マッセイファーガソンの中古農機具を売るのであれば、買取相場はどれくらいなのか。このような疑問をお持ちだろうか。本農機具メーカーは、農機具類製造業者の中でも人気が高い。そのため、買取相場も高いと言われている。
本コラムでは、そんなマッセイファーガソンの中古農機具の買取相場を紹介しつつ、おすすめ買取業者や高く売るためのテクニックなども同時に解説していきたい。それでは早速見ていこう。
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マッセイファーガソンの歴史・特徴
マッセイファーガソンの歴史や特徴について、まずは簡単に見ていこう。
マッセイファーガソンの誕生
マッセイファーガソンの前身であるマッセイ・ハリスは、農作物の収穫マシンを製造するメーカーのリーダー的存在として、2世紀にもわたる経営がおこなわれてきた。もう一方の、前身ともいえるハリー・ファーガソンは、新進気鋭のトラクター・メーカー。創業15年と、農機具メーカーの中では若い企業でありながら、その頭角を表していた。
そんな2社が合併するという知らせは、当時の農機具製造企業にとっては、ショッキングなものであった。しかし、2社にとっては、お互いのマニュファクチュアをカバーしあうという意味で大きな価値があったと考えられる。マッセイ・ハリスの代表的な自走式コンバインと、ハリー・ファーガソンのモダンなトラクターが技術協力し合うことによって、当世一級品の技術力がマッセイファーガソンという1つの合併起業の名の下に集まったのである。
その後も農機具市場における勢いは止まることを知らず、アメリカ合衆国に4工場・イギリスに3工場・カナダに4工場を展開し、アフリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・アジアなどに生産拠点を広げていく。また、ディーゼルエンジンのリーダー的製造企業・パーキンスを傘下に収めるなど、精力的な企業展開を見せていった。
マッセイファーガソンのアフターサービス
マッセイファーガソンの特徴といえば、充実したアフターサービスである。「すべて任せていただける安心を提供する」というキャッチフレーズの基に優れたサービス展開をおこない、カスタマーへ安心と信頼を提供しているのだ。
同社が大切にしているのは、顧客の元に届いた農機具が、農場において最高のパフォーマンスを発揮し続けるということ。農業という仕事上、傷付いたり、壊れたりすることはつきものだ。故障を前提に、アクシデントをカバーするためのアフターサービスに定評があるのが、マッセイファーガソンのアドバンテージだろう。
中古買取市場において、メーカーのアフターフォローの充実度ほど重要なことはない。中古で買い取った農機具の何が心配かというと「コストの分だけ、農機具が働いてくれるかどうか」である。その点、同社の農機具はアフターサービスが充実しているため、中古購入時の安心感は大きい。
マッセイファーガソンの場合、日本全国に39店舗の営業所があるため、故障してもすぐにフォローが可能だ。ケースバイケースだが、コンシェルジュのような担当者が農場まで訪問してメンテナンスをする場合もある。このように行き届いたアフターフォローこそが、マッセイファーガソンの強みなのだ。
マッセイファーガソン中古農機具の買取相場
マッセイファーガソンの中古農機具の買取相場を調べたところ、情報はかなり少なかったが以下のような相場情報を確認できた。
【トラクタ MF3080の買取相場】
- ・新品・新古品 →566,400円
- ・中古美品 →453,120円
- ・故障品・パーツ売り →70,800円~141,600円
新品に近い状態であれば、マッセイファーガソンのトラクターは高価買取がなされていることが、上記の相場情報からも分かる。こちらのメーカーの農機具であれば、基本的に高い買取価格になるだろう。
マッセイファーガソンのおすすめ買取業者
マッセイファーガソンの歴史やアフターフォローの充実度、そして、トラクターの買取相場について詳しく解説を進めてきた。結果として、同社の農機具は高値で買い取られる可能性が高いということが分かったはずだ。
ただ、中古買取において重要なのは、買取実績が豊富な業者に査定依頼を出すことである。買取価格が低い業者に売ってしまうと、どれだけ人気の高い農機具でも買取相場以下の値段提示になってしまう可能性が高い。
そこで以下に、マッセイファーガソンを買取に出す際におすすめの業者を紹介していく。農機具を買取に出す際には、以下の中から選定いただければ、高価買取の可能性も高まる。それでは、見ていこう。
鹿深サービス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
鹿深サービスは、故障した農機具であっても買取対応をしてくれることで有名な買取業者である。他にも、過度に古い農機具の買取実績も豊富で、他社に断られてしまった機材も売却できる可能性が高い。売れなくても処分費用が無料な点も1つの強みだ。
また、人気な理由の1つは、スッキリプランという買取方法にある。こちらのプランでは、農業倉庫の中にある農機具・工具類をすべて査定してくれるというものだ。たとえば、農業から引退するようなケースで重宝されている。処分費用はかからないため、売れるものは買い取ってもらい、買い取れないものは処分してもらうことで一切コストがかからないのが魅力だ。
なお、鹿深サービスは、滋賀県を中心に関西エリアで買取をおこなっている。そのため、関西在住の方で買取利用を考えている方にうってつけの業者である。
特選中古農機市場 農キング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
特選中古農機市場 農キングは、トラクターやコンバイン、田植え機などオールジャンルの農機具を買取してくれることで有名な買取業者だ。強みは、自社ホームページにて買い取った農機具の販売ができるという点である。自社内で買取から販売まですべてをおこなえ、中間コストを削減した分、買取査定額に還元して高価買取を可能としているのだ。
また、農機具リクエストというシステムがある。このシステムによって、農機具を買いたいユーザーが 農キングを通してリクエストを出し、売りたいユーザーとマッチングできる。買取〜販売までが円滑になるため、すぐに農機具を買い取ってもらうことができるのだ。
なお、 農キングにおいては、東北・関東・北陸・四国・中国地方をメインに出張買取が可能である。幅広い範囲で出張訪問が可能なため、地方在住の方でも利用しやすい。
農機具ひろば
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具ひろばは、故障機や過度に劣化した農機具の買取も可能であることから人気だ。長年、農業倉庫に眠っていた農機具はボロボロになっているケースも多いが、そのような機材でも買取査定をしてくれる点はありがたい。
ちなみに同社は、買い取った農機具を海外輸出で販売している。現在、円安が進んでいる影響で輸出販売はかなり有利な状況だ。そういった意味でも、農機具ひろばが提示する買取価格には期待が持てるだろう。
また、中古買取から販売まで、すべて自社でおこなうシステムを構築しているのも高価買取の理由だ。中間マージンが最小限で抑えられるため、買取価格にその分を還元できる。なお、全国どこで出張買取が可能となっている。他社がカバーしていないエリアでも訪問してくれるため、身近に良い買取業者がいない場合にもおすすめだ。
関西農機買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
和歌山県を中心に農機具の買取をおこなっている関西農機買取センターも、高価買取実績が豊富な業者の1つである。査定料や引き取り料が無料で即日に現金化してくれるため、利用者が多い。同社の強みは、国内外に幅広い販売ネットワークを保有している点だ。
日本全国の農機具小売店や農家だけではなく、海外にも複数の販売代理店契約を結んだ業者がいる。為替相場によっては、海外輸出が有利な場合もあるため、時勢に合わせて買い取った機材の販売ができるのだ。また、国内の農業組合法人などと密な連携をおこなっている。
農業関連の組織と情報交換をおこなっているため、今、どんな機材が高く売れるのかという情報の感知が早い。そのため、ニーズにあった農機具を高価で買い取ってくれる可能性が高い。和歌山県を対象に出張買取が可能で費用はかからないため、気軽に見積もり査定を出してもらえる点も魅力だ。
ハンズクラフト
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサイクルショップとして有名なハンズクラフトも、農機具を買い取ってくれることで知られている。農機具以外にも、ブランド品や工具、金券、お酒、パソコンなど、どんなジャンルのアイテムでも買取可能だ。まとめ売りの利用にうってつけの業者だといえよう。
また、農機具への知識が深いスタッフが査定してくれるという点も、こちらの買取業者のアドバンテージだ。中には、知識がないアルバイトスタッフが相場と照らし合わせて買取査定額を出す業者もあるが、ハンズクラフトなら市場価値を見極めた査定額の提示ができる。
ちなみに店頭買取・宅配買取・出張買取を利用できる。売りたいアイテムによって、買取方法を切り替えられるというのがありがたい。農機具以外にも不要なメンテナス工具などを処分したい場合におすすめだ。
マッセイファーガソンの農機具を高く売るコツ
さて、ここまでマッセイファーガソンを買取に出す際におすすめの業者を5社紹介した。どの買取業者も高価買取実績が豊富なため、ぜひ参考にしてほしい。
そして、本コラムの最後にマッセイファーガソンの中古農機具を高く買い取ってもらうコツを見ていく。業者選定のほかに、自分でできる高価買取のための工夫を知り、できるだけ高く売れるように行動してみよう。
できるだけ早く農機具を売ってしまう
農機具の買取価格は、今後下落する見込みがあることを知っておいてほしい。理由は、農機具の中古市場への過度な流入が原因である。なぜ今、たくさんの機材が中古市場に流れていっているのだろうか。
その理由の1つは、農業から引退する業者の増加である。少子高齢化の進む日本の農業において、家業としての農家から引退する人が増えているのだ。不要となった農具は中古として売られることが多い。
また、農機具が個人所有から、シェアリングエコノミー化していることも大きい。個人所有をしていても、農作業で機材を使用するのは、全体プロセスに対して2割程度である。そういった観点から地域内の農家で農機具をシェアする流れが強いため、これまで個人所有をしていた機材を中古として売る人が多いのだ。
このような流れからも、中古市場への農機具の流入は止められることができない。市場に農機具が溢れかえれば、それだけ価値も下落するのである。そういった意味で、できるだけ早く農機具を売ってしまうことがおすすめだ。
複数の買取業者の見積額を比較する
複数の買取業者の見積額を比較することもおすすめである。1社にしか買取査定を依頼しなかったとしたら、その業者が買取相場以上の額を提示してくれる保証はない。そのため、いくつか見積額を比べた方が確実に高価買取につなげられるのだ。
ただ、複数の買取業者の見積額を比較するのは手間がかかる。そこで、手間暇をかけたくないという方には、当サイトの買取業者一括査定をおすすめする。こちらから、複数の買取業者の見積額を比較することができるので、マッセイファーガソンの買取を検討しているのであれば、ぜひ利用してみてほしい。
まとめ
さて本コラムでは、マッセイファーガソンの中古農機具の買取相場について紹介した上で、他にも農機具を売る際のおすすめ買取業者や、高価買取テクニックなどを見てきた。やはり、農機具メーカーの中でも人気が高いマッセイファーガソンだからこそ、高価買取されていることがわかった。
高価買取には、まず業者選定が重要である。利用する買取業者によっては、価値のある農機具でも安価で見積もってくる可能性もあるため、注意したい。農機具の買取を失敗したくないのであれば、本コラムで紹介した、買取実績豊富な業者の利用を推奨する。