離乳食への自然な移行によって不要になった粉ミルクは、一部の買取業者に売却することができる。またこうしたショップで粉ミルクを現金化すれば、子供服などの購入資金も得られることだろう。今回は、粉ミルクという少し変わった商品について、売却や処分を考えている皆さんと一緒に査定情報と買取相場を確認していく。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
粉ミルクの人気ブランドと買取実績、買取相場
多くのベビー用品買取店で高額査定が可能な粉ミルクは、ランキングの上位に並ぶ人気商品が中心となる。需要の高いブランドの粉ミルクであれば、万が一買取店で査定や引き取りを断られても、別な方法で現金化に繋げやすくなる。また業者の中には、ブランドやメーカー別の買取上限参考価格を公開しているところもあるため、相場の調査も行いやすいと言えるだろう。ここでは、粉ミルクの買取実績が豊富な4ブランドについて、その特徴や買取相場をチェックしてみたい。
ほほえみ らくらくキューブ
すり切り不要でミルクを作れるらくらくキューブは、イクメンパパにも人気の高い粉ミルクブランドだ。さまざまなランキングで1位を獲得するらくらくキューブなら、多くのベビー用品専門店で歓迎してくれる。買取相場については、27gの48袋入りの4箱セットで8,000円という実績があるため、賞味期限がたくさん残っているうちに売却すれば1箱あたり1,000円~2,000円前後の査定が期待できることだろう。
ほほえみ
すり切りを使って調乳するスタンダードなほほえみにも、いくつかの買取実績がある。缶に入った800gほどの粉ミルクは、1缶500円~1,000円前後が買取相場となるようだ。もし卒乳によって粉ミルクを売却する可能性があるなら、明治のほほえみのようなベストセラー商品を買っておくことが理想と言えるだろう。
アイクレオ
味や成分、品質といった部分で高い人気のあるアイクレオも、500円~800円前後の高額査定が期待できる粉ミルクブランドだ。このメーカーには2缶と試供品が袋に入ったセットもあるため、不要な場合はそのまま買取店に持ち込んでみても良いだろう。もし試供品の粉ミルクの買取を断られた場合は、フリマアプリやオークションに出品してみても良いかもしれない。
はぐくみ
森永乳業のはぐくみでは、大変使い勝手の良いエコらくパックを採用している。エコらくパックは缶に入ったミルクと比べて若干買取相場が下がるものの、豊富な栄養素とロングセラーブランドということで確実に需要のある存在と位置付けて良いだろう。これに対して810 g入りの缶タイプについては、他メーカーとほとんどが変わらない1缶1,000円前後の買取上限額となるようだ。
粉ミルクを効率よく売却するコツと注意点
食品に分類される粉ミルクは、一般のベビー用品と比べて売り時や買い方にいくつかの注意点がある。これから紹介するポイントを全く知らずに適当な方法でストックをしていると、卒乳によって不要になった粉ミルクに査定がつかなくなることもあるため、注意が必要だ。
賞味期限を意識した買い物をする
粉ミルクの査定基準で最も重要なのは、賞味期限だ。粉ミルク買取を積極的に行なうショップのサイトを見ていくと、そのほとんどが6ヶ月以上の商品だけを買取対象にしていることがわかる。インターネット通販で買い物をすると、商品が到着するまで賞味期限の確認ができないため、近いうちに卒乳の予定があるなら現物を見て購入するのが理想と言えるだろう。
離乳食が始まったら買い溜めをやめる
この商品の売却に迫られるママの多くは、卒乳や断乳があることをすっかり忘れて粉ミルクを大量にストックしている傾向がある。赤ちゃんにとっての必需品とも言える粉ミルクは、確かにセールの際にたくさん買えば子育て費用の節約ができるかもしれない。しかし余った商品を売却する時には、購入価格の20~40%ぐらいの査定しかつかないため、計画性のない買い物は家計に多くのデメリットをもたらすと言えそうだ。
赤ちゃんがミルクを飲まなくなったらすぐに売る
賞味期限が売値に大きく影響する粉ミルクは、1日でも早く売却すべき商品だ。もし既に離乳食が始まっている場合は、将来的な粉ミルクの売却に向けて買取相場の調査や、専門店への問合せを早めにスタートさせておいても良いだろう。
売却できるのは未開封品のみ
当然のことだが、買取業者で売却できるのは新品未開封の粉ミルクだけである。安全性が重要視される粉ミルクが食品に分類されている以上、開封済みの買取は100%行なわれないと捉えて欲しい。もし断乳・卒乳まであと僅かという時期に粉ミルクの購入に悩んでいるなら、メルカリやオークションにてお手頃価格で出品されている試供品を買ってみても良いかもしれない。
粉ミルク買取可能な業者は非常に少ない
粉ミルク買取のできる専門店は、とても少ない。こうした実情を知らずに宅配買取で粉ミルクを大量に送りつけてしまうと、場合によっては買取NGによって返送されてくることもあるため、注意が必要だ。もし断乳・卒乳の時期に他のベビー用品も売却する予定があるなら、「利用しようと考えているショップで粉ミルク買取が可能か?」を必ずチェックするようにして欲しい。
買取の難しい粉ミルクはメルカリやオークションに出品
賞味期限があと僅かという理由で買取不可になってしまった粉ミルクは、メルカリやオークションで格安出品するしかない。しかしあまりにも安い価格を付けてしまうと、出品や発送準備のコストの方が遥かに上回ってしまうため、注意が必要だ。余っている商品の賞味期限が1~2ヶ月以内で出品の手間が面倒な場合は、クックパッドなどを参考にしながら子供のおやつや料理に粉ミルクを活用した方が早いかもしれない。
粉ミルク買取に積極的なおすすめ業者 まとめ
最後に、これから粉ミルク売却をしようと考えている皆さんのために、買取実績の豊富な業者を4つ紹介しておこう。
アシスト
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
幅広い取り扱うジャンルを有するアシストでは、粉ミルクの買取を強化している。出張買取については東京都内・神奈川県全域、宅配買取については全国対応可能だ。アシストでは今話題のLINE査定も実施しているため、赤ちゃんのお昼寝タイムなどを利用して問合せをしてみると良いだろう。
買取刑事
http://www.shokuhin-kaitori.com/blog.php食品専用買取サイトを持つ買取刑事でも、明治の人気シリーズほほえみ800gを1缶500円~800円ほどで買取をしている。配送費をお客様負担としているこの業者を利用する際には、それなりに多くの粉ミルクを送る必要がある。もしお歳暮やお中元で余った缶詰や調味料などがたくさんあるなら、粉ミルクを売却するタイミングで一緒に買取デカに送ってみても良いかもしれない。
きっずえんじぇる
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大変細かな買取基準を公開するきっずえんじぇるでも、賞味期限まで6ヶ月以上ある粉ミルクであれば買取可能としている。この業者では、木製テーブルチェアや新生児対応チャイルドシート、歩行器などを高額査定対象としているため、不要になったベビー用品があれば粉ミルクと一緒に売却を行い、プラス査定を狙ってみても良いだろう。
ココウレル
http://koreureru.com/lineup/baby/札幌を中心に出張買取対応を行なうココウレルでも、粉ミルクを買取対象としている。このショップでは、お尻拭きやおむつなども未使用品に限って買取ができるため、赤ちゃんの成長によってサイズが合わなくなったおむつがあれば粉ミルクと一緒に売却してみても良いだろう。