは特殊な加工がしてあるため、他の室内ドアよりも相場が高めである。
一方で、入札数がもっとも多かったのは、15,500円で出品されているアンティーク調の住宅用のドアであった。ネットオークションは高額で販売できる可能性がある一方で、あまり設定が高額すぎると入札してもらえるないケースもあるため注意が必要だ。
メルカリなどのフリマアプリ
メルカリなどのフリマアプリでも室内ドアは出品可能だ。過去には新品で未使用のドアが8,000円で出品されており、完売していた。他にもアンティーク調のドアが2万円前後で出品されていたが、いいねは付いているもののまだ売れていないようである。(2019年6月時点)
このように室内ドアは、メルカリでの出品は可能だが売れない可能性も十分注意したい。ただし、買取業者では値段が付かなかった室内ドアもメルカリで売れる可能性はある。
ネットオークションやフリマアプリを利用するときの注意点
ネットオークションやフリマアプリは商品の出品だけでなく梱包や発送、その後の顧客対応まですべて自分でおこなう必要がある。とくに商品が売れたあとにトラブルが発生するケースが多いため注意が必要だ。
トラブルが起こる要因は、届いた商品が思っていたものと違うというクレームによるものだ。たとえば、出品ページに掲載されている写真や記載されている説明文では分からない傷や汚れが購入後に発覚した場合などが挙げられる。
このようなトラブルを防ぐために、出品するドアに傷や取れない汚れがある場合は、必ず相手に伝わるように掲載するとよいだろう。また、ドアの縦、横、高さなどの寸法も正確に記載しておこう。正確に記載されていないと購入者の建物にうまく設置することができずクレームにつながるためだ。
まとめ
今回は、室内ドアの中古買取相場や査定情報、高額買取のコツについて解説させていただいた。室内ドアは、できるだけ専門の業者に買い取ってもらう方がよいだろう。ネットオークションでは、高額で売れる可能性があるが出品にかかる労力やコストを考えて総合的に判断する必要がある。フリマアプリで室内ドアは売れにくいのが現状だ。
業者に買取を依頼する時は、複数の業者に査定してもらおう。そこで、一括査定を使うと手軽に複数の業者に査定を依頼することができる。当サイト・ヒカカクの一括査定システムでは、情報を入力するだけで複数の業者から査定結果が送られてくるため、ぜひ活用してほしい。