セガ史上2番目に売れたメガドライブは、未だに人気の高いゲーム機として君臨している。 日本では、1988年に世界に先駆けて販売され、任天堂の「ファミリーコンピューター」や「スーパーファミコン」、NEC HEのPCエンジンとも競合していた。1990年のメガドライブの出荷数が一番ピークであり年間70万代の出荷を記録している。
しかし、その後他の競合ゲーム機器とのRPGタイトル競争に敗れ、どんどん縮小していく。当時最大のシェアを誇ったスーパーファミコンの牙城を崩すまでには至らなかったが、セガの家庭用ゲーム機器としては「セガサターン」に次ぐ出荷台数を記録しており、現在でも根強い人気を有している。
実は16ビットゲーム機としては、任天堂の「スーパファミコン」より2年先行して販売され、当時としてはアーケード基板や基盤や高級パソコンで採用されていたMC68000を家庭用ゲームとして初めて搭載し、プロセッサ性能だけを取るとスーパーファミコンを大幅に上回っていたのである。
こういう性能を活かしてシューティングや横スクロールのアクションゲームのタイトルが比較的に多い。
また、日本ではメガドライブの名称で親しまれているが、地域によって呼称が異なり、北欧での名称は「ジェネシス(GENESIS)」である。
近年では「闘会議2016」にて自由にゲームを楽しめるブースが設けられており、多くのファンたちがメガドライブの懐かしいソフト(ソニック・ザ・ヘッジホッグ、ぷよぷよ通)をプレイした。
今回は2016年に注目度が高まっているメガドライブについて、効率良く売却するための情報を紹介していく。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
長い歳月を経て、メガドライブの新作が登場
メガドライブの人気再燃を強調するニュースとして、人気作品「PUPRIUM」の新作が2017年秋に発売されることが明らかとなった。「PUPRIUM」は80年代後半から90年代にかけて人気を誇った横スクロールアクションゲームである。
今回の新作「PUPRIUM」はWM's Magical Game Factoryが4年の歳月をかけて開発しているそうだ。過去のレトロゲームソフトをプレイできるように、リメイクされたハードの販売はこれまでにもあったが、この「PUPRIUM」の新作はPCや現世代機向けではない、完全なるメガドライブ/Genesis専用ゲームである。
価格はLIMITEDエディションが$89.00で、CLASSICエディションは$69.00。各エディションにオリジナルカートリッジとクオリティボックス、さらに複数のおまけが収録されているとのこと。日本でも公式サイトで予約受付がされている。
過去のPUPRIUMファンがこの新作をプレイしたいがためにメガドライブを再度購入することも十分に考えられる。およそ20年の歳月を経てこの度、新作発売の発表がされたことはメガドライブ買取の需要高騰に拍車をかけることになりそうだ。
売り時はいつか?
メガドライブを高額査定に繋げたいと思ったら、レトロゲーム人気が最高潮に達している2016年のうちに売却をするのがおすすめだ。2014年から始まったレトロゲームブームは、あと1~2年は続くと予想されている。
しかし「相場が高い状態がいつまで継続するか?」というのはショップ側でも想定不可能であるため、「相場が下がらないうちに売却すること」が賢い方法と言えるのだ。レトロゲーム人気の再燃によって生まれたプレミアソフトを無駄にしないためにも、メガドライブも売却は早めにするのが理想だろう。
高く査定してもらうためにトライすべきこと
メガドライブを高値で売却するために、これから紹介するポイントを実践してみて欲しい。
付属品を全て売却すること
各ショップのサイトで紹介されている相場の大半は、外箱、ACアダプター、取扱説明書などの付属品が全て揃った時の買取上限額である。付属品がひとつでも欠けると、1品目につき300~1,000円ぐらいのマイナス査定になることを覚えておいて欲しい。付属品に関しては、紛失していない限り、揃えて買い取ってもらおう。
できるだけ美品に近付けること
ボロボロで汚れたメガドライブよりも、新品同様できれいなゲーム機の方に高値が付くのは明らかだ。あまりにもコンディションが悪いメガドライブは、完動品であっても歓迎されない実情があるため、高値を狙うなら掃除やメンテナンスをきちんと行うべきと言えるだろう。
ショップ選びが最も重要
メガドライブの売却で高額査定を狙うなら、ショップ選びにもっとも多くの時間を割くべきだ。メガドライブの査定ができる買取店は、ゲーム専門店、リサイクルショップ、レトロゲームの買取店と非常に幅広い。
しかし「メガドライブを歓迎してくれる店」というポイントで絞ると、レトロゲームの専門店だけがその条件に該当するのである。このような業界の実情から考えても、メガドライブは「どこでも高値で売れる商材ではない」と断言できる。しかし、レトロゲームの買取を歓迎している、レトロゲーム専門店も多く存在するのが事実だ。
メガドライブのおすすめ買取ショップ
次にメガドライブの買取店を紹介する。少しでも査定額祖上げるために、ゲームに特化した専門店や、レトロゲームに強いゲーム買取店を選ぶようにしよう。
トイズキング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トイズキングはゲーム買取に特化したホビーグッズ全般の買取店。レトロゲーム買取にも力を入れているので、一度無料見積もりを試してみると良いだろう。買取方法は店頭・宅配・出張の3種類があり、どの方法も全国から送料などの費用ゼロで利用できる。
買取コレクター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
MEIKOYA(めいこや)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取相場を確認しておこう
メガドライブの売却に躊躇している人向けに、ヒカカク!では人気レトロゲーム専門店の買取相場を調査してみた。以下を参考にしてみて欲しい。
メガドライブ ハード
・メガドライブ (本体) :1,500円~2,500円
・メガドライブ2 (本体):2,500円~3,500円
・メガジェット (本体) :5,500円~6,500円
・ワンダーメガ (本体) :20,000円~27,000円
・ワンダーメガ2 (本体) :25,000円~35,000円
・マルチメガ (本体) :25,000円~50,000円
メガドライブ ソフト
・名古屋銀行のホームパーキングナイスくんミニ:100,000円~150,000円
・WWFロウ(応募ハガキ付き) :80,000円~110,000円
・エリミネートダウン:60,000円~85,000円
・WWFロウ (32X):20,000円~25,000円
・ガンスターヒーローズ・実演用サンプル:13,000円~15,000円
・モンスターワールド4:8000円~9000円
・ガンスターヒーローズ:2,500円~4,000円
・メタルファング:500円~800円
・ロードラッシュ:300円~500円
・ランドストーカー 〜皇帝の財宝:300円~500円
・夢見館の物語:300円~500円
メガドライブ オプション
・アーケードパワースティック6B:500円~1,000円
・セガ・コードレスパッドセット(HAA-2654):1,000円~2,500円
・メガアダプタ(HAA-2600):3,000円~5,000円
・メガアンサー テンキーパッド:8,000円~14,000円
メガドライブの査定基準とは?
メガドライブの査定基準は、各店オリジナルの相場が軸となる。ハードやソフトの相場については、各ショップのサイトで検索が可能となっているため、自宅でも「どのソフトがプレミア品か?」などの情報を収集しやすいカテゴリと言えるだろう。
コンディションやジャンク品などへの扱いは、各店舗によって大きく異なる。せっかくのプレミア品の価値を落とさないためにも、自宅でできるメンテナンスや掃除、消臭などを行ってから持ち込むのが理想と言えるだろう。
海外でも現役で人気のメガドライブのカラクリとは?
実は南米ブラジルでは、新しい他のハイテク次世代機が次々に発売されているにも関わらず、何故か1990年台の後半から現役の家庭用ゲームとしてメガドライブが現役で活躍中である。そのカラクリを解くポイントは、メガドライブの機種に関してはセガからライセンスを提供された現地ブラジルのゲームメーカーが製造および販売を行っているところにある。
ブラジルの自国産業保護のために、次々に発売されている他国製のハイテク次世代機には莫大な関税が掛けられるため、高価となり普及しにくくなっており、自国ブラジル製であるメガドライブは発売から20年以上たった今でも一般市民に親しみやすい価格で提供されており、現役として人気を誇っているのである。ブラジルのメガドライブ機器を日本から購入する際の価格もチェックしておきたいものである。
メガドライブ高価買取のためのまとめ
日本国内のレトロゲームファンだけでなく、外国人コレクターからも人気の高いメガドライブは、10万円を超えるプレミア品がたくさん詰まった話題のカテゴリとなっている。2017年秋に新作の公開を発表したことで、ますます注目を浴びているメガドライブ。自宅に眠っているメガドライブは「宝石箱」と言っても過言ではないため、早めにレトロゲーム専門店のサイトから相場を調べてみて欲しい。
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