アキュラ(ACURA)は、本田技研工業がアメリカ、カナダを中心に展開している自動車ブランドである。
2013 Acura TSX / Stradablog
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高級車の販売を展開するアキュラ
ホンダのプレミアムグレードという位置付けで、高級車を中心に販売している。最初に発売されたのは、インテグラとレジェンド。
そのインテグラが大ヒットし、その後もスポーティータイプのセダンやSUVを、現地で生産・販売している。
人気シリーズの買取価格相場
日本への導入計画もあったが実現には至っておらず、逆輸入の形で入ってきているが、数が少なく希少なブランドである。人気車種の参考買取価格を紹介しよう。
アキュラ・NSX
非常に人気のあるスポーツカー。2005年に初代の製造が終了されてから11年たち、満を持しての2代目が発表されている。
ホンダがフェラーリ328を参考に開発し、研究に研究をかさねた結果、世界初のオールアルミ製軽量高剛性ボディーの製造を成功させた。
生産中止してからも根強い人気
生産中止してからも高い人気を保ち続け、1990年前後に作られた初期モデルも、状態の良いものは、現在もなお高額で取引されている。製造から20年以上たっていても、1千万円以上で売られている中古車もあるほどの人気車種である。
・ベースグレード(フォーミュラーレッド)255万円
・前後オーバーフェンダー 19AQW(レッド)230万円
・ベースグレード(ブラック)160万円
・ベースグレード オーバーホール済み(フォーミュラーレッド)158万円
アキュラ・MDX
7人乗りの大型クロスオーバーSUV。レクサスのRXに対抗して発売されたモデルである。初代は動物のサイをイメージしてデザインされている。
2017年型モデル
そして、発表されている2017年型モデルは、よりシャープで高級感のあるデザインへと進化した。
3.0リッターV型6気筒エンジンと7速デュアルクラッチ式トランスミッションを搭載し、走行性能だけでなく、安全支援機能も充実している期待の新型車だ。ハイブリッド車も用意されている。
・3.7 AWD パワーリフトゲート(ブラック)135万円
・3.7 4WD サンルーフ(ブラック)131万円
・3.7 テクノロジーパッケージ 4WD(グレー)105万円
・3.7 スポーツパッケージ(ブラック)98万円
・3.5 ツーリング 4WD(ブラック)40万円
アキュラ・TL
ビガーというセダンに代わって1995年に発売された、人気の高い4ドアセダン。
日本でも、ホンダブランドでインスパイア、セイバーとして販売された車である。2015年からは、同じセダンのTSXと統合し、TLXとして販売されている。
モデルチェンジを経てよりパワフルに
初代TLは日本で製造されたが、その後はアメリカの現地工場で作られている。
3回のフルモデルチェンジを経てサイズがアップし、デザインもより先進的になった。エンジンのパワーがアップし、坂道発進時に車が後退しないよう制御するヒルスタートアシストも搭載された。
・SH-AWD テクノロジーパッケージ(ブラック)116万円
・SH-AWD テクノロジーパッケージ(ホワイト)110万円
・ベースグレード(ブラック)77万円
カスタマイズカーの売却方法
NSXは人気スポーツカーのため、エアロパーツやマフラーなどのカスタムパーツがそろっており、カスタマイズされている車も多い。
注意すべきカスタマイズ
ただし、社外パーツに取り替えている場合は、そのぶん高く買い取ってもらえるとは限らず、むしろ減額されることの方が多い。内装の色などを変えている場合は、特に減額される傾向があるので注意したい。
社外パーツは純正パーツに戻しておこう
もし可能なら、社外パーツは純正パーツに戻し、カスタムパーツはカスタムパーツ専門店やオークションなどで売却することをおすすめする。
ただ、オーディオやカーナビなどは取り外しも容易ではなく、素人が無理に試みると逆に傷をつけたりする可能性が高いので、難しければそのまま売りに出した方が無難だ。
必ず買取価格比較をしよう
アキュラはアメリカなどからの逆輸入車なので、アメ車を中心に取り扱っている業者でも積極的に買い取っているが、大手買取業者などの一般の店でも問題なく買い取ってもらえる車種である。
しかしながら、希少なブランドのため、業者により買取価格差が大きくなる可能性が考えられるので、売却時にはできるだけ多くの店で査定してもらい、最高額を提示した業者に売却するのが良いだろう。
普通車に比べて高級車は価格の幅が大きいので、少し手間でも買取価格比較は必ず行うようにしよう。
大切に乗ってきたことのアピールは重要
初代NSXなどは、こまめにメンテナンスをして大切に乗っているという方も多いだろう。中古市場に出ているNSXの中には、25年間一度も雨天で乗ったことのない中古車もあるほどである。
低年式であっても、丁寧に乗っていて状態の良い人気車種は高く買い取ってもらえるので、大切に乗っているということはアピールしておこう。
綺麗に洗車をして、整備点検記録などをきちんと揃え、少しでも高く売れるように準備をしてから査定に出すと良いだろう。
車を売るときに必要な書類
車の種類や状態によって異なる場合があるが、普通自動車の一般的な必要書類についてまとめたので参考にしてほしい。
1.自動車検査証(現住所、氏名を確認)
2.印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの2通)
3.自賠責保険証明書
4.自動車納税証明書(有効期限を確認)
5.実印
6.振り込み口座(メモなど)
7.リサイクル券(預託済みの場合)
8.住民票(住所変更が1度あった場合)
9.戸籍の附票または住民票の除票(住所変更を複数回経た場合)
10.戸籍謄本(結婚などで性が変わっている場合)
上記のほかに「譲渡証明書」「委任状」も店舗で作成する。