メルセデスAMG（Mercedes-AMG）は、メルセデス・ベンツ（Mercedes-Benz）のサブブランドである。
1967年に誕生したAMGは、ラリーカーなどのエンジン設計やチューニングを行う会社として設立され、その後様々なレースで記録を残した有名チューナーであった。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク！」と「magi」の紹介も含まれています。
メルセデスAMGとは
創立者はハンス・ヴェルナー・アウフレヒト（Hans Werner Aufrecht）氏とエアハルト・メルヒャー（Erhard Melcher）氏。共に、当時のダイムラー・ベンツの技術者だった。
AMGは、メルセデス・ベンツのチューニングや部品供給を行っており、チューンドカーとして「300SL AMG」などを販売していた。
1999年に当時のダイムラー・クライスラーに買収された後もAMGブランドで販売されていたが、2014年に「メルセデスAMG」ブランドでの販売が開始された。
人気車種の買取価格相場
査定前におおよその買取価格を調べておこう。メルセデスAMGは、メルセデス・ベンツの最上位スポーツタイプモデルという位置付けで販売されている。
非常に高性能で、中古車でも1千万円以上で販売されることもめずらしくない。実際の査定額は車の状態により異なるが、目安となる金額を紹介する。
メルセデスAMG GLE
メルセデス・ベンツのクロスオーバーSUV「Mクラス」の後継として発売されたGLEクラスは、アメリカを一番のターゲットとして開発された車である。
＜特徴＞
5.5リッター DOHC V型8気筒ツインターボエンジンモデルや、3.0リッター DOHC V型6気筒ターボエンジンモデルなどから選ぶことができる。
オフロードを走る人には、オフロードパッケージも用意されている。
＜買取価格＞
●GLE63 S 5500cc（ホワイト）470万円
●GLE43 3000cc ナイトパッケージ（ブラック）340万円
●GLE43 3000cc（ホワイト）330万円
●GLE43 3000cc（レッド）320万円
メルセデスAMG GLA
メルセデス・ベンツのAクラスは、ベンツのベースグレードにあたる。
＜特徴＞
メルセデスAMG GLA45は、2リッター直列4気筒ターボエンジンを積んでおり、最高出力は360ps/6000rpm、最大トルクは450Nm/1450～4500rpm。GLA45の「45」は、最大トルクの45からつけられている。
＜買取価格＞
●GLA45 アドバンストパッケージ（ブラック）240万円
●GLA45（シルバー）220万円
●GLA45（ブラック）220万円
●GLA45 アドバンストパッケージ（ブラック）220万円
●GLA45 Edition1（ブラック）190万円
メルセデスAMG GT
メルセデスAMGには、SLSというスーパーカーがある。2シーターのスポーツカーであるメルセデスGTは、SLSとはまた違った層をターゲットに開発されている。
＜特徴＞
抜群の安定感と機敏な動きが特徴で、予想以上に乗りやすいという評価が多い。
一般ドライバーが乗るスポーツカーとしては非常にスペックの高い車だ。
＜買取価格＞
●GTS Edition1 カーボンファイバールーフ（ホワイト）570万円
●GTS インテリアカーボンパッケージ（ホワイト）550万円
●GTS（ブラック）550万円
●GTS ダイナミックパッケージ（イエロー）520万円
●GTS クロームパッケージ ダイナミックパッケージ（イエロー）520万円
高級中古車の査定ポイント
メルセデス・ベンツやAMGなどの高級車を査定する際にチェックされるポイントを挙げておく。
少しでも高く売れるよう、準備をしてから査定に出そう。
車種、グレード、カラー
人気車種や人気グレード、人気カラーの車は、需要があり回転が早いため、高額査定傾向である。逆に、人気のあまり高くない車種は、査定額が少し下がってしまう場合がある。
AMGは非常に人気があるため、どの車種も高額で買い取られていることが多い。
また、オプションパッケージを装備している車はさらに高額査定されている。
エンジンや足回り、タイヤの状態、車体の状態
高級車であるメルセデスAMGは、走行性能に問題があると大幅に査定額がダウンする傾向がある。
また、タイヤの溝がなくなっていたり、目立つ傷や凹みなどがあると減額されやすいので注意しよう。
車内の汚れ
シートのシミや、車内に臭いがあるとマイナス査定される場合がある。気になる箇所があれば、できる範囲で自分で清掃しておこう。
タバコを吸っている場合や、犬などを車に乗せている場合は特に注意が必要だ。
車検と買取価格の関係
車検の残り期間が1年以上ある車はプラス査定されることが多いが、それより短い場合は査定額には反映されない。
逆に、車検まで日がない場合でも大幅なマイナスがあるわけではないので、車検のことはそれほど気にしなくても良いだろう。
ただし、車検が切れてしまっていると、買取店への輸送費などがかかることがあるので、できれば車検が切れる前に売却する方が良いだろう。
