銀座は、昔から日本の中でもトップクラスの高級ショップが立ち並ぶ、気品あふれる繁華街スポットである。街をあるけば、世界の高級ブランドショップがあちらこちらに並び、街で歩いている人も、どこか上品さが漂っているようにみえる。
そんな銀座には、トップクラスのブランド品などを取り扱う質屋がいくつもある。そこで当コラムでは、そんな銀座にあるヒカカクおすすめの質屋をいくつかご紹介していくので、ぜひチェックしてみてほしい。
また、質屋の歴史や日本でのポジションも少し説明していきたい。ここを知ることによって、より質屋の利用方法を見直すことができるだろう。

Ginza / othree
CONTENTS
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大黒屋(質屋) 銀座店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国20店舗に展開をしている大黒屋が銀座にも出店している。ブランド品や金属品や商品券の買取をメインにおこなっているため、質でも買取としても利用ができるのが特徴だ。
大黒屋は審査なしでその場で現金を借りることができ、低利息が魅力である。1ヶ月利息無料キャンペーンなどお得なキャンペーンもやっているため、直接店頭に問い合わせてみると、最新の情報を得られるかもしれない。
店舗情報
- 住所
- 〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-17 龍保険ビル1F
- アクセス
- 東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅・4番出口より徒歩約30秒
- 電話番号
- 03-5524-7900
- 公式サイト
- 大黒屋(質屋) 銀座店
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は、全国に200以上の店舗を展開している、業界大手の質屋だ。取扱商品もカメラや携帯電話、宝飾やブランド品など幅広く、銀座エリアには3店舗をかまえている。
それぞれの店舗で、質・買取来店予約サービスを実施しており、プライバシーが確保されている。また、1,000万円以上でも即日の融資が可能なので、その場で現金が必要なときも利用ができる。
店舗情報
以下は、銀座和光前店と松屋銀座前店、銀座口店の店舗情報である。
銀座和光前店
- 住所
- 〒104-0061 東京都中央区銀座5-7-1 江島屋ビル8F
- アクセス
- 銀座駅 A1出口より徒歩30秒
- 電話番号
- 03-5537-7591
- 公式サイト
- 大黒屋 銀座和光前店
松屋銀座前店
- 住所
- 〒104-0061 東京都中央区銀座3-5-5 南風ビル2F
- アクセス
- 銀座駅 A13出口より徒歩2分
- 電話番号
- 03-5159-6811
- 公式サイト
- 大黒屋 松屋銀座前店
銀座口店
- 住所
- 〒105-0004 東京都港区新橋1-12-10 康楽ビル8F
- アクセス
- JR新橋駅 銀座口より徒歩2分
- 電話番号
- 03-3569-7708
- 公式サイト
- 大黒屋 銀座口店
BRAND OFF(ブランドオフ) 銀座本店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランドオフは信頼と実績により世界に50店舗展開中の質屋である。一般的に質は18歳以上から利用できるが、ブランドオフの質は20歳以上からでないと利用できない。判断能力が低い未成年に損失を与えないための、配慮がなされているからだ。実に良心的な業者である。
取り扱いは、時計、宝石、バッグ、貴金属に限る。制限はいろいろあるが、どこよりも高い評価を出す自信があるため融資額にも期待が持てる。
店舗情報
- 住所
- 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目7-2 三愛ドリームセンター地下1・2階、地上6・7階
- アクセス
- 銀座駅・東銀座駅より徒歩5分
- 電話番号
- 03-6274-0039
- 公式サイト
- BRAND OFF(ブランドオフ) 銀座本店
日本に置ける質屋の存在とは
日本における質屋の歴史は古い。質屋が誕生したのは今から700年以上前の鎌倉時代だといわれている。徐々に貨幣経済が浸透する中、地方の領主などが庶民に対し担保付きの貸付をおこなったことが質屋の原形だとされている。ただ、当時は質屋という呼び名ではなく土倉(とくら)と呼ばれていた。
室町時代に入ると、質屋は庶民にとっての金融機関の役割を持つようになる。質草(質に入れる品物)を質屋に預け、それを担保にお金を借りる(調達)することで庶民の生活は安定的になり、経済も発展していった。
そして、江戸時代に入ると質屋は爆発的に増加し、質屋取締令という法令も施行され、呼び名も土倉から質屋に変更された。
鎌倉時代、貨幣経済の発展とともに誕生した質屋は、その特性から庶民の生活の柱として、あるいは最後の駆け込み寺としての役割を果たしてきた。現在、質屋は2,000店以上あるといわれ、700年以上たった今でも私たちの生活に欠かせないものとなっている。
質屋のシステム
質屋とは、本来金融業である。質草を担保にお金を貸すのが質屋の商売であり、これこそが買取専門業者との大きな違いだ。利用者は、品物を(買取ではなく)預けて、その品物の価値の範囲内でお金を借りるのである。
買取専門業者は、不用品を買取、それを転売することで利益を得るが、質屋はあくまでお金を貸すことに特化している。どうしても今お金が必要という人々に対して、家財やブランド品を担保に貸し付けるのである。
これを質預けというが、要は期限内に質料(利息)と元金を支払うことで、預けた品物が手元に戻ってくるというシステムになっている。あくまで貸付であり、買取専門業者とは事業形態は根本的に異なる。いまお金が必要だが、これは手放したくないというときに利用するのが質屋ということになる。
仮に、貸付金の返済が不可能になっても、貸付金の返済義務は一切発生しない。また、質料(利息)だけ支払えば、質入れの期間を延長することもできる。これこそが質屋の本質である。
基本的に、質屋は質草の価値以下のお金しか貸さない。貸付金が返済されれば、その利子で儲けることができ、仮に返済されず質流れ(質屋に借りた金の返済をしないまま期限が切れて、質物の所有権が質屋に移ること)になっても、質草を売ることで利益が出るしくみとなっている。質屋が買取をする場合も、当然利益が出るように買取価格を提示する。
また、在庫が溜まってきた場合には、店頭販売のほか、質屋専門のセリ市場でも売却を行う。最近ではネットオークションなどに出品することで、より短期的に、あるいは全国に向けて展開をする質屋も増えた。あくまで貸金業であるのが質屋の本質である。
まとめ
700年以上の歴史の中で、唯一といっていい程存続しているのが質屋である。もともとは庶民への貸付業として誕生し、それが700年経った今でも日本国民の生活の一部になっている。あなたの家庭の中に価値あるものが眠っているかもしれない。宝石なのか、家財なのかはわからないが、様々な事情のなかで、最後の砦として質屋があることは、精神衛生上良いことではないだろうか。
伝統や文化のひとつとして、質屋という存在はあまりにも大きく、日本文化の支えになるのかもしれない。
近年は新宿と同様、中国人の爆買いスポットになってしまった銀座だが、意外なことに質屋は安心のチェーン店のみだった。新宿と銀座でこんなにも差が出るとは驚きだ。銀座に行く用事があれば、このまとめを見て上手に質屋を利用してほしい。