【赤ワイン】ロマネ・サン・ヴィヴァンの買取相場・査定情報

ロマネ・サン・ヴィヴァン（Romanee Saint-Vivant）は、フランス・ブルゴーニュ地方で造られている高級赤ワインである。

ロマネ・サン・ヴィヴァンとは

ブルゴーニュ地方、ヴォーヌ・ロマネ村にある特級格付けの畑「ロマネ・サン・ヴィヴァン」は、質の良いピノ・ノワール種のぶどう畑である。

有名な高級ワイン「ロマネ・コンティ」の畑の真隣にある。

修道院に寄贈された土地

11世紀頃、ブルゴーニュ公ユーグ2世が所有する土地をサン・ヴィヴァン修道院に寄贈した。

そこを開いて畑にしたのが、現在のロマネ・サン・ヴィヴァンである。なお、そのうち一部は後にドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社に売却され、ロマネ・コンティの畑になっている。

半分以上はDRC社が所有

すべての畑を合わせた面積は9.54ヘクタール。そのうち5.29ヘクタールを、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社が所有している。

その他、ドメーヌ・ルロワ（Domeaine Leroy）、ルイ・ラトゥール（Louis Latour）なども有名だ。

買取価格相場

有名で人気のあるワインは買取に出すと高く評価される。買取価格を調べてみよう。

DRCロマネ・サン・ヴィヴァン

ロマネ・コンティ社の区画で収穫したピノ・ノワールを使い、世界最高峰ともいわれる名門ロマネ・コンティの醸造所で造られた、DRC ロマネ・サン・ヴィヴァン。

上品で繊細な味が特徴

長く熟成させるタイプなので、通常10年以上寝かせてから楽しむワインである。上品で、他のDRCワインと比べると軽めだと言われることもあるが、上品で繊細な味は評価が高い。

<買取価格>

●DRC ロマネ・サン・ヴィヴァン　1998年　9万円
●DRC ロマネ・サン・ヴィヴァン　1999年　8万円
●DRC ロマネ・サン・ヴィヴァン　2002年　7万円
●DRC ロマネ・サン・ヴィヴァン　2005年　9万円

ドメーヌ・ルロワ

ルロワ家は、かつてドメーヌ・ロマネ・コンティの共同経営をしていた。

ロマネ・コンティを超えるワイン造りが目標

その後ロマネ・コンティを去ったが、そのときの様々な経緯があり、ロマネ・コンティを超えることを目標にワインを造っているとされている。

<買取価格>

ルロワのロマネ・サン・ヴィヴァンは質が高く、ロマネ・コンティより高く評価する声もある。

買取価格は、10万円前後になると予想される。

ルイ・ラトゥール

フランスでとても有名なネゴシアンだったアンリ・ラマロッスから引き継いだ、ルイ・ラトゥール社。現在はブルゴーニュを代表するネゴシアンであり、ドメーヌでもある。

ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑のうち0.76ヘクタールを所有しており、その区画はロマネ・サン・ヴィヴァンの中でも最も質が良いとされている。

ドメーヌとネゴシアン

ドメーヌとは、ブドウ畑を所有し、栽培・醸造などすべての過程を自らが行なっている生産者である。

それに対してネゴシアンとは、自分で畑を持つのではなく、買ったぶどうを使ってワインを醸造・販売している業者だ。

ルイ・ラトゥールは、その両方を行なっているのである。

<買取価格>

ルイ・ラトゥールのロマネ・サン・ヴィヴァンは、ワイン専門誌などでとても高く評価されており、質に対して価格がおさえられている、コストパフォーマンスの高いワインとして人気がある。

買取価格は2万円前後が目安になるだろう。

高く売れるワインとは？

ワインの中でも、高額買取される傾向があるのは、人気ワイン、ヴィンテージワインなどである。評価が高く、手に入りにくいものほど高く買い取ってもらえる。

さらに、買取に出すときに少し状態を良くしておくだけでもプラス査定されることもある。高く評価してもらえるポイントを探ってみよう。

熟成期間

ワインには、種類ごとに適した熟成期間がある。ロマネ・サン・ヴィヴァンは10年以上と言われている。

おいしくなった時期に買取に出せば、高値で売却することができる。そういったタイミングを調べておくと良いだろう。

ワインやコルク、ラベルの状態

プロの査定士が見ると、開封しなくてもワインの状態がわかると言われている。

良い状態のものは、同じ年のワインでも高く評価され、高額で買い取ってもらえる。自宅で保管をするときも、温度や湿度に気を配ろう。

コルクが劣化する前に売却しよう

また、コルクの劣化があると評価が下がってしまうことも多いので注意したい。

もしコルクの状態がおかしくなってきたのを発見したら、なるべく早く売りに出すことをおすすめする。

ラベルは無理に修復しない

ラベルについても、できればきれいな状態で査定に出すのが理想だ。

ただ、もし劣化していても大きな減額にはならない。修復を試みるとさらに劣化させてしまうこともあるので、無理に直そうとせず、そのまま買取店に持って行こう。

付属品

もしワインが箱などに入っているようなら、その箱は大切に保管し、売るときには元の通り箱に入れて査定に出そう。

高級ワインになるほど、箱につく価格は上がるので、大切な付属品なのである。

他にも、購入時に何か添えられているものがあれば、一緒に査定に出すと価値が上がるので、紛失しないようにとっておこう。

複数あるなら「おまとめ買取」に出そう

ワインに限らず、品物を売りに出すときは1点だけで売るよりも、複数ある方が買取価格が上がることが多い。もし売りに出す予定のワインがあるのであれば、まとめて売りに出そう。

査定額アップの例

たとえば、評価額14万円のお酒が、他のワインと一緒に買取に出すと15万円で査定してもらえたケースがある。もっと高額なものになると、さらにプラス査定額が上がることもあるだろう。

専門店なら他のお酒もまとめて買取可能

お酒の買取専門店であれば、ワインに追加して他のお酒も一緒に買取に出すことができる。

高額なものになるほどプラス査定額が増えるので、飲まずに保管しているものや、売りに出すことを迷っているものがあれば、一緒に持って行くことを検討すると良いだろう。

買取店の選び方

買取サービスを利用する上で、重要なのが買取店の選び方だ。

せっかく高級ワインを売るのであれば、少しでも高く買い取ってもらいたい。以下のポイントを参考にするといいだろう。

高価買取店に売りに出そう

ワインの査定額は業者によって違うので、各業者の買取価格を調べてみよう。

ロマネ・サン・ヴィヴァンは人気があり、業者によっては買取強化品にしている業者もある。複数の店で査定をしてもらい、希望に近い額で買い取ってもらえる業者を見つけよう。

少なくとも2-3社の査定を比較しよう

買取相場を知るためには複数の買取価格を比較する必要がある。

ネットに出てくる買取業者すべてに査定を依頼するのは到底無理な話ではあるが、最低でも2-3社には査定を依頼してみよう。

買取時に相場を知っていることで価格交渉ができることもある。

損をしないためにも、慎重に買取店を決めてほしい。

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