ルイヴィトンから多数登場しているショルダーバッグ。スタイリッシュに使えるものから、可愛らしいフォルムのものまでそのデザインは豊富となっている。
今回はその中でも、フェミニンな印象の強いブロワについてチェックしてみよう。ブロワの特徴や実際の買取相場、ブロワの査定ポイント、さらに高く買い取ってくれる業者の特徴について紹介する。不要になったブロワをお持ちの方は、お手持ちのバッグと一緒にこちらのページをチェックしてみてほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ブロワとは?
ブロワは、ルイヴィトンを代表するモノグラムラインから登場したショルダーバッグである。全体的に丸みを帯びた、ころんとしたシルエットが一番の特徴となっており、可愛らしくフェミニンに持つことができる。
ブロワのサイズ
ブロワのサイズは横幅が25センチ、高さ8センチ、奥行き11センチとなっており、近年のトレンドの小さめのバッグを持ちたいという方でも大満足のサイズ感となっている。それでいて収納力は高く、必要なものをたくさんいれて持ち歩くことが可能だ。
また、ブロワの特徴として外側の大きなポケットがある。ヌメ革のフチ取りがアクセントになっており、シンプルな設計ながらワンポイントとなっている。スマホ、切符、ハンカチなどすぐに取り出したいものをさっとしまっておくことができるので、バッグの中で荷物がバラバラになってしまうという事態も防ぐことができる。
内側にもポケットがついているので、こちらもアイテムを小分けに収納したい方にとって人気だ。
ブロワのストラップ
ブロワのショルダーストラップは、フチ取りと同じくヌメ革が使用されており、上品な印象をアップさせてくれている。サイズの調整が可能で、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、斜めがけバッグとして、さまざまな使い方ができるのも魅力の一つと言えるだろう。
現在では廃盤になってしまったアイテムだが、その可愛らしさから今でも若い女性に人気がある。
ブロワはどんな人、どんなコーディネートに合う?
ブロワは女性に人気のバッグだが、その中でもカジュアルなファッションを好む方にとくに好まれている。ショルダーバッグとして取り入れれば、普段のカジュアルな装いもワンランク上のものに見せてくれることだろう。
ジーンズとの相性もよく、ラフすぎる格好はしたくないという大人な方にもおすすめのバッグだ。ワンピースなどのフェミニンなファッションにも、ブロワの丸くて可愛らしいシルエットは絶妙にマッチする。
斜めがけにすることで両手が空いた状態で活動することができるので、ショッピングや旅行など、自由に動き回りたいときのコーディネートにもおすすめ。また、小さなお子様と一緒に出かけるときにも活躍してくれることだろう。
若い女性に人気のあるバッグではあるが、モノグラムやダミエなど落ち着いたラインから登場しているので、使う人の年齢を選ばない。一つ持っておけば、長くさまざまなシーンで使いこなすことができるだろう。
ブロワの種類
ブロワはモノグラムライン、ダミエラインから登場している。それぞれの特徴をチェックしてみよう。
モノグラム
ルイヴィトンの中でももっとも有名で人気のあるライン、モノグラム。その柄を見ただけでルイヴィトンのものとすぐにわかるデザインは、世界中で大人気である。
ルイヴィトンのアイテムのほとんどはこのモノグラムからも登場しており、新品だけでなく中古品でも高い人気がある。買取価格、販売価格ともに高くなっており、キレイな状態のものであれば十分に高価買取が可能だ。
モノグラムのブロワは、モノグラムの上品さとブロワの可愛らしさの両方を楽しむことができるアイテムとなっている。すっきりとしたコーディネートにも、愛らしいコーディネートにも合わせやすく、年齢を問わず使いこなすことができるだろう。
中古市場でもモノグラムのブロワは人気だが、やや在庫過多の傾向にある買取業者も多く、このような買取業者に査定を依頼してしまうと安い買取金額がついてしまう。
ダミエ
モノグラムよりも古くからルイヴィトンを支えてきたダミエ。市松模様をイメージしたデザインが特徴で、モノグラムと同様ブラウンベースの落ち着いた印象の柄となっている。モノグラムもよりもシックで大人っぽく仕上げたいという方に好まれるデザインである。また、モノグラムはあからさますぎて持ちにくいという方にもダミエラインのアイテムは人気がある。
ブロワは当初モノグラムラインからのみの展開であったが、そのデザインが人気となり、2008年にはブロワスペシャルオーダーとしてダミエラインからも登場した。
モノグラムのブロワよりもかなり点数が少なく、中古市場で見かけることも稀である。そのため、買取業者によってはモノグラムのブロワよりもダミエのブロワのほうが買取価格が高くなっているところも多い。これは買取業者の在庫状況や査定基準によってもさまざまなので、事前に確認を取っておくことをおすすめする。
ブロワの買取相場
ブロワの買取相場についてチェックしてみよう。ブランド品の買取相場は、そのときのトレンドのデザイン、カラーなどによって大きく変動する。しかし、ルイヴィトンのアイテム、とくにモノグラムやダミエといった定番のデザインは、トレンドに左右されることがなく、またデザインもいつの時代でも使いやすいものばかりである。
そのため、ルイヴィトンのバッグの多くはその状態によって買取価格が決められるというケースがほとんどだ。事前に買取相場を把握しておくことで、買取業者との取引もスムーズになる。価格交渉もしやすくなるので、売却する前には一度相場を調べておくようにしよう。
廃盤アイテムは高価買取が可能?
ブロワは現在廃盤になってしまっているアイテムだが、廃盤アイテムは高価買取が可能なのだろうか。たしかに、中には廃盤になってしまってもなお人気が高く、高価格で取引されるアイテムもある。中にはプレミア価値がついて定価以上の価格で取引されるというものも。
しかしルイヴィトンのアイテムの場合、廃盤になってしまってもこのようにプレミア価値がつくことは非常に稀である。ルイヴィトンのバッグは流通数が多く、また廃盤になってしまっても同じようなデザインのバッグがたくさん発売されているため、そのデザインではなくてはならない!と考える人が少ないためである。中古市場でも気軽に購入することができるため、買取価格が高くなるケースは少ないと言えるだろう。
新品未使用品
ブロワのような廃盤になってしまったバッグでも、査定金額のほとんどはそのアイテムの状態によって決められる。まずは新品未使用品のブロワについてだが、この場合は定価の3割~4割程度での買取が可能だ。モノグラムのアイテムの中ではやや買取相場は低めになっているが、これは女性向けのアイテムであること、通勤や通学には使いづらく、使用シーンが限られていることなどが原因となっている。
ブロワの定価は13万円程度なので、3万円~4万円程度での買取が相場ということになる。
まだ箱から一度も出していないようなブロワをお持ちの方は、早めに買取に出すようにしよう。それでも廃盤になってからかなり年月が経っているので、レザー部分が劣化していたり、内側にベタつきが出ている可能性もある。このようなバッグは、新品未使用品であっても減額対象となるので注意しておこう。
一般的な中古品
何度か使用したことのある一般的な中古品のブロワは、定価の2割~3割程度での買取となる。ブロワに使用されているヌメ革は変色しやすく、シミや傷もつきやすいデリケートな素材である。そのため、あまり使用回数が多くなくても使用感が出てしまい、減額の対象となることが多いようだ。
一般的な中古品の場合、その査定基準は買取業者によっても非常にバラつきがある。細かく査定する買取業者ならもう少し査定金額が下がる可能性もあるが、ざっと見て美品だと判断するような買取業者に持ち込めば、やや高めに買い取ってもらうことができるだろう。
ポケット部分の型崩れやショルダーストラップの穴のダメージ、底面の汚れ、傷などは事前にチェックしておき、自分でメンテナンスできそうな汚れはきちんとキレイにしてから査定に出すようにしよう。

ダメージの多いアイテム
ショルダーストラップのベルトの穴がかなり広がっていたり、目立つ傷やシミがある、ヌメ革部分が変色している、型崩れがかなりある、ファスナーが壊れているといったダメージの多いアイテムは、定価の1割以下での買取となる。
しかし、ブロワはちょっとしたお出かけにも使えるカジュアルなバッグである。そのため、最初からボロボロの安いブロワを購入して毎日使いたいと考える方も多い。そのため、多少のダメージなら買取不可になることは少ない。
かなり使ってしまったから…と処分してしまうのではなく、一度買取業者に査定を依頼してみるといいだろう。売りたいアイテムがボロボロの場合は、ジャンク品の買取実績のある買取業者を選ぶこともおすすめである。
ブロワの買取査定のポイント
買取業者は、ブロワを査定するときにどのような点に注目しているのだろうか。ブロワの査定ポイントについてご紹介するので、自分でメンテナンスできる範囲であればよりいい状態にしてから査定に出すようにしよう。
ヌメ革の状態
まずは、ポケットのフチ取りやショルダーストラップ部分のヌメ革の状態が重要だ。
ヌメ革は変色しやすく傷つきやすい
ルイヴィトンのバッグに使用されるヌメ革は、新品未使用品のときにはやや温かみのある肌触りで、色もくすみがかったものになっている。しかし、使うにつれてツヤ感が増していき、シミ、シワ、汚れ、傷などもつきやすくなっている。日焼けや水濡れで変色しやすい素材でもあり、なかなか購入当初のままキープするのは難しい。このヌメ革に味が出ることで、ルイヴィトンのアイテムはさらに品格が出るようになり、持つ人によってさまざまな表情が出てくるという楽しみ方がある。
劣化が進む前に早めに売却する
しかし、中古市場ではこの味のような部分は評価されず、いかに新品未使用品に近いかどうかが大切となる。変色、汚れのないものほど買取価格は高くなり、かなり使用感が出ているものは買取価格が下がってしまう。
ブロワは目立つ部分にヌメ革が使用されているので、買取価格にも大きく影響を与えている。ヌメ革は素人ではメンテナンスをすることができない。そのため、劣化が進んでしまう前に早めに売却してしまうことをおすすめする。
もう使用していないブロワがクローゼットに眠っているという方は、これ以上変色がひどくなってしまう前に買取業者探しを始めよう。
角、底面の状態
ブロワは丸みを帯びたシルエットになっており、底面の補強などがないためにダメージを受けやすいアイテムでもある。そのため、角や底面は必ず査定の際にチェックされると思っておいていいだろう。底部分の淵が汚れている、傷が入っているようなものは当然ながら減額対象となる。自分で拭き取ることができる程度の汚れなら、事前にきちんとキレイにしてから査定に出すようにしよう。
買取業者は、その商品を買い取ったあとにメンテナンスをしてから販売をおこなう。その査定スタッフの手間を少しでも省くようにすることで、スタッフからの心証もよくなり買取価格をアップしてもらいやすくなるのだ。
底面だけでなく、角、ストラップの取り付け部分などにほこりが溜まっていないかどうかも、必ずチェックしてから査定に出すことを忘れずに。
内側の状態
底面や角の汚れをチェックしたら、今度はバッグの内側の状態もチェックしてみよう。内側の汚れも減額対象となるので注意が必要だ。
内側は手入れがしやすい
ルイヴィトンのバッグは、外側はデリケートなレザーを利用しているものでも内側はお手入れのしやすい素材を利用しているものが多い。しつこい汚れも、拭き取ることでキレイにすることができるので、諦めずに丁寧にメンテナンスをしておくようにしよう。
ブロワには外ポケットと内ポケットがあるが、どちらのポケットの中身も事前に確認しておく必要がある。この部分にごみやほこりが溜まっていると減額されてしまう可能性があるので、忘れずにチェックしておこう。
ポケットによって素材が違うため注意が必要
ブロワの外ポケットの内側に利用されている素材は、時間が経つとベタつきが出てくるものになっている。ベタつきのあるバッグは減額対象となってしまうが、こちらは素人のメンテナンスでは改善することができない。やはりベタつきなどの劣化が始まる前に早めに買取に出すことがおすすめだ。
付属品の有無
ルイヴィトンのアイテムは、購入時にカバーや外箱などの付属品がたくさんある。この付属品の有無も、査定金額には影響を与える。新品未使用品に近い状態であっても、外箱やカバーがないだけで減額となってしまうので注意しよう。
反対に、多少使用感のあるものでもきちんと付属品がそろっていると、やや買取価格をアップしてくれるという買取業者は多い。購入時についていた付属品は捨てないようにして、いつでも一緒に売れるようにそろえておこう。
他店の査定金額
査定の際に「他店の査定金額はいくらでしたか?」と聞かれるケースもある。買取業者は、このように他店での査定金額を聞いた上でそれよりも高い金額を提示してくれるというところもあるのだ。
店頭での直接のやり取りができない場合は、ホームページに他店に対抗している旨が記載されている業者を選ぶようにするといいだろう。メールや電話で他店の査定金額を告げることで、さらに高い金額を提示してくれるかもしれない。
ブロワをより高く買い取ってくれる業者
ブロワをより高く買い取ってくれる買取業者の特徴をチェックしてみよう。買取業者選びを正しくおこなうことで、もともとの買取相場の低いブロワであっても満足のいく取引ができるようになる。
ブランド品の買取実績が多い
書籍や衣類、家具、家電などをまとめて買い取ってくれるような総合買取業者よりも、ブランド品の買取を専門にしている買取業者のほうがおすすめである。
とくにルイヴィトンは種類が多く、より知識が豊富な査定スタッフでないと適正な価格をつけてもらうことができない。ホームページをチェックして、ブランド品、中でもルイヴィトンの買取実績が豊富にあるかどうかを確認してみよう。
ネットでの買取販売がメイン
買取業者の中には、ネットでの買取販売をメインにしているところもある。実際の店舗を持つ業者に買い取ってもらうのは大きな安心感があるが、その分家賃、人件費、光熱費などを差し引かれた金額で取引をすることになってしまう。
ネットのみで営業している買取業者はそのようなコストがかからないため、買取金額に上乗せしてもらえる可能性が高いのだ。その買取業者はネットのみでの営業をおこなっているのか、販売ルートは豊富に用意されているのかも確認してみよう。
まとめ
ルイヴィトンのショルダーバッグ、ブロワについてご紹介した。買取相場はやや低めのバッグではあるが、きちんとメンテナンスをして買取業者選びを間違えなければ、納得の価格で取引することができるだろう。
ぜひ今回の記事を参考にして、スムーズな取引をしてもらいたい。
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