世界中の人々から愛されているカードゲーム、デュエルマスターズ。現在も子供から大人まで幅広い年齢層が楽しむカードゲームとして知られている。
その中でもデュエマ好きから常に一定の人気を集めているのがデュエマクラシックである。デュエマクラシックとはデュエマ初期の頃の古いカードのみを使ってプレイするという遊び方だ。
今回はそんなデュエマクラシックの環境・ルール、そしてデュエマクラシックで使えるカードを徹底解説していく。今からデュエマクラシックを始めるデュエリストの方はぜひ参考にしてほしい。
引用:magi
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デュエマクラシックとは
デュエマクラシックとはデュエマの初期カードのみを使ってプレイする遊び方だ。意外と知らない方もいるかもしれないが、デュエマ好きの間でひそかに人気を集めている。
デュエマも長年新しい拡張パックが出続けており、ある種のインフレを起こしている。そのため原点回帰的なデュエマクラシックという遊び方が登場したのだ。
昔はよくデュエマをやっていたが、環境の変化が目まぐるしく、ついていけなくてやめたというプレイヤーの方でも遊べる。そのため近年人気を集めている。
デュエマクラシックのルール
デュエマクラシックのルールは拡張パック第一弾~第五弾までの古いカードを使って遊ぶのがルールとなっている。カードとしてはアルカディアスやボルシャックドラゴンが例として挙げられる。
ちなみに、このデュエマクラシックが登場したことによりデュエマ初期のカードの価格が大幅に高騰した。もしデュエマ初期のカードで使わないカードがある方は売ってみるのも良いだろう。
デュエマクラシックには禁止カードと制限カードの2つがある。禁止カードとは1枚も入れることのできないカードで、制限カードとはデッキに1枚しか入れてはいけないカードのことだ。デュエマクラシックの禁止カードはサイバーブレイン、4マナで山札からカードを3枚引けるという強力すぎるドローソースであるから禁止となった。
制限カードは何枚かあり、アクア・ハルカス、アクアン、アストラル・リーフ、デビルドレーンなどだ。デュエマ初期は水属性のカードが強かったため、制限カードも水属性が多めだ。
なお、アストラル・リーフは2マナの進化カードでドローソースとしても使えるため非常に人気のあるカードとなっている。買取価格も高く、中古市場でも常に高い需要がある。
デュエマクラシックの環境
デュエマクラシックのカードは、最近のカードと比べると能力が比較的シンプルだ。能力がないシンプルなクリーチャーや、このクリーチャーはブロックされないなどの能力を持ったクリーチャーがいる。そのため、比較的試合のスピードは長くなり、純粋なカードゲームとして楽しむことができる環境となっている。とにかくシールドを早く減らした方が強いという分かりやすい環境となっているのだ。
シンプルな環境であるゆえにブロッカーやシールドトリガーが非常に重要になっており、限られたカードの中からデッキを組むのが面白くなる環境だろう。シールドを早く減らした方が強い、ということはWブレイカーの存在が強力なものになってくる。デュエマ初期のWブレイカーといえば高コストクリーチャーか進化獣だろう。
ボルシャックドラゴンのような高コストクリーチャーも人気だが、それ以上に人気を集めているのが進化獣だ。種族が同じであれば低コストで強力なクリーチャーを展開することができるからだ。強い進化獣といえば水属性のクリスタル・パラディンや機神装甲ヴァルボーグなどがあげられる。これらのカードは切り札としてよく使用されている。
もう1つ環境で強力な存在がスピードアタッカーだ。デュエマクラシックはスピードアタッカーが出たばかりで数はあまり多くない。そのためデュエマクラシックのスピードアタッカーは非常に貴重なカードなのだ。解体屋ピーカプ、猛弾軍曹ボルバット、ツインキャノンワイバーンの3枚があげられる。これらのカードは火属性なので、火属性デッキを構築する際には強力なカードになる。
デュエマクラシックの使えるカード
デュエマクラシックの環境・ルールを紹介したところで最後にデュエマクラシックの使えるカードを紹介していく。デュエマクラシックをやる上で重要な情報となるのでぜひ参考にしてほしい。
クリーチャー
ゲームを進めていく上で欠かせないのがクリーチャー。強力なクリーチャーや、デッキを構築する上で便利なカードを紹介する。
青銅の鎧
3マナ緑属性のクリーチャー。召喚時、山札の一番上のカードをマナゾーンにおいても良いという能力だ。マナブーストの役割を果たす便利なカードとして知られている。
ボルシャック・ドラゴン
漫画・アニメでも主人公がメインで使っていたカードだ。デュエマ好きなら知らない人はいないだろう。6マナでWブレイカーというシンプルかつ強いクリーチャーとなっている。
大勇者「ふたつ牙」
緑属性6マナの進化カードだ。召喚時、山札の一番上から2枚マナゾーンに置くと言う能力である。緑属性デッキを作る上で間違いなく切り札となるカードだ。
悪魔神バロム
8マナという若干重めのマナの進化獣。バトルゾーンの闇以外のクリーチャーを全て破壊するという能力を持っており、召喚できた場合、勝ちがグッと近くなるカードだ。
聖霊王アルカディアス
6マナ光属性の進化獣だ。アルカディアスが場にいる限り、誰も光属性以外の呪文を使えなくなるという強力な能力を持っている。
しかもWブレイカーで攻撃力12500とステータスも高い。光属性のデッキを構築する上で切り札となるカードだ。1枚は持っておきたい。
クリスタル・ランサー
水属性6マナの進化獣でえある。能力はシンプルでWアタッカー、このクリーチャーはブロックされないの2つだ。シンプルな能力だが、水属性デッキに入れれば強力なアタッカーとなるだろう。
呪文
試合を有利に進める上で呪文カードの存在は非常に重要なものになってくる。デッキを構築する上で使う機会の多いカードなのでここでおさえておこう。
ダイアモンド・カッター
5マナ光属性の呪文カード。光属性を使う上で切り札となるカードだ。召喚酔いや攻撃できないなどの能力がなくなるので、ブロッカーもアタックできるようになり大逆転を狙えるカードだ。
デススモーク
バトルゾーンにある相手のタップされていないクリーチャーを持ち主の墓地に置くという呪文である。闇属性4マナながら試合を有利に進めることのできるカードだ。
メガ・ブラスター
2マナ火属性の呪文だ。手札を犠牲にすれば自陣のクリーチャーをWアタッカーにできるため、火属性の速攻デッキを使う上で必須カードとなっている。
シールドトリガー
デュエマをプレイする上で重要な役割を果たすのがシールドトリガーだ。敵を破壊したり手札に戻したりと強力な能力を持つカードが多い。
デーモンハンド
初代から現在まで常に環境トップの闇属性のシールドトリガーで、何度も再録されているカードだ。能力は相手のクリーチャーを1体破壊するというシンプルかつ強力なものとなっている。
アクアサーファー
6マナ水属性で攻撃力2000のクリーチャーだ。このカードの特筆すべき点はシールドトリガーであるという点だ。能力はバトルゾーンにあるクリーチャーを持ち主の手札に戻すという能力だ。
シールドトリガーとして非常に優秀な能力を持っている上、クリーチャーまで展開することができるため強力なカードだ。デュエマクラシックをプレイするなら持っておきたい。
バースト・ショット
6マナ火属性の呪文だ。呪文の効果は各プレイヤーの攻撃力2000以下のクリーチャーを墓地に置く、というもの。速攻デッキを対処する際に使えるカードとなっている。
まとめ
今回はデュエマクラシックの環境・ルールと使えるカードについて徹底解説した。使いたいカードが見つかったならぜひmagiなどのフリマアプリを使ってカードを買ってみると良いだろう。また、今回はルールだけでなく環境に強い能力についても紹介したので、デュエマクラシックを今からやろうと思っているプレイヤーはぜひデッキを構築する上の手助けにしてほしい。