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COLNAGO(コルナゴ)型番・モデル名の調べ方

読了目安:10分
更新日:2019/12/17
公開日:2017/10/19
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自転車で通勤・通学を行う人が増えるなど、数年前から日本では“自転車ブーム”と呼ばれる現象が起きている。中でも、ロードバイク・クロスバイクなどの、スポーツバイクと呼ばれるタイプが大人気だ。趣味として、自転車を始める人も多いそうだ。

スポーツバイク(特にロードバイク)は、ママチャリなどとは違い一台の単価が非常に高い。そのため、中古での購入を検討する人も多いのだ。また、持っている自転車を売って、新しいものを買うことも多い

そういったシーンでは、型番やモデル名を使って商品を調べたり、査定に出すことになる。しかし「自分のバイクのモデル名がわからない」という人も多い。

そこで今回は、人気ブランドCOLNAGO(コルナゴ)に焦点を絞り、型番・モデル名の調べ方を紹介していく。


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COLNAGO(コルナゴ)について

COLNAGO(コルナゴ)は、1954年に設立されたイタリアの自転車メーカーだ。

創業者のエルネスト・コルナゴ氏は、元々将来有望なロードバイクのレーサーだったが、20歳の時怪我で引退せざるを得なくなった。そのため「レーサーの気持ち」がわかる人物だったという。メーカー設立後は、数多くのプロライダー(自転車選手)にフレームを供給しており、有名レースでの勝利数も数知れず。速さを追求し、“勝てるロードバイク”を作り続けている。

1972年にはなんとローマ法王にもロードバイクを献上している。

また、COLNAGO(コルナゴ)はPINARELLO(ピナレロ)、DE ROSA(デローサ)にならび「イタリア御三家」とも呼ばれている。自転車好きからの支持も非常に高い。

特徴は安定感のある「ストレートフォーク」

COLNAGO(コルナゴ)の特徴は、その美しいストレートフォークにある。ハイエンドモデル、エントリーモデル問わず、すべてのモデルにこのストレートフォークを採用している。

何人ものレーサーが同じ空間を猛スピードで走るレースでは、自分のスペースは狭い。そんな中、ストレートフォークの自転車はコンパクトで扱いやすいのだ。

このストレートフォークは、ロードバイクに抜群の安定感を生む。特に、コーナリングの際の駆動性は抜群だ。操作性は良いものの、ストレートフォークだと特有の“ふらつき”が発生するのではないかとの不安もあるかも知れない。しかしヘッドチューブの角度に工夫を与えることで、その欠点も解消されているのだ。

「思った通りに操作することができる」と、レースに参加するライダーからの評判も非常に良い。このことから、一般のライダーにとっては「一度は乗ってみたい憧れのモデル」として語られることも少なくないのだ。

長年インテグラルヘッドを採用しなかったが…..

自転車にはフレームとフロントフォークを繋ぐ「ヘッド」というパーツがある。この「ヘッド」には大きく分けて「ノーマルヘッド」、「アヘッド」、「ロープロファイルヘッド」、「インテグラルヘッド」の4種類がある。

上記の中でロードバイクに使われることが多いのは「インテグラルヘッド」だ。互換性の把握が難しい種類ではあるが、軽量であるため、レースには向いていると考えられる。

ロードバイク界の中で主流になってからも、COLNAGO(コルナゴ)は長い間「インテグラルヘッド」を採用してこなかった。これは、創設者のエルネスト・コルナゴ氏が「ロードバイクには必要のないシステムだ」という持論を持っていたからだという。

しかしながら、2008年ごろからCOLNAGO(コルナゴ)もインテグラルヘッドを少しずつ採用しはじめた。これは、提供している選手からの強い要望があったからだそうだ。

フェラーリとのコラボレーション

COLNAGO(コルナゴ)は、同じイタリアの車ブランド「Ferrari(フェラーリ)」とのコラボレーションを頻繁に行なっている。

初めてコラボをしたのは1986年。同じイタリアの企業という部分だけではなく、エルネスト・コルナゴ氏が持つ独自の哲学とフェラーリの社風が共鳴を呼び、このコラボレーションが生まれたのだろうと言われている。

COLNAGO(コルナゴ)の35周年を記念して1989年に生産されたコラボモデル「C35」は「伝説の有機体」とも言われた。速さを追求する両者のコラボモデルは、高額な商品ながら発表のたびに人気を集めている

COLNAGO(コルナゴ)の型番・モデル名について

ロードバイクの型番・モデル名は、少々特殊な成り立ちになっている。COLNAGO(コルナゴ)に関してもこれは同じだ。以下では、COLNAGO(コルナゴ)の型番・モデル名の成り立ちに関してみていこう。

フレームがモデル名になっている

ロードバイクは「フレーム」と「パーツ(コンポーネント)」を組み合わせて完成する商品。もちろん、パーツも重要なのだがロードバイクの核となるのはやはり「フレーム」だ。そのため、ロードバイクのモデル名は「フレーム名」がそのままモデル名となっている。

したがって販売されているものがフレームのみなのか、パーツの揃った完成車なのか、名前だけでは判断が付かない。そのためインターネットなどで購入する場合は特に注意しなくてはならない。自転車を購入したつもりが、届いたのを見たらフレームだけだった、なんてこともあり得るのだ。購入の際はよく確認しよう。

  • 例:COLNAGO(コルナゴ)のモデル名
  • ・C60
  • ・CONCEPT
  • ・V2-R
  • ・K.ONE
  • ・Master X-LIGHT
  • ・PRESTIGE

完成車ではコンポーネント込みでのモデル名表記となることも

完成車にするために、フレームと組み合わせるのが「コンポーネント」だ。そのコンポーネントにはクランク、チェーン、ブレーキ、レバースプロケット、そしてディレイラー(変速機)などが含まれる。

フレームではなく完成車での販売を行っているモデルに関しては「コンポーネント名」も込みでのモデル名表記がされている場合もある。これはロードバイク一般に言えることだ。

COLNAGO(コルナゴ)に関しても例外ではない。完成車で販売しているものではホームページで「コンポーネント名」込みの表記がされている

  • ・A1-r CX 105
  • ・C-RS ULTEGRA
  • ・C-RS 105
  • ・A1-r 105
  • ・MONDO2.0 TIAGRA
  • ・MONDO2.0 SORA

上記を見れば、同じモデルでもコンポーネントが違うモデルもあることがわかるだろう。「MONDO2.0」の場合は「TIAGRA」と「SORA」コンポーネントが異なる2つのバージョンの完成車が存在することを覚えておこう。

ちなみにフレームが同じでも値段に差があることもあるのは、コンポーネントの値段が原因となっている。(TIAGRAとSORAでは、TIAGRAの方が性能も良くコンポーネント自体の値段も高いため、完成車もMONDO2.0 TIAGRAの方が高額となる。)

中古購入時は“発売年”にも注目を

自転車屋さんや、ブランド公式のショップには基本的にその年に発売された最新モデルが置いてある。(稀に、前年モデルの売れ残りもある可能性はあるが。)しかし、ロードバイクをメインに扱う中古店では、最新モデルだけではなく過去モデルも多数出回っている。

ロードバイクは、同じモデル名であっても販売年によってその規格が大きく異なることがある。そのため、発売年を見て、本当に欲しいものと一致しているのか確かめる必要があるのだ。

中古自転車は改造されている可能性もある

自転車好きなら、自分好みの自転車に改造(カスタム)していくことも楽しみの一つだろう。元々のコンポーネントを外して、より良い性能やおしゃれな見た目を持つコンポーネントに変えたりとするという楽しみ方があるのだ。

そのため、中古販売に出されている自転車の中には本来の完成車とは異なる形に改造されているものもある。このような可能性があることを念頭に置いた上で選ぶことが必要なのだ。

正規品(メーカーが販売している完成車の状態)が欲しい場合は、コンポーネントが全て同じかどうかの確認をしよう。それぞれのモデルの正規品のコンポーネントは公式ホームページなどから確認できる。細かく記載されているのでぜひ活用することをおすすめする。

COLNAGO(コルナゴ)の型番・モデル名の調べ方

それでは、以下でCOLNAGO(コルナゴ)の型番・モデル名の調べ方を紹介していく。

保証書に必ず記載がある

COLNAGO(コルナゴ)に限らず、ロードバイクを購入すると保証書が必ずついてくる。この保証書は自転車を手放す時まで大切に保管する必要がある

なぜかというと、保証書には、大切なデータが全て記載されているのだ。型番・モデル名はもちろんのこと、シリアルナンバー(個別車体番号)購入店舗購入日に至るまで、必要であろう情報は全て詰まっている。したがって、何かあればとりあえず保証書を確認してみるといい。

BB裏側もしくはエンド内側を確認

型番やモデル名は、フレームには書かれていないことが多い。書かれていてもデザインの一部としてなので、読みづらいこともある。

しかしシリアルナンバーは必ずフレームの一部に記載があるはずだ。COLNAGO(コルナゴ)の場合は、多くがボトムブラケット(BB)の裏側に記載されている。クランクの部分で少々見づらいかもしれない。

一部モデルでは、エンドの内側にシールが貼ってありそこに書いてあることがある。保証書がないときにシリアルナンバーが知りたい場合はボトムブラケットもしくはエンドの内側を確認してみてほしい。

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型番・モデル名・シリアルナンバーの必要性は?

型番・モデル名はいつ使う?

自転車業者でもない限り、自転車の型番やモデル名は日常的に聞くことはないだろう。ではこういった情報が必要になるのはどういった場面なのだろうか

型番・モデル名が役立つのは、自転車を探す時や売る時になる。事前に調べた型番・モデル名をショップで伝えれば、欲しいものが見つかりやすいだろう。また、持っている自転車を中古販売業者に査定に出す場合も、まずこれらの情報を聞かれる。

保証書は無くさないように注意

シリアルナンバーは、防犯登録の時やブランドのカスタマー登録をする際に確実に必要となってくる大切な個人情報だ。

また、自転車が不良品であったなどの時に保証を受けるためにも必要となる。

COLNAGO(コルナゴ)のホームページには次のような注意書きがある。「保証は、コルナゴ正規代理店を通じておこなわれ、その際フレームに刻印のシリアルナンバーの報告および購入期日を証明できるレシートと保証書が必要になります。」このように、シリアルナンバー及び保証書は明らかに必要なものなのだ。

もしも保証書をなくしてしまった場合は、一度フレームに記載のある番号を調べ、紙に書き写しておくなどしてメモを取っておこう。

まとめ

COLNAGO(コルナゴ)のロードバイクに関して、型番・モデル名の調べ方を紹介してきた。基本的には、どのブランドであってもロードバイクの型番・モデル名は保証書を確認すればわかるはずだ。COLNAGO(コルナゴ)も例外ではない。

また、シリアルナンバーや購入店舗・日時も保証書に全て記載がある。中古での売却を考えている人や、メーカーに修理依頼しようと考えているような人でも保証書を探してみてほしい。もしもない場合は、フレームに記載のある番号をメモしておこう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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