日常的に使用しているスマートフォンは、Wi-Fiで接続している場合もあるが、持ち運びの多いこともあるので、Wi-Fiのみで使用している人はごくわずかだといえるだろう。多くは大手キャリアやMVNOなどの通信会社と契約することで、ネットに接続し、SNSや動画視聴などに利用していると思われる。
通常の場合、どの通信会社とどのようなプランを契約しているかくらいは覚えているかもしれない。しかし、いつ契約したか、どのようなオプションと付けているか、といった契約内容を覚えていないことが多いのではないだろうか。
普通にスマートフォンを使用する分には、契約日や契約期間、つけているオプションは知らなくても問題ない。ただ、解約やMNP転出の場合重要になってくるし、契約時に付けたオプションは、ほとんど使用していないのであれば付けているだけ無駄な費用を支払っていることになる。
そのため、契約内容を確認するには、どこでどのようにすればよいかを知っておくことは必要であるといえる。
そこで今回はMVNOの一つである、DMM mobileの契約内容の確認方法などについて記載する。
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DMM mobileとは
DMM mobile（ディーエムエム・モバイル）は、動画や電子書籍といったコンテンツの配信や、ソーシャルゲーム配信などを手掛ける大手ECサイト「DMM.com」を運営する株式会社DMM.comのMVNOのブランドである。
DMM mobileの特徴
高品質の通信サービスを提供するDMM mobileには、大手キャリアやほかのMVNOにはあまり見かけられないさまざまな特徴がある。その中でも、特に大きな特徴といえるのが、「バースト機能」がついていることだ。
バースト機能とは、速度制限にかかってしまったときや高速データ通信の設定を切っているときでも、最初にデータを読み込む際に高速通信になる機能だ。
サイトへのアクセスが早い
この機能があることによって、SNSや画像・動画が頻繁に使用されているサイトへすばやくアクセスができ、低速通信にかかるストレスが少なくなる。高速データの通信量をすぐに使い切ってしまう人にとっては、使い勝手がいい機能だといえるだろう。
業界最安値のプラン
そして、DMM mobileの特徴のひとつとして、業界最安値クラスのプランが豊富にあることが挙げられる。
自分ひとりでDMM mobileと契約する場合、種別は「データ通信プラン」と「通話対応SIMプラン」の2つから選択でき、それぞれのプランの中で、データ通信量を10段階から選べる。
20のプランの中からチョイス
つまり、合計で20プランの中から、自分に合ったプランを契約できるのだ。ライトユーザーからヘビーユーザーまで、さまざまな利用者のニーズの応えることが出来るプランを業界最安クラスの価格設定で提供しているため、DMM mobileは人気が高いMVNOである。
DMM mobileの安さの理由
業界最安値クラスのプランを提供しているDMM mobileだが、なぜ価格を引き下げることができるのだろうか。その理由は、大きく分けて3つある。
NTTドコモの回線を利用
1つ目の理由としては、NTTドコモの回線を利用しているからだ。大手キャリアの回線を借りることで、設備管理費などのコストがかからないのだ。
通信量の単価を引き下げている
2つ目は、一度に大量の通信量を購入しているからだ。大量に仕入れることで、通信量の単価の引き下げが実現する。
店舗を持っていないのでコストがかからない
3つ目は、実店舗を運営していないから。店舗運営費や人件費といったコストがかからないのだ。
こうした仕入れや運営などのコスト削減によって、低価格で利用者にDMM mobileを提供できている。
契約内容の確認が必要な場合について
普段、契約内容の詳細を知らずにスマートフォンを使っている方は多いと思う。では、契約内容の確認が必要になるのは、どういった場面なのだろうか。契約内容を確認するべき場面を、大きく分けて3つご紹介していく。
1.解約やMNP転出をするとき
3つの場面の中でも特に重要なのが、解約やMNP転出をするときだ。なぜなら、契約しているプランや契約期間を確認しないと高額の違約金を支払う可能性が出てくるからである。
DMM mobileの場合は、データ通信プランには1カ月、音声通話プランには利用開始した翌月から12カ月の最低利用期間が設定されている。
データ通信プランは、最低利用期間に解約しても違約金は必要ないが（月額利用料金は1か月分必要となる）、音声通話プランは、最低利用期間中に解約やMNP転出をすると、9,000円（税別）の違約金が必要となる。
そのため、この契約内容を知らずに、最低利用期間中に音声通話プランを解約してしまうと、違約金が必要となってしまうのだ。知っておけば避けられる支出を防ぐためにも、解約やMNP転出を検討する場合は、“違約金が必要になる契約期間を過ぎているか”を確認する必要がある。
2.オプションサービスの有無を忘れたとき
契約時に高確率でオススメされるのが、オプションサービスだ。「最初にオプションサービスをつけるとスマートフォン代が安くなる。オプションサービスは1カ月たてば解約できる」などといって、オプションサービスをつけている利用者も少なくないだろう。
ただ、日々利用しているうちにオプションサービスをつけたことを忘れて、そのままにしている場合が多い。そのため、オプションサービスの有無を忘れたときは、契約内容を確認するべきである。
なぜなら、無駄な費用を支払い続けている可能性が大きいからだ。使っていないサービスに料金を支払わないためにも、契約内容からオプションサービスの有無を確認してみてはいかがだろうか。
3.月額利用料金の内訳を知りたいとき
ほかに、契約を確認するべき場面として挙げられるのが、月額利用料金の内訳を知りたいときである。毎月の請求額を見て、なぜこの金額になるのだろう、と疑問に思ったら、契約内容を確認するべきだ。
もしかしたら、自分には必要のない高速通信量のプランに加入しているかもしれないし、覚えていなかったオプションサービスに加入しているかもしれない。契約内容を見直すことで、月額利用料金を下げられる可能性があるのだ。この機会に、プランを見直してみるのもいいかもしれない。
DMM mobileの契約内容の確認方法について
DMM mobileを契約している方の中で、契約内容を確認したほうがいい場面に当てはまる方も多いのではないだろうか。そこで、DMM mobileのおける契約内容の確認方法について説明していく。
マイページから確認する
DMM mobileの契約内容は、DMM mobileのwebページにあるマイページから確認をすることができる。
マイページ画面にアクセスをして、登録しているメールアドレスと設定したパスワードを入力する。そして、メニューのアイコンを選択し、「ご契約内容」をクリックすると契約内容が確認できる。
パスワードを忘れた場合
マイページにログインするためには、メールアドレスとパスワードが必須となるが、パスワードを忘れてしまう場合もあるだろう。
そのようなときには、ログインページにある「パスワードを忘れた方」のリンクをクリックし、登録したメールアドレスを入力することで、パスワードを再設定するためのメールが届く。そのため、パスワードを忘れた場合は、再設定をしていつでもマイページにログインできるようにしておいたほうがいいだろう。
登録したメールアドレスを忘れた場合
パスワードではなく、登録したメールアドレスを忘れてマイページにログインできない場面もあるだろう。
そのようなときには、ログインページにある「ログインできない方」のリンクをクリックし、「Q.登録メールアドレスを忘れてしまいました」を選択。そして、「メールアドレスの変更申請はこちら」をクリックしていただきたい。その後は指示に従ってメールアドレスを入力することで、変更手続きが行える。
ほかのサービスIDでもログインが可能
DMM mobileは、自分で設定したメールアドレスとパスワードだけでなく、ほかのサービスIDでもログインが可能である。そのサービスとは、「Googleアカウント」「Twitterアカウント」「Facebookアカウント」の3つだ。
SNSと連携するとタイムラインに履歴などが投稿されるのではないか、と心配する方も多いだろう。しかし、閲覧履歴や購入履歴などはタイムラインに反映されないようになっているので、安心していただきたい。
更新月について
大手キャリアなどは契約期間が終了しても、契約が自動更新され、次の契約期間が始まる形式の契約を採用している場合が多い。この形式の契約の場合、契約期間が最低利用期間となっているので、契約期間中に解約やMNP転出を行うと違約金が発生する。
違約金はかからない？
しかし、契約が更新され始まった契約期間の最初の月は、解約しても違約金が発生しない場合が多い。この契約が更新されて新たに始まった契約期間の最初の月は、更新月と呼ばれている。
自動更新される契約を採用している通信会社では、とても重要な時期となっている。そのため、通常、解約やMNP転出を行いたいと思っている場合は、更新月を知っておく必要がある。
更新月は存在しない
では、DMM mobileの契約における更新月はいつにあたるのだろうか。じつは、DMM mobileでは自動更新される形式の契約はなく、更新月は存在しないのである。
いつ解約してもOK
DMM mobileでは、各プランに最低利用期間が設定されているが、最低利用期間が終了しても、最低利用期間は更新されることはないのだ。そのため、違約金が設定されている音声通話プランも、最低利用期間終了後は、いつ解約しても違約金は発生しないのである。
DMMモバイルは更新月を気にしなくて良い
つまり、DMM mobileでは、更新月はいつか、などを気にする必要はないといえる。最低利用期間が過ぎてしまえば、自分の好きなタイミングで解約できるところがDMM mobileのメリットだといえるだろう。
マイページでできること
マイページでは、契約内容を確認する以外にも、月額利用料金の確認、契約しているプランの確認や変更、オプションの設定と解約、データ通信量の追加、さらに解約やMNP転出をするためのMNP予約番号の発行など、さまざまなことができる。DMM mobile利用者にとっては、とても便利なサイトといえるのだ。
そのため、ブラウザのブックマークに登録して、いつでもマイページにアクセスできるようにしたほうがいいだろう。
アプリがとても便利
なお、マイページには、DMM mobileが展開しているDMM mobileツールアプリからもアクセスすることができるので、DMM mobileツールアプリをインストールしておくのもいいだろう。DMM mobileツールアプリであれば、インターネットを通してアクセスするよりも手軽に確認できる。
では、DMM mobileのマイページでできる機能の中でも、最も便利な契約プランの変更手続きについてご紹介していく。
契約プランの変更手続き
データ通信量のプランであれば、DMM mobileのマイページで簡単に変更ができる。変更における手数料なども一切かからないため、毎回高速データ通信量が契約しているプランよりも越えてしまう場合などは、マイページよりデータ通信量を変更してみてはいかがだろうか。
データ通信量のプランの変更方法は、DMM mobileのマイページにログイン後、「ご契約内容」をクリックし、「変更予約する」を選ぶ。次に、データ通信量のプラン一覧が表示されるため、自分が希望するデータ通信量プランを選択して「変更内容を確認する」をクリックする。最後に、「変更予約を申し込む」をクリックすることで完了だ。
また、変更した契約プランが適用される月は、プラン変更を申し込んだ日にちによって変わる。1日〜25日の間に申し込めば、プランは翌月から適用される。しかし、25日以降に変更した場合には、翌々月からの適用になるので注意していただきたい。そのため、データ通信量のプランを変更したいと思ったら、早めにDMM mobileのマイページより手続きすることをオススメする。
そして、変更したプランをキャンセルしたい場合、25日までならばプラン変更のキャンセルが可能になる。キャンセルしたい場合の手続きは、DMM mobileのマイページにログインし、メニューアイコンの中の「ご契約内容」から「キャンセルする」を選ぶことで完了だ。
まとめ
DMM mobileの契約内容の確認方法について記載したが、解約やMNP転出以外にもオプションの確認や月額利用料金の確認などで、マイページに定期的にアクセスして、確認したほうがいいだろう。
DMM mobileのマイページは、利用者にとって前述のようにとても使える便利なサイトであり、マイページを活用することは、DMM mobileを快適に利用する一つの手段といえる。
また、解約を機にスマホを買い替えようと考えているなら、スマホのマーケットというフリマサイトを参考にしてみてほしい。スマホのマーケットではキャリアスマホやSIMフリースマホが格安で販売されているので、お気に入りの端末を見つけやすいのではないだろうか。
