ルイヴィトンの代表的なラインにモノグラムやダミエがある。これらは持つ人の年齢や、時代、性別を問わず、誰でも持つことができる。しかし、それゆえに人と被ってしまうという問題もある。
ルイヴィトンの人気のラインを持ちたい、それでいて他の人と被るアイテムは持ちたくないという方におすすめなのが、ボスフォールコレクションである。今回は、ボスフォールについてその特徴や種類、買取相場についてご紹介していこう。
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ボスフォールの特徴
ボスフォールにはモノグラムやダミエといった、ルイヴィトンの伝統的なラインが取り入れられている。そして最大の特徴として、バッグのフロントにファスナー付きのポケットがある。ヌメ革で縁どられたファスナーが存在感を一層醸し出しており、シンプルなデザインの中に華を添えてくれている。
名前の由来
「ボスフォール」は、アジアとヨーロッパの境目である「ボスポラル海峡」が名前の由来になっている。この大きなヌメ革のポケットが、まるで大陸を分断する海峡のように見えてくるだろう。
このポケット部分だけでなく、バッグのハンドルをつなぐ金具部分などにもヌメ革を取り入れており、アクセントになっている。モノグラムやダミエなどの伝統的なデザインを楽しみつつ、他のアイテムとは一味違った雰囲気を楽しむことができるだろう。
多数のアイテム
ボスフォールはビジネスバッグからポシェット、旅行用のキャリーバッグなど、さまざまなラインアップが登場している。残念ながら現在では廃盤になってしまったコレクションであるが、今でもその高いデザイン性から人気があるアイテムばかりとなっている。
ボスフォールの種類
ボスフォールにはどんな種類があるのかチェックしてみよう。毎日でも使えるようなカジュアルなポシェットから、通勤が楽しみになるようなビジネスバッグなど、たくさんのラインアップが登場している。
いずれも廃盤になっているアイテムではあるが人気も高いため、買取業者に持ち込めば高い金額での取引が可能となるだろう。自分が持っているアイテムが人気アイテムの中に含まれているか、またその買取業者の強化買取アイテムに含まれているかを確認してから買取査定を依頼するようにしよう。
ポシェット・ボスフォール
ポシェット・ボスフォールはその名のとおり、斜めがけにして使えるカジュアルなポシェットタイプのバッグである。横幅26センチ、高さ26センチの正方形になっており、奥行きのないフラットなバッグである。スリムでスタイリッシュな形状になっているので、カジュアルなファッションの際に役立つことだろう。
必要なものをしっかり入れておけるサイズ感になっているため、荷物を少なくしたい、両手をあけて活動したいという方におすすめである。上部にはファスナーがついており、気軽に荷物を出し入れができる。
さらに、フロント部分にはボスフォール特有の大きなファスナーのポケットもついており、全体のアクセントになっている。実用性、デザイン性も高く、男性、女性ともに使いやすい。ボスフォールの中でも人気のあるアイテムである。
サック・ボスフォール
サック・ボスフォールは、A4サイズもすっぽり入るビジネスバッグである。横幅34センチ、高さ27センチ、奥行き8センチで、資料、タブレット、その他の小物もたっぷり収納が可能だ。
スタイリッシュなデザイン
ボスフォールはスタイリッシュなデザインが美しく、ビジネスシーンのスーツやジャケットのファッションをより華やかにしてくれることだろう。ボスフォールの大きなポケットは縦型にデザインされており、財布やスマホなどをすぐに取り出すことができる。
内側にも大きなポケットと携帯を入れられる小さめのポケットが付属している。収納力、使い勝手も申し分なく、快適に使いこなすことができるだろう。
ショルダーストラップも付属
また、ショルダーストラップも付属しているので荷物が多いとき、重たいときにも使いやすい。ショルダーストラップ、ハンドル部分は太めで丈夫な素材になっているのも嬉しいポイントだ。
ビジネスバッグもおしゃれなものを持ちたい、人と被らないルイヴィトンのバッグを持ちたいという方には、非常におすすめのバッグである。
メッセンジャー・ボスフォール
近年人気のメッセンジャーバッグも、ボスフォールコレクションから登場している。自転車やバイクでの通勤、通学にも最適で、よりカジュアルな雰囲気にもぴったりである。
男女問わず気軽に使える
さまざまなファッションにも合わせやすく、男性、女性問わず気軽に使うことができるだろう。フラップ部分に大きなファスナー付きのポケットがついており、フラップを開かなくとも大切なものを取り出すことができる。
また、フラップはマグネットで開閉できるようになっているので、より気軽に中のものを出し入れできるだろう。内側にもポケットが付属しており、バッグの中で荷物がごちゃごちゃになってしまうという問題も解決してくれている。
日常使いに最適なサイズ感
サイズは横幅25センチ、高さ20センチ、奥行きが7センチ。通勤、通学だけでなく、ちょっとした旅行やショッピング、小さなお子様を連れてのお出かけなどにも最適なバッグと言える。
サック・ア・ド・ボスフォール
サック・ア・ド・ボスフォールは、女性に人気のリュックサックである。フロントはフラップ開閉式になっており、巾着型にもなっているので大切な荷物もきちんと収納できる。
ベルトストラップが特徴的
大きなヌメ革のベルトのストラップが特徴になっており、ひときわ上品で洗練された雰囲気を楽しむことが可能だ。ルイヴィトンのモノグラム、ダミエといった伝統的な柄を楽しみつつ、カジュアルな使い心地となっている。
たくさんの荷物が入るサイズ
フロントにはマチのある大きめのポケットが2つついており、一つにはボスフォール特有の大きなファスナーもついている。収納力が高く、さまざまなものを小分けにして収納することも可能な万能のリュックサックである。
横幅31センチ、高さ38センチ、奥行き11センチと、大きさもしっかりあり、たくさんの荷物をいれても快適に動き回ることができるだろう。
バムバッグ・ボスフォール
バムバッグ・ボスフォールは、ボスフォールの中でもよりカジュアルなボディバッグである。太めのストラップがサイドに取り付けられており、ウエストバッグのように腰に巻いて使ったり、斜めがけにして使ったりと、自分が使いやすいようにさまざまな使い方を楽しむことができる。
サイズは横幅16センチ、高さ16センチ、奥行き3センチとなっており、非常にコンパクト。フロントには大きなポケットがついているので、財布、スマホなどをすぐに取り出すことも可能だ。ショッピングや活動的に動くときには、このようなコンパクトで機能性の高いボディバッグが大活躍することだろう。
トロリー・ボスフォール
トロリー・ボスフォールは、旅行に最適なキャリーバッグである。全面にモノグラムやダミエの柄を楽しむことができるだけでなく、縦にラインの入った大きなポケットがアクセントになっている。
ポケットが充実
その他ファスナーのついていない浅いポケットもあり、すぐに荷物を取り出すことができる。サイドにはマチのあるポケットもあり、財布など、大きさ、幅のあるものを収納することも可能だ。
内部にはコパートメントやポケットも充実しており、さまざまな荷物を小分けして収納することが可能。数日の旅行、出張なら、このキャリーケース一つで対応できるだろう。
鍵が付属している
また、鍵が2セット付属しているというのも特徴のひとつだ。大切な荷物を預ける際などには、十分活躍してくれることだろう。ボスフォールの中でも流通数が少なく、また廃盤になってしまっているため、その価値は高く、中古市場でも高い金額で取引されることが多い。
ボスフォールのライン
ボスフォールにはどのようなラインがあるのかをチェックしてみよう。ボスフォールは人気のラインから登場しており、ルイヴィトンらしい品格を楽しむことが可能だ。また、人気のラインのものは買取相場も高く、満足のいく価格での取引が可能となるだろう。
モノグラム
モノグラムは、ルイヴィトンを代表する世界中で人気のラインである。ブラウンベースの生地が大人っぽく、また美しく配列したルイヴィトンのロゴが品格を漂わせてくれる。
ボスフォールの中でももっとも種類が多く、中古市場でも見かけることが多い。ルイヴィトンらしさと個性の両方を楽しむことができるので人気が高く、取引価格も高めになっている。買取販売業者によっては在庫過多になっているケースもあるが、それでも比較的いい価格で買い取ってもらうことができるだろう。
ダミエ
モノグラムに次いでルイヴィトンの中でも人気が高いダミエ。モノグラムより大人っぽい雰囲気で、男性でも使いやすいデザインが人気となっている。年配の女性でも使いやすく、持つ人の年齢や性別、さらにファッションも問わないという万能なデザインである。
少し地味に感じるという声も多いが、ボスフォールなら華やかな印象も与えてくれるので満足して使い続けることができるだろう。ボスフォールのアイテムも登場しているが、モノグラムと比較するとややその数が少なく、中古市場でも価値が高い。
とくにポシェット・ボスフォールやバムバック・ボスフォールが人気で、男性がカジュアルなファッションの際に利用することも多いようだ。ユニセックスで使うことができるため、親子やカップルで一緒に使うことも可能となっている。
ダミエアズール
ダミエのデザインをホワイトの生地にグレーでプリントしたのがダミエアズールである。ダミエの派生ラインの中でもとくに人気のあるラインで、ダミエにはない爽やかさ、若々しさを演出することが可能だ。
よりカジュアルなデニムのファッションとも合わせやすいだけでなく、清潔感のあるファッションにもぴったり。春夏の爽やかなコーディネートや雰囲気にも合うので、季節によってダミエとダミエアズールを使い分けるという方も多い。ダミエアズールのボスフォールはやや数は少なく、ポシェット・ボスフォールがメインの展開となっている。
ボスフォールの買取相場
ボスフォールの買取相場についてチェックしてみよう。ボスフォールは現在廃盤になってしまったコレクションであるが、その特徴的なデザイン、快適な機能性から今でも非常に人気のあるアイテムばかりである。
ボスフォールの需要
中古市場でも比較的高い金額で取引されているため、不要になったボスフォールのアイテムは早めに査定に出すことをおすすめする。また、ルイヴィトンのデザインは時代やトレンドなどを問わないため、買取に出す時代によって買取相場が大きく変動するようなことは少ない。
多くはそのアイテムの状態によって決められるので、今回は新品未使用品の場合、一般的な中古品の場合、さらにダメージが多いアイテムの場合にわけて買取相場を見てみよう。
新品未使用品
新品未使用品のボスフォールの場合、定価の6割から7割程度での買取が可能となる。ボスフォールは定価がお手頃なアイテムが多く、その分中古品もやや安い買取金額にはなってしまうものの、ルイヴィトンのコレクションの中では高い割合での買取相場がつくことだろう。
箱から一度も出していないようなアイテム、モノグラムのアイテム、さらにポシェットなどの多くの人が使いやすいアイテムは、さらに買取相場が高くなる可能性もある。買取業者との価格交渉によっても査定金額が変動するので、よく相場を把握してから実際の査定を申し込むようにしよう。
一般的な中古品
数回使用したことがある一般的な中古品は、定価の4割から5割程度が買取相場となる。この一般的な中古品の査定基準は買取業者によってかなりバラつきがあり、高く買い取ってくれるところと安い金額しかつかないところの差が激しい。
型くずれしていない、ヌメ革部分がキレイな状態であるような中古品は比較的高い金額での取引が可能だが、そうでないものは慎重に買取業者を選ぶ必要があると言えるだろう。
とくにルイヴィトンのモノグラムに利用されるヌメ革はデリケートな素材になっており、少し使用しただけでも傷が入ったり、変色したりしてしまう。長年使うことで独特のツヤが生まれて味となるが、中古品買取業者にとってはこのような味のあるアイテムではなく、より新品に近いもののほうが需要がある。ダミエアズールに使用されるヌメ革にも同じことが言えるので、買取に出す前にヌメ革の状態はよく確認しておくようにしよう。
ダメージの多いアイテム
ファスナーが壊れている、大きな傷や汚れが残っている、ストラップ部分がボロボロになっているといったダメージの多いアイテムは、定価の1割から3割程度での買取となる。こちらも買取業者の査定基準によるところが大きく、複数の買取業者を比較する必要があるだろう。
ボスフォールの中には毎日使えるようなカジュアルなデザインのバッグもあり、このようなアイテムは多少ボロボロでも安く購入したいと考える方が多いため、中古市場でも需要がないことはない。
よほど使用に差し支えるほどのダメージがないかぎりは、買取金額をつけてもらうことができるだろう。不要になってしまったボスフォールは、捨ててしまうのではなく一度査定してもらうことをおすすめする。
買取業者を比較してみよう!
ボスフォールのアイテムは、ルイヴィトンのコレクションの中でも比較的高い金額で取引することが可能だが、それだけではなく買取業者を慎重に選ぶことでさらに高価買取を実現できる。
複数の買取業者に査定を依頼する
一つの買取業者に決めてしまうのではなく、あらかじめ複数の買取業者に査定を依頼するのがおすすめだ。多数ある買取業者の中から、ブランド品の買取実績、とくにルイヴィトンの買取実績が豊富な買取業者を選ぶようにしよう。
さまざま買取方法で査定を依頼する
住んでいるところの近くに店舗があるようなら、店頭に持ち込んで査定だけ受けてみるのもいい。近くに買取業者の店舗がない、また点在していてなかなか一度に回れない、仕事や家事に忙しく査定にいく時間がないという方には、宅配買取や出張買取がおすすめだ。
キャンセル料や送料、出張料が無料の買取業者を選び、ボスフォールの査定を受けてみよう。その中からより高く買い取ってくれる業者や対応のいい業者を選ぶことで、もともと想定していたよりも高い金額での取引が可能となるかもしれない。
まとめ
ルイヴィトンの伝統的なモノグラム、ダミエなどのデザインを楽しめるだけでなく、美しいヌメ革のラインでインパクトを与えてくれるボスフォールコレクションについてご紹介した。廃盤になってしまったコレクションではあるが、そのデザイン性、機能性から、今でも高価格で取引されるコレクションのひとつである。
あとから後悔しないためにも、買取業者選びは慎重におこなうようにしよう。買取業者選びには、一括比較サイトの利用もおすすめだ。
ぜひ今回の記事を参考にして、納得のいく価格で売却してもらいたい。
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