近年はケーブル類の買取が強化されている。建築関係や住宅設備の買取業者で高く買取され、状態が良ければ期待以上の価格での売却も狙えるだろう。しかし、ケーブル類は買取情報をしっかりと把握しておかなければ、希望に近い金額で売却ができないケースが多い。
当コラムでは、VCTFケーブルの買取相場についてまとめていく。買取を考えている人は、ぜひ最後まで目を通していただきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
VCTFケーブルとは
VCTFケーブルは、屋内の小型電気製品の電源コードなどに使用されている。柔軟性と加工性に優れており、ビニールでできていることからビニルキャブタイヤコードとも呼ばれているケーブルだ。 もっともよく使われているのは、電気掃除機のコードである。
耐熱性にも優れているため、汎用性も高い。また、VCTFケーブル以外にもVTTケーブルもあり、これは電圧が異なっているだけでほぼ同じ製品である。使用する環境によって使い分けるのが一般的だ。買取業者でも両方とも強化買取されていることが多く、買取に出すときは専門店に依頼するのがいいだろう。
VCTFケーブルの買取相場は?
VCTFケーブルは適切な買取業者に出すことで高く買取されることがある。だが、実際の買取価格は業者によって異なっており、いくらで買取されるかを明確に述べることはできない。ケーブルの買取価格は、状態やメーカー、長さなどによって大きく左右される。しかし、あくまでも買取相場として述べるとすれば、VCTFケーブルは以下のような価格で買取されることが多い。
- ・VCTFケーブル 0.5mm:1,000円前後
- ・VCTFケーブル 0.75mm:1,000円前後
- ・VCTFケーブル 1.25mm:2,500円前後
- ・VCTFケーブル 2.0mm:3,500円前後
上記以外にも、2.0mm10巻以上であれば6,000円前後で買取されることもあり、100巻あれば10,000円以上で買取さるれることも珍しくはない。また、富士電線や住電日立、太陽ケーブルノックなどの製品は強化買取されていることが多いため、より高い価格での買取が期待できるだろう。
ちなみに、上述した買取相場は2020年9月現在のものであるため、買取に出すタイミング次第では価格が変動している可能性も考慮しておこう。
VCTFケーブルの買取におすすめの業者
最近は建築関係や電動工具、住宅設備といった商品の買取をおこなっている業者が増えている。特にケーブル類は建築・住宅設備には必須であり、専門業者の間でもよく強化買取がおこなわれている。しかし、業者が多ければどこの業者に出せばいいかわからないだろう。
そこで以下では、VCTFケーブルの買取におすすめの業者をいくつか紹介していく。業者選びに迷っている人はぜひ参考にしていただきたい。
電材買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
電材買取センターは、大阪・京都・兵庫県にある工具買取専門店だ。インパクトドライバーや電動ハンマー、電線やケーブルといった専門性の高い商品であれば、期待以上の価格で買取してもらえるだろう。買取キャンペーンも豊富に実施しており、まとめ売りで金額アップのサービスもある。電線の換金率は、業界でもトップクラスだ。
買取方法は宅配買取で対応しており、送料は業者負担なので無料。査定料もかからず、最短で即日振込も可能だ。振込手数料は佐川急便を利用したときのみ無料となるため、佐川急便の着払いで送るようにしておこう。買取価格、査定スピードの両方で人気が高い業者だ。ケーブルを売るときは欠かさずチェックしておきたい。
建材買取専門店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
建材買取専門店は、建材を専門的に扱っている業者だ。空調設備や蓄電システム、住宅設備や電動工具といった幅広いアイテムを買取しており、専門性の高い商品も丁寧に査定してくれる。専門店だからこそ提示できる高額査定は評判も高く、ケーブルも納得できる価格で売却できる可能性が高い。専門店でしっかりと売りたい人におすすめだ。
宅配・店頭・出張といった幅広い買取方法に対応。宅配買取は査定にかかる手数料はすべて0円だ。出張買取では早ければ最短当日対応で専門スタッフによる査定が受けられ、キャンセルした場合も手数料はかからない。買取強化商品も多いため、電線の売却を考えている人はぜひ1度査定依頼してみよう。
コーエー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
コーエーは、東京にある創業20年以上の総合リサイクルショップだ。主な買取品目は家電や工具で、ケーブル類といった住宅設備も買取している。他社よりも高い金額で買取してくれることが多く、接客サービスの評判もいい。専門バイヤーが在籍しているため、はじめてでも安心して査定を任せられるだろう。1点でも、まとめ売りでも丁寧に査定し、相場に適正な価格を提示してくれる。
買取は宅配・店頭・出張の3つの方法で対応。宅配買取の送料は無料で、査定料などもかからないため、気軽に査定依頼できる。出張買取の場合も手数料はかからず、まとめ売り向きだろう。東京、埼玉、栃木にあるため、近郊に住んでいる人は店頭買取も検討してみよう。
LISAI
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
LISAIは、岐阜県にある不要品買取業者として知られている。買取ジャンルは幅広く、家具家電、カー用品やデジタル製品から電動工具までなんでも買取しており、ケーブルや電線類の買取にも積極的だ。他社で断られてしまった商品でも対応してくれるため、まとめて処分するときにも適している。古い製品も丁寧に査定してくれるため、使っていない余分なケーブルを売るのにもおすすめだ。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つで対応しているため、都合に合わせて使い分けよう。出張買取は愛知、岐阜、三重の東海3県に対応。店舗も大垣インターから5分の距離にあるため、持ち込み買取もしやすい。査定料もかからないため、気軽に査定依頼してみよう。
VCTFケーブルを買取に出すときの注意点
VCTFケーブルの買取におすすめの業者をいくつか紹介してきた。しかし、業者だけでなく、査定での注意点についても知っておくのが大事だ。以下では、VCTFケーブルを買取に出すときの注意点についてまとめていく。査定で減額を避けたい人は、ぜひチェックしていただきたい。
できるだけ長い状態で出す
VCTFケーブルを買取に出すときは、できるだけ長い状態を維持して買取に出すのがおすすめだ。ケーブル買取では、長さ・巻きが多ければ多いほど買取価格は高くなる。買取相場でも述べたが、100巻以上あれば数万円で買取されることもあるのだ。ケーブルは、なるべく長い状態で買取に出すようにしよう。
また、新品か中古かによっても買取価格は大きく変わり、長さがあっても中古であれば、やはり買取価格は低くなってしまう。新品の状態で所有している人は少ないかもしれないが、もし未使用のケーブルを所有しているのであれば、そのままの状態で買取業者へと査定に出すのがベストだ。
専門店に出す
ケーブル類はリサイクルショップなどで売るよりも、工具専門店や住宅設備の買取専門店に売却する方がいい。一般的なリサイクルショップでは購入者が少なく、買取価格も低くなる傾向がある。
しかし、専門店であればケーブルを求めてくる人が多く、高い価格で買取してもすぐに売れるため、リサイクルショップよりも高い価格で買取していることが多いのだ。そのため、工具専門店、建材専門店、住宅設備の買取をおこなっている業者を利用するようにしよう。
だが、リサイクルショップで売るのがダメというわけではなく、リサイクルショップでも住宅設備の買取を強化している業者もある。なかには、ケーブルを積極的に買取しているところもあるので、そうした業者を利用するのもいいだろう。
まとめ売りをする
VCTFケーブルを売るときは、ほかにも売れる商品とまとめて買取に出すのが効果的だ。たとえば、VCTFケーブルだけでなく、使っていないVAケーブルやIVケーブルといったケーブルも一緒に買取へと出すことで最終的な買取価格は高くなる。まとめ売りは業者サービスの中でも人気の高いサービスなため、利用しておくのが吉だ。
また、ケーブル類のまとめ売りだけでなく、工具やほかの住宅関連の商品と一緒に査定に出すのもいいだろう。ケーブルのまとめ売りは業者間でおこなわれることが多く、個人ではあまり出す機会がない。しかし、ほかの商品であれば不要で使っていない商品もあるだろう。そうしたものをまとめて売ることで、よりお得に売却できるのだ。
VCTFケーブルを高く売るコツ
VCTFケーブルを売るときに、いくつか気をつけておくべき点があると述べたが、それ以外にも高く売るコツについて知っておくのも有益だ。高く売るコツさえ知っていれば、査定で減額を受けたとしてもそれなりの価格での売却が狙える可能性がある。
最後に、VCTFケーブルを高く売るコツをいくつか述べておくので、高価買取を狙っている人は要チェックだ。
2~3社で業者比較する
VCTFケーブルを高く売ろうと思ったときは、できるだけ多くの業者で比較してから買取に出すのがベストだ。業者比較はもっとも高い価格で商品を売却するために役立ち、後悔しないためにも大切なことだ。業者比較をせずに買取に出しては、売った後で別の業者にしておけばよかったと後悔することにもなりかねない。
比較する業者としては、最低限2~3社の間で比較しておけば、後悔することはないだろう。比較する業者が多すぎれば買取自体めんどくさくなってしまい、少なければ比較する意味がない。ケーブル買取であれば、工具専門店や住宅設備専門の買取業者を比較してから買取に出してみよう。
買取サービスを利用する
買取サービスの利用は、高価買取に必須である。買取価格をもっとも簡単にアップさせる方法であり、利用できるサービスはできる限り利用しておくのがおすすめだ。多くの業者でまとめ売りサービスが実施されており、複数点買取に出したほうがお得になることが多い。
また、業者によっては独自の買取サービスを実施していることもある。1週間限定で買取キャンペーンをおこなっている場合などは、30%の金額アップがされていることもあるのだ。まとめ売りと合わせてタイミングよく買取に出せば、合計40%のアップも夢ではないだろう。
多くの人は買取サービスの内容まで調べないが、損をしたくないのであれば、買取前にはどんなサービスが実施されているかをチェックしておくことがおすすめだ。
需要に合わせて売る
商品を売るときは、需要を考えて売却しよう。基本的には、高く売るためには商品の需要が高まっているときに出すのが効果的だ。需要のない商品は買取価格も低く、業者も買取に力を入れていない。
逆に、需要がある商品は多くの業者で強化買取がおこなわれている。それぞれの商品には需要があり、タイミングをうまく見極めて出すのが高価買取の秘訣でもあるのだ。VCTFケーブルは電源コードとして利用されることが多いため、需要は常に安定している。
しかし、オリンピックなどに合わせて需要が増すことも考えられているので、やはり売却はできるだけ早く出したほうがいいといえるだろう。新品のケーブルであれば高価買取されることも多く、需要が増しているときに新品の状態で出すのが、もっとも高い価格で売却する方法である。
まとめ
当コラムでは、VCTFケーブルの買取相場についてまとめてきた。ケーブル類は近年業者で高価買取がおこなわれており、未使用のケーブルであれば予想以上の価格での買取も狙える。
しかし、何度も述べているように、高く売ったり買取で後悔しないためには、事前に業者比較をおこなっておくことが大事だ。これから、ケーブル類を買取に出そうと考えいる人は、ぜひここでの買取情報を活用し、VCTFケーブルをよりお得に売却してみよう。