雛人形の道具類のみで買取は可能なのか？

屏風、ぼんぼり、針箱、鏡台といった雛人形の道具類は、雛道具と呼ばれる立派な買取品目です。 一部の雛人形専門店では、道具類だけの単品販売も行われています。 美しい蒔絵や金細工などの施された雛道具には、骨董品や伝統工芸品といった価値があります。 そのため、骨董品買取を得意とする下記業者では2018年7月現在、雛人形のない道具類だけでも積極的に買取査定を行っているようです。 ・あさぎ堂 ・古美術やかた ・MOJO antique ・人形買取 みなづき ・天狗堂 コンディションや装飾が大きく査定に影響する雛道具の場合、業者のホームページなどでも買取価格があまり公開されていない実態があります。 しかし明らかに年代物とも言える古いCランクの雛道具に6,000円もの高額査定がついた天狗堂の買取実績などから推測すると、状態があまり良くないものであっても伝統工芸的な価値により、多くの買取店で歓迎される可能性は非常に高いと言えそうです。 狭い集合住宅などへの引越しで立派な七段、八段飾りを置けなくなってしまった時には、下の方に配された雛道具だけを売却し、上部の雛人形だけを残してみても良いかもしれません。

＜アシストのコラムで買取可能と例示されていたひな人形＞ 1 真多呂人形 1.1 「多段飾り」 1.2 「ロイヤルコペンハーゲン限定雛人形」 1.3 「制作キット品」 2 吉徳大光の雛人形 2.1 「七段飾り」 2.2 「ペコちゃん雛人形」 2.3 「ガラスケース入り雛人形」 3 久月の雛人形 3.1 「七段飾り」 3.2 「リカちゃん雛人形」 これら以外は買取対象外ですし、なお道具類のみでの買取というのはおそらく不可能です。メルカリへの出品やどこかしら処分業者に依頼して処分してもらうほか無いというのがザっと調べてみた感想です。