タカラトミーが発売している有名なトレーディングカードゲームがデュエルマスターズ(以下デュエマと表記)だ。一時期熱中していたが、社会人になってからすっかりご無沙汰という元プレイヤーもいるのではないだろうか。
デッキを放置しておくのはもったいない。デュエマのトレカはものによっては5桁以上で売れるものがある。今回は、メルカリなどで高く売れるデュエマカードを紹介していく。
CONTENTS
- 競技人口は価格にも影響する
- プロモカードが高く売れる
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高額買取されるデュエマカード一覧
- 暴走龍5000GT 型番P14/Y16もしくはP17/Y16
- 必勝の頂カイザー刃鬼 型番P49/Y14もしくはP52/Y14
- 不敗のダイハード・リュウセイ 型番P06/Y15もしくはP09/15
- 偽りの王ヴィルヘルム 型番P41/Y15もしくはP44/Y15
- ボルシャック・ドギラゴン 型番P55/Y16もしくはP58/Y16
- S級不死 デッドゾーン 型番P16/Y17もしくはP19/Y17
- 龍世界 ドラゴ大王 型番P64/Y17もしくはP67/Y17
- 超戦龍覇 モルト NEXT 型番P15/Y18もしくはP18/Y18
- 勝利宣言 鬼丸 覇 型番P21~23/Y18
- 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ 型番なし
- デュエマカードを売るならmagiもおすすめ
- まとめ
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
競技人口は価格にも影響する
どんな商品であれ、一定の需要がなければ高く売ることは不可能だ。デュエマも、いかに希少価値が高いカードといえども需要がない限り安い価格で取引されてしまう。そうなると気になるのはデュエマの人気だ。
2018年のデュエマの売上は120億9,000万円というデータがある。この数値は、国内カードゲームの売上では2位にあたる。1位と僅差で、3位とは3倍ほどの差をつけているほどの人気ぶりだ。このデータを見ると、デュエマは国内で確固たる地位を築いているカードゲームといえるだろう。
メルカリでも多数のデュエマカードが出品されている。どんな商品がいくらで販売されているのかチェックしてみるのもいいだろう。
プロモカードが高く売れる
デュエマカードが人気のあるトレカだとしても、全部が全部高く売れるわけではない。強力な性能を持つカードは高く売れる傾向にある。その中でも、より高額取引されているカードはプロモカードになる。
プロモカードは基本的に非売品のカードになる。入手方法としては、コロコロコミックや週刊少年サンデーなどの付録や、デュエマ大会の参加賞や優勝賞として手に入れることが可能だ。非売品ゆえに希少価値があり、優勝賞のプロモカードとなるとその枚数は数えるほどしかない。
特にマスターズグランプリやチャンピオンシップで優秀な成績を収めた者に送られるカードは、強力な性能を誇っている。これらの大会で得られるカードは価格が高騰する傾向にある。
高額買取されるデュエマカード一覧
それでは具体的にどんなカードが高額取引されているのか紹介していこう。
暴走龍5000GT 型番P14/Y16もしくはP17/Y16
デュエル・マスターズグランプリ4thの上位8名に贈られた賞品、または4th Season公認チャンピオンシップの優勝賞として配布されたプロモカードである。バトルゾーンに出したターン中に攻撃できるスピードアタッカーで、パワーは12,000もあり、1回の攻撃で3つのシールドを破壊できるトリプル・ブレイカーだ。
デュエマは5枚のシールドを破壊して、相手に直接攻撃をしかければ勝利というルールなので強力な性能ということがわかる。また、特殊能力として、このクリーチャーがバトルゾーンに出たときに、サイキック・クリーチャーをすべて破壊し、さらにパワー5000以下のクリーチャーを破壊できる。これらに加えて、パワー5000以下のクリーチャーカードも召喚できなくするという能力もあわせ持っている。
非常に強力なクリーチャーであるため召喚コストは12と高い。しかし、自分の墓地にあるクリーチャーの枚数分だけ召喚コストを減らすことができる特性があるので、実際の数値よりもバトルフィールドに出しやすいカードだ。
このように、高い基本性能、特定のクリーチャーをすべて破壊する能力、召喚のハードルを下げる特性がそろった強力クリーチャーになるため、取引価格も高騰している。メルカリでは、1枚30,000円~40,000円台の出品が目立っている。
必勝の頂カイザー刃鬼 型番P49/Y14もしくはP52/Y14
必勝の頂カイザー刃鬼はマスターズグランプリ1stの上位8位に入るか、1st Season公認チャンピオンシップで優勝するかで得られるクリーチャーになる。
このクリーチャーは、相手が残しているシールドの枚数分だけガチンコ・ジャッジ(山札のカードをめくり、マナコストを比較する勝負)をおこない、勝った分だけ、自分の手札・マナゾーン・墓地のいずれかからハンタータイプのモンスターをバトルフィールドに出すことができる。
一度に大量のクリーチャーを召喚できるので、一発逆転を狙うことができるカードだ。メルカリには主に50,000円~80,000円近い価格で出品されている。
不敗のダイハード・リュウセイ 型番P06/Y15もしくはP09/15
メルカリで30,000円~50,000円台で出品されているのが、不敗のダイハード・リュウセイのプロモカードだ。デュエル・マスターズグランプリ2ndの上位8名及び、2nd Season公認チャンピオンシップの優勝者に贈呈されたものになる。パワー8000のダブル・ブレイカーだが、備わっている3つの能力がすばらしい。
1つ目は、自分のドラゴンタイプのクリーチャーが攻撃するときに、相手のシールドを1枚取り除くというものだ。バトルフィールドにドラゴンタイプが複数いれば、あっという間に勝敗が決する場合もある。
2つ目の能力は、自分がゲームに負けるか相手が勝つときに、代わりにこのクリーチャーを破壊することができる。これで勝敗が決するのを回避することが可能だ。
3つ目は、このクリーチャーが破壊されたときは、相手はゲームに勝つことができず、自分は負けることはないという能力になる。このように、攻守に渡って強力な能力を持つカードであるため、買取価格も高額になっている。
偽りの王ヴィルヘルム 型番P41/Y15もしくはP44/Y15
偽りの王ヴィルヘルムは、デュエル・マスターズグランプリ3rd TOP8賞と、3rd Season公認チャンピオンシップ優勝賞として配られたカードだ。メルカリでは60,000円~80,000円で取引されている。パワー12000のトリプル・ブレイカーのクリーチャーになる。
特殊能力は、このカードがバトルフィールドに出たときに相手のクリーチャーを1体破壊する。また、相手の墓地にカードが送られたとき、自分の山札1枚目のカードをマナゾーンに置いていい。基本能力もさることながら、バトルフィールドに出すだけでアドバンテージが得られるクリーチャーなのだ。
ボルシャック・ドギラゴン 型番P55/Y16もしくはP58/Y16
ボルシャック・ドギラゴンはパワー12000のトリプル・ブレイカーで、革命0トリガーという能力を初めて持ったクリーチャーである。革命0トリガーとは、ダイレクトアタックが決まろうとしていて、自分が負ける寸前に発動できる特殊能力だ。
革命0トリガー効果で、自分の山札1枚目のカードをめくり、火の進化クリーチャーでないなら、めくったカードをバトルフィールドに置く。その上にボルシャック・ドギラゴンを重ねて召喚することができる。
このカードがバトルフィールドに出たときには、相手クリーチャー1体を選んで戦闘させることができるので、パワー12000以下のクリーチャーを葬りながら、自分のフィールドにトリプル・ブレイカーを残せる。メルカリでは、主に30,000円~40,000円台で出品されていることが多い。
S級不死 デッドゾーン 型番P16/Y17もしくはP19/Y17
デュエル・マスターズグランプリ6th上位8チーム、6th公認チャンピオンシップ優勝者に賞品として贈られたカード。このカードは墓地に送られても、自分のフィールドに闇のコマンドクリーチャーがいれば何度でも復活ができる。
また、バトルフィールドに出てくるたびに、相手クリーチャーを1体選んでパワーを9000下げる能力も持っているので、敵クリーチャーの弱体化を容易におこなうことが可能だ。メルカリでは30,000円~40,000円台で出品されているものがよく目につく。
龍世界 ドラゴ大王 型番P64/Y17もしくはP67/Y17
龍世界 ドラゴ大王は、パワー13000の強力なトリプル・ブレイカーだ。このクリーチャーがバトルゾーンに出ると、自分のクリーチャー1体と相手のクリーチャー1体を選んでバトルをおこなうことができる。
さらに、このカードがフィールドにあると、ドラゴンタイプ以外のクリーチャーを召喚してもすぐに墓地に送られる能力を持っているのが特徴だ。メルカリには20,000円~30,000円台で出品されている場合が多い。
超戦龍覇 モルト NEXT 型番P15/Y18もしくはP18/Y18
2019年7月時点ではマスターズグランプリやチャンピオンシップでもらえる最新のカードになる。マナ武装を2つ持っており、火のマナ数に応じてモンスターを召喚可能。
また、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃後に、このカードを未行動状態に戻すことができる。2019年7月時点では、優勝すればこのカードをもらえる8th Season公認チャンピオンシップがまだおこなわれている期間であるため、市場に出ている枚数が少なく、メルカリでは100,000円弱で取引されている。
勝利宣言 鬼丸 覇 型番P21~23/Y18
デュエル・マスターズ全国大会2018で1~3位になった人に送られるプロモカード。または、TVアニメ30分化記念各種キャンペーン賞品として配布されたこともある。メルカリでは120,000円前後の価格帯で取引されている。
このクリーチャーが攻撃するときにガチンコ・ジャッジをおこなうことができ、勝利すれば自分のターンをもう1回おこなうことができる能力を持つ。ガチンコ・ジャッジに勝ち続ければ、ずっと自分のターンをおこなうことができる驚異的なカードである。
銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ 型番なし
デュエマカード累計50億枚発行を記念して、配布されたプロモカード。表にはガイハート、裏にはガイギンガがプリントされたカードで、1ターンに2回相手クリーチャーを攻撃すれば、ガイハートを裏返してガイギンガとして使用することができる。
ガイギンガになったときに、パワー7000以下の相手クリーチャーを1体破壊することができる能力を持つ。このクリーチャーのパワーは9000だが、バトル中には4000のパワーが追加されるため、実質パワー13000となる。
このカードは世界に300枚しかないといわれているほど希少だ。同名カードには通常版もあるが、そちらには型番がふられている。希少価値が高いだけあって、メルカリでは130,000円~150,000円程度で落札されているものを良く見かける。
デュエマカードを売るならmagiもおすすめ
メルカリはいろいろな商品を出品できるため、ユーザー層もバラバラだ。素早く買い手を見つけたいならトレカ専門のフリマサイトに出品することをおすすめする。
使い勝手がいいのがmagi(https://magi.camp/categories/20/items)というサイトだ。アカウント登録すれば、スマホからでも利用が可能だ。スマホカメラで上手に商品写真を撮るためのサポート機能も備わっている。かしこくデュエマカードを売りたいなら一考の価値ありだ。
まとめ
今回紹介したデュエマのプロモカードは、いずれも限られた数しか出回っていない。そのため、デッキに組み込んで使用することに加え、コレクターアイテムとしての需要もある。
トレカはルール改定で、強力だったカードが弱体化して、それにともない取引価格が下がるという現象がある。しかし、コレクター品ならルールに関係なく安定した価格で取引が可能だ。もし、プロモカードがあるなら、好きなタイミングで売っていいだろう。
さらに、おすすめとして紹介したmagiも1度試しに覗いてみてほしい。トレカ専門のフリマサイトならではの使いやすさなのできっと気に入ってもらえるだろう。