ファインワインと普通のワインの違いと毎年価値が上がる理由
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2019/02/05
まずは『ファインワイン』について解説します。英語で表記すると『Fine Wine』となりますが、直訳すると『元気なワイン』になりますよね。元気なワイン?と感じるかもしれません。実際に自分も最初はそう思っていました。それでも間違いではないのですが、ファインワインにはしっかりとした定義が設けられています。 ワインというのは、樽に入れられて熟成されて作られていきますよね。そして、樽の中で熟成したワインは瓶に移されます。それがそのまま出荷されて我々が飲めるようになる訳です。しかし、ワインというのは他の飲み物やお酒と違ってある特徴があります。 普通、飲み物と言えば出来立てを飲むのが一番美味しいとされていますよね。しかし、ワインに限っては、瓶に入れたワインをコルクやスクリューキャップなどで閉じて、適温でしっかり保管することによってさらに熟成していくのです。すると、深みが増して味わい、飲みやすさ、香り、後味、すべてのクオリティーが上がっていきます。 よく、『〇〇年もののワインです。』と紹介されることがありますが、高いワインって30年以上前に作られたものが多いですよね。それだけの期間寝かせたからこそ完成した上品なワインだからなのです。そして、その高品質・高クオリティーで作られたワインのことを『ファインワイン』と呼ぶのです。 ◇実は定義はバラバラ 先ほど、高品質でクオリティーが高いものをファインワインと書きましたが、決して長い間熟成させたからと言って良いワインになるとは限りません。熟成させずに若いうちに飲んだ方が良いワインもあるのです。古ければ古いほど高品質という訳ではないということですね。 そのため、専門家によって『ファインワイン』の定義に違いはありますが、一般的な定義としては上記のようなものだと思います。凄く単純に考えてしまうと、とても高価なワインが『ファインワイン』と思っても良いかもしれませんね。最後に、ファインワインの用途について解説します。 ◇ファインワインの用途 ①高級ワインとして飲む パーティや個人で飲んだり、消費していくことですね。ワインが飲み物であることに変わりはないので、そのまま食事と一緒に楽しんでも良いですし、ワインと少しのおつまみでしっとりと楽しんでも良いと思われます。かなりの贅沢感を味わえることでしょう。 ②投資目的 ファインワインを投資目的で利用します。ファインワインは高級品が多いので、売りに出せば大きなお金が動くことになるでしょう。ファインワインはなかなか出回らないため、価格がどんどん上昇しているのでしょう。おそらく、これからも人気と共に価値が上がっていくものだと考えられます。

2019/02/05
まずふつうのワインとは違う「ファインワイン」の定義から回答させていただきます。 これは、樽から瓶に移されたワインをコルク、もしくはスクリューキャップで瓶を閉じ、その後長期間にわたって瓶の中で何年も年月をかけて熟成を深めていくにつれて、その味わい、クオリティーがいっそう高まり上質なものと仕上がるワインのことを言います。 また、実はこれに関しては色々な意見があり、ワインの年数が若いうちから美味しいワインも数多くありますし、長期間熟成させればいいワインでとても美味しいと言うことでも無いのです。 「ファインワイン」の定義は何通りかありますが、一般的によく言われているものは、上で述べたように言われています。 このように考えると、単純に「ファインワイン」は高価格帯のワインのことを指していると考えてもいいかと思います。 また年数イコール必ずしも価値が上がるというわけでもないので、価格が上がるポイントを簡潔に述べます。 1つ目は流行になっているかです。価値が上がる商品は、流行になっているという事が大切になっています。 どんなに高価なお酒があっても流行に乗っていない限りは、かなりのプレミアム価格というヴァリューがつきづらくなっているのです。 続いては人気銘柄の限定商品です。とくに一番ヴァリューの上がる可能性があるのが世界限定の商品となります。例えば、世界限定200本などであれば生産自体が200本なので、その絶対数は圧倒的に少ないです。そのため、希少価値などが高まる事が多くあります。 最後は、古いお酒になります。ただ古ければ古い程ヴァリューが高まるとは限りません。古くなると価値が下がるお酒もあります。 ですが、古くなればなるほど、同じ商品が減っていき、相対的に価値が高まってくるという傾向にはあります。 つまり、手に入りにくいという環境は嗜好者のこころをくすぐり、結果としてヴァリューが高まるのだと思います。 価値と言うのは、理解するのが難しいもので人によって変わる場合がたくさんあるのですが、参考になれば幸いです。

2019/02/04
ワインが劣化するのは空気に触れるかどうかで大きく差が出ます。また、温度など保存状態が大きく関係してきます。オーストラリアではアルコール濃度を高めることで保存性を良くして100年以上ワインを保存させる技術を取り入れています。 価値が上がるのはそれだけ希少性が出るということがまず1つ、それから味が良くなるということが理由に挙げられます。ワインを作って保存する技術や場所を確保することも問題です。ワインが腐らないわけではないので、丁寧に一定の温度湿度で保存しなければなりません。 またワインを保存していくということは新しいワインが出荷されればその分のスペースを確保しないといけませんので、これがまた難しい問題です。例えば年間100本保存したなら、100年で1万本保存しなければなりません。 保存技術のまだ悪かった時代にそれだけの物を天然で確保できる場所は限られていましたので、それが値段に反映された部分はあります。またその分希少価値が高まりました。 現代は機械化によって大量にワインを作っている企業とそうでない企業があります。 機械作りが味がいいかどうかは別にして、大量生産できるということはその分コストが下げられるので値段に反映して安く購入できます。 また需要に合わせて生産拡大も出来ますので、得る程度値段を一定に保つ、もしくは安くする事ができます。 手作業で作る分には需要に関わりなく一定の生産量しかないので値段が高騰しやすいです。 またワインはある程度熟成させるものが美味しいとされています。これはワインだけでなくアルコール飲料一般にも言えます。 ですので熟成させ多分美味しくなる確率が高いということです。正直1,000円以下でも美味しいワインはあります。
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回答数:4K.K2019/02/03
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