企業の機密保持や個人情報保護に必要不可欠なシュレッダーは、専門の買取業者に査定依頼を行うことで、10,000円以上の高額査定も夢ではない人気商品だ。
特に業務用に作られたシュレッダーは、スパイラルカットやクロスカットといった機能によってかなりの高級品となるため、新オフィスの立ち上げ用に中古販売店を訪れるユーザ達によって、より良い需要が維持されているのだ。
今回は、数ある事務用品の中でも高額査定実績の多いペーパーシュレッダーについて、高価買取に繋げる良策や参考買取相場などを皆さんと一緒に確認していきたい。
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シュレッダーを高額査定に繋げた人たちが実践したこと
まずは、多くのショップが紹介する、高く売れるシュレッダーの条件や、高額査定に繋げるために実践して欲しいことを紹介していこう。
人気メーカーのシュレッダーを購入する
大半のショップで高額査定対象としているのは、明光商会、コクヨ、ナカバヤシ、ACCO、アイリスオーヤマ、アスカといった人気メーカーの商品だ。
これ以外のブランドから発売されたシュレッダーは、耐久性や安全性の部分で確証が持てないといった理由により、高額査定は難しくなる。
また、シュレッダー買取を得意とするショップでは、高額査定メーカーの一覧を公開しているため、売却だけでなく購入時の参考にしてみても良いだろう。
リセールバリューが高いのは業務用シュレッダー
15,000円を超える高額査定が期待できるのは、高い処理能力を誇る業務用シュレッダーだけである。
これに対して、デスク脇の据え置き型や手回し型といったコンパクトなタイプは、オーバーヒートの起こりやすさなどにより、新品未使用でも2,000円~5,000円程度の査定しかつかない実情があるようだ。
こまめに掃除をする
大量の資料を裁断した後、きちんと掃除を行なっているシュレッダーは、故障やトラブルなく、長きに渡って使い続けることができる。
掃除やメンテナンスを全くせずに放置状態となっているシュレッダーは、出張買取で訪れた査定士にも悪い印象を与えてしまうため、注意が必要だ。
基本的に「紙やメディアを裁断するだけ」のシュレッダーは、外側の拭き掃除などを頻繁に行う必要がない。
しかし、内部にはたくさんの紙が詰まりやすい傾向があるため、見えない部分のメンテナンスもきちんとできるユーザが高額査定を得やすいと考えて良いだろう。
売り時を逃さない
シュレッダー買取に積極的なショップのサイトでは、高額査定対象機種の情報が頻繁に更新されている。
特に、シュレッダー界をリードする人気メーカーでは、次から次へと処理能力の高い製品を発売しているため、自分の購入したモデルが古くなるうちに手放す勇気も、高額査定には欠かせないと考えて良いだろう。
売却のタイミングがわからない時には、事務所移転や買い替え前に買取相場だけでも調べておくと良いだろう。
シュレッダー買取に積極的なショップを選ぶ
シュレッダーの買取は、OA機器専門店、家電買取専門店、パソコン周辺機器専門店などで行われている。
処理能力の高い業務用シュレッダーの場合は、オフィス機器業者に持ち込むことで積極的な査定が得られると言えそうだ。
これに対して家庭用シュレッダーは、家電や日用品としての扱いになることもあるため、売却先については選択肢も多いと考えて良いだろう。
他の事務用品と一緒にセット売りを行う
買取上限額が低いシュレッダーの場合は、パソコン本体や事務机、アーロンチェアなどのオフィス椅子と一緒に売却することでセット売りによるメリットが得られやすくなる。
またセット売りを利用すれば、処分に悩むようなシュレッダーでも意外とスムーズに引取りが行われるため、オフィスの引越しや断捨離のタイミングで査定士に来てもらう方法も大変おすすめだと言えるだろう。
ジャンク品シュレッダーでも諦めない
簡単な分解掃除やメンテナンスにより再販売ができるシュレッダーは、ジャンク品でも買取や引取が行われることの多い商品だ。
機密書類やパソコン処分を行なっているエムアンドエー運輸では、2016年8月現在「壊れたシュレッダーの無料引取りキャンペーン」を実施している。
また、買取業者の中にも動作に問題のあるシュレッダーを手数料無料で引き取った実績も多く見受けられるため、どんなコンディションであっても粘り強く問い合わせを行えばお金をかけずに処分ができると考えて良いだろう。
高く売れるシュレッダーのメーカーと参考買取相場 まとめ
最後に、高く売れる業務用シュレッダーと家庭用シュレッダーのメーカー、型番、参考買取相場を紹介していこう。
明光商会
1960年から人気商品「MSシュレッダー」を作り続ける明光商会は、どんな事務用品専門店でも高額査定対象とするリーディングカンパニーである。
1分160枚のスピードでA3用紙を裁断するMSV-D31Cなどは、多くの需要によって60,000円~70,000円前後の高額査定が期待できる。
また、明光商会MSシュレッダーの場合は、比較的コンパクトなMSV-D22Cでも30,000円~35,000円前後の査定となるため、将来的な売却や買い替えを検討している人にもおすすめ度の高いシュレッダーメーカーと位置付けて良いだろう。
ナカバヤシ
「シュレッダとリサイクルシステムのナカバヤシ」というCMコピーで知られるナカバヤシでは、業務用と家庭用のシュレッダーをバランスよく開発している。
76リットルものゴミ箱を有するSX-406CRは、5年以上前に製造された物としては珍しい30,000円~50,000円の査定実績も存在する。
これに対して、SOHOや家庭向けに作られたパーソナルシュレッダについては、人気の高いNSE-403BKなどでも4,000円~5,000円前後の買取上限額になる。
コクヨ
事務用品大手のコクヨも、業務用・家庭用どちらでも高額査定が期待できるシュレッダーメーカーだ。
A3用紙もスピーディーに処理できるKPS-X430については、40,000円を超える高額査定実績も非常に多く見受けられる。
デスクサイドに設置するKPS-X80Wの場合は、5,000円~6,000円前後となるため、コンパクトなモデルを手放す際には査定がつくうちに売却するのが理想と言えるだろう。
フェローズ
人気商品「バンカーズボックス」で知られるフェローズも、機能性の高いシュレッダーを作る外国メーカーだ。
セキュリティの高いマイクロカットを実現するB-15HMについては、デザイン性の高さも相まって35,000円~38,000円前後の高額査定が多く見受けられる。
これに対して、最大8~12枚程度の裁断しかできないB-131CやJB-08CDMY、JB-05CD-BSYなどの場合は、3,500円~5,000円前後で買い取られているようだ。
アイリスオーヤマ
ジェネリック家電の人気メーカー・アイリスオーヤマでも、お手頃価格のシュレッダーをたくさん作っている。
1度に150枚もの紙を裁断できる静音モデルのAFS150HC-Hは、30%~40%もの換金率を実現している。
また、アイリスオーヤマにはPLA11HやTS1501といった5,000円以上の査定のつくモデルも非常にたくさんあるため、リセールバリュー重視でシュレッダー購入をする皆さんにもおすすめ度の高いメーカーと位置付けて良いだろう。
まとめ
家庭用から業務用まで幅広い製品があるシュレッダーも、それぞれに合った業者選定をすることで、簡単に高額査定に繋げられると考えて良さそうだ。
また、オフィス機器の買取業者が増えた近頃では、無料で出張査定に来てくれるショップも増えているため、コストをかけずにシュレッダーを処分することも可能な時代になっていると言えるだろう。
そんなシュレッダーの買取も、相場の調査や比較検討が大事な要素となるため、少し余裕を持って売却に向けた行動を起こしてみて欲しい。