楽天モバイルのログインページ情報とプラン変更方法まとめ

スマートフォンなどで通話やデータ通信などを利用する場合、通信会社と通信をするための契約を結ぶことが多いが、近年、このような通信事業を多くの企業が手掛けるようになった。

これらの企業のほとんどは、MVNO（Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者）と呼ばれるもので、自前の通信設備を持たず、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信会社の通信回線を借りて通信事業を行っていることを特徴としている。

MVNOは、建設や維持、管理に莫大な費用が必要な通信回線を大手通信会社から借りることで、その分の費用を通信料金を引き下げに回したため、大手通信会社より安い月額利用料金を実現した。

その安い利用料金に惹かれて、MVNOの契約者は年々増加し、その勢いは、大手通信会社も無視できないほどとなっている。

MVNOは、大きな特徴である月額利用料金が安いほかにも、各MVNOにより様々な特徴があり、MVNOと契約を考えている場合、事前に各MVNOの特徴を把握し、どのMVNOが自分の使用環境に合っているか、確認したうえで、契約した方がいいだろう。

今回は、MVNOの1つである楽天モバイルと楽天モバイルのログインページ情報、プラン変更方法などについて記載する。

引用：https://mobile.rakuten.co.jp/

楽天モバイルとは

楽天モバイルは、大手IT企業である楽天傘下のMVNOである。楽天モバイルは、NTTドコモの回線を利用したMVNOで、安定した通信品質のサービスを提供しているほか、200Kbpsの通信速度で通信容量無制限のベーシックプランや通信容量30GBの大容量プランまでユーザーのニーズに合わせたプランを用意している。

また、楽天モバイルを利用することで、楽天が提供するサービスに使用することができる楽天ポイントを貯めることや楽天ポイントで月額利用料金を支払うことが出来、さらに楽天モバイルユーザーは楽天が提供するサービスを利用すると、通常より多く楽天ポイントを取得することができるなど、楽天傘下の楽天モバイルならではのサービスもあり、MVNO全体のシェアで上位になるなど、人気MVNOとなっている。

楽天モバイルのログインページについて

MVNOは、自社のwebページに契約者のためのページを設けて、そこで月額利用料の確認や契約変更など様々な手続きを行うことが出来るが、楽天モバイルも同様の仕組みを持っている。

楽天モバイルの契約者のページは、「メンバーズステーション」と呼ばれているもので、楽天モバイルのホームページからメンバーズステーションにアクセスすることが出来る。

メンバーズステーションにアクセスするには、ログインIDをパスワードが必要になる。このログインIDは、契約した楽天モバイルの電話番号か、raから始まる13桁の文字列となる。

このログインIDである電話番号やraから始まる13桁の文字列がわからない場合は、契約時に楽天モバイルから渡されるSIMカードが入っていた台紙、もしくは、SIMカードを挿した状態で端末の端末情報などから、電話番号を確認することができるので、そちらでログインすることができる。

もし、パスワードを忘れてログインできない場合は、ログインページにある「※SIM電話番号の確認方法はこちら」から、パスワードリセットフォームに行くので、そちらで必要事項を入力すると、登録してあるメールアドレスにパスワードリセット方法が記載されたメールが届くので、そちらでパスワードリセット後、ログインすることができる。

パスワードリセット方法が記載されたメールが届かない場合は、お問い合わせフォームから送付先のメールアドレスの変更を依頼して、メールアドレス変更後、再度上記手続きを実施することになる。

また、メンバーズステーションは、楽天会員に割り振られる楽天会員のユーザーIDとパスワードでもアクセスすることができるので、電話番号のパスワードを忘れた場合は、楽天会員のユーザーIDとパスワードを使用してメンバーズステーションにアクセスするのもいいだろう。

メンバーズステーションでできること

メンバーズステーションでは、以下の手続きを実施することができる。

• ・利用明細の確認
• ・LTE高速通信容量の確認、容量の追加、利用履歴の確認
• ・契約者情報の設定、確認
• ・クレジットカード情報の設定、確認
• ・メンバーズステーションのパスワード変更
• ・「高速通信ON/OFF」の設定
• ・プラン変更

など

利用明細の確認は、基本料金やその月で利用したサービスやオプションの金額などを確認することができるほか、過去の利用明細も確認することができる。

LTE高速通信容量の確認、容量の追加、利用履歴の確認は、その月に高速通信をどれだけ利用したか、や、その月の高速通信容量を使い切った時に容量を追加する申し込み、さらには、過去にどれだけ高速通信を利用したか、の履歴を確認することができる。

契約者情報の設定、確認は、契約者の氏名や住所などの個人情報の設定や確認をすることができる。

クレジットカード情報の設定、確認は、楽天モバイルの利用料金の支払いを、クレジットカードなどで支払う設定にしている場合に、そのクレジットカードの設定や確認をすることができる。

メンバーズステーションのパスワード変更は、メンバーズステーションにログインする場合のパスワード変更を実施することができる。

「高速通信ON/OFF」の設定は、高速通信を使用するかどうか設定するもので、使用する時はON、しない時はOFFにする。高速通信は、契約で一カ月で使用できる上限が決まっているので、高速通信が必要ない場合は、こまめにOFFにして、高速通信容量を節約するといいだろう。

プラン変更は、今現在契約している楽天モバイルのプランなどを変更することができる。

プラン変更の方法について

プラン変更は、今利用しているブラン、例えば、3.1GBプランから10GBプランに変更、もしくはその逆に変更などの場合に、利用するメニューである。

メンバーズステーションにアクセス後、登録情報、設定変更にある「楽天モバイルプラン変更」のメニューを選択し、変更したいプランを選択することで変更することが出来る。

プラン変更時の注意点について

ただし、プラン変更についてはいくつか注意しなければならない点がある。

プラン変更は、1カ月に1回のみで、1回変更すると、その月は変更することはできない。プラン変更は無料で実施できるが、例えば、データSIMから通信SIMへ変更といったタイプが異なるプランの変更は実施できない。もし、実施する場合は、一旦楽天モバイルを解約し再度契約する形となるので、手数料や場合によっては違約金が必要なこともある。

プラン変更において、例えば、3.1GBプランから10GBプランへの変更など通信容量が増える場合は問題ないが、10GBから3.1GBプランへの変更など通信容量が減る場合、すでにその月に3.1GB以上の通信容量を使用していた場合、プラン変更後、すぐに通信容量の上限を超えることとなるため、その月に間は、最大200Kbpsに通信速度が制限されるので、変更前通信容量を確認したほうがいいだろう。

楽天モバイルは、SIMサイズの変更を実施することができるが、プラン変更と同時にSIMサイズの変更を実施することはできない。プラン変更後、SIMサイズの変更を実施したほうがいいだろう。

これは、他のMVNOにはないのであるが、楽天モバイルでプラン変更を実施する場合は、実施できない時期がある。実施できない時期は、楽天モバイルと契約した時期により異なる。

2015年10月5日より前に契約した場合は、毎月1日0時～20日23時59分までにプラン変更した場合は、即プラン変更となるが、21日0時～月末23時59分の間は、プラン変更することができない。

また、2015年10月5日より後に契約した場合（現在契約した場合も含まれる）は、毎月1日0時～25日23時59分までにプラン変更した場合は、即プラン変更となるが、26日0時～月末23時59分の間は、プラン変更することができない。

変更時期の問題のほか、前述した通信容量の問題もあるので、プラン変更は、その月の早いうちに実施したほうがいいかもしれない。

まとめ

楽天モバイルと楽天モバイルの契約者ページである「メンバーズステーション」、そしてプラン変更する場合の方法と注意点について記載したが、他のMVNOも楽天モバイルと同様となっているので、他のMVNOなどで契約者ページなどを利用したことがある場合は、メンバーズステーションの使い方も迷うことはないだろう。

ただ、プラン変更については、プラン変更の回数や通信容量、プラン変更の時期など制約があるので、プラン変更を考えている場合は、プラン変更時に注意することを把握して、確実に実施できるようにしたほうがいいだろう。

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