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MVNOって何?MVNOの仕組みと特徴を徹底解説

読了目安:8分
更新日:2018/03/05
公開日:2017/09/04
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長きに渡って大手キャリア会社の携帯電話を使ってきた人の多くは、「MVNOって何?」という疑問によってリーズナブルな価格で利用可能な格安SIMへの乗り換えができない実態がある。またその仕組みがわからなければ、メリットの多いMVNOに対してネガティブなイメージを抱いてしまうのも、無理はないと言えるだろう。

今回は、今話題の格安SIMに興味を抱き始めたばかりの皆さんに、「MVNOって何?」という疑問の答えに繋がる特徴や仕組みを徹底解説していきたい。

MVNOって何? MVNOの仕組みとは?

ドコモやauといった大手キャリア会社から無線通信インフラを借り受け、リーズナブルな料金や独自サービスを付けたPHSや携帯電話などのブランドを取扱う業者をMVNOと呼ぶ。

無線通信インフラを借りるとは、どういうこと?

自分の会社で基地局を持たないMVNOでは、エンドユーザに繋がる部分だけを独自に用意することで無線通信ネットワーク設備にかかるコストを抑えている。この仕組みについて総務省では、「当該移動通信サービスに必要な基地局を自ら開設していない」と定義している。

また総務省で定めるMVNOの条件には、「移動通信サービスを運用していない」というルールも必要となるようだ。

移動体通信サービスのOEM製品

大手キャリア会社の無線通信インフラを活用するMVNOは、移動体通信サービスのOEM製品と位置づけられることもある。

例えば自動車メーカーの業界では、少しでも安く車を手に入れるために敢えてOEM製品を選ぶユーザが少なくない実態がある。またSUZUKIやトヨタといった一流メーカーが開発したOEM自動車は、品質や安全性に優れた特徴があるため、価格が安くても二流、三流メーカーの車と比べると総合的な満足度は遥かに高い実態があるのだ。

こうしたOEM自動車に生じている好循環は、移動体通信サービスのOEMブランドとも言えるMVNO業界にも類似の動向が生まれている。

MVNOの特徴とメリット

ここまで紹介した内容を読んでも「MVNOって何?」という疑問がクリアにならない人には、格安SIMのメリットやデメリットからこのサービスの特徴を理解していく方法もおすすめだ。

特に下記10項目のメリットは、大手キャリアとMVNOの違いを明確にする上でチェックしておきたいポイントとなる。

小回りのきく経営を行っている

大手キャリア会社から自社のユーザ数に応じた分だけ無線通信インフラのネットワークを借りる一般的なMVNO会社は、小回りの効く経営が可能となっている。こうした特性が際立つ業者の中には、加入ユーザ数の増減を見ながら定期的に料金プランの見直しやリニューアルを図るMVNOも存在する。

また通信施設や実店舗をあまり持たないMVNOの場合、ランニングコストがあまりかからない分、料金設定を安くするといった形でユーザにメリットの高いサービスを実現しやすい実態があるのだ。

2年縛りのない会社も多い

コンパクトな経営に成功しているMVNOの中には、大手キャリア会社の難点でもある最低利用期間や2年縛りなどを設けないところも存在する。このように自由度の高いMVNOの場合、ユーザはより良い通話品質や低料金を求めて自由に他社への乗り換えができる。

また逆に結婚や転職、親との同居といったライフイベントを予定する人々は自由に解約のできる会社を探す傾向があるため、こうしたユーザによる好循環のあるMVNOの場合は厳しい縛りや解約金などの規則を設けなくても顧客不足に悩まされにくいのだ。

業者の選択肢が豊富

格安SIMサービスの提供できるMVNO会社は、日本国内に600社以上あると言われている。これだけ多くの会社が競い合うMVNO業界には、たった3社しかない大手キャリアと比べて新料金プランなどのサービス拡充が生まれやすい傾向がある。

また現時点で発展途上とも言える誕生したMVNOの場合、それなりに大きな会社では実現できない柔軟なサービスを設ける傾向もあるため、会社の大小だけでは良し悪しを決められないところも、この市場の特徴と捉えて良いだろう。

データプランだけでも選べる

他に1台フューチャーフォンなどを持っていて、「格安スマホはインターネットだけできれば良い!」といった場合、MVNOならリーズナブルなデータ通信専用プランの契約もできる。こうした形で自分に合うSIMカードを選べれば、無駄な機能に高額な基本料金を払い続ける苦痛も解消できることだろう。これに対して友人や家族との長電話を楽しみたい場合は、音声通話機能付きSIMを格安スマホに入れるという選択肢もある。

データ通信容量の無駄がない

幅広い料金プランが用意されているMVNOを利用すれば、毎月余ってしまうデータ通信容量に無駄なお金を使う必要もなくなる。例えば、29種類もの料金プランを用意するイオンモバイルには、月々480円で利用できるデータ1GBプランもある。

また逆にゲームや動画視聴などによって高速データ通信が多い人には、無制限使い放題プランや月50GBまで使えるプランといった選択肢もあるため、大手キャリアと比べるとMVNOは遥かにデータ通信容量の無駄のない出逢いに繋がりやすいと言えそうだ。

家族向けプランも充実

家族向けキャンペーンやシェアプランの充実したMVNOは、家計の節約にも活用しやすい存在だ。家族で不要なデータ通信容量を分け合えば、更に無駄の少ないプラン選びが可能となる。

また会社によっては、「契約者2人目の基本料が1年間無料」や「1人につき50円割引」といった特典やキャンペーンを用意するところも増えているため、みんなで家計の節約を考えるファミリー層にとって、MVNOを利用するメリットは非常に高いと言えるだろう。

対応エリアや通話品質は大手キャリアと同じ

大手キャリアのネットワークを使うMVNOは、価格や安くても通話品質や対応エリアでユーザに不満を抱かせることはない。例えば、楽天モバイルやIIJmio、LINEモバイルといったMVNOブランドは、その回線を貸しているNTTドコモと同じ品質で通話ができる。

またMVNO各社の国際ローミングは、ドコモやauのサービス内容に準ずる形となるため、価格や付加価値が異なっていても大手キャリアと格安SIMの間にはメリットに繋がる共通項もあると言えるだろう。

IP電話アプリの存在

MVNOのIP電話アプリは、少しでも安くスマホを使いたいというユーザの願いを叶えるサービスの代表だ。SIMカードに付いてくるIP電話アプリを使えば、若干高い音声通話SIMの契約をしなくても、家族や友人などとの通話を楽しめる。

また近頃では、同じアプリ同士であれば無料で通話可能な会社も増えているため、通話品質よりも安さを重視する皆さんにとってこのアプリのおすすめ度は非常に高いと言えるだろう。

スマホ端末代の節約も可能

SIMカード単品でも販売されているMVNOには、ユーザの努力次第でスマホ端末を安く入手できるメリットもある。特にイオシスやゲオモバイル、ソフマップといった中古スマホ専門店が増える近頃では、古い機種を安く買うことでスマホ利用にかかる費用をトータル的に抑えるユーザも少なくない実態があるようだ。

また指定プランの加入で端末代を100円ほどにするMVNOも存在するため、入念に情報収集や比較検討をすることでより安くスマートフォンを入手しやすくなると捉えて良いだろう。

MVNOにも若干の注意点やデメリットがある

ここまで多くのメリットをご紹介したMVNOにも、無線通信インフラを借りている側ならではとも言える若干のデメリットが存在する。

しかし中には、MVNOの難点が全く苦にならないという方々も多く見受けられるため、まずは下記のデメリットを含めた格安SIMの特徴を総合的に確認した上で自分のライフスタイルに合う商品を探していくのが理想と言えるだろう。

キャリアメールやキャリア決済が使えない

大手キャリア会社ではないMVNOの場合、ドコモやau、SoftBankでは当たり前に使えるキャリア決済やキャリアメールといった機能が使えないこともある。また独自ドメインのメールアドレスを用意するMVNOの場合、ユーザ側で「キャリアメールか?フリーメールか?」の判断ができない傾向があるため、今までこれらの機能を重視してきた人は少し慎重に格安SIM選びを進めるようにして欲しい。

スマホ端末購入の失敗が起こりやすい

SIMカードとスマートフォンを別々に用意できるMVNOの場合、端末購入時のトラブルも多い実態がある。特にメルカリやヤフオクといった個人間取引の場合は、出品者の中に悪質な赤ロムの転売詐欺業者が紛れ込んでいる可能性もある。また中古スマホの場合は保証期間も短い実態もあるため、価格だけで端末選びをすることは避けるようにして欲しい。

地方には実店舗が少ない

今までのMVNO業界は、実店舗を置かないことによりランニングコストを節約してきた。しかし店舗スタッフという相談相手がいない理由でトラブルや不満が増える近頃では、ランキング上位のMVNOで地方都市を含めた全国の店舗設置に力を入れているようだ。

特にビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店には多くのMVNOの集まる即日開通カウンターも開設されているため、実店舗という窓口のないことによるデメリットは少しずつ解消されつつあると捉えて良いだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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