買取ボーナスキャンペーン

シャトー・ラフィット・ロートシルト1987年の買取相場まとめ

読了目安:10分
更新日:2019/06/10
公開日:2019/04/23
0のお客様が役に立ったと考えています

シャトー・ラフィット・ロートシルト(ChateauLafite-Rothschild)という王のワインをご存知だろうか。ワインの生産で有名なフランス・ボルドーにおいて、5大シャトーと呼ばれる中でも筆頭と呼ばれ一目置かれている。それが、シャトー・ラフィット・ロートシルトだ。

ボルドーの5大シャトーの中で、揺るぎない地位にあり最も高額で取引されているワインである。今回は、その中でもシャトー・ラフィット・ロートシルト1987年に注目する。シャトー・ラフィット・ロートシルトの歴史・魅力を詳しく解説しながら、手持ちのお酒を高く売るためのコツを伝授しよう。

シャトー・ラフィット・ロートシルト1987年の買取相場まとめ

あなたのワインの買取価格を
最大20社が一括査定
かんたん1分!
フリマアプリと違い売却時の手数料無料
今野杏南さん

シャトー・ラフィット・ロートシルトとは

ボルドーワインのシャトーの名称、またはこのシャトーの作るワインの名称である。ボルドーワインの最高峰、5大シャトーにその名をつらね世界中のワイン愛好家たちに愛されている有名なシャトーだ。ここでは、シャトー・ラフィット・ロートシルトの歴史や生産地、こだわりについて解説しよう。

王室御用達の歴史

ラフィットという呼び名は中世の農園の名称として14世紀の文献に登場する。14世紀と言えば、日本はまだ鎌倉時代〜室町時代初期で足利氏や北条氏が名をあげている時期。その時代から歴史に名前が登場し、今もなお確固たる地位にあるのだ。いかに古い歴史があるか分かるだろう。

ブドウの作付けは中世からおこなわれていたが、ワインの生産が本格的になるのは1670年代~80年代にかけてワイン畑を拡大してからだ。当時ボルドーワインの需要の多くは、歴史的流れもあってイギリスであった。ワイン好きのイギリス首相が、ラフィットを3ヶ月に300本も飲んでいたとも言われている。

一方でフランス宮廷では、ボルドー地域に対して田舎というイメージを持たれていた。そのため当時、宮廷ではボルドーワインではなくブルゴーニュワインが親しまれていたのである。しかしそんなとき、ボルドーワインに転機が訪れる。

1760年、ルイ15世の公妾(日本で言う側室)であったジャンヌ=アントワネット・ポワソン(ポンパドール夫人)がワインでルイ15世の気を引こうとし、ブルゴーニュの名高いワイン畑を手に入れようとする。だが、オークションで競り負けてしまい、その代わりにと勧められたワイン畑がラフィットだったのだ。

これを気に入ったポンパドール夫人は、その後ヴェルサイユ宮殿の晩餐会で必ず愛飲するようになった。このことがきっかけて、ボルドーワインは宮廷から脚光を浴びるようになり、王のワインと呼ばれるようになっていったのだ。

生産地

ラフィットの畑は大西洋側に位置するワインの名産地、ボルドーのメドック地区はポイヤック村という場所にある。広さは約100ヘクタールで、

  • ・カベルネ・ソーヴィニヨン70%
  • ・メルロー25%
  • ・カルベネ・フラン3%
  • ・プティ・ヴェルド2%

4種類のブドウをラフィットでは栽培している。ポイヤック村は他にもワイン畑が数多くあり、この村だけで18ものシャトー(生産者)が集まっている。

その中でも、最高クラスの位置づけである1等級が半分以上もこの村にある。つまり有名な5大シャトーの内、3つはこの村で作られているのだ。この村がいかに、ワインに適した土地であるか言うまでもなく分かるだろう。

小石、砂、砂利の混ざった石灰質な土壌は痩せた土地とも言われるが、水はけが良くブドウ作りにとっては最適だ。特にラフィットの主要品種である、カベルネ・ソーヴィニヨン種がよく育つ良い土地である。ポイヤック村は、太陽の出ている時間が長く、空気が乾燥しているのが特徴だ。

日中にたっぷり浴びた熱を吸収し、夜に寒くなるとその熱を放出する。寒さからブドウを守ることができるのである。

生産量

平均収穫量は26000〜33000ケース程だ。この内15000〜25000ケースが第1級格付けのファーストラベルシャトー・ラフィット・ロートシルトとして出荷される。第1級の基準に達していないと判断されたものは、セカンドラベルのカリュアド・ド・ラフィットとして出荷される。

セカンドラベルとは、第一級には満たなかったワインに別のラベルをつけて格安で販売する手法だ。セカンドラベルと言えど第1級シャトーと同じ畑・同じ製法で作られてるワインを格安で楽しめるため、世界中のワイン愛好家たちから人気がある。

このように厳しい水準をクリアしたワインのみがファーストラベルをつけることができるのだ。ラフィットは全体的な出荷量は少なくないが、希少価値が上がる理由の1つである。

品質へのこだわり

土壌とブドウの力を発揮させるために、化学肥料はほとんど使用されていない。有機肥料もほんのわずかしか使用せず、作業のほどんどを手作業でおこなっている。もちろん収穫も手摘みでおこなっているのがこだわりだ。

畑の特徴を活かすため、ブドウは区画ごとに別々のタンクで発酵させている。ワインのブレンドは3月に実施される初回の滓引き(おりひき)後に実施。滓引きとは、樽熟成中の作業の1つで樽の下に生じるカスを取り除く作業のことだ。

これをおこなったあとは所蔵庫で18〜20ヶ月熟成させる。その後も定期的に滓引きをおこない、不純物を排除していくのだ。こうして手間とこだわりを持って作られたワインが、第1級シャトーのワインとして世界に届けられるのである。

第1級シャトーとして

メドック地区では第1級〜第5級までの5段階で格付けがされており、シャトー・ラフィット・ロートシルトはもちろん第1級シャトーに認定されている。現在メドックにある61のシャトーの中で第1級に指定されているのは全部で5つで、これが世に言う5大シャトーである。

格付けが開始されたのは、1855年である。格付け開始の当初よりシャトー・ラフィット・ロートシルトは第1級に認定され、現在に至るまでその地位を維持し続けている。約160年もの間、変わらぬ品質を保ち続けながらも、さらに日々進化していくことを忘れない姿勢が素晴らしい。

シャトー・ラフィット・ロートシルトは5大シャトーの中でも筆頭と呼ばれ、この地区で世界最高峰のワインを生産してると言える。ワインを愛する人たちから見れば、永遠の憧れだ。一度は飲んでみたいと願うものである。

シャトー・ラフィット・ロートシルト1987年の特徴

今回注目する1987年のワインの評価を詳しく解説していこう。買取に出す場合、価値を正しく理解していることが重要である。

特徴

シャトー・ラフィット・ロートシルトは重く・辛口であり、力強さとエレガントさを兼ね備えるワインである。1987年は天候が難しい年であり、でき上がった直後は複雑さの強いワインという評価もあった。熟成が進んだ現在では、味わいに重量感がありながら、カシスやハーブの清涼感もありちょうどいいバランスに仕上がっている

シャトー・ラフィット・ロートシルトは他にも、鉛筆、黒鉛、西洋杉、バニラ、黒系果実、ミネラル、花、アスファルト、タバコの香りがすると言われている。できの良かった年に挟まれており、前後に作られたワインと比較すると1987年は評価が低くつけられていることが多い。

80年代では、最も過小評価されているのだ。しかし製造から32年が経ちこの1987年物は、今買ってすぐに飲んでも美味しいほど長期熟成が進んでいる

ロバート・パーカー氏の評価

世界で最も有名な辛口ワイン評論家・ロバート・パーカー氏はシャトー・ラフィット・ロートシルトのワインをパーカーポイント(PP)で87点と評価している。パーカーポイントの評価方法は、まず評価に値すると認められたワインに50点が加算される。

それに加えて、下記の評価が50点満点。全てクリアできれば合わせて100点となる方式だ。

  • ・ワインの総合的な色と外見
  • ・アロマとブーケの強さ、複雑さ、清潔さ
  • ・味の強さと清潔さ、後味の深さと長さ
  • ・全体の質のレベル(若いワインの場合は将来の熟成と進歩の可能性)

80〜89点はかろうじて並以上から優良、パーカー氏いわく程度はさまざまながら質の良さや味わい、個性を見せており気になるような欠陥はない、と評価されている。

買取相場

熟成が進み、飲み頃になっているせいもあり市場では見つけにくくなってきているのが現状だ。1987年は当たり年に比べると、買取価格は安くなることが多い。しかし、そこは世界最高峰のシャトーが作り出しているワイン。一般的なワインと比較すると高価買取が期待できる。

酒類購入業者に買ってもらう場合

大手酒類買取業者大黒屋がネットで公表している情報によると状態の良いものであれば45,000円程で買取が可能だ。(2019年3月30日調べ)

大黒屋(チケット)
買取形式
宅配店頭出張
取扱商品
パソコン、スマホ・携帯電話、スマホ・携帯・白ロム、カメラ・レンズ、カメラ、タブレット
地域
関東、東京都、新宿駅
送料
無料
状態別の
買取価格
公開
現金化
スピード
店頭・出張:当日もしくは翌平日、宅配:最短2日
振込
手数料
無料
梱包材
宅配買取キット有
古物商
許可番号
北海道公安委員会 第101010000315号 宮城県公安委員会 第221000000808号 大阪府公安委員会 第621151403749号 神奈川県公安委員会 第452780001259号 愛知県公安委員会 第541161100900号 広島県公安委員会 第731020900021号 埼玉県公安委員会 第431260023220号 東京都公安委員会 第301049904375号 福岡県公安委員会 第909990034054号
住所
未記載
キャンセル
ポリシー
未記載
特記事項
黄色の看板の大黒屋とは別の系列
コロナ
ウイルス
対策
検温義務:全スタッフに出勤前の体温測定を義務付け、発熱時を始め、体調不良がある場合は自宅待機を指示。 マスクと手袋の着用:マスク着用を義務付け、必ず作業前に手袋を着用。 手のアルコール消毒:お荷物の開封・実査定前後に手のアルコール消毒を実施すると同時に、小まめに手洗いを実施。 作業環境の消毒:デスクやドアノブなど手の触れる可能性がある設備のアルコール消毒を実施。 返送時:お送り頂いた品物の査定時はもちろん、キャンセルご返送させて頂く際も、上記の通りに飛沫・接触感染対策を行った環境でお品物を梱包、発送。
LINE査定
あり

1987年以外の買取価格は平均して36,000円〜72,000円程度。当たり年のワインであれば、10万円以上の値がつけられている。これを見るとシャトー・ラフィット・ロートシルトがいかに人気があり、高価買取されていることが分かる。

その他の買取業者は買取価格を公表していなかったため、別途見積もりが必要になる。しかし、その他大手買取業者のサイトを見てみると他社よりも高く買取とうたっている業者も少なくない。そういった業者にも複数査定をすれば45,000円よりも高く売れる可能性がある

ネットオークションに出品した場合

楽天市場やヤフーショッピングなど有名オークションで調べてみると、7万円〜13万円前後で取引されていることが分かる。価格だけ見るとオークションで出品することが望ましいように思えるが、買取業者におまかせして査定してもらうのと違い、取引は全て自分でおこなう必要がある

出品や商品説明の記載、写真撮影、個人間でのやり取り、発送、取引後の評価など非常に手間がかかる。慣れてない場合はトラブルやクレームを起こさないよう細心の注意が必要だ。

さらにオークションに出品する場合に注意したいのが、購入希望者による値下げだ。メルカリやオークションでは度々、値下げ希望のコメントが来る。早く売りたいと思うあまり、予期せぬ値下げをつい承諾してしまい後悔することがある。それを防ぐためにもワインの価値をしっかり認識し、一度は買取業者で査定をして正しい価値を知っておこう

0役に立った

ヴィンテージワインを高く売るコツ

せっかく所持している高価なワインも安く買い叩かれてしまってはもったいない。ここではシャトー・ラフィット・ロートシルトを少しでも高く売るためのコツを紹介しよう。

見た目を綺麗にする

例えば中古で何か買おうとする場合、まずは見た目や汚れを気にするのではないだろうか。ワインも同様で、高く売るためには少しでも綺麗な状態であることが望ましい。そのため汚れているなら、やわらかい布で拭き取るなどして綺麗にしよう。

その場合に注意したいのが振動や、ラベルの剥がれだ。ワインは振動でも劣化する飲み物であるため、綺麗にしようとして乱暴に扱うのは避けたい。またラベルも剥がれてしまうと査定価格に影響してしまうため、剥がれそうな箇所は無理に触れないようにしよう。

複数の業者で査定する

高く売るために必須と言っても良いことが複数の業者で査定をすることだ。少ない業者で査定をしただけだと、査定が高いのか安いのか判断できない場合がある。ワインやその銘柄に詳しくないのであれば、多少手間がかかっても複数の業者で査定することをおすすめする。

オークションなどと違い、プロにお任せできるのが安心できるポイントだ。複数の業者を比較することで納得のいく買取価格を見つけることができるだろう。

業者によってはまとめ売りで買取価格アップ、特定の銘柄で買取キャンペーンなどをおこなっている場合もある。うまく活用して少しでも高く査定してもらえるようにしよう。

まとめ

今回はシャトー・ラフィット・ロートシルト1987年の歴史や魅力を紹介し、高く売るコツを説明した。ご紹介したワインは30年を経過したヴィンテージワインであるため、まさに今が飲み頃であり、同時に売りどきでもあるのだ。

手元に飾られているだけのワインがあれば、これを機に一度査定に出してみることをおすすめする。当サイトからも最大20社まで一括で査定の依頼をすることができるため、高く売れるようにぜひ活用してほしい。

0役に立った

ワインの買取業者ランキング・比較表

ロゴ
1
業者名大黒屋(チケット)
評価スコア
2.83
買取形式
宅配店頭出張
送料無料
振り込み手数料無料
現金化スピード店頭・出張:当日もしくは翌平日、宅配:最短2日
梱包材宅配買取キット有
ブックオフ
ゲオ
ハードオフ
  1. 商品を検索
    1商品情報を入力
    分かる範囲でフォームに入力しましょう
  2. 査定依頼
    2査定結果
    最大20社から査定結果がメールで届きます
  3. 買取予約
    3買取価格を比較
    最も金額の高い業者を選びます(キャンセル可)
  4. 買取完了
    4買取申し込み
    商品を買取業者に送って、現金を受け取ろう
あなたのワインの買取価格を
最大20社が一括査定
かんたん1分!
フリマアプリと違い売却時の手数料無料
今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
買取業者を周辺から探す

買取業者を地域から探す

このコラムに関連する商品
このコラムに関連するキーワード
  • ワイン(184)
  • まとめ(5061)
  • コツ(395)
  • オークション(633)
  • フリマアプリ(879)
  • 相場(813)
  • 大黒屋(100)
  • 一括査定(386)
今すぐ売るならこちら!無料で査定依頼する