このコラムをお読みいただいているということは、エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年を売却しようとお考えなのだろうか。もしそうなら、本コラムはきっとお役に立てるだろう。
インターネットでドメーヌ・エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999の買取相場を探してもそうそう出てこないはずだ。それもそのはず、このワインは希少過ぎて、査定額を提示できずにいる買取業者がいるほどだ。
このコラムでは、ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年の歴史や魅力、高く売るコツや買取相場、おすすめの買取業者などをご紹介していこう。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
エマニュエル・ルジェとは
エマニュエル・ルジェとは、ブルゴーニュの神様と呼ばれていたアンリ・ジャイエ氏の甥にあたる人物だ。1979年からアンリ・ジャイエ氏の元でワイン造りを学んだエマニュエル・ルジェは、1985年にアンリ・ジャイエ氏のドメーヌを引き継いだ。
神の手とも言われていたアンリ・ジャイエの真の後継者であるエマニュエル・ルジェは、アンリ・ジャイエの哲学を引き継ぎ、現在も評価の高いワインを造り続けている。
アンリ・ジャイエとは
エマニュエル・ルジェを知るには、アンリ・ジャイエをぜひ知っておくべきだ。ワイン好きなら一度はアンリ・ジャイエを飲んでみたいと思っていることだろう。
アンリ・ジャイエ氏は、フランスのヴォーヌ・ロマネ村に生を受けたブルゴーニュの神様、神の手を持つ男と言われたワイン醸造家だ。
アンリ・ジャイエ氏がワインの生産を始めた1970年代のブルゴーニュには、ワインを大量生産する生産者が多く、ピノ・ノワールやテロワールといったブドウ品種の良さを表現しきれない、非常に評価の低いワインばかりが大量に流通していた。
すでに高評価を受けていたあのロマネ・コンティでさえ、低い価格で流通していた時代だったが、アンリ・ジャイエ氏が大量生産されるワインの品質低下の流れを食い止めたことで、現在ではブルゴーニュワインの名声を世界中に轟かせるまでになったのだ。
アンリ・ジャイエが造りあげたクロ・パラントゥ
特級畑のリシュブールの一部を借り受けてリシュブールでブドウ造りを始めたと同時に、1級畑のクロ・パラントゥでも畑作りを始めた。クロ・パラントゥはアンリ・ジャイエの名を世に知らしめた畑だ。
アンリ・ジャイエが自ら切り開いたわずか1ヘクタールのクロ・パラントゥでは、ブドウは農薬を制限してできるだけ自然の方法で育て、適切な時期に収穫できるよう極端な収穫制限をすることを心がけて造られてきた。
そして、天然酵母の使用や低温でのプレマセレーションをおこなうなど、手間を惜しまずワインを造り続けた結果、世界的に名高いワイン評論家のロバート・パーカー氏の目にとまることとなったのだ。
現在では、アンリ・ジャイエが作ったワインは、あのロマネ・コンティを凌ぐほどの高額で取引されるほど異常な人気ぶりとなっている。特にアンリ・ジャイエが亡くなった年の2006年以降は価格の高騰が続いている。
アンリ・ジャイエからエマニュエル・ルジェへ
1979年からアンリ・ジャイエの元でワイン造りの哲学を学んだエマニュエル・ルジェは、1985年にファーストヴィンテージをリリースした。
その後、アンリ・ジャイエは自身の引退に向けて、ヴォーヌ・ロマネ村に所有するブドウ畑をエマニュエル・ルジェに徐々に引き渡した。そのひとつが今回ご紹介するクロ・パラントゥだ。
1999年クロ・パラントゥとは
クロ・パラントゥを引き継いだエマニュエル・ルジェは、アンリ・ジャイエの哲学を引き継ぎつつ、自身でも農法技術を学習しワイン造りを続けている。
自然農法で育てたブドウは手摘みで収穫し、100%除梗する。その後アルコール醗酵の5日から7日前にはプレマセレーションをおこなう。そしてコンクリート樽で醗酵、熟成。18ヶ月以上特級樽で熟成させ軽く清澄後、濾過されずに瓶詰めされていく。エマニュエル・ルジェは今もこうしてアンリ・ジャイエの哲学に基づいたワイン造りを実践しつづけているのだ。
その中でも、1988年に引退したとされているアンリ・ジャイエが、体調を崩したエマニュエル・ルジェに代わって1999年のクロ・パラントゥを作ったとされている。そのため1999年のクロ・パラントゥは、ブルゴーニュの中でも希少なヴィンテージとなった。
エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年の味わい
希少な1999年のクロ・パラントゥはフルーツ感が強く、芳醇な甘い香りのするロマンティックなワインだ。
口に含むと上質な質感と柔らかさを感じることができ、官能的でありながら爽やかな気分にさせてくれる、そんな味わいとなっている。
エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年の買取相場
では、ここからはエマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年の買取相場をご紹介していこう。
買取相場は、ワインセラーで保存していることを前提としているが、おおむね14万5千円から16万円となっている。状態が悪ければこの価格以下で査定されてしまうため、いかに保存状態を良好に保つかが高く売るポイントになってくるのがおわかりいただけるだろう。
ちなみに、エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥの他の年と比較してみよう。1997年では11万円、2011年では11万5千円で買取られた実績があった。
いずれもワインセラーで保存されていて状態の良かったものばかりだ。
では、希少なワインを高く売るコツとはどのようなものがあるのか次に見ていこう。
エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年を高く売るコツ
エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年をできるだけ高く売却するには以下のポイントに気をつけておけば間違いないだろう。
ひとつずつポイントを確実の押さえることで、買取業者が受け取る印象が違ってくる。そのため、買取額がアップする可能性が高い。
ワインセラーで保存すると査定額が上がる
ワインを買取査定に出したことがある人ならおわかりだろうが、査定の際にまず買取業者が聞くことがある。それは、これまでどんな環境で保存されていたかということだ。
ワインの査定基準は、どこでどんなふうに保存していたのかということが査定の第一ポイントとなる。古ければ古いワインほどこれまでの保存状態を詳しく聞いてくる。
ワインの保存にはセラーが最適だ。温度は常に13℃から15℃、湿度は65%から80%に保たれる。また、セラーはワインを寝かせて保存することができるため、コルクを湿らせておけるというメリットがある。
コルクが乾いてしまうとボトルとの隙間ができ、酸化の原因となる酸素が入ってしまうのだ。そのためにもボトルを横倒しにしてコルクを湿らせておくことが大切だ。
さらに、セラーで保存しておくと直射日光が入ることがない。ワインに直射日光は厳禁だ。
ワインセラーがない場合は?
とはいえ、一般家庭に高額なワインセラーを常備している家庭も少ないだろう。寒暖差が激しく、四季のある日本でセラーがなければワインの状態を良く保つことは難しくなる。
そこで、試してほしいのが冷蔵庫の野菜室で保存することだ。冷蔵庫の野菜室は適度な湿度が保たれている上、冷えすぎることもない。おまけに直射日光も遮断できる。
ただ、ワインを野菜室の中にそのまま入れるのではなく、新聞紙をワインボトルに巻きつけて少しの光も通さないようにしておく。そして野菜室に寝かせて保存すると良いだろう。とにかく、保存状態を良くしておくことが高価査定の第一の条件だ。
査定に出す前にキレイにしておく
ワインを高価買取してもらうには、外見をキレイにしておこう。ラベルが見えないほどのホコリがついたまま査定に出すツワモノはいないだろうが、できればボトルにツヤが出るほどキレイにしておくと買取業者の印象がアップする。
ワインを始めとするお酒の買取は近年増えており、買取方法も多種多様になってきた。一昔前なら店頭に持ち込んで査定してもらうか、買取業者に出張に来てもらい買取ってもらうことが一般的だった。
しかし、ここ最近ではLINE査定や写メ査定など、スマホで撮影した写真を買取業者に送って仮査定をしてもらうというスタイルが定着している。
そのため、写真写りが良いように、外見の良さにこだわったほうが高く査定してもらえる可能性が高いのだ。
もちろん、ボトルに貼られているエチケット(ラベル)もキレイにしておくと良い。古い年代のエチケットはもろく破れやすいため、慎重にホコリを取り除いておこう。
いずれにせよ、なるべく高く買取ってもらうには、見た目が良く、保存状態が良いというのが最大のポイントだ。
ヤフオクやメルカリでの取引状況
エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年を買取業者に売る前に、手軽に個人間売買ができるネットオークションのヤフオクと、フリマアプリのメルカリでは、どのような取引があるのかチェックしてみた。
エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年はヤフオクではこれまでたった1件のみ取引があった。
同じエマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥでも若い年代のものは多数落札されていたが、さすがに1999年は過去に1件しかなかった。
しかも、落札価格は新品にもかかわらず3万6千円という驚きの安さだ。出品者はオークションのため価格がドンドンと上がっていくことを想定して安く出品していたのだろう。
だが、まさかこんな希少なワインがオークションで出品されていると思わなかったのか、入札はたった2件しか入っておらず、価格は非情にも3万6千円という結果に終わっていた。
一方のメルカリではエマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年は1件も取引されていなかった。
おすすめの買取業者
では、ここからは貴重なワイン、エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年を高価買取してくれるおすすめの買取業者をご紹介しよう。お酒買取コンシェルジュ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取コンシェルジュは、全国対応のお酒買取専門店だ。近くに店舗がなくても宅配買取で売りたいお酒を送るだけ。査定額に納得できれば即日にも振込が可能となっている。1本からでも気軽に受け付けてくれるので、まずは気軽に問合せてみよう。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズは当サイトでの評価が高い買取業者だ。徹底的なコスト削減で極限まで買取額をアップさせている。
ファイブニーズも全国から送れる宅配買取を実施しており、お酒の買取専門店のため、エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年のような希少なお酒の査定もきっちり回答してもらえる。
ワイン買取コンシェルジュ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ワイン買取コンシェルジュは、ワインに特化した買取業者だ。ソムリエ資格を保有するスタッフが希少なワインを査定している。
確かな目利きと他の買取業者では真似のできない販売ルートを持っているため、高価買取を実現している。
一括査定を利用しよう
当サイトではエマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年のような希少なワインも簡単1分の入力で一括無料査定ができるのをごぞんじだろうか。
わかる範囲の売りたい商品情報を入力し、あとはメールで最大20社から査定結果が届くというしくみだ。
査定したからといって、営業電話がかかってくることもないので気軽に利用してみよう。
まとめ
これまでエマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年の歴史や特徴、そして買取相場、高く売るコツなどをご紹介してきた。
インターネットではほとんど出回っていない、エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年の買取相場をお伝えしてきたがお役に立てただろうか。
もしエマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1999年の売却を考えているなら、保存状態に気をつけておけば高価な査定金額を期待できる。ぜひ当サイトの一括査定を気軽に利用してほしい。