COACH(コーチ)は、1941年にアメリカはニューヨークで創業された高級皮革製品を販売するメーカーであり、そのブランドを意味する。今年(2017年)の10月31日付で、社名がタペストリー(tapestry)に変更されたが、「コーチ」の名称はそのままブランド名として使用されている。ここでは、コーチのバッグ製品の品番とその調べ方、さらには命名規則について説明していく。
ちなみに、コーチでは「型番」という言葉は使われておらず、すべて「品番」として記載されている。コーチにおける「品番」は商品を特定するリファレンスナンバーであり、その役割は「型番」と同等である。なので、当記事でも「品番」という名称を使用していく。なおコーチの製品の名称や品番については、コーチの日本版公式オンラインストアに記載のものを参照した。
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コーチのバッグ製品の品番について
コーチのバッグ製品は、製品毎に必ず「品番」が付与されている。公式ストアを見ていれば各製品毎に「品番」として5ケタの数字が書かれていることに気付くはずだ。ショップでは各製品についている商品タグに、必ず品番が記載されているはずである。
女性向けバッグ製品のモデル名称と品番
ひと口にコーチのバッグと言っても、その製品には女性向けもあれば男性向けもあり、特に女性向けはその種類やデザイン、カラーは多種多様に展開している。まずは女性向けバッグの各コレクションからランダムにピックアップしたモデルと、その品番について見ていこう。
<バンディット>
使い勝手の良いホーボースタイルのバッグのコレクション。
- ●バンディット ホーボー カラーブロック:21046
- ヘザーグレー:BPHGR
- ●バンディット ホーボー ナチュラル ペブル レザー:87363
- ブラック:BPBLK / ビーチウッド:BPEQO / オックスブラッド:BPL6N
<ローグ>
自由な精神、反抗心、夢多き若者にインスピレーションを得て名付けられたコレクション。収容力の高いバッグが多い。
- ●ローグ ウィズ キルティング アンド リベット:22809
- ブラック:BPBLK / ヘザーグレー:BPHGR / オックスブラッド:OLOXB
- ●ローグ 25 グラブタン ペブル レザー:54536
- ブラック:BPBLK / プリムローズ:BPMP8 /チョーク:OLCHK / ダークデニム:OLL6I
<サドルバッグ>
プレーンなデザインのショルダーバッグ。ユーティリティ性が高く常に人気のアイテム。
- ●サドル 23 グラブタン レザー ウィズ スネーク コーチ リンク ストラップ:21760
- バイオレットマルチ:BPVIL
<ディンキー>
1973 年に発表された「小さな万能バッグ」。クロスボディでもクラッチとしても使えるミニマルなデザインが魅力。
- ●ディンキー ウィズ キルティング:22729
- ブラック:BPBLK / ヘザーグレー:BPHGR /プリムローズ:BPMP8 / オックスブラッド:OLOXB
- ●ディンキー:24094
- ユーティリティ:BPBH4 / ライトサドル:BPLQD
<イーディー>
ソフトでゆったりとしたシルエットが特徴。バッグから取り出したいアイテムが すぐに見つかる。
- ●イーディー ショルダー バッグ 28 ポリッシュド ペブル レザー:57124
- ダスティローズ:DKDRO / ライトゴールド・ブラック:LIBLK / ライトゴールド・ネイビー:LINAV / ライトゴールド・オックスブラッド:LIOXB / シルバー・ストーン:SV/ST
- ●イーディー ショルダー バッグ 28 ウィズ コーチ リンク ディテール:25005
- チョーク:DKCHK / ヘザーグレー:BPHGR / ライトゴールド・ブラック:LIBLK
<スワッガー>
ダブルターンロックを特徴とするバッグコレクション。大小さまざまなサイズラインナップがある。
- ●コーチ スワッガー ショルダー バッグ 20 グラブタン レザー:18858
- ブラック・オックスブロッド:DKC1A / メロン:DKM8J / ダークターコイズブラック:DKMHH / ストーン:DKSTN
- ●コーチ ダブル スワッガー:25831
- フラックスマルチ:BPN1G
各コレクションとも、モデル名はその形や素材、あるいは特徴がある程度は表現されている。コレクションの特徴さえつかんでいれば、モデル名によって実物の予想はある程度はつきそうだ。ただし、女性向けバッグ製品は上記コレクションに入らないモデルもある。また、モデル名に入っている2ケタの数字は、製品の横幅を示している。「ローグ25」なら横幅は25cmである。一方でその品番の数字はコレクション毎の規則性は特にない。
また、同じ「ローグ」という名称がついていても、そのデザインで品番の数字も大きく変わっている。カラーバリエーションの品番は英数字で表現されている。特徴的なのは、同じ色名でもその品番が変わっている場合もあり、なぜそのような文字の配列なのかは不明だ。
男性向けバッグ製品のモデル名称と品番
次に男性向けバッグのラインナップの中からピックアップしたモデル名称と品番を記載する。コーチの男性向けバッグ製品は、女性向けのようなコレクションで分類はしておらず、その目的やバッグの形に応じた分類になっている。
<ビジネスバッグ/ブリーフケース>
- ●ローグ ブリーフ:11647
- ライトサドル:JILQD / ダークオリーブ:JIMEV / ヘザーグレー:JIMMV / ブラック:LHBLK / チョーク・ダークシエナ:LHM9O
- ●メトロポリタン ソフト ブリーフ スポーツ カーフ レザー:72266
- ダークサドル・ブラック:QBFD2
<トートバッグ/ダッフルバッグ>
- ●ゴッサム トート グラブ カーフ レザー:58913
- ブラック・マリーゴールド:LHMDI
- ●エクスプローラー バッグ 52 ペブル レザー:59440
- ブラック:QB/BK
<メッセンジャーバッグ>
- ●マンハッタン コンバーチブル スリム メッセンジャー:11039
- ブラック:QB/BK
- ●サドル 33 バーニッシュド グラブタン レザー:11108
- ガンメタル/ヘザーグレー:GMHGR
<バックパック/スリングパック>
- ●ゴッサム バックパック バーニッシュド グラブタン レザー:11106
- ヘザーグレー・ブラック:JIMDB
- ●マンハッタン スリング パック スポーツ カーフ レザー:72096
- ミッドナイト・ブラック:QBEFU / ダークサドル・ブラック:QBFD2
男性向け用のモデル名はその用途に関係なく、デザインテイストを表したものになっており、同じモデル名を持つショルダーやバッグパックが存在することになる。ただし、女性向けと同じモデル名のバッグは、大きさは違えど男女ともにデザイン形状は同様である。
また、男性向けでもモデル名に2ケタの数字が含まれたら、それは横幅を示している。単位はcmで、もちろん女性向けと同様だ。品番の数字には、5ケタの数字という以外、やはり規則性は見られない。上記で同じ「マンハッタン」というモデル名でも、その品番は大きく異なっている。
コーチバッグ製品のモデル名と品番の特徴
前章で見てきたコーチのバッグ製品のモデル名と品番の特徴をまとめる。
モデル名である程度の形と素材は予想可能
コーチのバッグ製品のモデル名は、その製品によっては形状や特徴を長々と説明しているものもあり、女性向けモデルの場合には、6つのコレクションの特徴さえ知っていれば、素材や形状はある程度の予想がつけられるモデル名となっている。ただし、男性向けモデルのシリーズモデル名は、デザインテイストを意味しているため、その用途や形状を表す言葉がモデル名の中に必ず盛り込まれている。
モデル名にある2ケタの数字は横幅を示す
モデル名に2ケタの数字が入っていたら、それは当該製品の横幅を示している。男女共通の特徴で、単位はcm。横幅の数字がモデル名に入ることで、製品のだいたいの大きさが想像できる。一方で数字が入っていないモデルに関しては、基本的にはそのモデルの標準的な大きさであるということを示していると思われる。
大切に保存しておくべき5ケタ数字の品番
コーチのバッグ製品の品番は、男女ともに5ケタの数字で示される。その数字にはモデル毎の特徴などは特に見当たらず、欲しい製品があった場合には覚えておくしかない。また購入した製品がある場合には、買取査定を業者に依頼する際に必要になってくるので、商品タグや保証書に記載されている品番をなくさないよう、保存しておくことをおすすめする。もちろん、複雑な色名とその品番も保存しておくにこしたことはない。
色名は複雑な品番ではなく色名で確認を
バッグ製品の色名は商品を探す際に大切な要素となる。製品を特定する際に、品番は大切な要素となるが、英数字で構成される色の品番は覚えておくにこしたことはないものの、中古ショップなどではあまり表示されていない。それよりも、色名のほうが表示されており、こちらを覚えておいたほうが製品の特定もしやすいと思われる。
特に、製品の色名に出てくる「オックスブラッド」や「ユーティリティー」、あるいは「ライトサドル」といった色の名称から、果たしてそれがどんな色かは想像しがたいものがあるので、注意して確認しておきたいところだ。
高く売るには
バッグを買取に出そうと考えている方にぜひ参考にして欲しいのが高く売るコツ。以下ではいくつかのコツを紹介していくので、査定額をアップさせよう。
新しいうちに売る
高い金額のお金を払ったものの、あまり使っていないようであれば売ってしまうことがおすすめ。状態が良いうちに売ることももちろん、ブランドにも流行があるため、流行っているうちに買取に出すと高い査定額が期待できるのだ。何年も前のモデルのバッグはやはり需要が下がってしまい、近年のモデルは中古でも購入したい人が多くいるため需要が高くなる。
バッグのメンテナンスをする
査定前はしっかりと掃除、またはメンテナンスを行うことが重要である。乾いた布を使い、ホコリや汚れを取り除いたり、革の製品の場合は素材専用のクリーナーを使用したりするだけで見栄えがグッと上がる。タバコなどの臭いもチェックされるため、心配であれば日影で1日干し臭いの対策をすると良いでしょう。干した後は市販の防臭・防カビ剤などをバッグの中に入れ、保管するとより匂いが残りにくくなる。
底や側面も欠けていないかをチェックし、ほつれがないか確認しよう。ほつれてしまっている場合は修理に出さずそのままにしておく方が良いでしょう。なぜなら、修理の費用がかかってしまい買取をしてもらうはずが損をしてしまう可能性があるからだ。 ナイロンやキャンバス生地のホコリには掃除機で吸い取ると手早くお手入れができるため、掃除機を使うこともおすすめだ。
付属品をつける
購入した時に付いてきた保存用の袋、ギャランティーカード、保存用のボックスをしっかり揃え、バッグと一緒に売ると査定額が上がる。
オークションを使う
買取ショップでバッグを売るよりも、ネットオークションに出品した方が実は高く売れる。買い取りショップや質屋は、中古のブランドバッグの市場価格が下がると見越し買い取り額を設定している。具体的に言うと相場5万円のバッグを買い取りショップで売ると2~3万円ほどしか提示されない可能性が高いのだ。
一方でネットオークションに出品をすると、現在の中古バッグの相場がそのまま入札価格になるため、その時点で買取ショップに売るよりも確実に買取額が増える。ただし、汚れ、傷、購入した時期などは説明欄にしっかり記載しておこう。購入者はその条件に納得した上で値段をつけるので、なるべく正直書いた方がトラブルが防げるでしょう。
どうしても買取店が良い場合
ネットオークションにはデメリットもあり、それは手間がかかってしまうことである。商品の写真を撮りパソコンに取り込んだり、説明も詳しく書いたり、オークションサイトの会員登録をしたり、自分で包装をしなければならなかったりと、大変面倒な作業が多い。またオークションサイトによっては月々の会費があるところや、手数料がかかってしまうところもある。落札者が決まると配送手続きをし、その落札者と商品が届くまでしっかりやりとりをする必要も出てくる。
この手間がストレスと感じる人は、気軽に買取できる買取ショップの方がおすすめである。直接お店に持ち込めるが時間がない人は商品を梱包し、ショップ宛てに送るだけで査定額を出してくれたり、査定価格に納得すればすぐにお金も振り込んでもらえるとても便利なシステムがある。やっぱり売りたくないと思った場合も、しっかり返送をしてもらえる。もちろん、このやりとりの際に発生する送料は全て買取店負担である。
買取店に買い取ってもらうのが便利だが、オークションは店舗を持たない、店舗の賃貸料や人件費がかかっていないため高額で買取ができる。
これらのメリットやデメリットを踏まえ、自分に合う買取方法を見極めるのが重要になってくる。
おすすめ買取店
ここまでコーチのバッグ製品の品番や特徴について解説してきたが、こちらではコーチのバッグ製品の買取におすすめの業者を紹介していく。業者選びに迷っている人は、ぜひ参考にしていただきたい。
BEEGLE総合買取
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
BEEGLE総合買取では、COACHなどのブランドバッグを買取している。「どこよりも高く」をモットーとしており、創立23年の高い鑑定力、相場把握の徹底、自社の豊富な販売ルートにより、BEEGLE総合買取ならではの高価買取を実現している。COACHの買取実績も多数確認できたので、経験豊富なプロの目でしっかり査定してくれるだろう。
買取方法は宅配・店頭・出張買取の3つで対応している。手間をかけずに売却したい方におすすめな宅配買取は、全国対応で送料無料。宅配キットも無料で送ってくれるので、届いたダンボールに商品を詰めて送るだけで完結できる手軽さが魅力だ。また、自分で梱包材を用意できる方は着払いで送ることも可能である。LINEやメールで事前査定ができるので、とりあえず査定額が知りたいという方も気軽に査定依頼してみよう。
まとめ
コーチのバッグ製品のモデル名称は、形状や素材がある程度は含まれていて、モデル名から製品を想像しやすいものになっている。さらに2ケタの数字が入っていると、その製品の横幅のサイズがわかるという便利な機能もある。
一方で素材名や特徴が入るのはいいが、長すぎて覚えていられないというデメリットもあり、やはりコーチのバッグ製品を探す際に、5ケタ数字の品番は大切な要素となることは間違いない。コーチの公式サイトや、コーチ製品を販売するサイトに、その品番は必ず記載されているので、欲しい商品をネットで見つけた際には、モデル名だけでなく、品番や色名を必ずチェックしておこう。
また買取査定に出すときや、フリマに出品するときに、製品を特定するためにも品番は大切な要素となる。購入したコーチ製品には、商品タグや保証書に必ず品番が記されているので、紛失しないようしっかり保存しておきたいところだ。