スマートフォン(スマホ)よりも美しい写真を撮影することができるデジタルカメラ。食べ物の写真や人物の写真、風景の写真など、一度デジタルカメラで撮影するとその違いに驚くはず。より美しい写真を撮影したいと、デジタルカメラの購入を検討している方も多いのではないだろうか。
デジタルカメラの種類や選び方、人気のメーカーなどをチェックしてみよう。さらに、安く購入するにはアウトレットと中古品、どちらの方がおすすめなのかもご紹介する。
LUMIX GF3+45-175mm電動ズームレンズ / uka0310
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デジタルカメラの種類
一口にデジタルカメラと言っても、その種類は非常に豊富である。まずは人気の3種類の違いについて確認してみよう。
コンパクトデジタルカメラ
デジタルカメラの代名詞とも言えるコンパクトデジタルカメラ。とにかく小さいものが多く、持ち運びも非常に便利である。レンズを買い換えたりする必要もなく、最低限の価格で最大限までカメラでの本格的な撮影を楽しむことができる。価格が安いものも多く、手軽にカメラを始めた方におすすめだ。
一方で、かなりの高画質を求める方には物足りないと言えるだろう。最近では、コンパクトデジタルカメラ並みの画質のスマホカメラもある。また、レンズを取り替えることができないので、もっと本格的に様々な写真撮影を楽しみたいという方にも不向きである。
プロのような美しい写真を撮影するというよりかは、思い出をいつでもどこでもカメラに残したい、スマホよりももう少しこだわった写真を撮影したいという方におすすめだ。
デジタル一眼レフカメラ
プロのカメラマンも愛用しているのがデジタル一眼レフカメラである。センサーサイズが大きく、高画質な写真を撮影することができる。暗いところ、速く動くもの、背景をぼかす、人物を美しく写すなどの特徴があり、色味を忠実に再現することも可能だ。
カメラによって様々な機能があり、自分であれこれカスタマイズをして楽しむことができるが、レンズの焦点を自分で合わせる必要があり、最初は少し大変かもしれない。
デジタル一眼レフカメラのデメリットとしては、価格が高いという面がある。エントリーモデルでも数万円するものが通常であり、さらにレンズも取り替えが可能なので、自分の理想の写真を撮影するには別途レンズ代も必要である。
また、サイズがかなり大きいので持ち運びが不便という一面も。デジタル一眼レフカメラ用のバッグなどを持たなければならない。
ミラーレス一眼カメラ
ミラーレス一眼カメラは、カメラ内部に鏡やファインダーを内蔵していないカメラのことである。コンパクトデジタルカメラのように小さく持ち運びやすいものの、デジタル一眼レフカメラのようにレンズを取り替えて様々な写真を楽しむことができるという、双方のメリットをかけあわせたようなものになっている。
さらに、コンパクトデジタルカメラよりも高画質で、十分に美しい写真を撮影することが可能だ。レンズを除けば非常に軽く、持ち運びや長時間の撮影にも便利。
デメリットとしては、価格が高いという点がある。デジタル一眼レフカメラと大差ない価格で販売されているようなモデルもあり、それならデジタル一眼レフカメラの方が本格的に楽しめそうと感じる方も多いだろう。機能性もコンパクトなシルエットも両方ほしいという方には、ミラーレス一眼レフカメラがおすすめと言える。
どうやって選ぶ?
デジタルカメラを選ぶ際は、何を基準にして選べばいいのだろうか。それぞれのポイント別に、どのようなデジタルカメラを選ぶべきなのかをご紹介していこう。
画質
まず、デジタルカメラを選ぶ際に重要となるのが画質だ。前述の通り、近年では安価なデジタルカメラよりも高画質なカメラを搭載しているスマホも多数登場している。これらにも負けないくらいのデジタルカメラでなければ、購入しても満足のいく写真は撮影できなくなってしまうだろう。
カメラの画質をチェックする際には、開放F値というものをチェックしてみよう。この開放F値が低ければ低いほど、多くの光を取り込み美しい写真を撮影することができる。光を多く集めて撮影をするには、この開放F値を下げる、またシャッタースピードを低くする必要がある。
その他には、ISO感度を上げるという方法もあるが、シャッタースピードを遅くするとブレやすくなり、手ブレしやすい初心者や素早く動く対象を撮影したい際には不向きとなり、画質も悪くなってしまう。そのため、開放F値をより下げられるデジタルカメラの方が、より簡単に美しい写真を撮影できるようになるのだ。
また、開放F値が低いと、背景をぼかした写真も撮影しやすくなる。
価格
次に、価格で選ぶという方法もある。初心者ならできるだけ安いデジタルカメラを購入したいとお考えの方が多いだろう。
価格で選ぶなら、コンパクトデジタルカメラがおすすめだ。画質、機能性などは他のデジタルカメラには及ばないが、価格だけで考えればどの種類よりも安くデジタルカメラを購入することができる。1万円から2万円もあれば、十分に満足のいくコンパクトデジタルカメラを購入することができるだろう。
女性向け、初心者向けの可愛らしいデザインのものや、簡単に操作できるもの、連写できるものなど、使いやすい初歩的な機能を揃えているものも多い。本格的に撮影を楽しむのではなく、ちょっとした思い出作りのためのデジタルカメラがほしいという方は、コンパクトデジタルカメラをチェックしてみよう。
一眼レフカメラやミラーレスカメラの中でも安いものはあるが、レンズを別に購入しなければならなかったり、機能に満足できないものなどが多い。これらのデジタルカメラの購入を検討している方は、もう少し価格と機能の面をよく照らし合わせて考える必要がある。
機能性
デジタルカメラには、様々な機能を持ち合わせたものがある。例えば、高速のオートフォーカス機能や、超高倍速ズームなど。80倍以上ものズームができるようなデジタルカメラもあり、プロが愛用していることも多い。これらのような高機能なものは、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラに集中している。コンパクトデジタルカメラではあまり高機能なものは期待できない。
しかし、初心者の場合は、自動でピントを合わせてくれるものや、色味を調整してくれるものなどはおおいに役立つだろう。
人気のメーカー
デジタルカメラは多くのメーカーから登場している。それぞれのメーカーから登場しているデジタルカメラの特徴をチェックして、自分の目的に合うデジタルカメラを見つけていこう。
キャノン
デジタルカメラの中でも有名なメーカーがキャノンである。キャノンのデジタルカメラはどんな販売店でも取り扱っているケースが多く、アクセサリーやレンズなどの互換性のあるアイテムも購入しやすいという特徴がある。オートフォーカスが速いので、動く対象を撮影したいという方にも非常におすすめだ。
エントリーモデルも豊富で、初心者でも扱いやすいというメリットも。しかしその分、エントリーモデルは利用できる機能がかなり制限されているので注意しておこう。
ニコン
ニコンはレンズ、アクセサリーのラインナップが豊富で、自分の好みに合わせてカスタマイズしやすい。オートフォーカスの制度が高く、動物、車などを本格的に撮影したいという方にもおすすめだ。かなり実物に忠実に撮影することができるので、風景などの撮影にもぴったり。
その分、人物を美しく撮影したいという方には不向きと言える。操作が難しく、初心者にとっては扱いづらいと感じることも多いだろう。
ソニー
ソニーは世界でも最先端の技術を多数研究、開発しているメーカーだ。ミラーレス一眼カメラの中では最速のオートフォーカス機能を誇っており、さらにミラーレスの中でフルサイズ機が選べる数少ないメーカーである。本格的な機能を小型で楽しめるというのもソニーのデジタルカメラの魅力の一つだ。
一方で、ソニーは本格的な機種は豊富に揃っているものの、初心者向けのモデルが少ないというデメリットがある。低価格で写りのきれいなデジタルカメラを求めているという方には、ソニーは不向きである。
オリンパス
オリンパスのデジタルカメラは、手ぶれ補正に関しては他のメーカーより抜きん出ている。防塵防滴でどんな環境でも写真を撮影しやすく、またコンパクトで邪魔にならないという魅力も。女性が扱いやすいボタン配置などにもこだわっており、初心者でもすぐに快適に使いこなすことができるだろう。
その反面、デザイン重視のデジタルカメラが多く、本格的な写りを楽しみたい方にはやや不向きな傾向がある。シャープな写真を撮影できるが、ふんわりとした写真を撮影したい方にも不向きとなっている。
ペンタックス
風景を美しく写真に収めたいなら、ペンタックスがおすすめだ。防塵防滴機能に優れており、どんな環境でも持っていくことができる。解像度が高く、様々なシーンの景色をはっきりと写してくれる。
一方で、オートフォーカス機能の性能は低いため、動く対象を撮影するには少し不向きと言える。商品のラインナップも少なめなので、よほど欲しい機能があるという方でなければ使いにくく、選びにくいかもしれない。
アウトレットで購入しよう
デジタルカメラは高性能なものは当然高価になる。より写真を追求するためにレンズなどを買い足そうとすると、さらにその出費は大きくなるだろう。
そこで、もともとのデジタルカメラの本体を購入する費用を抑えるのがおすすめだ。デジタルカメラを安く購入する方法の一つにアウトレットがある。アウトレットは、メーカーや家電量販店などが型落ちのモデルや外箱に傷がついたものなどを特別な価格で販売しているもので、本体自体は新品のものを利用することができる。公式オンラインストアのアウトレットページや、家電量販店のアウトレットコーナーで販売されていることがあるので、チェックしてみよう。
アウトレットのメリット
アウトレットは、新品のものを定価よりも安く購入できるというメリットがある。正規店から購入するので、メーカー保証などもしっかり受けられる。楽天、Amazonなどの独自のセール、キャンペーンを行っているサイトから購入すれば、時期によってはさらに値引きされた金額で購入することが可能になる。
アウトレットのデメリット
アウトレットは、あまり数が出回らないことがデメリットの一つである。公式オンラインストアをチェックしてみても、アウトレットページがなかったり一件も出品されていないということはよくある。常にチェックしておかないとすぐに売り切れてしまい、ほしいときにすぐ購入することができないというのがデメリットだ。
中古品を購入しよう
デジタルカメラをより安く購入したいのなら中古品がおすすめである。リサイクルショップやヤフオク、メルカリ、中古カメラ販売店などでは、人気のメーカーのデジタルカメラの中古品を安く購入することができる。とりあえずデジタルカメラを試してみたい、使っているのと違うメーカーの使い心地を試したいといった方にもおすすめである。
中古品のメリット
中古品は価格が安いのが一番のメリットと言える。状態によっては新品同様のものも多く、高性能のもの、最新モデルに近いものを購入できる可能性も高い。リサイクルショップや中古カメラ販売店などに行けば、状態をしっかり確認してから購入することができる。
中古品のデメリット
中古品は以前どれくらい使われていたかがわからない、故障している可能性があるというデメリットがある。とくにネットで購入する際には十分注意しよう。万が一故障していた場合でも、メーカーの保証を受けることができず、販売元も責任を負ってくれない。あまりにも安すぎるような中古品は、故障している部分がないか、必要な付属品は揃っているか確認してから購入しよう。
デジタルカメラを賢くお得に購入しよう
デジタルカメラを安く購入する方法や、選び方、人気のメーカーについてご紹介した。デジタルカメラは食事、景色、人物、動物など、様々な写真をスマホカメラよりも美しく撮影してくれる。一度利用すれば、その写りの魅力が分かることだろう。アウトレットや中古品をチェックして、まずは手軽に始めてみてはいかがだろうか?