不用品を地域で粗大ゴミとして破棄する前に、不用品回収業者への依頼も検討してみてはいかがだろうか。

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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
不用品回収の費用相場まとめ
不用品回収を検討している人や依頼しようとしている人のためにも、不用品回収の費用相場をまとめみた。どのくらいの費用で有料処分をしてくれるのかをおおよそ把握するための参考になれば幸いである。尚、店舗や不用品によっては無料回収してくれる場合もあるのでしっかりとした比較が重要だ。
出張費用がかかる業者とかからない業者
出張費用が無料の業者もあれば、有料となっている業者もある。出張費用が有料の場合はおおよそ3,000~5,000円前後が加算されると推定しておくべきだ。地域で粗大ゴミとして廃棄する場合は、出張費用やトラック代などは発生しない場合が多い。業者による処分費用にプラスしてどれほどの出張費用やトラック代がかかるのかを把握しておくことは大切である。
宅配による回収が有料か無料かも重要
最近では、宅配による回収を行っている業者も増えてきている。ただし、多くの業者では、宅配による回収の際は送料を依頼人へ負担させていることが多い印象だ。中には無料(着払い)で引き受けている業者もあるかもしれない。宅配による回収の際は送料が依頼人側負担なのか業者側負担なのかをチェックしておくのも良いだろう。
基本料金を避けたいのであれば店頭回収
運搬が可能な不用品で出張費用や送料などの負担を避けたいのであれば、店頭持ち込みによって回収を行っている業者を利用すべきだ。ただし、持ち運ぶことが難しい不用品の場合は無理せず出張回収などを利用した方が良い。また、運搬中に不用品を傷つけて劣化させてしまわないよう注意しなければならない。出張による不用品回収であれば、多くの場合は業者側が搬出してくれるので安心だ。
無料回収であっても基本料金が発生する場合はある
業者側が無料回収をしてくれるからといって安心しきってはならない。場合によっては、不用品の引き取り自体は無料であっても、トラック代や出張費用が請求されるケースもあるからだ。最終的に支払わなければならない金額はいくらになるのか、事前に聞いておいた方が良いだろう。
費用は何に応じて変わるのか
業者によって異なる場合もあるが、不用品の品目によっておおよその価格が決まっている場合もある。あくまでも目安ではあるが、費用は何に応じて変わるのか、参考までにチェックしておこう。
家電製品類の場合
テレビやパソコン、エアコンや洗濯機の場合はおおよそ4,000~7,000円が費用相場と考えられる。尚、製造年月日や使用期間、状態や汚れなどによって価格が変動する場合はある。冷蔵庫は家電製品類の中でも大型のものなので、おおよそ6,000~8,000円くらいが費用相場となる。また、大きさや量によっても価格は変わるので大体の目安として受け取って欲しい。ちなみに、ストーブやヒーターなどはおおよそ2,000~3,000円である。
家具類の場合
ベッドは特に、回収できる業者と回収できない業者があるようだ。ベッドや本棚はおおよそ4,000~6,000円が費用相場である。マットレスやソファーはサイズにもよるがおおよそ3,000円~5,000円が費用相場と考えられる。尚、解体が必要な場合はさらに料金がプラスされるケースもある。その他、休日料金や深夜料金、搬出料金が加算される業者もあるので注意が必要だ。
費用が変わる主な原因
不用品の処分の際、2人が同じ業者でソファーの回収依頼をしたとして、各々の回収費用が異なる場合がある。理由としては、不用品のサイズが重要なポイントとなるからだ。場合によっては、地域で粗大ゴミとして処分した方が安く済んだという結果に終わることもある。
品物の大きさ、具体的な量別の費用など
費用が変わる大きなポイントとしては不用品のサイズが重要となるが、具体的にはどのような変動があるのだろうか?
軽トラックでの回収の場合
軽トラックでの回収の場合は約1.5畳、縦約1メートルまでが対象となる。また、軽トラック詰み放題サービスの場合、おおよその相場は20,000円前後である。要らなくなった冷蔵庫やTVなど家電製品や小型~中型の家具が適切だと思われる。
2トントラックで回収の場合
大型のベッドや食器棚など、1人での運搬が難しいものは2トントラックでの回収を利用するのも良いだろう。約3畳、縦約1メートルの不用品量に最適である。中型の不用品であっても数が多い場合は2トントラックが良いだろう。2トントラック詰み放題の場合は、おおよそ50,000円前後が相場となるようだ。
比較的安く不用品回収してくれる回収業者の紹介
以下ではオススメの回収業者をいくつか紹介しよう。
24時間受付中『エコピット』
6つの定額パックプランが用意されている不用品を回収してくれる回収業者である。見積もり後に追加で料金を請求される心配がないので安心だ。不用品の量に合わせて依頼してみるのも良いだろう。
<特徴>
- 年中無休で受付を行っている。
- 24時間いつでも電話予約を受け付けている。
- 即日対応ができる場合もある。
- スピーディーな対応を心がけている。
- 不用品の処分からゴミ屋敷の片づけまで依頼ができる。
- 引っ越しサービスにも対応している。
<評価>
無料で見積もりを行ってくれる回収業者だ。即日対応も行っているなど、急いでいる人にも便利なサービスである。また、買取の相談ができる点も良い。パソコンの廃棄や産業廃棄物に関する相談も受け付けているようだ。階段がある場所でもOKなので先ずは問い合わせてみてはいかがだろうか。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象としている。
- 住所
- 東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉ビル4階B
夜21時まで電話受付『片付けエコデュース』
基本料金もなく、カード払いや現金払いなど支払い方法も選択できる不用品を回収してくれる回収業者である。最高3,000万円もの保証制度も整っているので万が一の場合にも安心だ。
<特徴>
- 限定の無料サービスを展開している。
- 電話やメール、出張による見積もりも依頼できる。
- 日時の指定ができるので便利である。
- 遺品整理サービスも行っている。
- スタッフが不用品を運び出してくれるので楽である。
<評価>
不用品を処分したい時に日時の指定ができるというのは非常に便利である。また、先着限定で基本料金や出張料金、トラック料金の無料サービスも実施しているようだ。夜21時まで電話受付も行っているので忙しい人にも役に立つことだろう。他の業者よりも安い料金で処分ができたと好評である。東京都全域、神奈川県全域を対象としている。
- 住所
- 神奈川県横浜市戸塚区深谷町1169
基本料金なし!『クリーンクルー』
保障制度も設けられているので安心して依頼することができる。支払い方法も選ぶことができる。基本料金がないため、より安い料金で不用品を処分したい人におすすめだ。プライバシーマークも取得しているため個人情報も守られる。
<特徴>
- 即日対応を行ってくれる場合もある。 日時の指定を行うことができる。 スタッフの数が多い大手の業者である。 データ処理なども代行してくれる。 吊り下げによる不用品処分にも対応している。
<評価>
無料で見積もりを依頼することができ、解体作業なども代行して行ってくれる。また、階段のある建物にも対応している。場合によっては即日対応も可能などスピーディーな取り組みも好評だ。女性スタッフがいるのも嬉しい。引っ越しを考えている人にも便利な不用品回収業者である。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象としている。
- 住所
- 東京都港区六本木6-8-21 眞興ビル2F
主要都市、エリア別の相場まとめ
地域によって細かく変動するケースもあるが、都市によって平均価格が変動する場合もある。軽トラックでの回収・2トントラックでの回収の場合など各地域のおおよその相場をまとめてみた。エリア別のおおよその比較として参考にして欲しい。
東京都の不用品回収相場
ベッド、テレビ、洗濯機、エアコンを処分したい場合はおおよそ20,000~30,000円が相場となる。尚、階段がある建物など事情によっては加算される場合もあるので注意が必要だ。軽トラックでの回収の場合は15,000円前後と全国平均相場よりは安い価格となっている。尚、2トントラックでの回収の場合は50,000円前後であり、全国平均相場の50,000円前後と同じくらいである。
大阪府の不用品回収相場
大阪府の場合は軽トラック詰み放題サービスを利用した場合、20,000円前後が相場となる。自分で運び出すのが面倒くさい人や一気に処分してしまいたい人は不用品回収業者を利用すると良いだろう。
名古屋の不用品回収相場
愛知県で2トントラックの不用品回収を依頼した場合の平均相場は40,000円前後となっている。全国平均相場が50,000円前後なので、比較的安い方ではある。閉店に伴う不用品処分や家を丸ごと片付けたい場合などに利用してみてはいかがだろうか。
札幌の不用品回収相場
札幌で軽トラックの不用品回収を依頼した場合、平均相場は20,000~40,000円前後となっている。全国平均相場が17,000円前後なので、やや高い方ではある。2トントラックの場合でも平均70,000前後と全国平均相場の50,000円と比較して高めだ。
まとめ
不用品回収の費用相場は不用品の種類やサイズ、量などによって異なり、地域によっても価格差がある。価格だけでなく搬出の過程も大切なので、どの方法で処分することが一番ベストなのかを慎重に考えるべきだ。