今の子どもたちは昭和の時代のことを想像するのは難しいだろう。平成生まれの人たちも昭和にはどんな時代だったか、どんなものが流行っていたのかを想像するのは難しい。しかし、平成には平成に良さがあり、昭和にも昭和時代の良さがある。そして、昭和という時代だったからこそ大ヒットしたものもたくさんあり、1974年にタカラ（当時・現タカラトミー）が販売開始をした名作のおもちゃ「ミクロマン」のフィギュアはそのうちの一つである。
今ではフィギュアのデザインやクオリティは非常に多様化しており、より立体的かつ洗練されたものが多い。昭和時代に現代のフィギュアを持っていけば度肝を抜かれるだろう。だが、昭和時代に大ヒットした商品が現代において希少価値を持っているものも多い。ここではそんな昭和時代を代表するフィギュアである、ミクロマンの最新買取相場についてまとめていく。その価値は最高で80万円にも上がっており、家に保管していたというひとはこの機会の見積もりに出してみよう。
引用：Amazon
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昭和っ子の心を掴んだミクロマン
ミクロマンは1974年から現在はタカラトミーとして知られる会社から発売されたフィギュアシリーズである。さきほども述べたように、現代ではより一層洗練されたデザインのフィギュアが多く存在しているため、現代と昭和のフィギュアを比べると見劣りしてしまうのは事実だが、昭和のおもちゃや玩具が現代で希少価値が増し、プレミアな商品となっていることも少なくない。ミクロマンやGIジョーなどはまさにその代表格だといえるだろう。
ミクロマンにはいくつものシリーズが存在し、もっとも人気となっているのはM121になっているが、そのほかのシリーズも比較的人気が高く、熱狂的なコレクターが大勢存在するフィギュアでもある。1978年～79年にかけてはミクロマンのフードマンシリーズも発売されているが、こちらのシリーズはあまり人気が出なかったようだ。当時の子どもたちにとっては、ミクロマンの値段も高価であり、そう簡単には購入できなかった。
1960年からフィギュアブーム到来
ミクロマンは1970年代に発売され、一躍大ブームを巻き起こしたフィギュアではあるが、昭和の子どもたちにフィギュアブームが到来したのは1960年からのことである。1960年代に怪獣人形が大ヒットしたことがきっかけで、子どもたちの間で怪獣バブルが巻き起こるなどのムー部が起きたのだ。この頃から、男の子の人形遊びが定着しだし、それ以前の、人形は女の子が楽しむものというイメージが覆された。
人形フィギュアをコレクションしだす男の子が増え出したのもこの頃である。タカラトミーはミクロマン以外にもGIジョーシリーズなどを発売シ、GIジョーは現代でも絶大な人気を得ているフィギュアである。レアなフィギュアなどは数万円～数十万円で取引されることもあるほどの希少価値を持ち、昭和のおもちゃがプレミア価値を持つことがある見本ともいえる商品だ。
昔はミクロマンもGIジョーもお金持ちの子どもが親に買ってもらうことで、ほかの子どもたちから尊敬されたりしていたが、現代で大人になった人たちが、当時を懐かしがることで密かにミクロマンやGIジョーは価格が高騰しているのである。
ミクロマンの最新買取相場はどのくらい？
ミクロマンは当時子どもたちから絶大な人気を得ていたフィギュアであり、多くの子どもたちの心を魅了した商品だ。今でこそ小学生でもそれなりにお金を持っていることが多いが、当時の子どもたちにとってミクロマンの1,000円という価格でも高価に違いなかった。それが今ではプレミア価値がついているシリーズも多く、買取価格が高騰しているモデルが数多く存在する。
現在のミクロマンの買取相場としては、それぞれのモデルによって価格が異なっているため、一概にどのくらいで売れるかは断定できない。相場価格の幅としては、だいたい一体1,000円～80,000円ぐらいのものが多くなっている。もちろん、プレミア価値がついているモデルはもっと高い買取価格になっているものもある。以下にミクロマンの買取相場を二つ紹介しておく。
- ・ミクロマン タイタミック タイムマシーン：1,000円前後
- ・ミクロマン ジャイアント アクロイヤー DXセット：80,000円
超高額商品の相場一覧
以下はミクロマンの中でも超高額になっている希少な商品や限定品・懸賞品を取り上げる。玩具マニア指田稔さんの証言、買取コレクター、トイズキング、おもちゃ買取ドットJP、SATEeeeメディアなどの買取表・買取情報を集約している。もし持っている人がいればそれは非常に幸運だ。ちなみに「初代ミクロマン未開封品」は1体450円で販売されていたものが1体4～5万円ほどの価値になっている。
初期ミクロマン4体チョイスせよと言われたら、やっぱりこの４人よな。 pic.twitter.com/Eh6VUKG3ts
— オリテクさしだ (@oritech) July 1, 2018
- 非売品のミクロマンジョニー 80万円
- ミクロマンミクロカセットロボDX3体セット箱入り完品 30万円
- 金メッキのゴールドミクロマン 付属の封筒や当選書付き 15万円
- タカラ ミクロマン ファミリア1500XG 青 10万円
- タカラ ミクロマン MC-11 ガンロボ 44マグナム 6万円
- タカラ ミクロマン ファミリア1500XG 黄 4万円
- タカラ ミクロマン ミクロロボット3 岩山戦闘用 4万円
- タカラ ミクロマン M1910 ブローニング 3万円
- ミクロマン 新タワー基地 2.8万円
- ミクロマン ミクロロボットV 5体合体 1.9万円
- ニューミクロマン カプセルミクロマン M-011 サラム 1.8万円
ミクロマンの買取におすすめの業者
ミクロマンなどのフィギュアを買取に出すときは、一般的にはおもちゃ専門店やホビーアイテムの買取を強化している業者に出すのがベストである。しかし、現代では買取業者は非常に多く存在しており、どこの買取業者に出せばいいのか迷ってしまう人が多い。さらに、業者によって買取価格にも差があるため、しっかりと適した買取業者に査定へと出すことが大事になる。
ここからは、ミクロマンの買取におすすめの業者をいくつか紹介していく。ミクロマンは高価買取が期待できるものも多く、そうしたものは買取業者によって価格差が数万円前後に及ぶこともある。そのため、買取の前にはきちんと業者選択をおこなうことが大事であり、めんどくさいからと適当に買取に出してしまうと期待はずれの金額での買取となってしまうことがあるので注意が必要である。ミクロマンを買取に出そうと思っている人はぜひ参考にしていただたきたい。
トイズキング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トイズキングは年間買取実績が50万件を突破している業界でも最大の規模を誇る買取業者であり、最短で即日に査定をおこなうことができるスピード感も魅力的となっている。専門的な知識を豊富に持ったバイヤーが50人以上も在籍していることで、どんなおもちゃやコレクターグッズであってもしっかりと価値を見抜いて適正な相場価格での買取を実現してくれる。買取できるジャンル数も豊富であり、利便性の観点からみてもかなり利用しやすい業者だといえるだろう。
買取方法は宅配・店頭・出張・LINE・法人と五つの方法で査定へと出すことができる。宅配は箱に詰めて送るだけ、出張は自宅で待つだけ、店頭では即現金化ができる。もちろん、どれも手数料は無料となっており、出張買取に関しては業界でもナンバーワンの件数を誇るほどだ。トイズキングでのミクロマンの買取実績は、ミクロマン ガンロボワルサーP38で10,000円となっている。
買取コレクター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取コレクターは超合金やおもちゃの買取に強くなっている業者であり、プロの鑑定士による明快な査定を受けることができる魅力的な業者である。専門的な知識を持っている鑑定士の査定は他社よりも圧倒的に高い金額での買取が可能となっており、買取満足度もかなり高い。実績と経験が豊富な買取業者であるため、非常に安心感のある買取をおこなうことができるだろう。
買取方法は主に宅配と出張買取の二つの方法で対応しており、宅配買取では送料や査定料無料、出張買取に関しても手数料や費用は一切かからない。どちらの方法であっても日本全国どこからでも買取に出すことできる。買取コレクターでのミクロマンの買取実績は、ニューミクロマン カプセルミクロマン M-011サラムで18,000円となっている。
たいむましん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
たいむましんはおもちゃやコレクターグッズ、超合金をはじめレアなアイテムの買取に定評がある業者である。年間買取実績数も5,000件を超えている非常に信頼性が高い業者でもあり、おもちゃやホビー製品の買取に関しては業界の中でもトップクラスの買取価格を誇る。昭和の懐かしいアイテムから最新のアイテムまで幅広く買取をおこなっており、マニアなアイテムで希少性が高いほど高価買取が狙えるだろう。
買取方法も宅配・店頭・出張の三つで対応しており、自分の好きな方法で誰でも気軽に買取へと出すことができる。また、査定に関してはLINE無料査定もおこなっているため利便性が高い。送料や査定料といった手数料も一切無料である。たいむましんでのミクロマンの買取実績は、ミクロマン サーベイヤー2で20,000円となっている。
おもちゃ買取.jp
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
おもちゃ買取.jpは買取件数が33万件を突破している実績と経験を持っている買取業者であり、名前にもあるようにおもちゃの買取に特化している業者である。丁寧かつスピード感のある買取査定は、多くの利用者から高い満足度を獲得しており、リピーターも多い信頼性が高い業者となっている。
買取方法は主に宅配買取がメインとなっており、着払いで商品を送るため送料は無料である。また、無料の宅配キットを利用することで破損などの心配をすることなく査定へとスムーズに出すことができる。事前に買取価格を知れるウェブ査定も利便性が高くておすすめだ。おもちゃ買取.jpでのミクロマンの買取実績は、ミクロマン 新タワー基地で25,000円となっている。
ジョニージョイ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジョニージョイはおもちゃ買取専門店として人気が高く、子どもたちから高い人気を獲得している業者だ。創業10年の経験と実績を生かし、他社に負けない価格での買取に力を入れている。買取実績は80万点を突破し、24時間日本全国どこからでも買取に出すことができる。思い出深い玩具製品やレトロアイテム、超合金といった商品は相場価格をしっかりと判断し、納得の査定額を提示してくれるだろう。
買取方法は宅配買取がメインであり、梱包キットや往復の送料、キャンセル料から査定料まですべて無料となっている。査定に関しては、写メールやLINEでの無料査定もおこなっており、非常に利用しやすい点も魅力だ。ジョニージョイでのミクロマンの買取実績は、ミクロマン サーベイヤー1で20,000円となっている。
ミクロマンを高く売る方法
ミクロマンはそのまま買取に出すだけで高価買取されるわけではない。ほかの商品と同様に、買取に出すときには最低限意識しておくべきコツやポイントといった部分があり、適当に買取をおこなっていればあまり減額を受けて買取価格が低くなってしまうことがある。そうなれば、レア度が高いミクロマンであってもガッカリする買取金額となってしまうだろう。
ミクロマンを高く売るには、まとめ売りなどのサービスの利用と事前に買取業者を比較しておくこと、そして全体的な状態を良好に保っておくことが大事だ。ミクロマンはフィギュアであるため、腕時計や高級ブランドとは違った部分を意識して買取に出す必要がある。特に未開封であるかどうかはコレクターにとっては重要な部分となるので、取扱いには十分に注意しておこう。開封しているだけで買取価格が数千円、時には数万円の違いが出ることがある。また、開封してあっても箱も保管していた場合は付属品として合わせて売ることが大事だ。これ以外に、テレビマガジンという古い子供向け雑誌の掲載時に配られた金メッキのゴールドミクロマンのような限定品の場合は当選時の送付状や封筒に価値がつく場合もあるので、漏れなく売るようにしよう。単品での価値はもちろんあるが、基本的にはセットになっている時の価値が一番高くつくということを知っておこう。できるだけ高く売りたいと思っている人は、状態・買取サービス・業者選定の三つに力を入れてみよう。
ミクロマンをヤフオクやメルカリに出すのも手
ここまでは、ミクロマンの買取におすすめの買取業者や高く売る方法についてまとめてきたが、実際に買取に出すときには、何も必ずしも買取業者を利用しなければならないわけではない。自分でオークションやフリマを活用して売りに出すことでも、価値の商品を売ることでき、場合によっては業者に出すよりもお得な価格で買取ができることもある。
しかし、自分でオークションやフリマを活用するにはそれなりに手間と時間がかかってしまう。普段から忙しく時間を過ごしている人は自分出品や写真撮影、発送などをおこなうことがめんどくさいだろう。そうした人は買取業者を利用して買取をおこなうのがおすすめであり、自分でできる時間がある人はオークションなどを利用するように使い分けるのはいいだろう。
オークションとしてはやはりヤクオクが鉄板となっており、ミクロマンやGIジョーといったフィギュアも数多く出品されているのでおすすめだ。フリマアプリとしては言わずと知れたメルカリがおすすめであり、メルカリは今では一般人の利用者数がもっとも多いフリマアプリといっても過言ではないので、まとめ売りやレアなフィギュアを出品するのにも適している。興味がある人は一度利用してみてはいかがだろうか。それでも買取業者を利用するメリットは個人間取引のトラブルを避け、いち早く現金に換えられる点だろう。また、万が一偽物のミクロマンを売ってしまった場合は法的なリスクもあるため、鑑定がしっかりできるお店に見て貰った上で買取して貰うのが売り手の目線に立っても安心・安全の選択肢だ。フィギュアなどは偽物もかなり多く、精巧な造りの商品が出回っていることもあるので要注意だ。
まとめ
ここではミクロマンの最新の買取相場についてまとめてきた。ミクロマンは発売された当時には絶大な人気を獲得していたフィギュアであり、現代でもコレクターが存在している人気商品である。中には数万円～数十万円になるフィギュアもあり、たかがフィギュアといってもされどフィギュアである。それに、ミクロマン以外のフィギュアであっても買取価格が高騰している昭和のおもちゃや玩具もたくさんあり、そうした商品を適切な買取業者に出すことは、高価買取を狙う上では必須のことである。
また、ミクロマンを高く売るための方法は、ほかのフィギュアやおもちゃのアイテムを買取に出すときにも応用することができ、買取のコツは基本的にほかのアイテムにおいても活用できる。なので、ここで買取のコツについてしっかりと理解しておき、いざ買取に出すときには後悔することのない買取をおこなうために役立てるようにしよう。
レアな価値がついているおもちゃの買取は、今後も買取相場が高騰するかもしれないので、取扱いには十分に注意しておこう。
参考：歴代ミクロマンを大公開！ 玩具マニア指田稔さんがコレクターの世界を語る (1/3)| ITmedia NEWS
