世界的に認知度の高いHERMES(エルメス)ブランドのことをまったく知らないという方は少ないだろう。ところがエルメスの中には多くのブランドが存在するため、それぞれの価格情報について知っているという方は多くない。
そこで本記事では、エルメスの中でも歴史あるブランドとして有名なPlume(プリュム)について、買取相場や査定情報について紹介する。
エルメスのプリュムを少しでも高く売りたいと考えている方に、ぜひ参考にしてほしい。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
エルメス プリュムとは
しっかりと高値で売却するためには、その商品について詳しく知っておく必要がある。
特にエルメスはブランドごとに大きく価格帯が違うため、適当に販売してしまうと数十万円単位で損をする可能性も少なくない。
そこでこちらでは、エルメスのプリュムについての歴史や価値について詳しく説明していく。
50年の歴史を持つボストン型のバッグ
エルメスのプリュムは、50年の歴史を持つボストン型のバッグだ。1967年に発売され、今もなお根強い人気を誇っている。
プリュムはフランス語で「羽」という意味であり、その名の通り他のエルメス製品に比べても軽くなるように設計されているという特徴を持つ。
ボストン型を採用しているため、口の部分はファスナーで覆われており、大きく開け閉めが可能で機能性が高い。いろいろなファッションに合わせやすく、仕事でも旅行でも幅広く使える点が魅力の1つだ。
5つのサイズに分かれている
エルメスのプリュムは、5つのサイズに分かれている。
プリュムミニ
プリュムミニは縦15cm×幅21cm×奥行7.5cmと小柄なタイプだ。二つ折りの財布やスマートフォンがスッポリと入るサイズなので、ちょっとしたお出かけや結婚式などのパーティにも幅広く利用できる。
プリュムミニⅡ
プリュムミニⅡはプリュムミニよりもさらに小柄で、縦13cm×幅17.5cm×奥行6cmというサイズだ。こちらも女性らしく扱いやすいバッグのため、いろいろな用途に適している。カジュアルな場面でも、フォーマルな場面でも使いやすいバッグだ。
プリュム28
プリュム28は、縦21cm×横28cm×奥行10.5cmというサイズのバッグだ。長財布やコスメポーチもしっかりと入り、B5サイズであればタブレットや書類も納められる。ショルダーバッグとしても利用可能なため、通勤目的でも使いやすい。
プリュム32
プリュム32は、縦24cm×横32cm×奥行14.5cmというサイズのバッグだ。しっかりと大きく作られており、A4サイズの紙や雑誌も余裕を持って入れられる。無理に折り曲げる必要が無いため、ビジネスシーンで活躍できるバッグと言えるだろう。
プリュム45
プリュム45は、縦30cm×横45cm×奥行22cmというサイズのバッグだ。プリュムの中では最も大型で、旅行用のボストンバッグとして活用できる。出張が多いビジネスマンや、ちょっとした衣類を持ち運ぶ目的としても使いやすい。
通常品のほかにも2種類が販売された
プリュムは通常のサイズ(ミニ~45)のほかにも、ドッグとエランという種類のバッグが発売された。
プリュムドッグ
プリュムドッグは外側にオープンポケットがあるタイプのプリュムバッグで、ビジネスシーンにマッチするように作られている。縦28cm×横40cm×奥行8cmという大型サイズのため、書類やノートパソコンを持ち運ぶのにも便利だ。
ビジネスに合う黒色は、男性からも人気を集めている。
プリュムエラン
エランはプリュムをさらに横長にしたタイプで、ドッグとは違って女性らしさを前面に出したバッグだ。女性らしいフェミニンなファッションからカジュアルファッションまで幅広く対応できる。
カラーバリエーションや革の種類も多い
プリュムは歴史あるブランドのため、さまざまなカラーや革を用いた商品が販売されている。シンプルで合わせやすいブラック、ホワイトなどの代表的なカラーから、女性らしいマグノリア、ブルーまで幅広い。
革は現行品ではシェーヴル・ミゾールが発売されているが、中古品に目を向ければトゴやトワルアッシュなど複数の種類がある。カラーや革が違うと価格も変わるため、売却時にはどのような商品かしっかり調べよう。
エルメス プリュムの買取相場
こちらでは50年の歴史があり、根強いファンが多いエルメス プリュムの買取相場を確認する。プリュムには幅広いラインナップがあり、全てを網羅することは難しいため、こちらでは代表的なサイズごとに価格をチェックした。
プリュム20 ローズサクラ
プリュム20 ローズサクラは2015年に発売された商品だ。ブランド品買取業者であるエコスタイルでは、2017年に未使用品を200,000円で買い取った実績がある。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
同じくブランド買取業者である銀蔵は230,000円という値段がついた。
買取価格
スピード
手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
同じブランドの商品でも、お店によっては10%以上の価格差があることを覚えておこう。
プリュム28 ヴォースイフト
2016年に発売されたプリュム28 ヴォースイフトは、全国でブランド品を買取しているなんぼやで250,000円という値段がついている。(2019年2月)
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
こちらは中古品だったが、ヴォースイフト(雄仔牛)という型崩れしやすいバッグにも関わらず状態がきれいで、発売から2~3年しか経過していないということで高額な査定となった。
同じような商品でも、製造年数やバッグの状態で大きく変動するため、保存状態には十分注意しよう。
エルメス プリュム32 トワルアッシュ×グリーンサフィール
2014年に発売されたエルメス プリュム32 トワルアッシュ×グリーンサフィールは、なんぼやで320,000円で買取された実績がある。(2017年5月)
買取価格
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手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
バッグの査定ポイントは素材、年式、付属品で、こちらの商品は年数があまり経過していない段階での買取に加え、購入時に付属していたものが全て残っていたということで高額査定となった。
箱はもちろんのこと、保存袋やレインカバーなどの付属品は捨てずに大事に保管しておこう。
プリュム45 クリノラン
エコスタイルでは、中古品のプリュム45 クリノランを50,000円で買取した実績がある。(2017年6月)
買取価格
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ウイルス
対策
こちらは1998年製造と年式が非常に古く、また若干の使用感があったため買取査定のランクも低かったが、それでも50,000円という高額な価格が付いた。
普通であれば古いバッグにはほとんど査定額が付かないため、エルメスというブランドの需要の高さがおわかりいただけるだろう。
プリュムエラン エプソン 黒
銀蔵では、プリュムエラン エプソン 黒を最大165,000円で買取している。(2019年4月現在)
買取価格
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
こちらの商品は2006年に発売された商品なのでかなり年数がたっているが、エプソンという型崩れしにくい革+人気色の黒ということで高めの査定が付いている。古めの商品であっても、人気の色や状態をきれいに保ちやすい商品は高額査定につながりやすい。
プリュムドッグ 黒
ブランドごえんでは、プリュムドッグの黒を120,000円で買い取った実績がある。(2013年3月)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
2002年製で金具部分のくすみや使用感があったためマイナス査定があったが、メンズバッグとしてトップクラスの人気だったため高額査定となった。
エルメス プリュムの査定ポイント
エルメス プリュムはどのような点を査定されているのか、こちらでは査定ポイントについて説明する。
具体的には以下の5点だ。
- ・素材
- ・カラー
- ・年式
- ・状態
- ・サイズ
- ・付属品
それぞれ詳しく解説していく。
素材
エルメスのプリュムには、同じサイズであってもさまざな素材が使われている。
- ・トゴ(雄仔牛)
- ・トリヨンクレマンス(雄成牛)
- ・ヴォースイフト(雄仔牛)
- ・ヴォーエプソン(雄仔牛)
- ・シューブル(山羊)
などの革が代表的だ。
素材によって表面の質感が全く違うため、人気度によって価格が大きく変わる。特にヴォーエプソンは人気No.1と言われる素材で、買取価格も高い。また中古品であっても、素材によっては型崩れが起きやすいものもあるため注意が必要だ。
カラー
素材が同じであっても、カラーが違うだけで値段が大きく変わる。どんなファッションにも合いやすく、日常的に使えるブラックなどの価格は高く買い取られる可能性が高い。
ファッションにはトレンドカラーがあるため、ブルーやオレンジなどの派手な色でもタイミングによっては高額で買い取られることも十分にあり得る。うまく高値で売れるタイミングを見つけよう。
年式
エルメスのプリュムには、製造年を示す刻印が付けられている。基本的にはアルファベット1文字で、例えば2006年なら「J」、2014年なら「R」だ。自分が持っているバッグがどれくらいに作られたか知りたい場合は、刻印をチェックしてみよう。
ちなみにバッグは、年式が新しいほど高値で買い取られる可能性が高い。これには製品の劣化が少ないという理由が挙げられるが、他にも海外での需要が高いという意味もある。
もちろん人気度や保存状態によっては年式が古くても査定額が高い場合もあるため、年式にこだわらずに一度査定に出してみるといいだろう。
状態
状態も、査定に大きく影響する。バッグは日常でよく使われる商品なので、大切に使っていても角スレや型崩れが起きやすい。特に革製品は一度型崩れが起きると元に戻らないため、注意が必要だ。
またハンドル部分の痛み・内部の汚れ・素材の色焼けなど、劣化してしまう要素はたくさんある。日常で使って無いときはバッグの中に布を入れる、毎日同じバッグを使わないなど、なるべく丁寧に扱うことを意識しよう。
サイズ
エルメスのプリュムはサイズ展開が豊富だが、その中でも28は非常に人気で価値がつきやすい。定価は32や45などの大型のバッグのほうが高いが、中古品の査定額は28のほうが高いことも多い。
買取査定アップには元の値段だけでなく「どれだけ需要があるか」という要素も大きく関係している。常にトレンドを意識して、よい価格が付きやすい時期を狙うといいだろう。
付属品
買取時にはバッグ本体だけでなく、付属品の有無までチェックされることを覚えておこう。特にエルメスのようにコレクション要素が含まれている商品は、付属品が無いと査定がガクッと下がってしまう。
バッグ自体を大切に使っている人は多いが、付属品にも気を使っている人は少ない。例えば箱や保存袋、保証書、クロシェットなど、使わない物でも大切に保管しておくと査定アップにつながりやすいので、意識しよう。
エルメス プリュムを高く売るコツ
こちらではエルメスのプリュムを高く売るコツについて紹介する。エルメスの商品は元々の値段が高いため、買取額も高額になりやすい。
そのため少しの手間を加えるだけで数万円~数十万円も査定額が変わることも十分にあり得る。高値で売るにはそれなりの準備が必要だが、なるべく手間を押しまずに1円でも高く売却できるように意識してみよう。
複数の買取業者に見積もりを出す
バッグを買取に出したい場合は、必ず複数の業者に見積もりを依頼しよう。なぜなら1社だけに見積もりを出している状態では、提示された価格が適正かどうかの判断がつかないからだ。優良な買取業者であれば適正価格を出してくれるが、少しでも安く買い叩こうと考えている買取業者は少なくない。
また「他社より○○%高く買い取ります」とうたっている業者もいるため、他の業者の見積もり相場を知っておくことは大切だ。最低でも3社以上に見積もり依頼をかけて、適正な相場を知ってから売りに出すようにしよう。
査定前に汚れを取る
業者へ査定に持ち込む前に、バッグの汚れをしっかりと取るようにしよう。査定の際、キズや汚れは厳しくチェックされるポイントの1つだ。
バッグの場合どうしても外側だけに意識を向けてしまいがちだが、内側も当然厳しくチェックされる。内側の掃除は手が届きにくいため面倒に感じるかもしれないが、少しの汚れが査定に大きく影響することを覚えておこう。
ニオイを除去する
意外と意識が向かないが、日常的に使っているバッグにはニオイがついている可能性が高い。例えば衣類の洗剤の香りや、車や部屋の芳香剤のニオイだ。
これらは日常的に嗅いでいる香りなので、自分ではなかなか気づけない。最低でも1日は風通しの良い場所で干し、市販の防臭・防カビ剤を使ってニオイを取ろう。
保管方法に気を付ける
バッグは型崩れがしやすい商品なので、保存方法には十分注意しよう。色移りを避けるために白い布や不織布をバッグの中に入れて形を整え、横に寝かさずに縦置きして保管するだけでかなり長持ちする。
プリュムのような革製品は、日光を避け、風通しがよく湿気が少ない場所に置いておくと劣化も少ない。もし日常的に利用しているバッグの場合は、なるべく1つだけを毎日使うのではなく、複数のバッグを入れ替えれよう。
日常的に使っているとついつい横置きしたり、フックに吊るしたりしてしまいがちだが、将来的に高く売るためにも保管方法は意識してほしい。
早めに売却する
バッグは発売されてから期間が短ければ短いほど高く売れる。期間が短いほうが製品自体の劣化も少なく、人気度が高いからだ。
限定品などであればプレミア価格で取引される可能性も0ではないが、バッグの場合は商品の劣化のほうを厳しく見られてしまう。買ったけど使っていないバッグなどがあれば、早めに手放すようにしよう。
買取業者のキャンペーンを狙う
買取業者によっては季節ごとにキャンペーンを行っているところも多い。例えば「買取査定10%アップ」や「複数商品の持ち込みで査定アップ」などだ。
エルメスのプリュムは基本的に高額で取引されているため、少しのアップが価格に大きく影響する。20万円のバッグだと、10%アップキャンペーン時に売るだけで2万円もの査定アップだ。
買取業者によってキャンペーン内容は違うため、ホームページなどで逐一チェックしてから売るようにしよう。
個人でオークションにかける
ヤフオクなどに自分で出品すると、相場以上の高額で売れる可能性がある。ただし相場以下で落札されてしまう可能性も十分にあるため、非常にハイリスクハイリターンな方法だと考えたほうがいい。
さらにオークションには10%近い出品手数料がかかるため、落札された金額をそのまま受け取れるわけではない。リスクを負ってでも高く売りたいと考えている方は、オークションにかけてみるといいだろう。
ヒカカク!の買取査定を利用しよう
バッグを高く売るのであれば、複数の買取業者に見積もりを出す必要がある。ところが世の中には数多くの買取査定業者があり、どこに査定を出せばいいかわからないという方も多いのではないだろうか。
そこで、少しでもバッグを高く売るために、ヒカカク!の一括査定システムを使ってみてほしい。ヒカカクの一括査定システムでは、一度商品についての情報を入力するだけで、最大5社から見積もり査定を受けられる。
入力する内容は
- ・商品名
- ・商品の写真
- ・商品状態(中古品、未使用品など)
- ・購入年月
- ・付属品の有無
だけなので、非常に手軽だ。
自分で業者を探す場合、業者ごとにメールやLINEを送らなくてはならないため、非常に手間がかかる。ヒカカク!の一括査定システムだと一度の手間でたくさんの見積もりを受け取れるため、非常に効率がよい。
複数業者に見積もりをとれば商品の相場が把握できるので、安く売って損をしてしまうということも無くなる。
「高く売りたいけど、いろいろな場所に見積もりをとるのは面倒」と考えている方は、ぜひヒカカク!の査定を使ってみてほしい。
まとめ
今回はエルメスのプリュムについて、買取相場や査定額を高くするコツについて説明した。エルメスのプリュムは高額で取引されている商品なので、少しの手間を加えるだけで、大きく査定額が上がることも珍しくない。商品の状態をきれいに保ち、買取価格を上げられるような施策を取るようにしよう。
特に複数業者へ見積もりを依頼することは査定に大きく影響するので、ヒカカク!の一括査定システムをぜひ使ってみてほしい。お持ちの商品が1円でも高く売れることを祈っている。
この記事の監修者