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ヤフオクでデュエマのオリパ販売は禁止されている?

読了目安:9分
更新日:2021/06/09
公開日:2019/06/27
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開けるときに独特のワクワク感があるオリパはカードゲームファンにとって運試しのような要素とレアカードが手に入るチャンスを兼ねた人気のスタイルだ。カードゲームショップで売られているのを目にするが、仮にユーザーがオリパを開ける楽しみを提供したいと思ったとしてもヤフオクでオリパを販売することは規約違反なのだ。どんなポイントが規約に違反しているのか、また他のオリパ販売が可能な方法を解説しよう。

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そもそもオリパとは何だ

ヤフオクでの販売の是非について語る前に、オリパについてそもそも何であるか、どんな特徴があるのかを解説したい。オリパ、正式名称をオリジナルパックというこの販売形式は、メーカーが公式に販売している強化拡張パックとは異なり、カードショップやユーザーがカードを選定して封入するものだ。

オリパの特徴と魅力

規定の金額を支払って、中身の見えないパックを買い手は1つずつ購入することになる。丁寧にガチャガチャのような機械に入れてオリパをそもそも選べないようにして店頭で販売している場合がある一方、1枚だけあらわになっている複数枚封入パックを買い手に選ばせる場合もあるなど販売する店舗によってスタイルに差異があることも特徴だ。このオリパに封入されているカードのリストが公表されているケースもあればそうでない場合もあるが、カードの人気、レアリティ、効果などをもとに封入されているカードにアタリハズレがあることもオリパの常である。

つまり、一定の金額を支払っているにも関わらず、封入されているカードの市場価格がオリパ1つの価格を上回っている、あるいは下回っているという事態が常に起こりえるということである。運さえよければ投じた金額の数倍の価値があるカードが手に入る可能性がある、というクジ感覚がカードゲームファンに受けている部分なのだ。オリパの値段も500円程度~3,000円5,000円までさまざまなものがあり、手の届くオリパに挑めることも魅力だろう。

デュエマのオリパが人気の理由

カードショップを覗けばデュエル・マスターズに限らず、他のカードゲームもオリパとして販売されている。その中でもデュエル・マスターズのオリパが人気である理由は、他のカードゲームに比べて文明というカードの色によってデッキの構築が限定され、カードが発売した時期ごとに大きくカードの使い方が異なるためと言える。組みたいデッキに合った文明や販売時期など、条件を絞って用意されたオリパを買い手が買いやすいという特徴があるため、レアリティなどで区切られるオリパに比べて、狙い以外のカードを引いた場合に持て余す可能性が低いという安心感があるのだ。

出品者の禁止事項にあたる要因

そんなデュエル・マスターズプレイヤーに大人気のオリパを個人で作って売れば、買い手には開ける楽しみを提供できるのではないか、と考えたユーザーがいるのだとしても、それをヤフオクで販売することは許されない。どんなカードゲームであれ、オリパという販売形態がそもそもヤフオクが定める出品者の禁止事項に抵触しているためだ。この違反をおこなうと出品取り消しはおろか、悪ければヤフオクのアカウントそのものの削除によって2度と出品出来ない、ということになりかねない。

では、どのような項目に抵触しているのか、今後ヤフオクへの出品を考えている人のためにも詳しく解説しよう。

販売の対象を明確にしないこと

まず、オリパという販売形態がヤフオクが定める「出品者の禁止事項」のうち「2. 販売の対象を明確にしないこと」に抵触する。オリパはそもそも、開けてびっくりの中身がわからないということを楽しむ販売形態だが、この中身がわからないことがヤフオクの禁止事項に抵触するのだ。具体的にどのカードを何枚売って、どのような保存状態で、ということを明確にしなければヤフオクへの出品は出来ないのである。

万が一、オリパの封入内容を公表し、そのうちいずれかが当たる、という文句で販売したと仮定しても、やはり買い手のもとに届くカードを具体的に表現した説明文ではないので同規定に抵触する。

1つの出品で複数の種類の商品等を扱うこと

次に、「6. 1つの出品で複数の種類の商品等を扱うこと」という項目にも抵触する可能性がある。同じデュエル・マスターズのカードである、と言っても、カードの種類やレアリティ、効果などに差異が生じるためデュエル・マスターズのカード、という看板でランダムにカードを送付する行為がこれに抵触しかねない。複数枚の出品であっても、どのカードで何枚あるのか、というところが明らかになっていればこの規約には抵触しない。

オリパであることを諦めて、シンプルに出品すればデュエル・マスターズのカードはヤフオクで販売できるため、人気であってもオリパという販売形態を利用することはヤフオクでは控えたほうがいいだろう。

オリパを作成して販売することが犯罪になるかも

そもそもオリジナルパックを販売すること自体が犯罪に問われる可能性があることを知っているだろうか。自分の持っているレアカードを封入したオリパでお小遣いを稼ぎたいと考えるかもしれないが、それが許された方法であるか否かが分かれる可能性がある。オリパ販売で罪に問われないためにも、どのようなケースが犯罪と判断されるのか知っておかなくてはならない。

転売じみた販売行為

犯罪であるかどうか見極める際に、オリパにしたカードの出所について考える必要がある。実は、別の個人から出品されているレアカードの束を購入して、それを小分けにして販売するなどという、転売じみた方法でオリパを作成すると転売するために個人から商品を買い受ける行為となる。その場合は古物商許可が必要な販売行為となり無許可でおこなうと罪に問われる可能性がある。

もちろん、自身で購入したパックから出たレアカードを封入したオリパであればこの限りではないが、安くカードを仕入れてオリパとして高値で売りさばく、ということを考えているのであればヤフオクの規則どころか法律にすら違反してしまうため注意が必要であるし、古物商許可を持っているならそれで店を開いてオリパを販売したほうがグレーゾーンを歩かなくていいだろう。

最悪の場合、刑事事件に発展

だが、仕入れ先などなかなか調べて分かるものでもないし、本当にプレイ用に購入したカードだが不要になってしまって売ることにした、というケースもあるだろう。明確にそれが違法行為であるかどうかを他者が立証することは非常に難しいが、この古物商許可に関する法律について白黒の判断をおこなうのは警察である。つまり、睨まれた時点で調査が入って、実際はそんなつもりが無くても転売目的での購入と警察に判断されてしまえば刑事事件である。

最悪の場合では3年以下の懲役、ないし100万円以下の罰金刑となりかねない。まずはこの実情を知って、あらぬ疑いをかけられないように、カードの販売をすることが何より重要であるだろう。

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ネット販売のオリパは得かどうかを考える

オリパは大変人気なカードゲームの販売形態だが、買う側にとって得なのだろうか。そもそも、表示されている当たりがきちんとどれかのパックに封入されているかどうかなんて分からない、ということから店頭販売されているオリパさえ一部ファンの間では懐疑的な声も上がっている。店員の顔がわかって店の評判も売り上げを左右する実店舗もショップもそのくらいであるから、出品者の顔も分からないネット販売でのオリパを購入することがいかに不安定な選択かということが分かるだろう。

売り手にとってのオリパ

売る側にとってオリパは処分に困ったカードの処分手段であるという声も聞かれる。というのもレアリティばかりが高く、それに見合ったカードの強さが伴わないハズレレアカードというのも世の中には多く存在しているためである。強いカード、人気なカードは高額な値札をつけても簡単に売れてしまうが弱いカード、不人気なカードはそうはいかない。

そうして手元に残った高レアリティのカードをオリパに封入することによって処分しているのではないか、という疑念は常に付きまとっているのである。もちろん、そのカードを純粋に使えないカードと見るか、これも何かの縁とハズレレアカードを使うデッキを組むのかは人それぞれではあるのだが。

評価コントロールが可能なネット販売

ネット販売のオリパは出品者に対してコメントや評価を残せるため、身内による高評価の自作自演などにより不当に評価されているケースがあり、実態に見合わぬ信用を勝ち取っている可能性がある。その自作自演で「当たりました」という旨の文言をコメントすれば、実際は当たりなど入っていなくても、あたかも当選者が現れるような優良オリパ販売者であるかのように見せることが可能である。オリパ販売側からすれば簡単に評価をコントロール出来るが、買い手にしてみれば高評価によって検索すれば上位に現れるので嫌でも目に入ってしまうし、たまったものではない。

もちろん、このようなあくどい手法でオリパを販売する業者ばかりではないが、全くいないとも言い切れず、良悪性を見分ける手段もほとんど存在しないところが非常に厄介だ。自身がオリパを購入する際はこのようにハズレを引く可能性が高い、という背景に気を付け、それでも挑戦したければ購入に踏み切るべきである。また、自身がヤフオク以外の場所で販売する際にも謳い文句にそぐわない封入率のオリパを販売することは決してあってはならないだろう。

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よりカジュアルにカードゲームの売買をおこなえるのがmagiである。尚、magiではオリパ屋福袋の販売が許可されている。

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まとめ

くじ引き感覚で人気のオリパだが、この楽しみを他のユーザーにもという気持ちもわからなくはないのだが、ヤフオクのアカウント削除や犯罪への可能性など高いリスクをおかしてまで販売するメリットはどこにもないと言えるだろう。わざわざ、グレーゾーンを通るよりももともと不要なカードなのであれば、買取業者を利用してまとめ売りしても大きな損はないだろう。また、2~3枚セットにしてセット内容を明確に撮影したうえでmagiのようなトレーディングカードの売買に特化したフリマアプリを利用してみるのもひとつの手だ。

自分には不要なカードでも、他の人は必要としていることがあり得るということも実際にあるのだ。自分にあった方法で不要なカードやレアカードの売買を楽しもう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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