ユーザを縛りつける契約ルールの少ない楽天モバイルは、大手キャリア3社と比べて遥かに機種変更の手続きのしやすいMVNOブランドだ。さまざまな人気総合ランキングでも1位に入る楽天モバイルは、充実したサービスや安さといった部分でも多くのユーザを満足させられる存在になりつつある。またキャンペーンの豊富なこのMVNOでは、機種変更に重視されることの多い安くお得な手続きもおこないやすい実情があるようだ。
今回は、楽天モバイル機種変更に興味を持つ皆さんと一緒に、この会社におけるおすすめ機種変更のタイミングや手続き時に使っていただきたいキャンペーン情報やクーポン情報を詳しくチェックしていく。
#RakutenBolsa / influenZia
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楽天モバイル機種変更における基本的な仕組み、考え方
格安SIMブランドである楽天モバイルの機種変更は、大手キャリア会社と比べて非常にシンプルな流れでおこなわれる実態がある。こうしたMVNOならではの特徴を頭に入れておくと、機種変更などの手続き時に生じるさまざまな疑問や不安もスムーズに解消しやすくなるだろう。
ここではまず、楽天モバイルならではとも言える機種変更のしやすさがどういったシステムによりもたらされているかを詳しく確認しておこう。
楽天モバイルにおける2種類の機種変更方法
楽天モバイルの機種変更は基本的に、「次の端末をどのように用意するか?」によって下記いずれかの方法でおこなわれる形となっている。
- ・楽天モバイルの機種変更サービスを使って次の端末を入手する
- ・楽天モバイル以外から次の端末を入手する
楽天モバイルの機種変更サービスの考え方
この会社の機種変更サービスは、楽天モバイル会員限定価格で安くお得に新しいスマホを購入できるというものだ。このシステムには、クレジットカードなどを持たないユーザでも24回の分割払いで最新モデルを買えるメリットがある。また楽天モバイルのサイトで買ったスマホなら、SIMカードと端末の購入先が同じことにより、接続設定などの相談も会員サポートにしやすくなると言えそうだ。
楽天モバイル以外で買ったスマホへの機種変更も可能
楽天モバイルにおける最大の魅力は、前述の機種変更サービス以外から入手したスマホへの機種変更も認められている自由度の高さだ。
楽天モバイルのサイト内に惹かれる商品がない場合は、家電量販店やApple Storeなどから購入したSIMフリースマホへの機種変更もおこなえる。また最新モデルを買う金銭的余裕がない場合は、中古スマホ専門店やヤフオク!、メルカリなどで購入した古い端末への機種変更も可能となっている。
楽天モバイル機種変更の自由度が高い理由
この会社の機種変更に非常に幅広い選択肢がある理由は、楽天モバイルがSIMカード単体での契約もできる格安SIMブランドだからだ。例えばdocomoから楽天モバイルの乗り替え(MNP)をする場合、SIMロック解除をしたこれまでのスマホに楽天のSIMカードを入れるだけで通信通話ができる形となっている。
このように新規契約時からSIMだけを買うという選択肢のある楽天モバイルの場合、機種変更サービスで安く最新モデルを販売することはあっても、新端末購入の強制はおこなわない実態があるのだ。
楽天モバイルの機種変更サービスにデメリットはある?
機種変更初心者におすすめとなるこのサービスには、家電量販店や総合通販サイトと比べてスマホの種類が少ない難点がある。
特に楽天モバイルのサイト内に並ぶiPhoneは、iPhoneSEやメーカー認定整備済みのiPhone 6s Plusといった海外販売モデルが中心となる。そのため、iPhoneXsやiPhoneXRなどの最新モデルが欲しいときには、Apple StoreなどでSIMフリーモデルを買う必要がでてくる。
中・上級者向けとなる機種変更サービス以外からのスマホ調達
これに対して選択肢の豊富さ重視で家電量販店や総合通販サイト、中古スマホ専門店などから機種変更の端末を入手する方法は、SIMフリーモデルとキャリア版スマホの違いがきちんとわかっている中・上級者向けとも言える方法となる。
特に中古専門店などで新端末を選ぶ場合は、楽天モバイルで動作確認済み端末に該当するかのチェックも必要となってくる。また機種によってはSIMカードのサイズが異なる場合もあるため、細部まで自分で確認できる知識や判断力もMVNOの機種変更には欠かせないと言えるだろう。
店頭とWEBならどちらでおこなう機種変更がおすすめ?
楽天モバイルを中心としたMVNO会社は、店舗サービスよりもオンラインでおこなう機種変更などの手続きに力を入れている。そのため楽天モバイルにおける機種変更サービスの販売価格は、店頭よりもWEBの方が安い料金設定となっている。
また全国に店舗展開中となる楽天モバイルにおいては、機種変更手続きのできるショップが未だに少ない実態もあることから、MVNO会社側でもオンライン申し込みを推奨しているようだ。
楽天モバイルの機種変更で違約金や契約解除料がかることはないの?
新端末をユーザ自身が調達することもできる楽天モバイルの場合、プラン変更のない機種変更であれば、違約金や契約解除料はかからない。
スーパーホーダイの場合は最低利用期間をチェック
また2018年6月14日の20時以降にスーパーホーダイに申し込んだユーザの場合は、最低利用期間がすぎれば契約プランの変更や解約をしても、契約解除料がかからないシステムとなっているようだ。こうした形で違約金を気にする際にプランだけに着目すれば良い楽天モバイルは、スマホ利用にもさまざまな縛りのある大手キャリアよりも機種変更のしやすい会社となるだろう。
分割払いで買ったスマホの機種変更時には注意が必要
楽天モバイルにおいても、24回の分割払いで購入したスマホから機種変更をする場合は、その残債について注意をしなければならない。またこの考え方は、楽天モバイルの分割払いではなくクレジットカードのリボルビング払いを使った場合においても、注意すべきポイントとなるようだ。
またそのため、スマホ購入代金の支払いを分割にしているときには、新端末への機種変更により債務が増えるリスクについても考えておく必要がある。
キャンペーン活用で安くお得に楽天モバイル機種変更
楽天モバイルは、機種変更にも使えるキャンペーンが非常に豊富なMVNO会社だ。期間限定で開催されることも多いキャンペーンは、機種変更手続きのタイミングを計画する上でも早めにチェックすべきポイントとなる。
またライフスタイルの変化によりプラン変更をしている場合は、自分の加入したコースの最低利用期間とキャンペーン期間の両面から機種変更のスケジュールを考えるのがおすすめとなるだろう。ここからは、2018年10月11日時点で公開されているおすすめキャンペーンの特徴を詳しく見ていきたい。
1.契約数No.1記念セール 第2弾
https://mobile.rakuten.co.jp/campaign/discount_sale/?l-id=campaign_pc_campaign_1001_discount_saleMM総研による国内MVNO市場規模の調査において契約数ナンバーワンとなった楽天モバイルでは、2018年10月1日~11月8日まで第二弾となる記念セールを開催している。通話SIM限定となるこのキャンペーンは、店舗・WEBショップどちらでも利用可能となる。
お買い得価格の人気12機種
この記念セールでは、HUAWEIやAQUOS、HTC、ZenFoneといった人気ブランドの12モデルで割引価格を設定している。キャンペーン特典利用でHUAWEI nova lite2を購入すると、一括払いで18,980円、24回分割払いで月々854円というリーズナブルな価格で最新スマホが入手できる。
またその中には海外販売モデルのiPhoneSEも並んでいるため、Appleのスマホを安くお得に購入したいといった方々にも、このイベントのおすすめ度は非常に高いと言えそうだ。
店舗申込時の注意点
このキャンペーンの対象機種は、利用店舗によって若干異なる形となっている。また楽天モバイルショップでキャンペーン特典を受けるためには、通話SIMとともに楽天でんわ10分かけ放題のオプションをつける必要があるようだ。
こうした形でWEB申込みと店舗では適用条件の異なる楽天モバイルの場合、少しでも不安要素がある時には早めに会員サポートに相談をするのがおすすめとなるだろう。
楽天モバイルのおすすめキャンペーン2 会員限定価格で機種変更
https://mobile.rakuten.co.jp/campaign/extra_device/?l-id=campaign_pc_campaign_0809_extra_device会員限定価格で機種変更のできるこのキャンペーンは、安くお得に新しいスマホが欲しい楽天モバイルユーザにとって最も注目すべき存在と考えられる。
3~5モデルのキャンペーン対象
期間限定でキャンペーン対象が変わってくるこのイベントを利用する際には、機種変更手続きのタイミングについても注意しなければならない。ちなみに2018年10月11日現在においては、下記の3モデルがキャンペーン価格で販売されている。- ・HUAWEI P20 lite → 27,282円
- ・HUAWEI P20 → 60,820円
- ・GRANBEAT → 51,300円
キャンペーン対象以外の機種もWEB価格で安く販売中
WEBを使ったオンライン機種変更手続きに力を入れる楽天モバイルでは、常時スマホのWEB販売価格をショップ販売価格より安く設定している。そのためキャンペーン対象外のスマホについても上記URLの一覧に入っていれば、リーズナブルな価格で新しいスマホが入手できるシステムだ。
こうした形でスマホの最新価格が一覧表で公開されている楽天モバイルは、金額重視でスマホ選びをする方々にとっても比較検討しやすい会社となるだろう。
会員限定価格での機種変更を店舗でおこなうときの注意点
2018年10月11日現在、楽天モバイルにおける店舗での機種変更は一部対象ショップのみでの対応となっている。そのため自宅近くの店舗で機種変更の申し込みをする時には、「これから行くショップでも手続きができるのか?」を事前に確認しなければならない。
また実店舗におけるキャンペーン価格はWEBショップよりも短くなっているため、機種変更のスケジュールを立てるときには注意をして欲しい。
海外販売モデルのiPhone・メーカー認定整備済みiPhoneの販売店は更に少ない
また海外販売モデルのiPhoneSEと、メーカー認定整備済みとなるiPhone6s Plusの購入をする時には、機種変更対象店舗よりも更にショップ数が少ない実情も頭に入れておかなければならない。特にメーカー認定済みのiPhone端末については、全国でたったの9店舗(2018年10月11日現在)での取り扱いとなる。
また機種によってはWEB申込みよりも7,000円以上高値での販売となることから、楽天モバイルでiPhoneへの機種変更を安くスピーディーにおこなうなら、店頭よりも自宅でネット手続きをした方がメリットも大きいと捉えた方が良いかもしれない。
楽天モバイルのおすすめキャンペーン3 お友達紹介キャンペーン
https://mobile.rakuten.co.jp/campaign/friend_referral/?l-id=campaign_pc_campaign_0901_friend_referral機種変更時の頭金としても使える楽天スーパーポイントは、友人や家族を楽天モバイルに紹介することで効率よく貯められる。
1人の紹介で最大3,000ポイント
このキャンペーンで紹介した相手が通話SIM+スーパーホーダイに加入してくれた場合、紹介した人には3,000ポイントがプレゼントされる。これに対してあまりスマホを使わない方々に多く選択される組み合わせプランに加入した時には、紹介者側に2,000ポイントが入る仕組みだ。
ちなみにこのキャンペーンでは最大5人まで紹介できる形となっているため、全ての友人や家族がスーパーホーダイに加入してくれれば、最大で15,000ものポイントを貯められると捉えて良いだろう。
紹介された側にもポイントプレゼント
家族や友人といった楽天モバイルの新規契約者にもポイントが付与されるこのキャンペーンは、初めてMVNOを使う方々を誘いやすい内容となっている。紹介された側がスーパーホーダイ+通話SIMに申し込んだ場合、楽天モバイルから1,500ポイントがもらえる形となる。
またこうした人達がショップで平日に契約手続きをおこなった場合は、更に1,000ポイントが付与される形となるようだ。
楽天モバイルのおすすめキャンペーン4 2年間ずっと500円割引
https://mobile.rakuten.co.jp/campaign/change_your_plan/?l-id=campaign_pc_campaign_0901_change_your_plan機種変更をおこなうタイミングでプラン変えたいと考えている人には、スーパーホーダイへのプラン変更を条件としたこのキャンペーンの活用がおすすめとなる。2018年7月25日に始まったこのイベントは、2018年10月11日時点で終了日未定となっている。
2年間続く2つの会員割
このキャンペーンを活用して機種変更時のプラン変更をおこなうと、楽天会員であれば月額基本料金から2年間ずっと500円の割引が入る形となる。
これに対してダイヤモンド会員の場合は、前述の500円に加えて1年目の対象月のみ更に500円の割引がされる仕組みとなるようだ。こうした形でスーパーホーダイに加入するだけでトータル1,000円もの割引の入るこのイベントは、月々の支払いに機種代金が加わることを懸念する方々にとってもありがたい内容となるだろう。
新プラン適用の初月特典は他にもある
このキャンペーンを使ってスーパーホーダイに加入すると、初月はプランSと同額の料金で楽天モバイルの回線を使える。また初月のみは最大で24GBまで使える形となるため、機種変更で入手した新しいスマホを使ってアプリのダウンロードや動画視聴などを楽しんでみるのもおすすめとなるだろう。
楽天モバイルのおすすめキャンペーン5 楽天スーパーポイントでiPhone買取
https://mobile.rakuten.co.jp/fee/option/buyback/?l-id=campaign_pc_campaign_1004_option_buyback安くお得な機種変更を目指すiPhoneユーザには、楽天モバイルの端末買取サービスの活用もおすすめだ。このシステムを使って不要なiPhoneを買取に出すと、iPhone7なら最大で23,400ポイント、iPhone6s Plusであれば最大16,200ポイントがもらえる形となる。
買取方法は2種類
このサービスによるiPhoneの買取は、機種変更と同じようにWEBもしくは楽天モバイルのショップでおこなう形となる。WEBから申し込みをした場合、自宅に届いた封筒にiPhoneを入れて発送するだけで良い。
これに対してその場で買取のできる楽天モバイルショップでの手続きは、2018年10月時点で全国7つの店舗のみの対応となっているため、注意が必要だ。また買取対応ショップでの最終手続き開始時間は、19時までとなる。
誰でも利用可能な端末買取りサービス
ちなみにこのサービスは、楽天モバイルの契約者であれば誰でも利用可能となっている。そのため、楽天モバイルでの新規契約前に使っていた古いiPhoneなどがあれば、機種変更のタイミング以外であっても、メンバーズステーションのトップページから申し込みができる形だ。
こうした形で機種変更の時期とは無関係に手続きのできるこのシステムは、不要なiPhoneに対して「楽天モバイルでの端末買取か?一般の中古スマホ買取店に売却するか?」を検討中の方々にも利用しやすい存在となるだろう。
端末買取サービスにおける注意点
買取完了月の翌月末までに付与されるポイントは、機種変更の頭金として使うことはできない。ただしiPhoneの買い取りによって得た楽天スーパーポイントは、月々の支払いや楽天市場でのショッピングに活用できる。
また大手キャリアのような長期間の縛りのない楽天モバイルの場合、端末買取サービスで得たポイントを次の機種変更に利用するのも十分に可能と捉えて良さそうだ。
まとめ
大手キャリア会社とは大きく異なる考え方で手続きのできる楽天モバイルは、初めて機種変更をする方々でも戸惑うことなく申し込みへと進みやすいMVNOブランドとなる。しかし期間限定キャンペーンが定期的に開催される楽天モバイルの場合、自分の欲しいスマホに割引特典がついたタイミングで手続きへと進む勇気も、安くお得な機種変更には必要不可欠となるだろう。