サインペンを使って描かれるペン画も、有名作家によって描かれたものを専門店に持ち込めば、確実に高価買取の狙える美術品カテゴリだ。
一般の絵画と比べて手軽に描けるペン画の場合は、現代アート作家や漫画家といった幅広い人たちが制作をする傾向がある。
またペン画カテゴリには、落書き感覚で描かれたサイン付き色紙なども含まれるため、作家との交流イベントなどで貰ったものであっても、不要であれば売却する気持ちが高価買取を生むと考えて良いだろう。
Gandhi for PIFAL. / Arturo Espinosa
CONTENTS
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大人の塗絵ブームでペン画の注目度がUP!
認知症予防やストレス解消といった効能で注目される大人の塗絵がブーム化している近頃では、その下絵となるペン画の美しさに惹かれる人たちが増え始めている。
特に精巧な作品は美にこだわるフランス女性の間でも人気があるため、塗り絵の影響によってペン画の良き売りどきが到来していると考えて良いだろう。
今回は、一般の絵画とは異なり少しカジュアルなイメージも浸透しているペン画について、査定情報を徹底解説する。
人気のペン画作家と買取実績&相場
このカテゴリの買取実績を調べてみると、ペン画を専門に描いている作家は非常に少ないことに気付かされる。
また、多くの業者で高価買取される作家の多くは、水彩画やリトグラフなどの他カテゴリの絵画作品も描いているようだ。ちなみに以下の価格は、2019年11月時点のものになるので、留意していただきたい。
人気漫画家の作品
ペン画の買取実績の中には、アニメファンが持ち込んだ有名作家の直筆サイン色紙も多く見受けられる。
1枚の色紙の中にサインよりも遥かに大きいアニメキャラクターが描かれていれば、芸術的価値と希少性により立派なコレクターズアイテムになるようだ。
海外ファンも多い赤塚不二夫のペン画付き色紙には、15年ほど昔のものに30,000円ほどの査定がつく。
これに対して、ファン層が狭まる青年漫画家によって描かれたペン画色紙の場合は、コンディションが良くても3,000円~10,000円ほどの買取額にしかならない。
小磯良平
油絵の下絵として描かれるデッサンの領域で多くの作品を仕上げた小磯良平は、ペン画の買取市場の中で大変人気の高い洋画家だ。
彼によって描かれた挿絵原画の中には、鉛筆書きで1枚500,000円近い鑑定額がついたものもある。
また小磯良平のペン画作品は、古書店などで高く売れる画文集としても発売されているため、コレクターによっては収集のしやすいペン画家と位置付けて良いだろう。
レオナール・フジタ(藤田嗣治)
東京国立近代美術館や赤坂迎賓館などに作品の収蔵のあるレオナール・フジタは、面相筆を使ってペン画のように滑らかな線を描く手法を考えだした有名作家だ。
レオナール・フジタによって描かれたペン画の中には、ポップで愛らしいネコの作品が非常に多い傾向がある。
またオークションでは、彼の肉筆画が1,000,000円もの高値で出品されているため、投資目的で絵画を買う皆さんにも収集のメリットが高い作家と位置付けて良いだろう。
山下清
ゴッホの影響も受けたと言われる山下清は、ペン画買取を語る上で欠かせない有名作家だ。
旅先の風景をその場で描く山下清は、フエルトペンを大変好んだ画家としても有名である。一般的には遠近や陰影の表現には不向きと言われるフエルトペンも、山下清に扱われることで立派な画材になったようだ。
そんな山下清のペン画には、ヨーロッパ旅行に出掛けた昭和30年代の作品に1,200,000円、長きに渡る放浪の旅に出た時期に描かれた作品に1,500,000円近い鑑定額がついている。
キース・ヘリング
サブウェイ・ドローイングによって名が知られるようになったキース・ヘリングは、落書きのように見えるペン画をたくさん残した現代アート作家だ。
彼の直筆サインの入った落書き感覚のイラスト(ペン画)には、200,000円~300,000円もの高値がつくことも珍しくない。
また、現代アート人気によりキース・ヘリングを高価買取対象とするショップも増えているため、観賞するだけでなく売却する楽しみもある作家と位置付けて良いだろう。
ペン画の作品を高く売るコツ
ペン画をより高く売ろうと考えているなら、多くのユーザが実践する下記4つのポイントを心がけてみて欲しい。
ペン画の多くは色紙に描かれている
山下清やキース・ヘリングといった人気作家のペン画は、色紙に描かれることが多い傾向がある。紙が分厚く吸湿性の高い色紙は、湿気・ほこり・紫外線を嫌う。
ペン画に興味を示す買取店の特徴
ペン画を高価買取に繋げるなら、サイト内に作家名もしくはペン画というキーワードの書かれた絵画専門店に持ち込むことが理想となる。
キース・ヘリングなどの人気作家の場合は、現代アートやコンテンポラリーアート専門店でも歓迎されやすいため、ペン画も絵画に分類されると捉えて、幅広い専門店に問合せをしてみると良いだろう。
オンライン査定時の注意点
買取相場の調査をするなら、鑑定士にペン画の情報や写真を送れるオンライン査定の利用がおすすめだ。
このサービスを使う際には、ペン画の全体像や作家のサインだけでなく、汚れや擦れなどの写真も正直に送ることが理想となる。
正しい情報を送る行動は業者との信頼関係に繋がるため、減額対象項目に対して隠す・嘘をつくといったことは絶対にすべきではないと捉えてほしい。
ペン画は店頭買取よりも出張買取がおすすめ
色紙に描かれたペン画は、持ち運び途中で角折れなどが生じないようにする必要がある。
梱包や運搬の部分で自信がない場合は、無理に店頭買取を利用せずに出張査定サービスの申し込みをすると良いだろう。
ペン画を含めた売却予定の絵画や芸術作品がたくさんある場合は、出張査定を利用することがスピーディーな断捨離に繋がると言えそうだ。
ペン画買取に積極的なオススメの業者3選
ペン画売却のコツがわかったところで、最後にこのアイテムを歓迎してくれる業者をいくつか紹介していきたい。
アート買取協会
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
小磯良平によって描かれたペン画やデッサンを売却するなら、専用買取ページを設けるアート買取協会に問合せをしてみよう。専用ページを設けるということはそれだけその画家の作品の買取に力を入れているということでもある。
この業者の問合せフォームには希望売却価格の項目もあるため、金額重視で業者選定をする皆さんにも納得の結果が得られやすいと言えそうだ。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
幅広い美術品の買取をおこなうおたからやにも、山下清によって描かれたペン画の査定実績がある。有名な画家による作品の買取実績があると、絵画の買取依頼も信用できる。
買取品目の充実したこのショップを利用すれば、蔵や倉庫を埋め尽くす幅広い美術品や骨董品を一気に売却できる。おたからやは相場に見合った価格で高価買取してくれると評判なのでおすすめだ。
TOP堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
TOP堂では、ペン画専門の買取ページを設けている。専門ページを設けているということは、そのジャンルを得意としているということでもある。ペン画の売却も安心して任せられるだろう。
出張買取は北海道と関西のみの対応になるものの、宅配買取を利用すれば全国どこに住んでいてもペン画の売却が可能となる。
また宅配キットも業者側で用意してくれるため、大事なペン画の梱包方法に悩む人でも安心して利用することが可能だ。
クチコミを見て評価の高いお店で売ろう
現代アートや漫画家によっても描かれることのあるペン画は、油絵や水彩画と比べて親しみやすい存在と位置付けられる。
近頃では、TOP堂のようにペン画に特化した買取ページを用意する業者も増え始めているため、日本画や洋画と同じようにスムーズに売れる美術品カテゴリになりつつあると考えて良いだろう。
もしペン画の買取店選びで悩んだら、ショップの評価や口コミも確認できる当サイトヒカカク!を活用してみてほしい。
無料査定をスタートしよう
作品の価値をまずは知るために無料で鑑定して貰おう。価値を知ってから売るかどうかは決めればよい。まずは電話やメールで無料査定ができる総合美術買取センターで問い合わせてみよう。
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