子供の成長とともに不要となる絵本は、廃品回収などに出すよりも買取業者で現金化するのがおすすめである。絵本の買取は一般の書籍と全く違う査定基準が適用されるため、このページを参考に売却のポイントを抑えてみてほしい。落書きがあったり、汚れている絵本であっても売ることができる場合もあるため、出来るだけ多くの買取店を検討してみよう。

137 - Look up! / Daddy-David
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
絵本の買取はどんな査定基準で行われているのか
中古の絵本を買い求めるのは、幼稚園や図書館などの施設が中心となる。一般の親子の場合は、衛生面も万全な新品の絵本を購入する傾向が高いため、絵本におけるニーズを想定すれば、「綺麗な状態」が査定基準の基礎であることも納得できると言えるだろう。
インターネットが普及している近年では、人気絵本のランキングやレビューサイトも急増しているため、どんなユーザであっても「人気の高い絵本を求める」という傾向も高値査定に繋がると断言できる。また育児関連サイトでは、おすすめの絵本作家なども紹介されているため、高値買取に繋げる目的として「話題性の高い絵本を買うこと」も重要と言えそうだ。
売り時を見定めることが重要
子供が小学生になり「もう絵本の読み聞かせが必要ない!」という時期に到達したときが、絵本の売却を決める理想的なタイミングと断言できる。この売り時を逃してしまうと、誰にも読まれることのない絵本がどんどん劣化していくため、状態の良さで高値を狙うことが難しくなってしまうのだ。基本的に子供のため「だけ」に購入する絵本は、「今後も使う・使わない」を判断するタイミングが売り時に直結すると言えるだろう。
高値で売却するために行うべきこと

Crayons / dbnunley
大人向けの書籍とは異なる形で売買が行われている絵本は、その特性を知った上で購入や日々の使用を行うことが理想となる。
人気絵本を収集しよう
「はらぺこあおむし」や「おばけのバーバパパ」などの人気絵本は、一般の絵本と比べて1冊100円~200円ほど高値で買い取られることが多い。これに対して無名の絵本の場合は、程度によっては買取不可になることもあるため、将来的な現金化を検討している際には、なるべく人気や注目度重視で絵本購入をした方が良いと言えるだろう。いつもランキング上位に入っている話題の絵本は、色鮮やかなデザインや音の面白さなどで子供の発育を促す効果も高い傾向がある。
汚れた絵本は買い取ってもらえないことがある
前述のとおり、絵本の購入者の多くは「綺麗な状態であること」を重視する。ジュースやお菓子のシミや紫外線による劣化などが生じた絵本は、高値査定どころか買取してもらえないケースが多いため、なるべく綺麗に使うことが重要となるだろう。乳幼児が舐めたり噛んだりした絵本は、ほぼ100%の確率で売却が難しくなる。自分の子どもが絵本を口に含む傾向がある場合は、「噛む専用の絵本」を与えておくことも、他の絵本を綺麗に保つ策に繋がると言えそうだ。
絵本作家のサインがあると買い取ってもらえない
サイン付きの絵本は「落書き有」とみなされるため、買い取ってもらえない場合もある。これは、子供がメインの使用者である絵本の「落書きが多い」という実情を踏まえたルールのため、購入時にはサインのない商品を選ぶことが理想となる。他方で、落書きがあっても買取できるというお店もあるので、あきらめずに査定依頼してみよう。
インターネットの買取店を利用しよう

Children's Books / lydia_x_liu
インターネットで売買を行っている買取店は、実店舗にかかる経費が少ないという理由で高値査定をしてくれる。これに対して店舗型の買取専門店の場合は、スタッフの人件費だけでもコストがかかるため、100~200円という安い絵本は買取不可になることも多いのだ。全ての店舗でこのような対応が行われているわけではないが、「絵本の査定額は全般的に低い」という実情を踏まえると、インターネットのお店に依頼をした方が確実と言えるだろう。
絵本専門の買取店が良心的
絵本の買取依頼をする際には、「絵本を求めている専門店」に依頼するのが理想となる。これに対して一般の古本屋の場合は、大人向けの書籍がメインの買取品目となるため、絵本の売却で高値を狙うのは難しいと言えるのだ。絵本専門の買取店の多くは、図書館や児童施設などとも提携をしているため、「絵本を求めている人のところに買取品が流れていく」と考えると、気持ちの良い取引というメリットも得られる。
20冊以上をまとめて売るべき
絵本の売却は「もう必要ない!」と思ったタイミングで一気に行うのが理想である。1冊ずつ売ったところで100円~300円程度にしかならないため、「精神的なショックを避ける」という意味でも大量の売却が適していると言えるだろう。このような買取事情を踏まえると、絵本の収集をする際には20冊以上を買い求めた方が効率良く高値査定に繋げることができそうだ。
「あおば堂」を利用してみる
「あおば堂」は、本・CD・DVD・ゲームなどを買い取っている業者である。ネットで簡単にお試し査定ができ、買取時は商品1点ずつの査定結果を教えてくれるのが魅力的だ。また、経験を積んだプロが査定をし、リーピーターも多くいるので、安心して利用することができるだろう。合計20点からは送料無料なので、まとめて売る際は自宅から無料で送ることができる。一部商品のみの返送も可能なので、希望の買取金額にならなくて売る気がなくなった商品を手元に戻すことができるのも、他の買取業者にはないポイントだ。申し込みから振り込みまで迅速に対応してくれるので、急ぎで現金が必要な方は利用してみてはいかがだろうか。
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「ネットオフ」はどうだろうか
「ネットオフ」は古本、CD、DVD、ゲームソフト、ゲーム機本体の他に、ブランド品や貴金属、スマホ、フィギュアなどの買取も行っている。買取価格アップキャンペーンをよく行っている、魅力の買取店だ。本をまとめて売る際に重宝する「本&DVD買取コース」は30点以上のまとめ売りに便利である。もちろん、本だけで30点にならなくても、CD・DVD・ゲームソフトと合わせて30点になればよいので絵本と一緒に本棚の整理をしてしまおう。22時までに申し込めば翌日の午前中に集荷に来てくれ、査定額に納得すれば即入金となる。
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絵本の保管方法
昔からある絵本が新しくなって語り継がれていたり、大人向けの絵本があったりと、絵本の需要はいつの時代も変わらない。思い出とともに大事に取っておきたい絵本だが、もし売ることになったとき、また、次の世代に向けてキレイに保管しておきたい方のために、絵本の保管方法を紹介するので参考にしてほしい。
平積みしない
絵本を寝かせてどんどん上に積むと積んだ分だけ絵本に無理な圧力が掛かり、ページ同士が貼り付いてしまったり歪んでしまったりする原因となってしまう。 絵本は、必ず本棚に立てて保管しよう。
本棚に詰め過ぎない
上記で本棚に立てて保管するように書いたが、そのとき、絵本をギチギチで抜けなくなるほど詰め過ぎることはやめてほしい。 出し入れの際に力を入れ過ぎてしまうことで絵本を壊してしまう恐れがあるからだ。 また、逆にスカスカ過ぎて絵本を斜めにするのも良くない。背に変な力が加わり、破損の原因となりかねない。ブックエンドや重みのある辞書などで支えるようにしよう。
直射日光や高温多湿を避ける
絵本を保管するときは、直射日光や高温多湿を避けよう。 日光にあてると絵本が黄色く焼けてボロボロになってしまい、高温多湿な場所では絵本の素材の劣化を促進し、虫やカビによる被害が増大してしまいかねない。虫やカビの繁殖を抑えるためにたまに日にあてるのは良いが、長い時間あて過ぎて焼けてしまわないよう気を付けてほしい。
まとめ
中古品のニーズが低い絵本を高値査定に繋げるためには、「売却すること」を想定した購入や使用が欠かせない要素になると言えるだろう。また絵本を求める専門業者の活用も重要であるため、毎晩の読み聞かせが不必要となる前に、高値で買い取ってくれそうなお店を見つけてほしい。
