文庫本を売るならどこがおすすめ？

文庫本を買取に出すときには、特にお店の選び方にこだわりたい。文庫本は、もともとの価格が安いこともあり、一般的に高額査定を受けるのが難しい。しかしながら、シリーズものの小説や話題になった本などは文庫本でも評価が上がる可能性がある。

こういった文庫本は、買取店によって査定の金額が変わることも考えられるため、評判のいいお店を選ぶのが賢明だ。本の買取店はそれぞれ個性があり、得意分野にも違いが見られる。

文庫本の買取でオススメできるお店を、ここではご紹介してみよう。

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買取価格が高いと評判「文庫本買取センター」

文庫本買取センターは、群馬県にあるおもちゃカンパニーが運営する買取店だ。主にインターネットを通じて買取サービスを行っており、査定価格が高いことで評判を得ている。

文庫本も1点ずつしっかりと査定

こちらの買取店では、文庫本も1点ずつ価値を見極めながら金額をつけている。一般の買取店のように、本の見た目ももちろんチェックしているが、状態の良し悪しだけで単純に金額をつけないのがこのお店のスタイルだ。

専門スタッフが1点ずつ丁寧に査定を行うため、人気がある本などは他店よりも高く査定される可能性が高いと言える。

文庫本に限らず、古本の査定額は本の状態によっても変わってくる。高く売りたい場合は、しみや汚れ、破れなどはできるだけないほうがいい。このような問題があると、本来の査定額から減額されることがある。文庫本買取センターに買取に出す場合も、やはり同様の注意が必要になるだろう。

メールで査定が受けられる

オンラインで取引を行う文庫本買取センターは、査定もメールで行っている。文庫本の場合は、カバーの裏面などに記載されているISBNコードがわかれば、この無料査定のサービスを利用することが可能だ。公式サイトに用意されている査定用のメールフォームに必要事項を入力すれば、通常は3営業日以内に査定結果が返信される。

CDやDVD、おもちゃやフィギュアなども買取中

文庫本買取センターでは、本以外の品も買い取りをしている。CDやDVD、ゲームソフトはもちろんだが、おもちゃやフィギュア、コスプレ衣装なども広く買取中だ。こういった品も、本と同様にメールで査定が受けられる。製品のJANコードを査定用のメールフォームに入力して送信をすると、査定結果が通知される仕組みだ。

さまざまなジャンルの文庫本を取り扱う「リーブル・アンジュ」

純文学からミステリー、SFまで、さまざまなジャンルの文庫本を買い取りしているのが、宮城県に本拠地を置くリーブル・アンジュ（Livre Ange）だ。こちらの買取店の宅配買取は全国から利用ができるため、文庫本を売りたいときには候補に入れておくといいかもしれない。

色々なキャンペーンを随時開催している

リーブル・アンジュでは、折に触れてさまざまなキャンペーンを開催している。店頭買取や宅配買取に限定したキャンペーンや、期間限定のキャンペーンなどが行われているため、条件に該当すれば文庫本を通常よりも高く買い取りしてもらえるだろう。

キャンペーンの期間中は一般的に買取金額が上がるため、1つの売り時と言える。キャンペーンが頻繁に開催されている買取店は、文庫本を高く売りたい人にとっても狙い目だ。リーブル・アンジュのキャンペーンでは、「買取金額が1,000円以上」といった条件が設けられている場合があり、まとめ売りをしたほうが恩恵を得やすくなるだろう。

セットやシリーズものの文庫本を高価買取

セットやシリーズものの文庫本を高く買い取りしているのも、リーブル・アンジュの特徴だ。リーブル・アンジュの場合、有名作家の全集やシリーズものの文庫本は、1,000円以上の金額がつく場合が多い。作品によっては、5,000円以上の高額査定が受けられることもあり、文庫本と言えど、まとまった金額で引き取ってもらえる。

実のところ、文庫本を単品で売ると、1冊の査定額が10円以下になってしまうケースも少なくない。リーブル・アンジュのようにまとめ売りをすることで査定額が上がれば、文庫本を賢く処分できるだろう。

メールやLINEの無料査定を用意

リーブル・アンジュでは、メールやLINEで無料査定が受けられる。このサービスは、買取に出す前に品物の金額がわかるのが便利なところだ。こちらの買取店の無料査定は、何度でも受けることが可能。査定のみの利用でも構わないため、手持ちの品の相場を確認したいときにも役立つ。

リピーターが多い買取店「定番屋」

埼玉県にある定番屋は、リピーターが多い買取店として有名だ。本好きな人の中には、コンスタントに蔵書の一部を買取に出している人が多く、評判のいい買取店はこちらの定番屋のように繰り返し利用されるケースもある。

減額したときには理由を通知

定番屋では、買取を依頼された品物の査定額を通常よりも減額した場合に、理由をお知らせしている。この買取店の査定表は、品物1点ごとの買取価格が表示される仕組みになっている。減額された品物の欄には、書き込みや汚れといった問題の内容が具体的に記載されるため、買取を依頼した側も査定の金額に納得しやすい。

古い文庫本などは新品に比べて減額の対象になりやすいが、減額された理由がわかれば、次回の買取の際にも、高価買取してもらえるように工夫ができるだろう。

買取をキャンセルしたい品は、1点から返してもらえる

この買取店は、買取の申し込みをキャンセルしたときには返送料無料で品物を返却している。キャンセルの際に返送料がかからない買取店は少なくないが、定番屋の場合は1点から品物を返してもらうことができる。

例えば、買取を依頼した文庫本のうち、1点だけキャンセルをしたいときには、その品物だけ返送してもらうことが可能だ。柔軟な対応をしているところは、リピーターが多い理由の1つになっている。

段ボールを自分で用意すると買取金額がアップ

定番屋では、段ボールを送り主が自分で用意した場合に、買取金額が100円ほど上がる。こちらのお店ではとくに段ボールの無料配布などは行っていないが、その分を現金で還元している。お店で段ボールを購入したときには、レシートや領収書を同封すると1枚につき200円まで費用を負担してもらえる点もチェックしておきたい。

文庫本をまとめ売りするときには段ボールの数も増えることがあるため、こういったサービスが受けられる買取店を利用するのも1つの方法だ。

まとめ売りがしやすい「ネットオフ」

ブランド品やカメラ、スマホなどを買い取りしているネットオフ（NET OFF）も、文庫本を売るときに利用できるお店だ。ネットオフは、宅配買取を専門に行う買取店で、楽に買取を依頼できるサービスとして人気を集めている。

買取を依頼する品物の量が多くても送料は無料

文庫本の宅配買取を依頼した場合、お店によっては売る側が送料を負担しなければならない。ネットオフでは、品物の量や種類を問わずこのような送料はいっさい発生しない。

例えば、文庫本とゲームソフトやベビーカーなどを一緒に売るときにも、着払いで買取店側に送ることが可能だ。売る品物が多いほど、お得になる可能性が高いのがネットオフが行っているような送料無料の宅配買取だ。

まとめ売りのキャンペーンもある

さまざまな品物を買い取りするネットオフは、キャンペーンの内容にもバリエーションがある。

例えば、あるキャンペーンは、まとめ売りをした人が対象だ。期間中にまとめ売りをすると、買取金額が上がる、ボーナスがもらえるといった特典が得られるところが、このキャンペーンの魅力だ。

文庫本の販売も行う

ネットオフでは、本の販売も同時に行っている。文庫本のセールなどが開催されているため、買取を依頼した場合にもいろいろなジャンルの文庫本を買い取りしてもらえる可能性が高い。

販売も行う買取店の場合、ライトノベルや恋愛小説といった人気があるジャンルの文庫本は、とくに高く売れるといったことがあるかもしれない。ニーズが高い本は査定の価格も上がるケースが多いため、あえて話題の本を売るのも買取を成功させるコツになるだろう。

テレビドラマやアニメになった作品などは、放映中に売ると査定の価格もアップしやすい。

通好みの文庫も広く買取「古本買取書房.com」

古本買取書房.comは、大阪を拠点にして営業を行っている古本の買取店だ。ゲームソフトやDVDなども扱っているため、他店と同様にまとめ売りにも対応してもらいやすい。

買取の対象になる文庫の種類が豊富

古本買取書房.comが買い取りをしている文庫は、多種多様だ。岩波文庫などのポピュラーな文庫は言うに及ばず、サンリオSF文庫や創元推理文庫などの通好みの文庫も買い取りの対象だ。ちなみに、古本買取書房.comのサイトでは、買取が可能な文庫の種類が紹介されている。

通好みの作品の場合、査定に出す買取店によって評価が変わることがある。SFやミステリーなどは特定のファンがいるため、古い文庫本の中には古本市場で高く評価される品もある。文庫の場合も、作品の内容によってはヤフオクなどのオークションサイトや買取価格の比較サイトなどを見て、査定で妥当な金額が提示されているかどうかを判断するのもいい方法になるだろう。

希少価値がある本やDVDのBOXも買取

この買取店では、貴重な本やDVDのBOXの買取にも応じている。こういった品は、市場のニーズなどを考慮して査定額が決まるため、一般的に高額査定が受けやすい。文庫本と一緒に売ると、価格交渉などもしやすくなるだろう。査定を受ける前に電話で問い合わせをすれば、相談にのってもらえる可能性がある。

オーディオブックの買取にも対応している

通古本買取書房.comでは、オーディオブックの買取も行っている。

通朗読ＣＤが付属されている源氏物語やシェイクスピアの作品などは、高く売れるお店を見つけるのが難しい。こういった品は単純に書籍として扱われてしまうケースが多く、実際の価値よりも鑑定額が低くなってしまうのが常だ。オーディオブックの買取に対応する古本買取書房.comであれば、査定額も高くなる可能性があるだろう。

幅広い商品を取り扱う「ブックマニア」

ブックマニアは本好きが作った古本買取サービス。本やDVD、ゲームなどの買取をおこなっている。

幅広いジャンルの本を高値買取

ブックマニアは月間50,000点以上の豊富な買取実績を持つ買取業者。お客様満足度97.5％を達成しており、高値買取が期待できる。

コミックはもちろん、専門書や資格教材など幅広いジャンルを取り扱っているのが特徴だ。受験用の参考書などは買い込みがあることも多いが、書き込みされている本でも買取してくれるので安心。古い本によくある日焼けだが、日焼けがあってもOKだ。

CDやゲームと一緒に売れる

ブックマニアではCD、DVD、ゲームも買取している。そのため、古本と一緒にまとめて売ることが可能。

古本だけが高値買取で他の商品は安いということもないので、高値買取が狙えるだろう。査定スピードが速いので、大量の不要品があってもすぐに査定してくれる。商品到着度、最短48時間で入金という驚きの入金スピードを実現しているのだ。

段ボールを用意する必要がない

買取は宅配にておこなう。買取用の段ボールを無料でもらえるので、自分で用意する必要がない。

送料がかからない点も魅力。価格がつかないものも無料で引き取りしてくれるので、不要はものはまとめて売ってしまおう。

まとめ

今回は買取してくれるお店や業者によって文庫本の価値が変わること、買取の特徴の違いをお伝えした。今、手持ちの文庫本を高く売りたいと考えるとき、この違いを踏まえたうえで買取してくれる業者がどのジャンルに精通しているのかを事前に調べてから依頼を出したいものである。