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LOOK(ルック)の型番・モデル名の調べ方

読了目安:10分
更新日:2019/12/17
公開日:2017/10/18
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自転車ブーム真っ只中の日本で、今最も人気を集めているのがスポーツバイクである。ロードバイク・クロスバイクなど、走ることに特化した自転車を購入して、通勤や通学で自転車を使用する人がかなり増えている

また、単価の高いスポーツバイクは、中古での売買も豊富に行われている。売買の際には、型番やモデル名の情報を把握することが大切だ。そこで、人気のロードバイクの型番モデル名の調べ方を今回は紹介していこう。特に、今回はブランド「LOOK(ルック)」にスポットを当ててみようと思う。


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LOOK(ルック)について

LOOK(ルック)は、1951年にフランスで設立された自転車メーカーである。設立当初は、スキー用品を手がけるメーカーだったものの、現在ではフランスを代表する自転車メーカーとして世界に名を轟かせている。

LOOK(ルック)は、ツールドフランスなどの世界的に有名なレースでの入賞に加え、トラックレースでの実績もある。近年の成績でいえば、9個のメダルを獲得したアテネ五輪での活躍が記憶に新しい。各種大会での活躍が、知名度のアップにもつながっているのだろう。

ビンディングペダルを開発

LOOK(ルック)は、自転車界に大きな変革をもたらしたメーカーでもある。その功績の一つとして、「ピンディングペダルの導入(開発)」が挙げられる。スキーで用いられた技術・ノウハウを活かして発表したビンディングペダル「PP65」は、自転車業界に衝撃を与えた。現在では各メーカーが当たり前に導入している技術ではあるが、LOOK(ルック)が導入し、搭載マシンが大会で入賞を果たしたことにより大きく広まったのである。

ビンディングペダルとは、靴底に設置された金具(クリート)をペダルに直接固定するものである。スキーで用いられていたものを自転車に応用した技術となっている。足とペダルが固定されていることによって、踏みこむ力だけではなく “引き上げる”力も加わる。それにより効率よく漕ぐことができるので、長距離を走る人や速度を出したいレーサーはほとんどがビンディングペダルを導入している

カーボンフレームと美しいハンドル周りに定評がある

さらに、LOOK(ルック)が業界にもたらした影響は、ビンディングペダルだけではない。現在、各メーカーのハイエンドモデルの素材はカーボンを採用しているが、実はこのカーボンフレームを本格的にレースに導入したのも、LOOK(ルック)なのだ。

また、LOOK(ルック)はステムやハンドル周りの美しさにも定評がある。ロードバイク好きの人にとっては、全体のフォルムが美しいかどうかはバイク選びの際に1つのポイントになる。すっきりとしたハンドル・ステム周りの虜となり、LOOKを選ぶ人も少なくないのだ。

人気漫画のキャラクターも愛用

日本にロードバイクブームをもたらした、漫画「弱虫ペダル」の大人気キャラクター「真波山岳」もLOOK(ルック)のロードバイクを使用している。

初期から、主人公の前に立ちはだかるライバルとして人気の高い真波がLOOK(ルック)に乗ることで、漫画に影響されてロードバイクを始めた人たちはLOOK(ルック)に憧れ、購入を検討することも多いそうだ。

ただし、漫画内で真波山が乗っているLOOK(ルック)の「595」は、市場販売価格で800,000円ほどとかなりの高額商品なので、実際には手が届かないことが多い

LOOK(ルック)の型番・モデル名について

以下では、LOOK(ルック)の型番やモデル名の成り立ち(仕組み)について解説してく。スマートフォンやパソコン、家電製品とは少々成り立ちが異なるので是非確認しておいてほしい。

フレーム名=モデル名が一般的

LOOK(ルック)を含め、ロードバイクは全体的にフレームが全ての核となっている。そのため、モデル名はフレームの名前を表すことが圧倒的に多い。LOOK(ルック)では、モデル名を“3桁の数字”で表している。

  • 【例】LOOK(ルック)の2018年モデル
  • ・795 AEROLIGHT SPECIAL EDITION
  • ・795 AEROLIGHT
  • ・795 LIGHT SPECIAL EDITION
  • ・695 LIGHT
  • ・695 ZR UD
  • ・675 LIGHT UD
  • ・765
  • ・765 HM
  • ・765 DISK
  • ・796 MONOBLADE
  • ・AL464P トラック
  • ・AC364 トラック
  • ・CR564P トラック
  • など

LOOKに関しては、この”3桁の数字”がモデル名を表し、「フレームのみ」での販売を行っている。完成車の場合は、モデル名の後に「COMPLETED BIKE(完成車)」の記載があるので、購入を検討している場合「フレームだけなのか」「完成車なのか」をしっかり見分ける必要があると言えるだろう。

コンポーネントも含めてモデル名としているブランドも

基本的には「モデル名=フレーム名」なのだが、ブランドによっては完成車のコンポーネント名も込みで、モデル名の様に表記していることもある。フレームは同じだが、完成車に使われているコンポーネント(パーツや部品)が異なるため値段性能が違うということを表しているのである。

例えば、イタリアの人気ブランド「Bianchi(ビアンキ)」では、以下のような表記で完成車を販売している。

  • ・INTENSO SHIMANO 105
  • ・INTENSO SHIMANO TIAGRA

これは、INTENSOというフレームに、それぞれ「105」「TIAGRA」というコンポーネントが搭載された完成車を指す。コンポーネントのグレードが105 TIAGRAなので、販売価格は「INTENSO SHIMANO 105」の方が高くなるという仕組みだ。

発売された“年”をモデル名として考えることも

ロードバイクにとって、発売された“”は非常に重要である。実は、同じモデル名でも発売年によってそのフレームは異なる内容になっているのである。素材・設計・色などなどが、発売年によっては異なる可能性があるので注意深く見ていく必要がある。

LOOK(ルック)の場合は百の位がそのモデルの年式に当たる。毎年数字が上がるというシステムではなさそうだが、同時期のモデルは同じ番号になっているようである。また、十の位が世代のグレード、最後の一の位が素材となっている。素材は、簡単に例を挙げると、1であればアルミフラグ、5であればカーボンラグ、6であればカーボンモノコックである。

しかし、正規店で新品として購入するのであれば、おそらく年代を意識する必要はない。(基本的に最新年のモデルしか販売していない)だが、中古で購入を検討しているのであれば、モデル名に加えて“販売年”もしっかり確認しておいてほしい。LOOK(ルック)のような高級ブランドのロードバイクは、中古での購入を検討している人も少なくはない。購入後に後悔しないように、店員に確認しておくべきだろう。

LOOK(ルック)の型番・モデル名の調べ方

それでは、LOOK(ルック)の型番・モデル名の調べ方を紹介していこう。型番などに加え、シリアルナンバーに関しても言及していくので是非確認したおこう。

保証書にて確認

購入時についてくる「保証書」には、大切なデータがおおよそ全て記載されている。型番・モデル名に加えて、購入店舗や日付なども必ず記載されているため、まずは保証書で確認することを第一に考えてみてほしい

また、正規ルートで購入した場合、必ず保証書がついてくるので無くさず大切に保管しておこう。

シリアルナンバー

ここで、シリアルナンバーについて少し紹介したいと思う。シリアルナンバーは型番とは違うので間違えないように十分注意してほしい。シリアルナンバーは車体1体1体に割り振られている番号である。これは、盗難防止や防犯のためのものである。

中古で売る場合の役立ち方

もし、中古でロードバイクを売るのであれば、かならずシリアル番号の抹消、または、次に買う人に譲渡する手続きを行う必要がある。防犯のための番号のため、持ち主が自分に紐づいているはずであるからである。中古の業社で売る場合はおそらくそのような指示があり、手続きを忘れないで行うことができるだろうが、ネットオークションやメルカリなど、個人で売買を行う場合忘れがちの作業となってしまうので十分注意してほしい。

中古で買う場合

中古で売る場合に注意が必要なのと同様、もちろん中古で買う場合も注意が必要である。シリアル番号が削り取られている場合は、盗難品の可能性があるので購入は避けた方が良いと言える。

先ほどのように、メルカリなどで個人での売買を行うのであれば、あらかじめ持ち主にシリアル番号を抹消してもらうよう確認をしておくようにした方が良いだろう。

どこで確認できるのか

では、このように重要な役割のあるシリアル番号だが、どこで確認が可能なのだろうか。もちろん、シリアルナンバーも保証書に記載がある。しかし、もしも「保証書が手元にないけどシリアルナンバー」を知りたい時は、フレームのチェーンステー周辺を見てみるといいだろう。ボトムブラケット(BB)よりのチェーンステー裏側に、シリアルナンバーが記載されたシールが貼ってあるはずだ。

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型番・モデル名を知っておくことのメリット

最後に、型番やモデル名を知っておくメリットを少し紹介したいと思う。この記事で型番の特徴や確認方法はわかったが、特に知っておく必要がないだろうと思っている方は是非確認してほしい。意外にも私たち消費者にとって重要な情報なのである。

中古での売買に役立つ

まず、第一に中古での売買では最も重要な基本となる情報である点である。

中古で売るのであれば、まず中古で査定に出す際に質問されるだろう。また、ネットオークションやフリマアプリなどで、自分で売る場合も必ず必要である。ロードバイクであるという情報と、写真だけ載せるという手もあるだろうが、正直情報があまりにも少なく、購入者が現れない、または格安で購入されてしまう可能性が上がってしまうだろう。

中古で購入するのであればその基本情報がなければ商品を探し出すことがそもそも困難になってしまう。知っておくことが最低条件だ。また、ネットでの購入の際、商品のモデル名などの情報がない場合は要注意である。それだけ持ち主に知識がないだけであればいいが、値段が割に合っていない可能性や、嘘の可能性でさえもある。中古で個人の売買で購入する際は、連絡が丁寧な人はもちろん、しっかり自分の商品の状態の詳細や、知識が豊富な持ち主から購入をした方が安全と言えるだろう。

情報収集に役立つ

また、もちろん自分のロードバイクのモデル名や型番を把握していれば、ほしい情報がネットから得ることが簡単になってくる。また、同じ趣味同士で繋がることもできるだろう。しかし、最も役立つと言えるのがおそらく購入時販売時、また修理など困った時にモデル名や型番を知っていることは非常に役立つだろう。

まとめ

以上のように、LOOK(ルック)などロードバイクの型番・モデル名を知りたい場合は「保証書」を確認してみてほしい。

また、シリアルナンバーは防犯に非常に重要な情報である。手続きなども忘れず、確認したい場合はフレームにも記載があるのでチェーンステーの裏側を確認するといいだろう。

保証書は、中古での販売や修理依頼の際に確実に必要となるので、購入した際は無くさないようにしっかりと保管する場所を決めて大切にとっておいてほしい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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