ハムスターは、愛玩動物として親しまれている小動物である。ウサギやリスなどの小動物の毛皮と同様、ファッションアイテムを作る際にその毛皮が利用されている。ハムスター毛皮製品は出回っている数が少ないため希少性が高い。
この記事では、ハムスターの毛皮の買取相場や査定情報などを紹介していく。買取に対応している店舗や高額買取のポイントなどもあわせて紹介する。自宅に着ていないハムスター毛皮製品が眠っている人や今後買取を検討している人は、参考にしてみてほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ハムスター毛皮の特徴
ハムスターはげっ歯目(ネズミ目)キヌゲネズミ亜科に属する。20種類以上いるげっ歯類の総称がハムスターである。そのうちの数種類が、日本ではペットとして飼われている。
日本においてペットとして飼育されているものは、ゴールデンハムスター属のゴールデンハムスターやヒメキヌゲネズミ族のジャンガリアンハムスター、キャンベルハムスターなどだ。日本においてはペットとして飼うイメージが強いが、シベリアや欧州などでは田畑を荒らす害獣としてのイメージの方が優先されているようだ。そのため、ハムスターは駆除されたり毛皮をとるために捕獲されたりすることもある。
ハムスター毛皮の特徴とは
ハムスターの毛皮はウサギやリスなどと同様に、柔らかな毛皮に特徴がある。手触りは滑らかですべりが良い。動物の毛は一般的に、刺し毛(上毛)と綿毛の部分からなる。ハムスターの毛はこの綿毛の密度が高いため、滑らかでするするとすべるような手触りになっている。
ハムスターは毛の一本一本が細いがウサギと比べるとその毛は絡まりづらく、毛の強度が高い。とはいえ、小動物であるハムスターはその他の動物の毛皮と比較すれば皮が薄い。
強度はそれほど強くないため取り扱いには注意が必要である。力が加わりやすい場所や摩擦が加わる場所などへの使用は、劣化が進んでしまうので使用箇所を選ぶ素材だ。
ハムスター毛皮製品
ハムスター毛皮は、キーホルダーやアクセサリー、ファッションアイテムに加工されたりすることがある。また、ハムスターは身体が小さいためコートやベストなどに加工しようとするときには、何枚もの毛皮を組み合わせて使用する。その場合には、ハムスターの身体の形がそのまま浮き出る特徴がある。浮かび上がってきた形を、模様として生かすデザインが期待できる毛皮だといえる。
染色せずに使用した場合ハムスター毛皮は、茶色、白、黒の3色からなる。ハムスター毛皮をベストやコートなどの素材として使用した場合には、野性味あふれる個性的なデザインに仕上がるだろう。
ハムスター毛皮製品のランク
ハムスター毛皮は単純な毛皮のランクからすると、それほど高ランクの物ではない。一般的に3大高級毛皮と言われているのはセーブルやチンチラ、リンクスである。
セーブルの中でもロシアンセーブルはずば抜けて高価だ。新品の小売価格で1,000万円もする製品もある。これからの毛皮は保存状態にもよるが、買取市場であっても、高額での買取が期待できる毛皮の種類だ。
そして次には出回っている数の多いミンクやフォックスなどが続く。ミンクは毛皮の鑑定士いわく、鑑定数が最も多い毛皮だという。それだけ市場に占める絶対数が多い毛皮である。
ハムスターは毛皮のランクとしては、その次のランクにあたる。とはいえハムスター毛皮は絶対数が少ない。そのため、毛皮のランクがそれほど高くなくても製品としての希少性は高いものである。
買取相場・査定情報
ハムスター毛皮製品の買取相場は、各毛皮胃買取サイトを参考にしてみてもほとんどあきらかにはされていない。その理由として、ハムスター毛皮の製品は、取引されている絶対数が少ないことが考えられる。
オークションサイトでの落札実績もほとんどないが、ヤフーオークションではハムスターの毛皮を使ったジャケットが出品されていた。ハムスター毛皮を使ったDOLCE&GABBANAのジャケットが140,000円~300,000円程度で2、3件出品されている。このアイテムはダンガリー地のジャケットの裏面にハムスター毛皮を使用しているものだ。未使用品のものは、即決金額が318,000円で出品されている。
また、ラクマではmarniのメンズカーディガンが99,000円で出品されていた。そして表面はフォックス皮、裏面がハムスター皮になっているmarniのスヌードファーが40,000円で出品されていた。
ハムスター毛皮製品は総じて出品件数が少ない。また、落札実績がないため実際にどの程度の金額で落札されているのかは分からない。未使用品の方が高い価格で出品されているが落札実績がないため、正確な相場であるとは言いがたい。
このようにハムスター毛皮製品に関しては、買取実績や落札実績ともに情報が少ない。そのため相場を把握するためには、まずは買取業者へ無料査定を依頼した方が確実だろう。
ハムスター毛皮製品の買取ができる店
ハムスター毛皮製品の買取ができる店をいくつかあげてみる。
買取専門店TOP
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取専門店TOPではハムスター毛皮製品の買取が可能だ。多くの店では、ハムスター毛皮はその他の毛皮と分類がされることが多い。しかしこの店では、ハムスター毛皮に対応していると明記されているため、安心して査定してもらうことができるだろう。
店頭買取、出張買取、宅配買取の3つの方法で買取してもらえるため好みの方法を選ぶことができる。店舗は京都府にある京都TOP買取桂木本店と北海道札幌市にある札幌TOP白石本店の2店舗だ。その他に京都エリア、札幌エリアを中心に営業所がある。該当エリアに住んでいる人は、店頭買取を利用してみても良いだろう。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
毛皮の査定や買取に実績のあるストックラボでもコピー製品ではないこと、ブランド名が分かっていることなどの条件がそろっていれば、ハムスター毛皮製品の買取が可能だ。この店舗は東京都にある新宿本店のほか、麻布十番店や横浜店がある。ストックラボでは店頭買取や出張買取、宅配買取の3つの方法から選ぶことができる。
かいとりっぷ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
かいとりっぷでも、毛皮の買取が可能だ。こちらでは関東圏(1都6県)のみで出張買取が可能である。宅配買取であれば、全国から買取依頼ができるようだ。
また、かいとりっぷは東京都の御徒町にジュエル東京御徒町店として実店舗があり、こちらでも買取をおこなっている。かいとりっぷは、電話での依頼はもちろんのことメールでも問い合わせや予約、LINEでの査定や予約も可能である。
ハムスターの毛皮製品は、その他の毛皮製品としての買取対象になるだろう。ただ、ホームページの一覧にはハムスター毛皮に関しての記述がないため、買取に対応しているかどうかは問い合わせてみた方が確実だ。
ビープライス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ビープライスでも、毛皮の買取ができる。たとえ手元にある毛皮の種類が分からなくても、買取依頼が可能だ。ビープライスには、店舗買取と出張買取、宅配買取の3つの買取方法があり、毛皮の買取に関しては店舗と宅配のみ受け付けている。ビープライスは銀座店と天王寺店の2カ所に店舗を構えているため、店頭買取を希望する場合にはこの2カ所への持ち込みができる。
高額買取をしてもらうポイント
ハムスター毛皮製品を高額買取してもらう際には、以下のポイントをおさえておきたい。
- ・保存状態の良いもの、未使用品を売る
- ・保証書を同封して売る
- ・まとめ売りをする
- ・綺麗にクリーニングしてから査定してもらう
- ・相場を確認してから買取してもらう
保存状態の良いもの、未使用品を売る
毛皮製品は、保存状態の良いものや未使用品の方が高く売ることができる。手元にある毛皮製品を売却しようと考えている場合には、なるべく使用感がでないように、保存状態に気を配っておくことが大切である。
保証書を同封して売る
保証書がある場合には、保証書も一緒に買取査定に出そう。毛皮専門の鑑定士は、毛皮の品質を見極める目利きの技術は高い。しかし、保証書によってさらに品質の保証に念押しがされていれば、さらに高評価になり高額での買取が可能だ。付属品がある場合にも、一緒に査定に出した方が良い。
まとめ売りをする
多くの毛皮買取店では、まとめ売りによって買取価格がアップするサービスをしている。毛皮の買取のみならず、宝石や鞄などの買取も合わせておこなっている店の場合には、まとめて売ることで高額買取になる場合がある。査定金額が高いものであれば、査定にプラスされる金額も高くなる可能性が高いので売りたいものがある場合には、まとめて売ると良いだろう。
綺麗にクリーニングしてから査定してもらう
ハムスター毛皮に限らず、毛皮製品は手入れを怠ると劣化しやすくなり価値が下がる。そうならないためには自分でグルーミングをしたり、クリーニングに出したりして、毛皮の品質維持に努めておくことが必要だ。宅配でのクリーニングサービスもあるので利用してみても良いだろう。
宅配クリーニングドットコムでの価格を参考にすると、ハムスター毛皮製品は5,000円~10,000円程度でのクリーニングが可能だ。高いと感じるか安いと感じるかは人によるだろうが、今後買取してもらう可能性がある毛皮ならクリーニングしておいても損はないだろう。
相場を確認してから買取してもらう
ハムスター毛皮製品はそれほど市場に出回っていないため、相場を比較するのが困難だ。とはいえヤフオクやメルカリなどのオークションサイトやフリーマーケットサイトを参考に、大まかな相場を掴むことは可能だ。まず相場を確認してから買取に出すことで、安く買いたたかれることを防げるだろう。
まとめ
毛皮を買取してくれる店は多いが毛皮を専門に取り扱っていない店の場合は、毛皮製品を適正な価格で査定してもらえない可能性もある。ハムスター毛皮製品は希少性の高いものだが、その価値が理解されない場合には価格も低く見積もられる可能性もある。そうならないためにも、高額での買取を希望する場合には毛皮専門の買取業者を利用するようにしよう。
高額買取のためには複数の買取専門店や買取業者を検討してから、正式に依頼しよう。正式な買取依頼の前に、無料の買取査定をおこなっている業者は多く、仮に査定をしても納得できなければ売る必要はない。
ハムスター毛皮製品を売るときには、複数の業者を比較検討してみよう。比べてみて一番査定金額が高いところに依頼するのがおすすめだ。また、査定時に業者の対応を見比べることができるため、複数の業者に無料の金額査定をしてもらって損はないだろう。