ルイヴィトン モノグラム・チャームは、2006年のSSコレクションにおいて発表されたルイヴィトンを代表するブランドライン、及びブランドアイテムのことである。特徴はルイヴィトンのスタンダードに近いデザインやシルク地にプリントされたチェーン柄、存在感のあるカデナなどが挙げられる。
カラーリングやアイテム展開も豊富で、同ブランドラインを好むファンや収集家は多い。この記事では、女性の魅力を引き立たせるデザインで人気を誇るルイヴィトンの人気ブランドライン、モノグラム・チャームの買取相場や査定情報について紹介していく。
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ルイヴィトンとは
ルイヴィトンは1854年当時、荷造り用のトランクなどを製作していた職人であるルイヴィトン氏によって設立されたブランドだ。ルイヴィトン氏は当時のメインアイテムだった丸蓋トランクを改良して、積み重ねしやすい平蓋トランクを製作したことにより、腕利きの職人としてその名を広めた。
当時の記録で、王族から重用された逸話も確認されている。ルイヴィトン氏が死去した後は、息子であるジョルジュがルイヴィトンブランドを引き継いだ。ジョルジュがルイヴィトンを世界的なブランドに押し上げた、と言っても過言ではない。
ジョルジュは1893年のシカゴ万国博覧会にブランド作品を出展したり、1900年におこなわれたパリ万国博覧会の”旅行アイテムおよび革製品”部門で担当を務めるなどブランドをアピールするための活動を積極的におこなった。
1888年~
ジョルジュの悩みの種だったのは、ルイヴィトンブランドの人気を逆手に取った模倣品の存在だ。当時は取り締まりが厳密におこなわれておらず、高い人気を誇るルイヴィトンブランドの恩恵を利用しようとする者も多かった。
模倣品対策として1888年に考え出されたのが、ルイヴィトンの人気ブランドライン、ダミエ・ラインである。ダミエ・ライン商品は模倣商品と区別しやすいようにするため、ブラウンとベージュのチェス盤デザインの上にブランドロゴがしっかり刻まれている。
1896年~
また、同様のコンセプトで製作されたモデルとして、1896年のモノグラム・ラインの存在も挙げられる。ダミエは日本の市松模様を参考にした部分、モノグラムは日本の家紋を参考にした部分があるため、それぞれ日本的な要素のあるアイテム群としても有名だ。
なお、ダミエはモノグラムと入れ替わりで生産がストップしたが、モノグラム・ライン100周年である1996年に復活し、現在も続いている。
1937年~
ちなみにルイヴィトンが本格的にビジネス展開したのは、1937年以降だと言われている。1981年には東京でも直営店が設立され、多くのファンが足を運んだ。日本の近隣である香港には、1989年に店舗を設立しており、今日まで続くグローバルな活動の礎を構築している。
1997年~
その後、1997年以降からはクリエイティブ・ディレクターであるマーク・ジェイコブスがさまざまなブランド・ラインや企画を展開し、ルイヴィトンは世界的な活躍を見せた。
彼の作品で代表的な物は、デビュー作でありながら独特な光沢とフェミニンさで多くの女性のハートを捕まえた名ライン、ヴェルニ・ラインの存在が挙げられる。
マークは2013年をもって製作の場から去っているが、それ以降もルイヴィトンブランドは、ニコラ・ジェスキエール、キム・ジョーンズ、ヴァージル・アブローをクリエイティブ・ディレクターに迎えますます注目を集めている。
モノグラム・チャームの特徴
2006年のSSコレクションにて発表されたモノグラム・チャームは、カデナやブランドロゴがアクセントとして光り、ルイヴィトン商品の中でもスタンダードなデザイン性を持つアイテムだ。
上品さが際立つシルク地を下地として、ボリュームに溢れたプリントやビニールコートによる仕上げなど職人技が光る一作である。ファンにはたまらない特徴からモノグラム・チャームは、ルイヴィトンブランド発のアイテムの中でも高い人気を誇っている。
また、バッグや財布からポシェットまでアイテム展開が幅広くおこなわれていることやパープルやホワイト、ブラウンなど品を感じさせるカラーリングが多いのも、特徴として挙げられる。
モノグラム・チャームの買取相場
ブランド買取業者のブランドリバリューでは、ルイヴィトン モノグラム・チャーム系列の商品に対して次のような金額を付けている。
- ・ポシェットポルトモネ M95171:13,000円
- ・ポシェットプラット M95164:11,000円
- ・ポシェットポルトモネ M95170:9,000円
※それぞれ使用感はあるが、状態は良好な物。
買取業者によっては査定金額が異なるケースはあるが、ルイヴィトン モノグラム・チャームは人気のあるブランドラインのため条件によっては高値の取引が期待できる。
また、ブランドアイテムの価値は生産量や製造年数によっても変動する。限定的なアイテムでない限り、基本的に品物の価値は下がっていくので、ルイヴィトン モノグラム・チャームを手放す際は、生産量や製造年数についても調べてみよう。
査定に影響する要素
ルイヴィトン モノグラム・チャームに限らず、ブランド品の買取を望む場合は、これから紹介することに注意しよう。品物の状態によっては価値を大きく損ねてしまうことがあるので要注意だ。
品物のべたつき
エナメル樹脂が使用されている製品は、湿気の影響でべたつきが起きてしまうため注意しよう。また、外的要因でべたつきが起きるとその部分から腐食が進んでしまうこともある。
べたつきが落ちないからといって、過度に擦ると商品に傷が付くので、取り扱いは慎重におこなってほしい。
汚れ
バッグ類や財布は、日常的に使用しているだけで手垢や外部からの汚れが付着しやすい。高額で買取してもらうために品質を保ちたいのなら、生地に汚れが染み付く前にケアをおこなっておくことが大切だ。
擦れ
角などの部分に起こりやすい擦れも、買取査定時にチェックされる要素である。擦れはセルフケアが難しいので、ひどく傷付かないように日ごろから雑に扱ったり、負担をかけないようにしよう。
型崩れ
普段から物を入れすぎたり、置き方が悪いと起こりやすいのが型崩れである。買取査定するときに型崩れが見られると、買取金額が下がってしまうので、各アイテムを使用しているときは丁寧な使い方を心がけよう。
色移り
色移りは、収納するカードや物によっても起こる。対策としては、色移りがしやすい物としにくい物を把握して、収納物をあらかじめ分けておくと良い。財布は、カード類を収納することが多いので特に注意しよう。
ファスナーや金具の劣化
日常的に品物を使い続けていれば仕方のないことだが、ファスナーが歪んでいたり、金具が取れかかっていたりすると、買取時の金額に影響が出るので気をつけてほしい。
また、金具が外れてしまっても、自身の手で縫い直したり手を加えたりしてはいけない。手を加えてしまうと、その時点で価値が大きく下がる。
色変わり
色が変わってしまうのも劣化として判断されやすいので、十分注意を払わなければいけない。日光や蛍光灯による紫外線の影響、雨による水濡れなど気をつけるべき事柄は多数ある。アイテムを持ち歩くときは、紫外線や雨などに配慮しよう。
高価買取してもらうポイント
買取の際に高額査定してもらうためのポイントを紹介していく。ポイントに気を付けて取り扱えば、高額買取してもらいやすくなる。
付属品をセットにして査定に出す
買取の場では新品に近い状態であるほど、価値が上がる。そのため、少しでも高値買取を望むのなら、購入時に付いてきた付属品も品物とセットで査定に出すことを忘れないでほしい。
型崩れを日ごろから予防しておく
品物の収納や使用時の負担による型崩れは、適切な形の詰め物を一定期間入れておくことで、多少は元に戻せる。もちろん日ごろから型崩れをしないように気を使っておくことが大切だ。
商品へのセルフケアを考える
商品のセルフケアといっても、劣化や擦れを修正したりするのは専門知識がなければおこなえない。細かい部分でも、安易に手を加えないようにしよう。
ただし、汚れをふき取ったり、ホコリを取り除いたりするレベルならば自身でおこなって構わない。水分を含まないキメの細かい布を使って、優しくケアしてほしい。
複数の業者に相見積もりをおこなう
ルイヴィトン商品、およびブランド品の相場は、販売価格などのデータを元に決められる。そのため、大きく金額が変動することはないが、買取業者はそれぞれ独自の視点から査定をおこなうので、場合によっては査定金額のバラつきが起こってしまう。
A業者では相場より数万円上の金額だったのに、B業者では相場より下の金額を提示された、といったケースは買取の場では珍しくない。依頼者側からすればこうした値段のバラつきで損をしたくないのが本音だろう。できるだけ高額で買取してもらうためにおすすめなのが、相見積もりだ。
相見積もりは、複数の買取業者に査定依頼をおこない、提示金額を見比べた上で取引をおこなうことで、実行することにより買取依頼者側のリスクや不安を大きく軽減することができる。
おすすめ買取業者
買取業者にいざ依頼しようと思っても、どの業者に頼めば良いのか悩んでしまうだろう。今回はおすすめのブランド買取業者3社をピックアップした。紹介する業者は、どれも実績多数な実力派なので、信頼ある取引が期待できる。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
なんぼやは、全国展開しているブランド買取業者の老舗だ。海外製品や売買事情に詳しいため、商品の観察眼にも期待ができる。2点以上の買取なら買取金額が増加するシステムは、多くの利用者から好評を得ている。査定は基本的に無料なので、気軽に依頼してみると良いだろう。
リファスタ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リファスタは、ルイヴィトン商品の豊富な買取実績を持つブランド専門買取業者である。LINE査定やメール査定にも対応しているので、誰でも気軽に利用できる。ホームページでは気軽に質問できるチャットが用意されているので、買取初心者でも安心して取引依頼がおこなえる。
ブランドリバリュー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ルイヴィトン関係の取り扱いに長けているブランドリバリューは、おすすめしたい買取業者のひとつである。ブランドリバリューは査定や買取がしやすいだけなく、カスタマーサポートも充実しているため、疑問点や不安点を気軽に解消できる。
買取強化キャンペーンなど買取依頼しやすくなる要素があるのも人気の理由だ。
まとめ
ルイヴィトン モノグラム・チャームは、2006年にSSコレクションで製作・発表された高い人気を誇るブランドラインである。バッグや財布、ポシェットというようにアイテム製作も幅広くおこなわれているほか、白、紫、茶色など大人の女性が持つ魅力を引き出すカラーリングが豊富で、今でも多くのファンを獲得している。
高い人気を誇るルイヴィトン モノグラム・チャームの高値買取を希望する場合は、品物の劣化や汚れ、型崩れ、べたつき、色変わりや色移りなどのさまざまな要素に気をつけなければいけない。
少しの汚れや軽い型崩れならば拭き取ったり、詰め物を入れたりすることである程度ケアできるが、重度の破損や傷みに関しては専門の修復業者に頼るしかない。また、付属品も買取金額アップの要素なので、失くさずに品物とセットで保管しておこう。
業者へ買取依頼を申し込むときは、複数の業者へ査定申し込みをして、高い金額を提示した業者と取引をする相見積もりをおこなうと良い。相見積もりをすれば、低い金額で取引されるリスクを軽減できる。
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