カリフォルニアワインの最高峰であるスクリーミング・イーグルは、歴史は浅いもののセンセーショナルなデビューを飾り世界に一躍名を馳せたカルトワインで、非常に高額で売買されている。ここでは、スクリーミング・イーグルの歴史や魅力に触れながら、スクリーミング・イーグル2006年の買取相場・査定情報について紹介していく。スクリーミング・イーグル2006年をお持ちの方は、ぜひ参考にしてほしい。
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スクリーミング・イーグルとは
スクリーミング・イーグルは、カリフォルニアを代表するカルトワインである。ワインの中で最も高価とされるロマネコンティに次いで高価なワインだ。まずはスクリーミング・イーグルがどのような歴史を持つワインであるかを紹介する。
カリフォルニアワインの歴史
まず、カリフォルニアワインの歴史についておさえておこう。カリフォルニアは1年を通して温暖な地中海性気候で、ブドウづくりに最適な環境だ。
カリフォルニアで本格的にワイン造りが開始されたのは18世紀であった。1769年にフランシスコ会の宣教師が開拓者を従えてサンディエゴに移住し、最初のワイン畑を開いたという。商業用のワイン造りが開始されたのは1830年頃である。
1848年に北カリフォルニアで金鉱が発見されゴールドラッシュの時代が訪れると、ヨーロッパ諸国から移民が押し寄せた。その中でワイン造りに精通していた人々がカリフォルニアでワイン畑を開き、本格的なワインを広めだした。
しかし1919年の禁酒法や、1929年の大恐慌、第2次世界大戦などによってワイン産業の規模は縮小してしまった。その後1960年代に勢いを取り戻し、1976年にパリでおこなわれたブラインドテイスティングの大会で赤ワイン、白ワイン両方の分野で賞を獲得した。このできごとが世界のワイン業界に衝撃を与えた。それからカリフォルニアでのワイン生産量は増加し続けて、落ち込んでいたワイナリーの数も激増した。
スクリーミング・イーグルの歴史
次に、スクリーミング・イーグルの歴史についてみていこう。スクリーミング・イーグルは1986年、不動産業で成功したジーン・フィリップス女史によって設立される。初めはナパ・ヴァレーで収穫したワインをワイナリーに売却していた。しかし、ある1つの区画から収穫されるブドウのクオリティの高さに驚き、カリフォルニアワインの父といわれるロバート・モンダヴィ氏の助言もありワイン造りを開始する。
ロバート・モンダヴィ氏を通じて出会ったハイジ・ヴァレット氏を醸造責任者とし、1992年にファースト・ヴィンテージがリリースされた。ハイジ・ヴァレット氏はアメリカの名だたるカルトワインを手掛け、ワイン造りの女神ともいわれる著名なワインメーカーである。この処女作がワイン評論家のロバート・パーカー氏によって99点の高評価を得て、一大センセーションを巻き起こす。
辛口評論家である彼に認められたことでその名が知れ渡り、スクリーミング・イーグルはカルトワインの頂点に上り詰めた。その後も、1997年・2007年・2010年・2012年・2015年に100点満点を獲得、他の年も満点に限りなく近い高得点を獲得している。2000年に当時のオークションでマグナムボトルに50万ドル(日本円で約5300万円)もの高値がつけられたことは、カルトワインを象徴するできごとである。
ジーン・フィリップス氏は、2006年に実業家のチャールズ・バンクス氏とスタンリー・クロエンク氏へワイナリーを売却した。現在はスタンリー・クロエンク氏の単独所有となっている。オーナーが変わった際には、畑の大部分を植え替え、セカンドラインを作るなどの品質向上策がとられた。
コンサルタントにはミシェル・ローラン氏が迎えられた。2012年からは、若き天才ワインメーカーであるニック・ギズラソン氏が醸造の担当にあたっている。オーナーやワインメーカーが変わろうとも、その評価と名声は変わることがない。
スクリーミング・イーグルは、果実が凝縮されているが重すぎない個性的なワインだ。カシスを連想させる果実感の後にミント、ハーブの風味が広がっていく。手を加えられた甘味ではなく、果実の純粋な甘味・旨味を味わうことができる。
カルトワインとは
カルトワインとは1990年代に起こったワインの価格上昇のことを指す。それまでブランド力を誇っていたフランスワインなどを抑え、カリフォルニアワインに桁違いの価格が付けられるようになった。高品質かつ少量生産、その上世界の評論家に認められ、歴史が浅くとも価格が一気に高騰、世界中で争奪戦が繰り広げられるワインがカルトワインだといえる。
カリフォルニアはカルトワインの生産地として一躍名を馳せ、カリフォルニアワインはボルドーの5大シャトーを脅かす存在になった。中でもスクリーミング・イーグルは、カリフォルニアワインの最高峰である。
買取相場・査定情報
スクリーミング・イーグルの年間に生産される本数は非常に少なく、メーリングリストの顧客のみに販売されている。入手困難な究極のコレクターズアイテムだ。ここではスクリーミング・イーグル2006年の買取相場・査定情報について紹介するので、売却を考えている場合は参考にしてほしい。
スクリーミング・イーグルの買取相場は、年代や保存状態にもよるが10万円~20万円ほど。スクリーミング・イーグル2006年の買取相場に関しては、約13円万~15万円となっているようだ。
やはりスクリーミング・イーグルは、基本的にどの年代でも高値で取引される。なお、中でも最も高額なのは1992年のファースト・ヴィンテージで、130万円という高価格だ。他にも各批評家から100点を獲得したヴィンテージは、20万円前後の値段がつく。
スクリーミング・イーグル2006年を売却する際、買取業者に依頼して買取してもらう方法と、ネットオークションやフリマアプリで売却する方法がある。ネットオークションやフリマアプリでは相場より高い値段で売却できる場合もあるが、デリケートな商品を自己責任で発送しなければいけないので注意が必要だ。
なお、フリマアプリのメルカリではスクリーミング・イーグルの空き瓶や木箱の取引履歴が確認できた。ワインを飲んでしまった後で空き瓶や木箱を処分予定であれば、フリマアプリで売却してみても良いだろう。
買取業者に依頼
業者に依頼する場合は適正な価格で買取してもらえる可能性が高くなる。また、気軽に売却できることもメリットだろう。しかし、業者に買取を依頼する際、買取業者によってはワインを専門的に扱っていない場合があるため注意が必要だ。なるべく専門の鑑定士が在籍しているところを選ぶと良いだろう。
以下にスクリーミング・イーグルの買取をおこなっている業者をいくつか紹介するので、参考にしてほしい。以下に紹介する業者はいずれも店頭買取、宅配買取、出張買取をおこなっているので、利用しやすい買取方法を選択できる。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国に200店以上展開しているため、近隣で店舗を探しやすい。オンライン、電話、LINEでの査定をおこなっている。なお、大黒屋でのスクリーミング・イーグル2006年の参考上限価格は16万円であった。(2019年03月31日時点)
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボはお酒買取の専門業者だ。オンライン、電話、LINE、FAXでの査定をおこなっている。札幌店、渋谷店、新宿店、千葉出張買取専門店、大宮出張買取専門店、横浜店、名古屋店、京都出張買取専門店、心斎橋店、梅田新店、神戸出張買取専門店、小倉店と全国に店舗を構えている。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズもお酒買取の専門業者だ。オンライン、LINE、FAXで査定をおこなっており、電話での査定も24時間受け付けている。店舗は全国に11拠点あり、錦糸町本店の他、札幌店、仙台店、大宮出張買取専門店、歌舞伎町店、横浜店、名古屋店、心斎橋店、神戸店、広島店、博多店がある。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ストックラボはお酒買取の専門知識を持った鑑定士が在籍しておりオンライン、電話、LINEでの査定をおこなっている。新宿に本店があり、麻布十番と横浜にも店舗を構えている。
高く買取してもらうコツ
スクリーミング・イーグル2006年の売却を検討している場合は、以下に高く買取してもらうコツを紹介するので参考にしてほしい。
未開封で綺麗な状態にしておく
当然だが、開封してしまうと買取してもらえるケースはほとんどない。売却を検討している場合は、未開封のまま保管しておこう。また、箱や説明書なども処分してしまわないように注意したい。付属品の有無は査定価格に関わってくる。
もし汚れなどがあれば、自分でできる限り掃除して綺麗にしておくといい。見た目の綺麗さも査定価格に影響する場合がある。なお、ラベル剥がれや液面低下、澱(おり)があるなど、状態がよくないと感じる場合でも未開封であれば買取してもらうことは可能だ。
複数の業者に見積もりを出してもらう
高く買取してもらうコツは、複数の買取業者に見積もりを取ることである。業者によって買取価格も変わってくる。複数業者を比較検討することで、相場より安い価格で売却してしまうことを防ぐことができる。
自分で品物の価値を大体把握し納得した上で売却できることもメリットだ。また、相場を知ることで価格交渉もしやすくなるだろう。店頭のみならず宅配や出張での買取をおこなっている業者もあるため、近くに店舗がない場合や営業時間に時間が取れない場合でも買取してもらうことが可能だ。
まとめ売りをすることで買取価格を大幅に上げてくれたり、他にもキャンペーンを開催していたりする業者もある。売りどきをおさえて、どの業者を選ぶか状況に合わせて検討してみてほしい。
管理できない場合は早めに買取を依頼する
ワインの品質の保持には適正な温度・湿度の環境が必要だ。素人には品質の保持は困難であり、保存状態で価格が落ちてしまう。やはり保存状態が良いものの方が、高値で買取してもらえる。
せっかくの貴重なワインの品質を下げてしまうのはもったいない。今後飲む予定がない場合は売却を検討してみてはいかがだろうか。また、ワインの売却を考えているならば早めに買取を依頼することをおすすめする。
業者選びのポイント
売却の際は信頼の置ける業者を選ぶようにしよう。まず今までの買取実績を確認しておきたい。買取実績が豊富であるかどうかや、過去の利用者の口コミを事前に見ておくと安心である。ホームページがしっかりしているかどうかも信頼が置けるかどうかの判断基準になる。
また買取業者が店舗を運営しているかどうかは重要なポイントである。トラブルがあった際、最悪メールや電話に対応してもらえない可能性があるためだ。特に高額なやり取りが発生する場合は、信頼のおける業者に依頼し不安のない取引をしたいものである。
まとめ
スクリーミング・イーグル2006年について、歴史や魅力に触れながら、買取相場・査定情報を紹介してきた。スクリーミング・イーグルはカリフォルニア・カルトワインの頂点に立つワインだ。
少数生産で買取価格も高価になるため、ただ自宅に眠らせておくにはもったいない。適切な環境下に置かないと品質も下がってしまうので、今後飲む予定がない場合はこの機会に売却を考えてみてはいかがだろうか。
そして売却する際は、必ず複数の業者に見積もりを出してもらって比較検討しよう。宅配や出張での買取をおこなっている業者もあるため、ぜひ前向きに売却を検討してみてほしい。
もし貴重なコレクターズアイテムであるスクリーミング・イーグル2006年をお持ちであれば、複数の業者を比較して納得の上で満足いく取引をおこなっていただきたい。買取のサービスをうまく利用しながらコレクションを整理していかれると良いだろう。