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Panasonic LUMIX Gシリーズの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

読了目安:13分
更新日:2023/07/25
公開日:2017/11/21
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写真といえば、一昔前までは旅行や結婚式などの特別な行事がある時にしか撮らないものであったが、最近はスマートフォンやコンパクトサイズのカメラが普及したこともあり、日常のちょっとしたことでも写真を撮る機会が格段に増えた。 2017年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞はインスタ映えであった。まさに写真を撮る機会が増えたことを強調する1年だったといえるだろう。

しかしあまりにも優れたカメラ機能を持つスマートフォンの普及などもあって、カメラの必要性は減少してしまっているのではないだろうか。物によっては数年前のデジタルカメラよりも、最新のスマートフォンの方が質の良い写真が撮れてしまうことすらある。そのような場合、お持ちのカメラを売却するという考えが脳裏に浮かぶかもしれない。

今回はPanasonic LUMIX Gシリーズに絞って、型番や命名規則について紹介するので、売却をする際にはぜひ参考にして欲しい。

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LUMIX(ルミックス)Gシリーズとは

LUMIX(ルミックス)とは、Panasonic(パナソニック)が展開するデジタルカメラブランドである。

Gシリーズとは、そのラインナップの中でもレンズ交換可能なミラーレス一眼カメラのシリーズを指す。"Changing Photography"をコンセプトに、プロ・アマ問わず使いたくなるような写真・映像が撮れるカメラを目指して作られている。


Panasonic Lumix DMC-GF1 / Hkan Dahlstrm

ルミックスGシリーズの特徴

ルミックスGシリーズは光学機器メーカーのオリンパスと共同で開発したレンズ交換式デジタルカメラの規格である「マイクロフォーサーズシステム」を採用している。デジタル一眼レフに比べて非常に小型のボディで持ち運びしやすく、それでいて一眼レフカメラ並みの画質・表現力を有するモデル群である。

ルミックスGシリーズはその扱いやすさにも特徴がある。カメラの液晶パネルにはタッチパネル機能がついている。この機能を利用して画面上のフォーカスを当てたいものに触れると「追っかけフォーカス」ができる。動く被写体でもフォーカスが当てられて自動でピントや明るさを合わせてくれるため、便利で使いやすい。

ここでは、このルミックスのデジタルミラーレス一眼、Gシリーズの型番とその調べ方、モデル名との関係(命名規則)などについて説明していく。

なお、ミラーレス一眼はカメラ本体とレンズキットそれぞれに型番があるため、両方記載していく。

ちなみに、ルミックスブランドから販売されているコンパクトデジタルカメラのモデル群の型番については、別の記事にまとめているので、そちらを参照していただきたい。

※ルミックスGシリーズの型番は、パナソニックの公式サイトに記載のものを参照している。

型番が必要となるのはいつ?

写真や動画を撮影するといったような、カメラの用途そのものには型番を必要とすることは滅多にないだろう。では型番が役立つのはどのような場面なのか。まずいくつか紹介する。

買取査定に出す時

このコラムを読んでいる方の中には、お手持ちのカメラが必要なくなった時、中古で販売することを考える方も多いだろう。その場合は、中古販売業者に売るか、オークションサイトフリマアプリに出品することが考えられる。

どのような形で売却するにせよ、販売するには次の買い手が必要となるのは間違いない。そのためには、購入を考える人が安心して購入できる状態を作ることが必要となる。出品者としてできることは、その製品にまつわる正確な情報を提供することである。カメラなどの電化製品の場合、型番こそその正確な情報の一つなのである

型番が分かれば、その型番を元に製品について調べ、納得いく買い物がしやすくなるため、出品者にとっては自分の売りたいものが売れやすくなると言える。

製品について知りたいことがある時

今度は自分が新しくカメラを買いたい立場だと考えてみて欲しい。身近なものとはいえ、カメラはそれなりに大きな買い物だと言える。そのような買い物をする時は特に、なるべく多くの情報を見てから購入を決断するだろう。購入候補のカメラの型番を知れば、より多くの正確な情報を得ることができる。メーカーや家電量販店などの専門知識を持った人からはもちろん、インターネット上でも評判をチェックすることもできる

故障が考えらえる時

また、お手持ちのカメラに不具合があった場合にも型番を知っていることが役立つ。故障の可能性が考えられる時にはメーカーや購入店のサポートセンターに問い合わせると思う。その際、型番は必ずといってよいほど聞かれる。やはりここも、製品の正確な情報を得ることでサポートセンター側も的確な対応をとることができるからである。

以上3点、型番が必要となる場面をあげた。とにかく製品の正確な情報を得たり、提供したりするには、型番が大いに役立つのである

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ルミックスGシリーズの現行モデルの型番

型番の必要性がわかったところでまず最初に、ルミックスGシリーズのモデル名とその型番を紹介する。2017年11月現在、販売中のGシリーズは合計5モデルある。

  • ①LUMIX GH5
  • ボディ(ブラック):DC-GH5-K
  • 標準ズームレンズキット:DC-GH5M-K
  • ②LUMIX GX8
  • ボディ(シルバー/ブラック):DMC-GX8-S / DMC-GX8-K
  • 高倍率ズームレンズキット(同):DMC-GX8H-S / DMC-GX8H-K
  • ③LUMIX GX7 Mark
  • ボディ(ブラック/シルバー):DMC-GX7MK2-K / DMC-GX7MK2-S
  • 標準ズームレンズキット(同): DMC-GX7MK2KーK / DMC-GX7MK2KーS
  • 単焦点ライカDGレンズキット(同) :DMC-GX7MK2LーK / DMC-GX7MK2LーS
  • ④LUMIX G8
  • ボディ(ブラック) :DMC-G8-K
  • 標準ズームレンズキット:DMC-G8M-K
  • ⑤LUMIX GF9
  • ダブルレンズキット(オレンジ/シルバー):DC-GF9W-D / DC-GF9W-S

各モデルの特徴

①は2017年2月発売。有効画素数2033万画素という新開発のLive MOSセンサーを採用。約18Mの高解像度で秒間30コマの高速連写が可能な驚きのハイスペックカメラ。Bluetoothwi-fi付き。

②は2015年8月発売。0.5型の大型EVF(電子ビューファインダー)を備えながら、街撮りに持ち出しやすいボディサイズ。wi-fi付き。

③は2016年5月発売でクラシックな佇まいが特徴。ライカブランドの単焦点レンズが付いてくるレンズキットを選べる。wi-fi付き。

④は2016年10月発売。進化した手ブレ補正システム「Dual I.S. 2」を搭載。wi-fi付き。

⑤は2017年1月発売。コンパクトなミラーレス一眼で、ダブルレンズキットのみでの販売。秒間30コマ連写の「4Kフォト」で自分撮りができる「4Kセルフィー」が売り。本体重量はなんと269gと、五つの中では最も軽量。wi-fi付き。

なお、各モデルのレンズキットで付属されるレンズ名称と型番は以下のとおりとなっている。

レンズキット名称と型番

  • ①GH5標準ズームレンズキット
  • LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.:H-FS12060
  • ②GX8高倍率ズームレンズキット
  • LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.:H-FS14140-KA
  • ※シルバーボディでもブラックのレンズになる
  • ③GX7 Mark標準ズームレンズキット
  • LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.:H-FS12032
  • GX7 Mark単焦点ライカDGレンズキット
  • LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.:H-X015
  • ※シルバーボディにはシルバー(-S)、ブラックボディにはブラック(-K)のレンズ
  • ④G8標準ズームレンズキット
  • LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.:H-FS12060
  • ⑤GF9ダブルレンズキット
  • LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.:H-FS12032
  • LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.:H-H025

ルミックスGシリーズの型番の特徴

Gシリーズと名付けられているように、全てにGがつく型番となる。また、モデル名に「DC」または「DMC」が付き、モデル名−ボディカラーという順序も、ルミックスのコンデジの型番の構造と同様である。

注意点としては、レンズキットの型番の「K」とブラックを示す「K」で混同しないように気をつける必要がある

型番変化が見られる最新モデル

なお最新モデルとなる「GH5」と「GF9」は、冒頭アルファベットが「DMC」ではなく「DC」となっている。理由は不明だが、コンデジでも同様の型番の変化が見られているので、今後は型番自体が変化していく可能性もある。

シリーズモデルの特徴

また、Gシリーズは「GH」や「GF」などの各型番ごとのシリーズモデルになっている。その特徴は以下のとおり。ちなみに現行モデルにはないが、かつては「GM」という型番も存在した。

  • ●G……「DMC-G8」が最新。元々Gシリーズは「DMC-G1」から始まっており、スタンダードな性能のシリーズとなっている。
  • ●GH……「DC-GH5」が最新モデルであり、ハイエンド機種につけられる型番である。この型番を持つのは静止画と動画どちらもに強い「シューティングスタイル」のモデルとなっている。Gシリーズのハイエンド、ハイブリッド、ハイパフォーマンスだから「GH」ということと言われている。なお過去のGHシリーズは全て冒頭は「DMC」だったが、「DC」に変わった。
  • ●GX……EVF(電子ビューファインダー)を備える小型でシンプルなデザインが特徴の高級モデルシリーズ。「ストリートスタイル」と呼ばれ、静止画に強い。現行は「GX7Mark」が最新。
  • ●GF……EVFを省略した小型・軽量のエントリーモデルのシリーズ。「ファーストミラーレス一眼」だから「GF」となる。最新の「GF9」より、冒頭アルファベットが「DMC」から「DC」に変わった。

ルミックスGシリーズの型番の調べ方

本体には表記がない

Gシリーズの各機種の機体には、「GH5」を除き、LUMIXとPanasonicとしか書かれていない

「GH5」に関してはモデル名が記載されているのでその型番も連想しやすい。ただ以前まで全て冒頭が「DMC」だったのが、「GH5」は「DC」になったので注意が必要だ。

取り扱い説明書・カタログ・箱を確認する

その他のモデルも含め、各機種の型番は取り扱い説明書カタログに記載されている(品番と表記されている。品番=型番と考えてよい)取り扱い説明書なら表紙ですぐに確認できるだろう。また、購入時に入っていた箱にも書いてある可能性が高い。

特に買取に出す際には業者に型番を求められることが多いので、正式なモデル名と型番は、そちらで確認することをおすすめする。確実にわかるようにして、スムーズに買取が進むように準備すると良い。

生産終了したルミックスGシリーズの型番

ここでは、生産が終了したルミックスGシリーズの型番を掲載する。なお、カラーバリエーションについては省略した。

型番「G」

DMC-G1 / DMC-G1K / DMC-G1W / DMC-G2 / DMC-G2K / DMC-G2W / DMC-G10K DMC-G3 / DMC-G3K / DMC-G3W / DMC-G6 / DMC-G6H / DMC-G6W / DMC-G6X DMC-G7 / DMC-G7H / DMC-G5 / DMC-G5W / DMC-G5X

末尾のアルファベットはそれぞれのレンズキットの型番を示している。なお、「DMC-G1」が2008年に発売になったGシリーズ最初のモデルである。

型番「GH」

DMC-GH1 / DMC-GH1A / DMC-GH1K / DMC-GH2 / DMC-GH2K / DMC-GH2H DMC-GH3 / DMC-GH3A / DMC-GH3H / DMC-GH4 / DMC-GH4H

「シューティングスタイル」のハイエンドモデルのシリーズ。

型番「GM」

DMC-GM1K / DMC-GM1SK / DMC-GM5 / DMC-GM5K

コンデジ並みの小型ボディのモデルシリーズ。見た目のおしゃれさも含めて持ち歩きにぴったりな入門機となっている。「GM1」はファインダーレスだが「GM5」は小さなボディにファインダーもついている。

型番「GF」

DMC-GF1 / DMC-GF1C / DMC-GF1K / DMC-GF2 / DMC-GF2C / DMC-GF2W DMC-GF3 / DMC-GF3W / DMC-GF3C / DMC-GF3X / DMC-GF5 / DMC-GF5W DMC-GF5X / DMC-GF5WA / DMC-GF6 / DMC-GF6W / DMC-GF6X / DMC-GF7W

ファインダーレスのシリーズだが、別売りオプションでライブビューファインダーを後付けすることはできる。

型番「GX」

DMC-GX1 / DMC-GX1W / DMC-GX1X / DMC-GX7 / DMC-GX7C

シンプルなデザインが特徴の高級モデルシリーズ。「ストリートフォト」シリーズとも言われ、静止画に強い。

デジタル一眼レフ「Lシリーズ」の型番

DMC-L1K / DMC-L10 / DMC-L10K

「Lシリーズ」とは、マイクロフォーサーズシステムシステムの前身である、フォーサーズシステム(オリンパスとコダックが提唱したデジタル一眼用の規格にパナソニックが賛同した)を採用したルミックス初のデジタル一眼レフのシリーズ。2008年以降後継機種は作られていない。

まとめ

ここまで、ルミックスGシリーズの過去の生産終了モデルを含めて全ての型番を紹介した。Gシリーズのラインナップは、型番毎の特徴もわかりやすいので、ハイエンドなモデルなら「GH」のシリーズ、高級感あふれるミラーレスなら「GX」といったように、自分に合ったモデルを探す際にも理解しやすい。

またGシリーズは、交換レンズにドイツのライカのレンズを選ぶことができるのも大きな魅力となっている。当記事を参照しつつ、型番毎の魅力を比較しながらモデル選びをしていただけると幸いである。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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