フランスを代表する工芸家 ドーム兄弟。「花畑文花瓶」「ミラベル文卓上ランプ」などの美しいガラス工芸品を数々発表し、フランスのナンシーを代表するガラス工芸家として知られている。
本コラムでは、ドーム兄弟の作品の中でも特に人気の高い花瓶・水指・花器・グラス・ランプに着目して買取情報を紹介するので、売却を考えている方は参考にしてみてほしい。
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ガレに影響を受けたドーム兄弟
長男オーギュストと三男アントナンのドーム兄弟(Daum Frères)は、フランスのロレーヌ地方で生まれるが、普仏戦争の影響で故郷を追われフランスのナンシーへ移住。ドーム兄弟の父ジャン・ドームは出資先のガラス工場の経営者となり、兄弟はそれぞれ父親の仕事を手伝うようになる。
1889年のパリ万国博覧会にテーブルウェアなどを出品。当時のフランスではエミール・ガレのガラス作品が様々な場所で成功を収めており、ガレの高い芸術性が評価されていた。
最初は日用品やガラス食器などをメインに作成していたドーム兄弟だったが、ガレのガラス作品に影響を受け、独自の作品を作るようになる。
ガラス産業界を牽引する存在へ
ドーム兄弟は1894年にナンシー・リヨンの博覧会で金賞、1897年のブリュッセル万国博覧会でも金賞を受賞するなど、徐々に頭角を現す。そして内部装飾技法(アンテルカレール)や、色ガラスの粉をまぶすヴィトリフィカシオンなどの装飾技法を開発。ガラス工芸の可能性を高め、高水準の作品を市場に送り出した。
その後、アマルリック・ワルター、ジャック・グリューベール、アンリ・ベルジェなどの画家やデザイナーを工房に迎え、より高度なガラス作品を作り上げていく。そして1920年代からは機能的なアール・デコ様式の作品を手がけ、花瓶・水指・花器・グラス・ランプなど数々のガラス工芸品を発表し続けた。
ドーム兄弟のガラス作品は高額で買取られている
ドーム兄弟の工房は、現在クリスタル・ドームの社名で存続している。中でも彼らが手がけた19世紀後半~20世紀前半に発表されたガラス作品ほど高額で取引されているようだ。
- ・すみれ文ランプ
- ・鹿文花器
- ・チューリップ文花器
- ・雪景色文ランプ
- ・葡萄文鉢
- ・フリージア文花瓶
- ・葡萄とカタツムリ文花器
- ・マロニエ文花器
- ・草文水指
特に、上記のような花瓶・水指・花器・グラス・ランプは人気が高いため、作品によっては高価買取が期待できるのではないだろうか。
ドーム兄弟の作品は鑑定が難しい
ドーム兄弟の工房には有名デザイナーや画家が集結していたため、多くのジャンルの作品が存在し、見分ける時のポイントとなる”サイン”も様々である。流通しているものの中には贋作も存在するようだ。
真贋を見極めるためにも、きちんと実績と経験のある買取業者に査定を依頼したいもの。では、一体どこに依頼すると正確な価値を見出してもらうことができるのだろうか。
実績豊富な総合美術買取センターがおすすめ
ドーム兄弟の花瓶・水指・花器・グラス・ランプの買取なら総合美術買取センターにお任せ。同社では様々な美術品を買い取っており、ジャンルごとの鑑定士が丁寧に査定を行っている。難しいと言われているドーム兄弟のガラス作品でも、しっかりと正確な鑑定をすることができるのだ。
さらにマーケット情報に精通しているため、リアルタイムでの査定額を提示。運営コストを削減し、買取価格に還元しているため他店よりも高額査定が期待できるのではないだろうか。
まとめ
ドーム兄弟の作品は100万円以上で買取られている花瓶も存在するため、かなり高額査定が期待できるだろう。特に実績豊富な総合美術買取センターに依頼すると、ドーム兄弟の作品の価値を最大限に引き出してもらうことができるため、満足のいく取引が実現できるのではないだろうか。
また、東京都内、関東地方での買取を強化しているので、より高額査定が期待できるだろう。買取方法は店頭だけでなく、出張買取、宅配買取に対応しているので、ライフスタイルに合わせて選んでみてほしい。
総合美術買取センター
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