キャンプ、レジャー、トレッキングといったさまざまなシーンで使えるアウトド製品は、高い実用性とファッション性により買取額が高まり続ける存在である。また近頃では、本格的なアウトドアをしない人たちでもキャンプ用品に触れられる屋外イベントが増えているため、幅広い皆さんが興味を持つことによって今後もこの市場の活況は続くと考えて良いだろう。
今回は、近年の日本でアウトドア製品への注目が高まる背景から、高く売れるアイテムや高価買取に繋げるコツなどを紹介していく。
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アウトドア製品の需要が高まっている理由とは?
さまざまな専門店で中古のアウトドア製品を歓迎する背景には、このカテゴリの意外な需要とも言える下記の人気や需要が大きく影響している。
夏フェス人気
真夏のビッグイベントとも言える夏フェス人気により、ビギナー向けの小さなテントやタープ、アウトドアウェアを購入する若者が多く見受けられるようになった。またフェスに参加することで、「自然や屋外で過ごす楽しみ」を見出す人たちも多いため、その結果として購入したアイテムを使ってトレッキングやハイキング、キャンプへとステップアップするスタイルもあるようだ。このように誰もが気軽に楽しめる夏フェスには、アウトドア製品購入への敷居を下げる作用がある。
タウンユース可能なアウトドアグッズの急増
各メーカーのファッション性が高まった近頃では、普段着としてアウトドアウェアを楽しむ人たちも多くなった。また中古のアウトドア製品を売るショップのの急増により、アウトドアウェア特有の「高い・手が出ない」というネガティブなイメージが一掃されているため、普通のファッションブランドを楽しむかのように着用可能になったところも、この市場に好循環をもたらしていると考えて良いだろう。
グランピングが上陸
宿泊施設側でテントや設備を用意してくれる「グランピング」が上陸した日本では、一般のホテルに泊まりながらアウトドア製品の魅力に触れることも可能となった。特に2016年に開業したばかりの「星のや 富士」では、朝食などにもアウトドア食器を使っているため、その実用性とお洒落度に惹かれて興味を持つ人たちも大変多いようだ。
このように本格的な自然や屋外が苦手な人でも気軽に楽しめるグランピングの増加は、「アウトドアの良さを知る」といった意味でも市場に好循環をもたらしてくれている。
防災グッズとしての注目
熊本地震の被災者支援として設置された「熊本テント村」により、防災グッズとしてのテントやタープの実用性が報じられるようなった。またテントを使用することで車中泊によるエコノミークラス症候群なども予防できるため、万が一の備えとしてリーズナブルな価格で購入できる中古アウトドア製品に注目する人たちも増加傾向にあるようだ。
「楽しむ」以外にも購入のメリットのあるアウトドア製品は、熊本地震での活躍により、今まで以上に需要が高まっていると考えて良いだろう。
高く売れるアウトド製品のメーカー、種類、参考買取相場
将来的な売却による高価買取を期待するなら、これから紹介する人気メーカーの購入や収集を行うことがおすすめだ。また下記人気ブランドの製品はファッション性や耐久性にも優れているため、万が一「やっぱり売らない」と考えが変わっても長きに渡って愛用し続けられる存在になるだろう。
コールマン
1990年創業のコールマンは、日本国内で最も買取実績の多い人気アウトドア製品メーカーである。耐久性の高いコールマンのテントは、ウェザーマスターコクーンというシリーズで50,000円~70,000円ほどで買取られている。またコールマンジャパンでは修理受付を行なっているため、このメーカーの製品ならジャンク品でも買取可能と考えて良さそうだ。
コールマンの場合はツーバーナーストーブやファイアープレイステーブルなども人気があるため、セット売りによるプラス査定も十分に狙えるメーカーと位置づけて良いだろう。
スノーピーク
スノーピークは、新潟県燕三条市に本社を置く国産アウトドアメーカーである。オートキャンプの生みの親として知られるスノーピークには、キャンプ生活に欠かせないテント、シュラフ、タープなどで高価買取実績がある。耐久性の高いテントについては、10,000円~20,000円前後の査定が多いため、早めに売ることで買い替えの軍資金も十分に得られるメーカーと捉えて良いだろう。
ロゴス
元船舶用品問屋のロゴスは、耐水性の高い雨具やテント、タープなどを作る話題のアウトドア製品メーカーである。前述のコールマンやスノーピークと比べて若干買取額が劣るものの、コンディションの良い寝袋であればペアで2,000円~5,000円前後の査定がつくようだ。また近頃では大人気のアクションカメラを発売しているため、カメラや電子機器市場でも売却可能なアイテムを有する少し特殊なメーカーと位置づけて良いだろう。
小川キャンバル
テントメーカーの小川キャンバルも、高価買取実績の多いメーカーだ。ミネルバと呼ばれるロッジテントの中には、ショックコードが破損したジャンク品であっても30,000円以上の査定がついた例もある。
またデザイン性の高いリラックスチェアの中には2脚で7,000円近い金額になった物もあるため、一般的に高く売れにくいとされるテーブルや椅子であっても小川キャンバルのようなブランド品なら問題はないと考えて良いだろう。
ユニフレーム
スノーピークと同様に新潟県に本社を置くユニフレームも、大変人気の高い国産アウトドアメーカーだ。カセットボンベを使ったシングルバーナーUSシリーズは、話題性とコストパフォーマンスの高さにより多くのショップが高額査定対象としている。またユニフレームのキッチンスタンドセットやクッカーは、使い勝手の良さでも定評があるため、キャンプグッズの専門店に持ち込めば2,000円~7,000円ほどの査定がつくことだろう。
アウトドア製品を高価買取に繋げるために実践すべきこと
将来的にアウトドア製品を売却する予定があるなら、これから紹介する4つのポイントを頭に入れた上で買い替えスケジュールなどを立てるようにして欲しい。
使用後のメンテナンスをしっかり行う
キャンプやバーベキュー、夏フェスなどが終わったタイミングで、きちんと道具の掃除やメンテナンスを行なっている人は、「アウトドア製品を大事に扱っている想い」がショップに伝わることにより、高額査定が得られやすいと言われている。これに対して道具のメンテナンスを怠ると、錆びや破損も早く生じやすくなるため、高価買取に繋がらないだけでなく買い替えのスピードもかなり早まってしまうのだ。
コンディションが良いうちに手放す
次のユーザが嫌悪感を示すほどの錆びや汚れのあるアウトドア製品は、どんなに人気の高いメーカーであっても査定がつきにくい。また屋外でユーザ達の身を守るテントやタープの場合は、少し穴が開いているだけで買取が難しくなるため、1~2シーズンほどの使用で手放すことが最適と言えるだろう。ここで紹介したような早めのサイクルでアウトドア製品を売却する人たちは、買い替え資金の調達目的で買取店を利用することも多い。
リサイクルショップよりも専門店
アウトドア製品を高値で売るためには、アウトドアグッズ買取店、登山グッズ専門店、スポーツグッズ買取店などの「専門店」に査定依頼をすべきである。アウトドアブランドの知識に乏しいリサイクルショップなどに持ち込んでしまうと、専門店の30~50%も査定が下がってしまうこともある。
またリサイクルショップの場合は、ブランド名とコンディションだけで査定を進めるため、マニアックな視点から価格交渉をすることも難しいと言えるだろう。
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市場動向や売り時を見極める
登山やキャンプのシーズンが始まる前の「冬の終わり」は、多くのショップが買取アップキャンペーンなどを実施して、店内在庫を増やす傾向がある。これに対してトレッキング人口が一気に下る紅葉シーズン以降は、「新たにアウトドアを始める人がほとんどいない」という理由で、買取専門店側でも積極性が若干下がる実情があるのだ。
このような市場動向を把握した上でキャンプ用品の買い替えスケジュールを立てると、高価買取に繋げやすくなることだろう。
まとめ
夏の風物詩となっているさまざまなフェスや震災によりその魅力が多くの人に知られるようになったアウトドア製品は、今後も高い需要による中古市場の活況が続くと考えられる。特に初めて夏フェスなどに参戦するビギナー達は、リーズナブルな価格で購入できる中古アウトドア製品に注目するため、多少のコンディションが悪いものであっても堂々と売却できる市場と考えて良いだろう。
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