ここでは、「体温計」の買取について取り上げて紹介していく。
このような医療機器の処分に困る人は多いだろう。できれば、売れる製品であるため、捨てて処分するより売ったほうがいい。
ただ、このような医療機器の買取で押さえておいたほうがいいポイントはいくつかあるので、確認しておくと買取サービスを損をせずに利用できるだろう。
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体温計買取査定でのポイント
まず、体温計の買取ポイントについて説明していこう。
ただ売れるショップや業者を探すして売るのではなく、買取を利用する上で気をつけておきたいポイントや情報をしっかりと掴んでおき、その上でショップや業者選びをしたほうがいいのだ。
体温計の種類で査定額は変わる
体温計と言っても、いろいろな種類がある。その種類によって体温計の買取金額は変わる。
ノーマルタイプの体温計
では、そのどのような種類があるのかだが、通常の体温計はノーマルタイプの体温計となり、測るまでに時間も数十秒はかかるだろう。
また、ノーマルタイプの体温計は単機能で、単純に体温を測るだけのものが多い。
高機能の体温計
その他の体温計では、婦人用体温計、子供用(赤ちゃんも含む)体温計がある。そして最後は医療業界で使うような、業務用の高性能な体温計も存在する。
このような体温計では、額に当てて体温を測るタイプ、測るまでが数秒のタイプ、非接触式のタイプ、耳で体温を測るタイプ、日々の体温をデータとして蓄積し、排卵日なども測るタイプなど、さまざまな体温計があり、ノーマルタイプと違い高機能になっている製品が多い。
当然、高機能タイプの体温計は販売価格も高価なため、高額買取となりやすい。
メーカーによっても買取査定額は変わってくる
また、この体温計の買取では、どのメーカーの体温計なのかによっても買取金額は大きく変わってくる。
体温計を開発しているメーカーは意外とたくさんあり、国内・海外のメーカーがある。
そのなかでも評価や人気などが高いメーカーがある。売れ行きも変わるため、買取市場でも販売市場で売れているメーカーのほうが売れるため、各ショップや業者で、買取金額は変わってくるのである。
人気のあるメーカーの一例
下記でメーカーに関しては紹介していくが、例えば、オムロン、シチズン、テルモなどのメーカーは認知度が高いだろう。このようなメーカーの製品は人気があるため、高価買取となりやすいのである。
医療機器専門の買取業者で売るほうが高く売れる
買取サービスを利用する前に、押さえておきたいのが、どのショップや業者で売ると比較的高い金額で売れるかということだ。
買取では、特にショップや業者選びが重要である。体温計は少し特殊な製品であるため、専門的に体温計の買取を行っているショップや業者で売るほうが、高い金額となりやすいだろう。
ネットで検索すると、医療機器専門の買取サイトは複数ある。つまり、このような医療機器専門で買取を行っている業者で売るといいだろう。
体温計の高価買取対象メーカー
上記で買取を利用する前に知っておきたいポイントを紹介したのでしっかりと押さえておこう。次は、上記でも少し触れた、メーカーについて紹介していく。
ここでは体温計の買取で高価買取対象となっているメーカーを紹介するので、参考にしておくといいだろう。
オムロン
オムロンと言えば、体温計だけでなく、健康に関する製品を開発しており、オムロンというメーカーを見たこと、聞いたことがある人も多いだろう。
血圧計、体重組成計、歩数計、睡眠計、携帯心電計、電動歯ブラシ、マッサージ機器など健康に関わる製品を数多く開発しており、業界内でも評価が高く、ユーザーに口コミでも信頼を得ているメーカーだ。
そんなオムロンの体温計は高価買取となりやすい。体温計のなかでも「電子体温計 けんおんくん」「はさみやすさを大切にしたオムロンの新しいスタンダード体温計」は人気で売れ筋であるため、高額な買取となるだろう。
シチズン
シチズンといえば腕時計という人も多いだろう。
そんなシチズンは腕時計の開発だけでなく、その時計を作る精密な技術やノウハウを活かして体温計も多く開発しており、正確に人体の体温を測定することができる体温計として評価は高く、中古市場でも高値で売買されている。
シチズンの体温計で高額となる体温計は「電子体温計」「ベビー体温計」だろう。
テルモ
テルモは医療用機器業界では大手であり、有名なメーカーである。
医療用機器製品の製造を幅広く行っており、医療用に使われる柔らかい素材でできている管のカテーテル、人工心肺装置などの心臓・血管領域商品群では世界的にみても、トップクラスの高いシェア率を誇っている。
また、有名製品として注射器に予め薬品が充填されている「プレフィルドシリンジ」シリーズは、日本国内での同系統製品の中でトップシェアを誇る。
一般向け商品でも有名のが、体温計・血圧計・尿検査試験紙など。高額買取となるテルモの体温計だが、スピード検温計ができる「電子体温計」、女性体温計の「WOMAN℃」などが挙げれられる。
原沢製薬工業株式会社
原沢製薬の製品も評価が高く、買取市場でも高額で取引されている。
原沢製薬が扱っている製品や商材は健康、医療に関わるものがメインとなっている。医療用医薬品、一般医薬品、栄養補助食品、医療機器、化粧品などの製品を開発・発売している。
製薬会社であることから、製品一つひとつ医学に基づく研究のもと開発しており、信頼できるメーカーというイメージもついている。
そんな原沢製薬に体温計で人気なのが、「イージーテム」という非接触式体温計だ。「イージーテム」は間違いなく高額買取となる体温計と言っていいだろう。
ナースアンジー
ナースアンジーの体温計も、高価対象買取になる製品だろう。
ナースアンジーは「測る」をテーマにした「株式会社Custom(カスタム)」が展開している新しいブランドである。
あまりまだ馴染みがないメーカーかもしれないが、既に業界内では非常に評価の高いメーカーなのである。
2014年から開発・販売されている「パピッとサーモ」シリーズは人気製品となっており、高い金額で買取されている。
体温計買取額の一例
上記で、高額買取となるメーカーを紹介したので、次はどれくらいの金額で売れているのかを知っておきたいところだろう。
ということで、ここでその買取金額をリサーチし、まとめておくので参考にするといいだろう。
高額買取対象メーカー
・原沢製薬 イージーテム HPC-01…10,438円
・テルモ WOMAN℃ LUNACHECKII C595…6,000円
・ナースアンジー パピッとサーモPRO NIR-10…7,400円
・シチズン 赤ちゃんのわきにやさしくフィット…5,427円
・オムロン 婦人体温計 サーモプラン MC-440…8,504円
高額査定となる体温計
・体温計 サーモフォーカスプロ…14,000円
・非接触体温計CISEシーゼ…12,365円
・電子体温計(トプニック) ET-17…60,099円
・MOBI(モビ)Dual Scan ULTRA 体温計…12,052円
上記が実際の買取金額となっている。
換金率が高めの買取
基本的に販売価格も高い体温計ということもあり、買取金額は高額となっているが、どのメーカーも換金率が高い買取となっている。
高機能な体温計となると数万円の買取となり、医療業務用の体温計ともなると、さらに高い金額での買取となるだろう。
このような買取金額は業者やショップ毎で変わるため、必ずここでの金額で売れるということではないが、目安にしておくといいだろう。
まとめ
ここまで、体温計の買取について紹介してきたが、体温計の買取では、正確で利便性の高い体温計が高く売れる。
そのため、どこのメーカーが製造した体温計なのかが重要な査定ポイントとなるだろう。
また、専門的な製品ではあるので、リサイクルショップや専門性のない総合買取業者では買い叩かれる可能性も高いため、医療機器を専門で買取を行っている業者で売ることをオススメする。また、ショップや業者選びは、買取サービスを利用する上で最も重要なポイントになるため、しっかりとリサーチをしておくといいだろう。