今回は傘の買い取り相場や人気のブランドについて紹介する。梅雨の時期には手放せないアイテムであるが、冬にも雪が降った際には使うことが多いだろう。傘によっても形状や素材によってニーズがまちまちであるため、そういった理由で買い取り金額にも差が出てくる。
実際に多く使われている傘の素材やブランドについて、また買い取り相場についても紹介する。
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どんな傘を持っているか?
男性と女性、そして子供用の傘でもサイズや素材、そしてブランドによって大きく傘の価値が異なってくる。男性ものの傘であれば体が大きいので傘の長さも長く、大きくもなる。ビジネス用に使用している方が多いので、黒のジャンピング傘が多い。
また、女性ものであれば傘の取っ手の部分が華奢で華やかなデザインのものが多い。
子供用でよく見かける傘は小学校に通う子であれば黄色の傘を良く見かける。これであれば一定の需要があるので金額はともかく、出品すれば売れる可能性が高い。
高齢者が使用する傘であれば杖の代わりにもなり得るものが需要があるだろう。
そのように性別や年齢ごとの傘に加え、折りたたみ傘も便利で需要が高い。また春夏は特に紫外線が気になる季節である。女性にとってはUV対策として日傘を買う人も多い。雨傘としても日傘としても使用できるのであればその分需要が倍になる。
なのでまとめると、傘のチェック項目としては誰が使用するかによって需要が異なる。つまり、男性用の傘であれば男性が行くような古着屋に売りに行く、フリマアプリよりもオークションに出品するなどの売り方にすると高く売れる可能性がある。
傘を売る時のポイントとなるのはデザイン、機能性、サイズ、そして使用感の有無だろう。
けれども、特に傘の柄の部分は錆びやすいため、錆が目立ってしまっている、傘を留めるボタン部分にも錆が付着しており、布に錆色が付いている場合は買い取り価格も下がってしまう。
人気のブランドや傘の材質について
人気の傘のブランドや素材についても確認してみる。人気のブランドについては男女で異なるが、ある程度通常価格で購入すると高価なものばかりである。
人気ブランドについては以下の通りである。
(女性人気ブランド)
・バーバリー
・キャスキッドソン
・コーチ
・前原光榮商店
・FULTON
・ヴィヴィアンウエストウッド
・アナスイ
・ウォーターフロント
・マリメッコ
・アフタヌーンティー
このブランドの中ではウォーターフロントが最もリーズナブルな金額のようだ。他の女性向けの人気ブランドについては、定価で傘を購入するとすればマリメッコやアナスイでは6000〜7000円ほど、バーバリーで購入すると30000円前後の値段になる。
プリントされている柄もどれも可愛らしいデザインのものが多く人気が高い。しかし、布地が白に近いと汚れが目立つので、ハイブランドであっても買い取り価格が下がる原因にもなってしまう。
(男性人気ブランド)
・オロビアンコ
・バーバリー
・フォックス・アンブレラ
男性もののブランドは、デザインはあまり柄の入ったものは少なく、シックなものが目立つ。色味はブラック、ネイビーと仕事の時に使用できる派手でない印象である。男性ものの傘はデザインの差があまりないため、逆に言うと似たようなデザインの傘でも売れやすい可能性があり、需要があるということである。バーバリーの傘は内側にタータンチェックの柄が入っているので男女兼用としても使えそうである。
男性が傘を選ぶポイントとしては主に機能性を重視していることが多いので、デザインよりも撥水加工がしっかり施されているか、錆びにくいように軸の部分はコーティングされているかというところも選ぶポイントとなるだろう。
傘の素材としては撥水しやすいナイロンがほとんどである。使用回数が多くなると布地の撥水能力が弱くなってしまうので、手入れも必要である。
傘を売る場合の相場
男女の人気ブランドについて紹介したが、それぞれ傘を売るといくらぐらいになるかも調べてみた。
ウォーターフロントのようにハイブランドでないものであれば折りたたみ傘であると500〜1000円前後のようだ。また、女性や子供を対象にキャラクターものの傘も需要がある。
また、ハイブランドで高額で購入したものであっても華美なデザインであるものは売れにくいようだ。価格を下げて出品する、または買い取り店に査定を依頼するなどした方がいいだろう。
どれくらいの需要があるのか確認するために一度メルカリのようなフリマサイトに出品しておき、買い取り店でもみてもらうようにしよう。
また、通常の傘でブランド物であれば3000〜5000円を相場として売れている様子である。ただ、売れているものはどれも状態が非常に良いものなので保管方法もしっかりとしておくように。
子供向けの傘であれば他にも雨具となるものをセットで出品すると売れる可能性が高くなるようだ。
傘の場合、長さがあるため送料が多くかかってしまう。そして個人でサイトを通じて出品するとなかなか売れるまでに時間がかかりそうだ。そこを考えるとできれば個人での出品は避け、なるべく買い取り店に持ち込むと良いだろう。ブランドものの傘であればなおさらだ。
傘を高く売るには
先ほども紹介したように気をつけなければならないのは使用感の有無である。あとは、買い取りの場合は持ち込み先の判断になるのだが、その場合でも同じ業者であってもどこの店舗に持ち込むかで買い取り金額にも差が出てくる。買い取りをお願いする場合は一つの店舗に限らず数店舗持ち込んでみて査定してもうことが望ましい。
また、個人でオークションやメルカリ、フリルなどフリマアプリに出品する場合は紹介文に仕様を細かく書くように心がけるといい。例えば女性ものの傘であれば長さ何センチ、UV対策傘、ブランド、使用期間、また傘全体の写真に加えてディティールの写真も載せておくとわかりやすい。
傘を開いた様子がわかるような写真も載せておく必要がある。
最近では実際に手渡しで要らないものをもらってもらうアプリもあるのでそこで出品してみてもいいだろう。
傘を売ることを前提として使用する人は少ないだろうが、手入れや保管方法も確認しておく必要がある。というのも、例えば傘の布地が白に近い色味であれば陽に当たるような場所に長期間置いておくと、焼けて変色してしまうからだ。
また、雨の日に使用した後、濡れた状態のまま閉じてそのまま傘立てに立てておく人も多いだろうが、なるべく金属部分に触れている先端などは水滴を拭き取るようにしてほしい。そこから錆が出てくるからだ。そして、布地が乾いていない場合は傘をまとめずにできるだけ開いた状態で置いておくべきである。
そして、撥水加工が効果が薄くなっている場合は専用の撥水スプレーを吹きかけるなどして手入れも怠らないようにしたい。
綺麗に使用して高く売りたい時は
日頃から丁寧に大事にしようすることを心がけるといい。雨の日だけ使用し、用が済むとまた畳んだ状態のままで放置しておくと錆やカビの原因になるのでこまめに拭き取り、湿度が低い日に撥水加工スプレーを吹き付けて手入れをしておくなど工夫も必要である。傘の出品に関しては折りたたみ傘の方が需要が高い可能性もある。
ブランドものの折りたたみ傘であればカバンの中にさっと入れておける、せっかく買った高価なものを雨の日にだけ持っておくのは勿体無い気もする。
個人で出品する時には送り方にも気をつけなければならない。万が一運搬時に折れてしまうと困るので。その点コンパクトな折りたたみ傘は送料もそこまでかかる心配がないので売りやすいだろう。