数あるデータ管理ソフトのなかでも「AnyTrans」の優秀さはズバ抜けている。今まではiPhone、iPad、iPodなど、iOSデバイスのデータ管理と転送が主な役割だったが、新たな機能を備えてアップデートされた。
今回は新機能であるホーム画面整理や着信音作成などを詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしていただきたい。
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期待の「AnyTrans 7.0」がリリース
iMobie社が扱う「AnyTrans」は、iPhone、iPad、iPodなどiOSデバイスのデータ管理・転送に特化したユーティリティソフトだ。従来の機能も申し分なかったが、今回新たに新機能を追加してリリースされた。まずはAnyTransの基本的な機能について紹介しよう。
データのバックアップ・管理が簡単
iPhoneユーザーの多くはiTunesやiCloudでデータの管理をしているだろう。バックアップを取るだけならそれらでも十分事足りるが、AnyTransならiTunesのようにまとめて全部のデータを送るのではなく、"連絡先と画像だけ" などと内容をしぼって送ることもできる。
また、iTunesと違い、同ソフトで管理するデータならバックアップを取ったデータをカテゴリー化して内容を確認できるので、iTunesやiCloudよりも無駄なく確実にデータを管理することが可能だ。
筆者は、15.9GB(455項目)のデータを約20分でバックアップすることができた。データ転送中もiPhoneを使用できるので、スマホを長時間使えないなどのストレスもない点もうれしいポイントだ。
iOSデバイス間でデータを転送
従来のデータ管理ソフトは、コンピューターを介してデータを転送するのが一般的だったが、AnyTransを使えばiPhone同士またはiPhoneとiPadなど、iOSデバイスのみでデータを転送することが可能。元のデータを上書きや重複することなくデータを転送できるので、無駄がない。
2つのiOSデバイスのデータを1つのデバイスにまとめたり、複数のデバイスをクローン化させたりすることで、機種変更の手間も大幅に減るだろう。
写真や動画を制限なく保存可能
データを移行するだけでなく、ストレージ無制限でデータを同期できるのも大きなポイント。他のクラウドサービスのように容量を途中で買い足す必要がないので、音楽をはじめ、写真や動画、連絡先、メッセージまで自由に移行できる。
動画共有サイトから動画をダウンロードできる
ストレージに制限がないので、長時間の高画質動画も気兼ねなく保存できる。また、自分で撮影した動画以外にYouTubeやFacebook、FC2などの動画共有サイトから簡単に動画をダウンロードできるのも大きな特徴だ。
MP4、MOV、MKV、AVI、FLVなどのファイル形式に対応しており、オフラインでも視聴できるので外出時にもきっと活躍するだろう。
「AnyTrans 7.0」は便利な機能が追加
これまで紹介してきた機能だけでも十分満足な内容だが、AnyTrans 7.0のアップデートにともない、さらに便利な機能が追加された。それぞれの内容を詳しく紹介していこう。
iOSアプリのバックアップ・復元
iTunes 12.7 以降、iTunesからアプリを管理する機能が削除されたため、コンピューターでiOSデバイスのアプリを管理できなくなってしまった。この欠点を補うべく、AnyTrans 7.0にはiPhoneなどiOSアプリのバックアップや復元をおこなう機能が追加された。
この機能があれば機種変更の際、バックアップしておいたアプリを新デバイスに一気にインストールできる。一括移行だけでなく、対象のアプリだけを移すこともできるので、内容を整理してから移行するのもよいだろう。
また、アプリを前のバージョンにダウングレードしたり、配信停止になってしまったアプリをライブラリから再インストールしたりもできるなど、かゆい所に手が届く仕様となっている。iOSデバイスのホーム画面を整理
iPhoneを使い続けていると、ホーム画面がアプリだらけになってしまうことがある。都度整理するのが望ましいが、継続するのはなかなか難しいだろう。そんなときAnyTrans 7.0ならパソコンの大きな画面で、iPhone上のアプリアイコンをドラッグ&ドロップしながら簡単に並べ変えることも可能。ホーム画面のレイアウトをバックアップすることもできるので、新しいiPhoneにもそのまま引き継ごう。
iPhoneの小さいスクリーンで整理するのはなかなか面倒だが、コンピューター上ならストレスなくまとめることができる。左下の「デバイスに同期」をクリックすると、同時にiPhoneのホーム画面が変わるほどスムーズなアクションだ。
着信音・メッセージの通知音をカスタマイズ
AnyTrans 7.0ならiTunesよりも簡単に着信音をカスタマイズできる。デバイスやコンピューターに保存されている曲はもちろん、YouTubeにアップされている音源の使用もできるなど、使えるデータの幅が広いのも魅力。作成時に本来の音質を損なう心配もないので安心だ。
「AnyTrans 7.0」をダウンロードしよう
まずはAnyTrans 7.0の無料版をダウンロードしてみよう。ダウンロードはMacとWindowsで異なるので、それぞれの項目をクリックしてほしい。
AnyTrans 7.0のライセンス使用料
もし無料の体験版を試して気に入ったら、ぜひ有料版を購入してみてはいかがだろうか。ライセンス使用料は、
- シングルライセンス:5,980円 → 3,980円
- マルチライセンス:12,980円 → 5,980円
となっている。
シングルライセンスは1PC、マルチライセンスで5PCまで動作可能となっており、現在は上記の値段で提供中だ。(2018年10月時点)いつまで割引が適用されるかは未定なので、ぜひお得なうちに購入することおすすめする。
スマートライフにiMobieの製品は欠かせない
iMobie社はAnyTrans以外にも、スマートデバイスを快適に使用するためのさまざまなソフトを展開している。消えてしまったデータの復元や、デバイスのクリーニングなど、あらゆるトラブル、理想に適した商品をリリースしているので、AnyTransに慣れたらぜひそのほかのソフトも活用していただきたい。
まとめ
今回は進化したiPhoneアプリ管理ソフト「AnyTrans7.0」について紹介した。実は上記で紹介した機能以外にも便利な機能が満載なので、ぜひ一度ホームページを参照していただきたい。きっとすぐに試してみたくなるだろう。