人気漫画作品・ドラゴンボールのキャラクターを題材にした「ドラゴンボールディスクロス」は、日本全国のゲームセンターで楽しめるガチャポンアーケードゲームである。1984年から週刊少年ジャンプにて連載が行われていたドラゴンボールの起用により、このゲームの人気は子供だけでなく大人にまで広がっているようだ。今回は、ガチャポン+アーケードゲームという少し特殊なシステムを有するドラゴンボールディスクロスについて、トレーディングカードと同様に高価買取実績が多い理由を紹介していきたい。
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ドラゴンボールディスクロスが高く売れる理由とは?
ガチャポンとアーケードゲームを組み合わせたドラゴンボールディスクロスは、これから紹介する8つの要因によって、さまざまな買取店で高額査定が連発している。ゲーム用カードを高値で売るためには、商品知識の把握が大事な要素となるため、これから紹介するポイントをしっかり抑えてショップとの価格交渉に臨んでみて欲しい。
ドラゴンボール人気
週刊少年ジャンプの黄金期を支えたドラゴンボール人気は、日本の子供から大人だけでなく、海外にも広がっている。そんな海外のドラゴンボールファンの中では、中古カード販売店からドラゴンボールディスクロスを購入し、ニンテンドー3DSにスキャンして遊ぶといったスタイルも人気となっているため、アーケード端末の有無が関係ないカードゲームである点が、ディスクロスの相場に好循環をもたらしていると考えて良いだろう。また海外ファンの中には、ゲームとは無関係にドラゴンボールディスクロスのコレクションをしている人たちも存在する。
ガチャポンよりも販売店
不特定多数が利用するガチャポンは、挑戦のタイミングによってはパワーやレアリティの高いキャラクターが入っていないことも考えられる。このようなドラゴンボールディスクロスには、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」といったトレーディングカード収集の常識が通用しないため、結果として確実にお目当てのカードが狙える中古販売店のニーズが高まっているのだ。そんなドラゴンボールディスクロスの販売額は、希少性の高い種類でも1,500円~4,000円前後のため、手の届きやすさといった意味でも中古市場に活況が生まれていると考えて良いだろう。
お金を使わず遊べるゲーム
ディスクロスをセットするだけで1ゲームが無料でできるシステムは、子供に現金を持たせるリスクを不安視する親たちに安心感を与えている。また買い物などで両親がゲーム機を離れる場合は、数枚のディスクロスを渡すだけで子供たちは遊びに熱中できるため、さまざまな意味で幼少期にピッタリのゲームと位置づけて良さそうだ。通貨とも少し違った役割を担うディスクロスは、幼い子供たちのアーケードデビューにぴったりであることも、中古市場の需要の高い理由であると言えるだろう。
ゲームセンター以外でも遊べる
パパやママのスマートフォンを使って遊べる「ネットくじガシャポン」も、ドラゴンボールディスクロスの魅力を語る上で欠かせない存在である。ネットくじガシャポンに未使用のディスクロスを登録すれば、WEBを使ってアーケードゲームに似た遊びを楽しめる。このシステムは、なかなかゲームセンターに行けない子供たちのモチベーションを維持する効果があるため、結果としてなかなか飽きないゲームとして定評の高い存在となっているのだ。またWEBを通して遊べるドラゴンボールディスクロスは、子供たちをなかなかゲームセンターに連れ出せない親たちにとっても、遊ばせやすいゲームとして定評がある。
ドラゴンボールZ 超究極武闘伝の存在
2015年6月に登場したニンテンドー3DSゲームの「ドラゴンボールZ 超究極武闘伝」も、ドラゴンボールディスクロスの人気に好循環をもたらしている。このゲームでは子供たちが集めたディスクロス裏面のQRコードを使うため、所有しているキャラクターやアイテムを有効活用できるといった意味でも、ドラゴンボールディスクロス全体に好循環をもたらしていると考えて良いだろう。
イベントやキャンペーンの多さ
ドラゴンボールディスクロスのイベントやキャンペーンの多さは、限定ディスクロスの配布や新シリーズの先行プレイといった点で、ユーザを飽きさせない配慮に繋がっている。またキャンペーン参加の中には、「1応募につき1500神力ポイントが必要」といった条件もあるため、イベント参加に向けて日々のゲームをコツコツと頑張るユーザも非常に多い傾向があるのだ。このように多彩なイベントやキャンペーンの存在は、アーケードゲームに通う子供たちに良き刺激を与えていると考えて良いだろう。
ディスクロス買取業者の減少
中古市場でも子供向けの金額で売買が行われているドラゴンボールディスクロスは、2015年末から徐々に買取対象から外す業者が増加傾向にある。このような業界の流れは、高価買取ができる業者に多くのディスクロスが集まる状況をもたらすため、結果として売却時の価格交渉がスムーズにできる時代が到来しているのだ。
発売サイクルの速さ
次から次へと新しいシリーズが生まれるドラゴンボールディスクロスは、買取相場が短期間で一気に高騰する点で、売却のタイミングを図りやすいカードゲームとなっている。このような売り時の特徴は、カード売買における好循環にも繋がっているため、「一体いつ手放せば良いのだろう?」といった戸惑いが生じにくい点でも、買取店とユーザの間に良好な関係が築きやすいカードゲームであると考えてよいだろう。このような業界の状況から考察すると、もし今現在、不要なドラゴンボールディスクロスを所有しているなら、査定が付くうちに売却するようにして欲しい。
ドラゴンボールディスクロスの高く売れるカードと参考買取相場
2016年5月現在で高価買取対象となっているドラゴンボールディスクロスのカードは、下記種類が中心である。
・限定)孫悟空(元気玉)(神ディスク) 7星(金) 3,500円
・スーパーサイヤ人ゴッド 孫悟空 7星 (緑) 1,100円
・破壊神ビルス 7星 (紫) 1,100円
・孫悟空(神力暴走編 01) 7星 600円
・ベジータ(神力暴走編 01) 7星 500円
・ウイス(神力暴走編 01) 7星 500円
・スーパーサイヤ人 ゴジータ 6星 400円
既にブームが去った「03 -復活の「F」編-」や「04 -HISTORY OF DRAGON BALL編-」、「05 -超絶バトル編-」などの場合は、どんなにレアリティやパワーが高いものでも100円前後の査定しかつかないため、「とにかく早く売ること」を心掛けるようにして欲しい。また出現率が高く星数が低いカードの場合は、10円~20円しかつかないケースも多いため、もし不要なディスクロスが山のようにあるなら、セット売りによるプラス査定を狙ってみても良いかもしれない。
まとめ
タイミング良く売ることで高価買取が期待できるドラゴンボールディスクロスについて、参考買取相場を含めた高額査定情報を紹介してみた。ドラゴンボールディスクロス買取店の価格表を見ていると、ショップのニーズが金額に大きく影響する品目であることがわかる。また買取店によっては「他店で600円のカードが300円しかつかない」といった事例もあるため、自分が持っているカードの種類や特徴から上手に分類した上でショップの比較検討を行うべきと言えるだろう。納得の査定額で取引できる専門店が見つからない場合は、多くのトレーディングカード買取業者が集う当サイト・ヒカカク!を使って、ドラゴンボールディスクロスの買取相場検索を行なってみて欲しい。