インターネットにアクセスできるデバイスや通信電波の環境設備が向上したことにより、現代では、誰でも簡単のネットにアクセスしていろいろなことができるようになり、とくに仕事や私生活に大きく変化をもたらした。
今では、連絡は電話やFAXではなく、チャットでやり取りが行われたり、書類はデータで送付されたり、インターネットを利用して書籍や衣類などを購入するなど、ネットを利用する機会も格段に上がった。またWeb上でのサービスも増え、新たなサービスも続々と公開されている。

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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
変化している「売る」市場
そういった時代における技術の発展によって、注目されつつあるのが売るという市場だ。
フリマアプリやネットオークションなどに出品してものを売る人は一定数いるが、スマホなどで利用できるアプリなどが開発され、利用者は増加傾向にある。売るという市場は、これから大きく転換していくことになるだろう。
とくに今、買取などの事情も変わってきている。ECサイトなどの増加によって売れるものが飛躍的に増えた。また、買取金額も増加傾向にあるというよりは、妥当な金額で買取が行われる時代に差し掛かってきていると言えるだろう。
そこで、ここでは「トイレの買取」に焦点を絞って、トイレの買取事情などについて掘り下げて紹介していこう。
本当にトイレは売れるのか?
ここでは、トイレの買取事情について述べていくわけだが、そもそもそトイレは売ることができるのか疑問に思う人は多いだろう。トイレが売れるとはどういうことなのか、まずその点について触れていこう。
トイレを売ることができる
意外かもしれないが、トイレの買取を行っている業者は多く存在している。それだけトイレの需要は高く、また国内においてトイレは重要なものだと考えている人は多い。
とくに国産のウォシュレット機能のついたトイレは国内外でも注目されており、現在、中国からの旅行客に人気があり、売れているようだ。
生活において必ず必要とされるトイレは、国内外で需要度が高い。そのため、買取が多いのもうなずける話だ。
基本的、住宅展示場などのモデルルームのトイレを買い取っている
このトイレの買取についてだが、個人でトイレを売る人はあまりいないだろう。では、どういったトイレが売れるのか。
それは、住宅展示場などのモデルルームで展示用に設置されたトイレだ。このようなトイレの買取を行っている業者が多いようだ。
住宅展示場ではモデルルームを作るわけだが、実は、展示期間が終了すると解体をして処分することになる。そこで展示された家具などを回収、もしくは買い取る業者が多く存在する。そのなかでトイレの買取も行っているのである。
どんなトイレが買い取られているのか?
上記でトイレは売れると述べたが、では、どのようなトイレが買い取られているのか、その点について触れていこう。もしも、売りたいと思うものがあるならば、売れるものの傾向は押さえておくべきだろう。
比較的、新しいトイレが売れる傾向にある
当然といえば当然ではあるのだが、トイレの買取では、最新機種に近いものほど売れる傾向にあるといっていいだろう。
また、トイレの買取に関しては古いレアなものが売れることはないと考えたほうがいい。常に、最新の技術を駆使したトイレが買い取られる傾向にある。発売から3年くらいまでが一つの判断基準といっていい。
トイレは、新品、未使用、取り付けだけしたもの意外は買取不可に
また、ここで気をつけておきたいのが買取不可の基準についてだ。
トイレの買取において、使用済みの中古品を買い取るといった業者は極めて少ないだろう。やはり、ものがものだけに、使用済みのトイレは売れないという理由で買い取っている業者は少ないのだ。
そのため、トイレの買取条件として新品、未使用、取り付けのみにしているショップは多い。
トイレの買取において高価買取されているメーカーは?
ここでは、トイレの買取で高価買取になりやすい、国内で高いシェア率を得ている人気メーカーを紹介しておく。一体どのようなメーカーが高価で買取されているのだろうか。
TOTO
TOTOといえば知っている人も多く、むしろTOTOと言えばトイレ、というくらい人気のメーカーである。そのTOTOはやはり人気のあるメーカーで、高価で買取されている。
高価買取となる人気のトイレは、ネオレスト、ウォシュレットアプリコット、レストパルF、ピュアレスト、ウォシュレット一体形便器GG、ウォシュレットSBとたくさんのシリーズがある。
LIXIL(INAX)
LIXILと言われるとピンとこない、もしくは最近のメーカーかなと思う人もいるだろう。かつてINAXとLIXILは商材ごとに独自事業を展開していた。それが現在は統合に伴ってLIXILと統一されている。もちろん、LIXILのトイレも人気で高価買取対象となっている。
そんなLIXILのトイレ製品で高価買取が期待されるものは、サティス、サティスSタイプカラーズ、レジオ、アステオ、エレシャス、アメージュだ。
Panasonic
TVやオーディオ機器で有名なPanasonicだが、トイレ製品も有名である。
その高価買取となるトイレシリーズだが、アラウーノ、アラウーノS、アラウーノV、ウーノスなどあり、とくに現在ではアラウーノシリーズは注目されているシリーズで評判もよく、高価買取となりやすいだろう。
トイレの買取金額の一例を紹介
ここまで、トイレの買取に関してどのようなものが売れるか、また、注意点などについて述べてきた。次はトイレの買取金額について触れていこう。
TOTO ネオレスト CES9787 買取金額100,000円
やはりTOTOのトイレは人気があり、高い金額で買取が行われている。
ただ、いろいろなシリーズであったり、そのなかでも人気度にばらつきがあるため、安い金額でも買取となることもあるだろう。あくまでここでの金額は参考までにしておくべきだ。
Panasonic 一体型便器 アラウーノS CH1101PWS 買取金額22,000円
Panasonicの製品も人気があるため、買取を行っている業者は多い。ただし、買取金額は少し下がってきているため、この製品であればできるだけ早めに売るほうがいいだろう。
製造されてから年月が経つと新しい商品も出るため、価格も低くなっていく。とくにモデルチェンジがある場合は、価格は一気に下がるので注意が必要だ。
LIXIL ベーシアシャワートイレ&便器 BC-B10SU+DT-B280U+CW-H42 買取金額28000円
LIXILのトイレ製品の買取だが、Panasonicと同じような傾向にあるようだ。TOTOの製品に比べると、少し目減りしている感は否めないが、モデルにもよるため、ここで紹介した製品よりもっと高い金額になる製品はあるだろう。
それだけトイレ製品も日々進化して、新しいシリーズが出てきているということでもある。
まとめ
ここまで、トイレの買取について、注意点や買取事情、また買取金額になど記述してきた。
まず、トイレの買取を行っているショップや業者は多いということは覚えておこう。そして、トイレの買取で中古というものはなく、新品、未使用品、取り付けだけのトイレ製品しか売れないというポイントも押さえておくべきだろう。
ただ、トイレの買取が頻繁に行われることは少ない。基本的にトイレの買取は、住宅展示場などのモデルルーム解体時に買取に出されることが多いようだ。ここで、国内外で注目されているトイレの買取事情を知っておくだけでも、今後何かの役に立つかもしれない。