ドンカーブート(Donkervoort Automobielen B.V.)は、オランダの自動車メーカーである。
世界的に有名な人気車、ロータス・セブンの輸入販売会社としてスタートし、その後は自社でレプリカを製造。
現在は、ロータス・セブンをさらに進化させた車を生産している。
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現行モデルD8 GTO
セブンの現代版といった雰囲気のデザインが特徴のドンカーブートD8 GTO。
軽重量でハイスペックな車体
アウディ製2.5リッター 直列5気筒ターボエンジン「TFSI」を搭載している。
ABSや横滑り防止装置などの電子式車体制御システムを装備しておらず、車重はわずか700kg。
最高出力 380ps、最大トルク 45.9kgm、最高速度255km/時、0-100km/h加速は3.0秒という、ハイスペックな車である。
限定生産の新型モデル
2016年には、さらに進化した新型モデルD8 GTO-RSが発表されている。
価格は1800万円以上と高額だ。限定生産だが、瞬く間に予約が入ったと言われている。
レースで好成績をおさめたD8GT
ドンカーブートD8GTは、ドバイ24時間耐久レースで初優勝するなどの記録を出している。
余計な機能をすべて外し、走行性能を高めることに注力して開発された車だ。妥協することなく開発し続けた成果が表れたと言えるだろう。
また、この優勝を記念した限定車「24Hオブ・ドバイ・スペシャルエディション」も発売されている。
レース仕様車に近い、軽量、高性能モデルで、10台限定生産であったがあっという間に完売した。
日本への輸入と中古車買取価格相場
ドンカーブートは、新車の定価1000万円以上の高級車であり、限定生産の人気車であることから、D8など新しい車のヨーロッパでの買取価格は200万円など、比較的高額で買い取られている例がある。
日本にはほとんど輸入されておらず、相場がない状態であるが、1980年代の終わりから1890年代に製造されたS8は現在も数台存在しており、状態にもよるが、買取価格は約40万円前後で買い取られていると予想される。
S8より新しいD8の買取価格はもっと高額になるだろう。
希少な車を高く売る方法
ドンカーブートを少しでも高額で売却するにはどのようにすれば良いか、その査定ポイントなどを紹介する。
正しく動くことが重要
特殊な車や年代物の車など、メンテナンスが容易とは言えず、維持に覚悟が必要な車は、調子が良いかどうか、すぐに走れる状態かどうかが査定時には重視される。
根強い人気のあるS8など、製造から数十年たっているような車の場合はなおさら、車の状態は重大なチェック項目である。
ドンカーブートを良い状態で維持して高く売るためには、車に関する知識を身につけ、日頃からこまめにメンテナンスをしておきたい。
ワンオーナー車は高く売れる
新車で購入してそのまま所有者が変わっていないワンオーナー車は、中古車市場で人気があり、高めに査定してもらえる傾向がある。
購入時からの記録がきちんと残っていることが条件ではあるが、修理歴などがはっきりしているということは次の購入者が安心して買えるため、評価が上がるのである。
オートオークションでもワンオーナー車は人気
多くの中古車業者が集まり車が売買されるオートオークションでも、条件の良いワンオーナー車は人気があり、会場によってはワンオーナー車のみが出品できることもある。全体的に、一般に比べると高めの金額で落札されている。
ワンオーナー車として認めてもらうためには、書類など必要なものがそろっていて、良い状態であることが条件になる。紛失しないよう、きちんと保管しておこう。
持ち込み査定の前に相場を調べよう
車の査定というと、ディーラーや買取業者に車を持って行って査定してもらうというのが一般的だが、最初に提示された金額でそのまま売却してしまうと損をする可能性があるので注意したい。
高く買い取ってもらうためには、店を訪れる前に、まず相場を調べておくと良いだろう。
相場を把握しておけば、提示された査定額が妥当かどうかを判断し、金額交渉をするときにも、その交渉を有利に運べるのである。
一括査定の注意点
相場を調べる手軽な方法として挙げられるのは、インターネットの一括査定である。
Webサイトで車についての情報を入力すると、いくつかの業者から概算の査定額が届く。多くの場合、その後業者に自宅まで出張査定に来てもらい、正式な査定額が提示される。
手軽に利用でき、高めに査定してもらえる一括査定
依頼をすると、業者から出張査定の予約のための電話がかかってくる場合が多い。
複数業者から立て続けに電話がかかってきて少し大変な面もあるが、一社一社に見積もり依頼をするより手軽であり、また、他社と比較されているため、少し高めに査定してもらえるというメリットもある。
売却業者の決定は慎重に
ただし、出張査定後にすぐに売却せず、他社の査定額を確認してから決断するようにしたい。
流れでそのまま売ってしまい、損をするということのないよう、買取業者の決定は慎重に進めていくことが大切である