デジタルカメラや交換レンズを売りたいと思っているときにはマップカメラを使うのが候補の一つになる。マップカメラでは買取優待券を持っていると使うことが可能だが、どうしたら使えるのかを知っているだろうか。
また、買取が初めての人はクイック買取の方法について知っておくのも役に立つだろう。このような、マップカメラを使う上での知識と高く売るための方法を紹介する。
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マップカメラの買取優待券とは?
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
マップカメラでカメラや周辺機器を買い取ってほしいと思ったときに役に立つのが買取優待券、あるいは買取優待券シールと呼ばれるものだ。これはマップカメラにより高い価格で買ってもらえるようにするためのものである。
買取優待券には二種類あり、マップカメラの運営会社であるシュッピンのサービスを利用して何かを購入したときにもらえるのが買取優待券シールだ。もう一つがシュッピンの株主になっていると定期的にもらうことができる株主優待券である。一般的に買取優待券と言われているのは前者のシールのほうで、買取価格が3%増額される仕組みになっている。
マップカメラではカメラなどを売ろうとしたときにまず査定をして買取価格を算出してもらうことになる。その価格に納得したら売買取引をするというのが標準的な流れだが、買取優待券があればその買取価格を3%上乗せしてくれるので、10,000円の査定になったカメラなら10,300円で買い取ってもらえることになるのだ。
株主優待券についても同じ仕組みになっていて、買取価格に5%増額できるようになっている。つまり、10,000円の査定結果となったら10,500円で売れることが保証されるのである。
マップカメラで高く売りたいと思ったら買取優待券を手に入れるのが重要だということがわかるが、カメラなどをマップカメラで買わなければならないのかと思うと特になくても良いと思う人もいるだろう。
ただ、実際にはヤフオクやメルカリなどでも買取優待券が流通していて安く買うことが可能だ。一枚あたり100円から200円程度で取引されていて、送料込みまとめ売りをしていることも少なくない。10,000円くらいの査定になるカメラを持っているなら優待券を手に入れてから売ったほうが利益は大きくなる。
ただし、株主優待券については購入時に5,000円の商品券として使えるため取引相場が4,500円前後になっている。買取をしてもらいたいときにわざわざヤフオクやメルカリなどで手に入れても得をするようなケースはほとんどないのである。
マップカメラでの買取の方法
買取優待券シールの使い方を知る前に、そもそもマップカメラでの標準的な買取の依頼方法とその流れを理解しておく必要がある。マップカメラではカメラ買取下取センターに売りたいものを持っていくことで買い取ってもらえる。その場で査定を受けて価格を示してもらうことができるのが特徴で、ここで買取優待券シールを渡せば価格を上乗せしてくれるのは容易に想像できるだろう。
ただ、東京にしかセンターがないのでほかの地域にいる人が利用するのは大変である。そのような人たちに使えるサービスとして提供されているのがクイック買取とスムーズ買取だ。この二つは宅配便でマップカメラに送ることで買い取ってもらえる方法になっているので全国どこからでも利用することができる。
この二つの宅配買取の方法はワンプライス保証になっているのが特徴だ。あらゆるカメラや周辺機器を宅配で買い取ってもらえるわけではなく、オンラインで公開されているカメラのみが該当機種になる。ただし、一台でも該当機種があればほかのものを同梱して見積もってもらうことも可能だ。
ワンプライス価格になっている商品についてはその価格から一切減額を受けることはなく、状態が少し悪いからといって10,000円のはずのカメラが1,000円になってしまうようなことはない。また、宅配便の送料も無料で、もし事情によって買取をキャンセルしたいというときにも無料で返却してもらえる仕組みになっている。
クイック買取とスムーズ買取の違いは宅配便の手配の仕方だけだ。クイック買取は自分で宅配便を送る手続きをするのに対し、スムーズ買取の場合にはマップカメラのほうでヤマト運輸による集荷を依頼してくれる。それ以外の部分はクイック買取とスムーズ買取で同じになっているので、クイック買取の流れを確認しておこう。
クイック買取の流れ
クイック買取はワンプライス保証の対象になっているカメラなどがないと利用できないため、まずはオンライン買取見積もりをおこなうことが必要になる。
これは公式サイト上にあるワンプライス買取対象品のリストを参照するとわかり、そのページで該当商品をクリックすれば手続きを進めることが可能である。価格を確認したら買取を申し込むというボタンをクリックし、ログインして手続きを進めることになる。
まだマップカメラの会員ではない場合には氏名や住所、電話番号などの必要事項を入力して会員登録しよう。ただし、一回しか使わないというような場合には会員登録せずに進むのボタンをクリックすれば買取依頼を進められる。ログインすると代金受取方法として金融機関の情報を入力することになる。
そのほか、優待チケットの使用の有無や氏名などのお客様情報を記入し、らくらくキットを使うかどうか、クイック買取かスムーズ買取かを選択すると終わりだ。らくらくキットとはカメラや周辺機器を梱包するための段ボールで、必要な大きさのものを無料で送ってもらえる仕組みになっている。なお、この段階でスムーズ買取を選ぶと宅配便の集荷日時を選択することになる。
この手続きを終えたら売りたいものを梱包して郵便や宅配便などを使って着払いで送れば良い。ただしこのときに、クイック買取の場合には住民票の写しを本人確認および住所確認の書類として同梱しなければならない。なお、スムーズ買取の場合には現住所が記載されている本人確認書類の両面コピーがあれば構わないが、現住所と集荷場所の住所が異なる場合には利用できないので注意が必要だ。
発送手続きを終えてマップカメラに売りたいものが届いたら査定をしてもらうことができ、その結果が見積もりとしてメールで送付される。その内容で売ることに同意する旨の返信をすれば、二営業日以内に買取代金を指定した口座に振り込んでもらえるというのが一連の流れだ。
買取優待券の使い方
マップカメラで買取優待券を使うのはどのタイミングなのだろうか。買取センターや下取センターで取引をするなら持参すれば良いだけだが、宅配便で送るとなるとどんな手続きをしたら良いかで悩む人も多いのは当然である。
クイック買取やスムーズ買取を使うときには、ワンプライス保証の対象となっているカメラや周辺機器を選び、買取を申し込む前の見積もりのページで、「当社買取優待券シールがあるお客様はチェックして下さい」と記載されているチェックボックスをチェックすることが必要だ。これによって画面に買取優待券増額が記載されることになる。
なお、株主優待券については買取を申し込むをクリックした後、口座情報などを入力するページで優待チケットの使用にチェックを入れれば良い。そこに株主優待券の情報を入力すると買取価格に反映されるようになる。
このようにしてチェックを入れた上で申し込み手続きを完了し、買取優待券シール、株主優待券を売りたいものや本人確認書類と一緒に送れば使用することができる。チェックを忘れても送付し損なっても割り増しでの買取にならなくなってしまうので注意が必要だ。
優待を受ければ高く売れるのか
このような割増サービスがあるとなるとマップカメラで売るのがかなりお得だと考える人も多いだろう。優待を受けてしまえばきっとほかの買取店に比べてマップカメラの方が買取価格が高くなると思い、特に比較せずに売ってしまう人もいるかもしれない。
しかし、同じカメラやレンズであってもほかの買取業者のほうが買取に力を入れていて高額査定をしてくれることもある。また、買取強化キャンペーンの対象になっていると10%くらい買取価格に上乗せをすることもあるので、タイミングが良ければマップカメラで優待を受けるよりもさらに高く売れる可能性は十分にあるのだ。
一方、ワンプライス保証が本当に良いのかどうかも考えてみる必要がある。例えば、同じカメラ専門の買取店として知られるトリオカメラではワンプライス保証のようなサービスはおこなわず、必ず現物を査定して買取価格を決定している。その前に仮査定をおこなっていて、現物をトリオカメラに送るかどうかを決められる仕組みになっているのも特徴だ。
このやり方の場合には状態が悪いカメラは安くなってしまう一方、良品であれば高額買取をしてくれる可能性がある。ワンプライスの場合にはその違いを無視しているため、買取業者のリスクが低くなるようにワンプライス価格は低めになっている場合がほとんどだ。良品を売るなら現物を見て査定するサービスのほうが優れていると考えられるのである。
このほかにも売り方にはさまざまな方法がある。買取店にこだわらず、個人を相手にして買ってくれる人を探しても良い。ヤフオクなどのインターネットオークションやメルカリのようなフリマアプリを使って出品すれば、人気のあるカメラやレンズであればすぐに高値で買ってくれる人が見つかるだろう。取引相場についても過去の履歴を辿れば確認できるため、どのくらいで売れるのかも比較することが可能だ。
相場を確認するのはどの方法を用いるかを決める上で重要な観点ということも念頭に置いておこう。マップカメラのワンプライス価格に優待の上乗せをした価格、トリオカメラなどの買取実績、ヤフオクやメルカリの取引履歴を比較して、どこが最も高く売れるかを確認してみるのが良い方法である。
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まとめ
マップカメラではリストに掲載されているカメラや周辺機器を売ろうとしているならクイック買取で簡単に売れる。宅配便で商品と住民票の写しを一緒に送るだけであり、買取優待券を使いたいなら申し込み時にチェックを入れた上で商品とまとめて送れば良いだけだ。利便性は高い方法だが、優待を受けてもほかの売り方のほうが高く売れることもあるので注意しよう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策