レミーマルタンルイ13世は高級酒の代名詞でもあり、お酒好きなら一度は飲んでみたい名酒である。そのため、買取市場においても高い需要がある。ここでは、レミーマルタンルイ13世の特徴や魅力とともに、買取相場や査定情報についてまとめている。飲まずに戸棚に眠らせているレミーマルタンルイ13世があるなら、参考にしてほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
レミーマルタンルイ13世とは
まずはレミーマルタンルイ13世がどんなお酒なのか、今一度確認しておこう。お酒の種類や他のお酒と並んだ時の位置づけをきちんと理解しておくことで、安く買い叩かれたりすることなく有意義な取引をおこなうことにもつながる。基本的な知識は身に着けておきたい。
最高品質のブランデーのみが名乗れる
レミーマルタンルイ13世は、レミーマルタン・ハウスによって醸造されているコニャックである。コニャックはブランデーの一種で、フランスのコニャック地方で作られたもののみに使用される名称だ。さらに、ルイ13世と名乗れるのはレミーマルタンでも最高峰のブランデーだけで、他のブランデーとは一線を画す品質である。
レミーマルタンルイ13世の製造方法
レミーマルタンルイ13世は、コニャック地方グランシャンパーニュ地区の樹齢100年以上の最高級のブドウを原料としており、さらに樽の中で50年から100年以上寝かせたものを原酒として使用している。その原酒をさらに100年ほど熟成させたものが、レミーマルタンルイ13世となる。
熟成のための樽も樹齢100年以上のオークが使用され、タンニンが多くバニラのような香りを放つ。レミーマルタンルイ13世はこのようにして作られた原酒が1200種類ブレンドされており、芳醇な香りと味わいが特徴となっている。長い時間をかけて作られた、最高級と呼ぶにふさわしいブランデーである。
レミーマルタンルイ13世の種類
レミーマルタンルイ13世はスタンダードなルイ13世のほかに、ベリーオールドやレアカスクなど色々な種類がある。また、レミーマルタンルイ13世はバカラ製のデキャンタに詰められボトル自体にも価値があるため、空瓶だけでも買取されるのが特徴だ。
ルイ13世
スタンダードなルイ13世は金色のキャップが付いたバカラ製のデキャンタに入っており、本体と替え栓、冊子にシリアル番号が入っている。また、付属品でブランデーグラスが付いていることもある。
ルイ13世ブラックパール
ルイ13世ブラックパールは、その名の通りブラックやシルバーのように見えるブラックパールのバカラのデキャンタに入ったルイ13世のブランデーである。世界で786本しか製造されておらず、希少性が高い。富裕層の投資用のブランデーでもある。
ルイ13世ベリーオールド
ルイ13世ベリーオールドは100年以上熟成されたブランデーで、1910年代に作られたものも流通している。在庫も少なくレアで定価は数十万円するため、一般的な酒店で見かけることは少ない。じっくりと熟成されたブランデーは、他の追随を許さぬ深い味わいである。
ルイ13世レアカスク42.6
ルイ13世レアカスク42.6は、偶然発見された希少な樽で熟成されたブランデーである。名前の由来は、アルコール度が42.6度であるからだ。このルイ13世も、世界で738本しかないレア度の高いものである。
ルイ13世サルマナザール
ルイ13世サルマナザールは世界最大と呼ばれるブランデーで、15キロの重さのデキャンタに9リットルのルイ13世が詰められており、合計で重さが24キロほどになる。ボトルを持ち上げてグラスに注げないため、ピペットが付いているというメガサイズのルイ13世である。大きさもさることながら、定価は45,000,000円以上する超高級ブランデーだ。
レミーマルタン13世の査定基準
レミーマルタン13世の査定では、必ずチェックされるいくつかのポイントがある。では、査定基準はどのようなものかみてみよう。
付属品がそろっている
レミーマルタン13世には外箱、替え栓、冊子が付属している。何一つ欠けずにすべてそろっているほど査定金額が高くなる。しかし、全ての付属品がそろっていても、本体のデキャンタや替え栓、冊子のシリアルナンバーがマッチしなければ、偽物と判定され買取されないこともある。
また、シリアルナンバーの一部が消えていたり、本来のセットとは異なる替え栓や外箱の組み合わせのものも買取不可になることがある。
デキャンタの状態
レミーマルタンルイ13世の査定では、デキャンタの状態も大きなポイントとなる。ボトルが欠けていたり、打ち込みがあるものは減額の対象となるほか、ラベルが取れてコルクがむき出しのものも減額される。
ブランデーの量
レミーマルタンルイ13世の査定では開封していない新品であることが基本であるが、液漏れなどでブランデーの量が減っているものは減額もしくは買取がNGのこともある。また、変色しているものも買取されない場合が多い。
ブランデーは常温で保管しても比較的品質が変わりにくいお酒であるが、直射日光の当たる場所に置いておくと色が薄くなってしまう。またラベルの劣化を招くので気をつけよう。
レミーマルタンルイ13世の買取相場
レミーマルタンルイ13世は最高品質のブランデーであるだけでなく、製造個数が限られたレアなものもあるため、買取価格は数十万円~数百万円になることもある。ここでは、レミーマルタンルイ13世を売る手段とそれぞれの相場について紹介しよう。
お酒専門買取業者
お酒専門買取店は、ブランデーをはじめワインやシャンパンなど、お酒に特化して買取をする業者である。買取の方法は店舗に持ち込むほかに電話やオンライン、LINEで査定してもらい買い取ってもらうこともできる。お酒の買取実績も多く知識が豊富な査定員による査定のため、買取市場の相場に見合った買取価格が期待できる。
お酒専門買取業者のレミーマルタンルイ13世の相場は、全ての備品がそろっている角箱入りは90,000円~110,000円、ベリーオールドは120,000円~150,000円、ブラックパール・マグナムは1,300,000円である。限定ボトルのルイ13世は要相談となっている業者が多い。
総合買取業者
総合買取業者はブランド品や骨とう品、日用品などさまざまな商品を買取する業者で、お酒の買取もおこなっている。大きな総合買取業者の場合は、お酒の知識がある専門の査定員がいることもある。店舗買取、出張買取、宅配買取という3つの方法から選べるので、忙しい人も利用しやすいのが特徴だ。
総合買取業者のレミーマルタンルイ13世の相場は、全ての備品がそろっている角箱入りは110,000円、本体のみは80,000円だ。タイムコレクション・オリジン・1874は300,000円である。
ネットオークション「ヤフオク」
ネットオークションはオークションサイトに出品すると欲しい人が入札し、高額入札者が落札するという売却方法である。写真を撮影してサイトに載せたり、出品手数料として売却金額の約10%を支払わねばならないものの、買取業者よりも高く売れることが多い。
ヤフオク・ネットオークションでのレミーマルタンルイ13世の落札価格は、ブラックパールが3,000,000円、タイムコレクション・オリジン・サンルイクリスタルボトルが450,000円である。ネットオークションでのルイ13世の人気は高く、活発に取引されているので売却するのに適した方法である。
フリマアプリ「メルカリ」、「ラクマ」
フリマアプリはフリマサイトに値段をつけて出品すると、欲しい人が購入してくれる。ネットオークションよりも簡単に出品・売却できるので人気が高まっている方法である。
角箱入りは100,000円~140,000円、空き瓶は10,000円~13,000円で売却されている。フリマアプリも出品手数料として売却金額から10%程を支払わねばならないため、それを踏まえて値段を決めることが大切だ。
高く売るテクニック
レミーマルタンルイ13世は、希少価値のあるものはかなりの高額買取が期待できる。しかし、少しでも高く売るためにはテクニックを使い査定額を底上げすることが大切だ。次にあげるのは、レミーマルタンルイ13世を高く売るためのテクニックである。
キャンペーンの利用
多くの買取業者は、月替わりや季節替わりなどで買取強化商品を決めている。普段の査定金額よりも2割から3割増しで査定してくれるので、レミーマルタンルイ13世のレア商品なら100,000円以上の査定額アップも夢ではない。キャンペーン時期を過ぎると、元の査定額に戻ってしまうので売りどきを逃さないことが大切である。
一括査定サービスの利用
お酒専門買取業者も総合買取業者も、それぞれの基準で査定をしているため査定金額はそれぞれの業者によって異なる。そのためできるだけ多くの業者で査定をしてもらい、買取価格を比較するのが高く売るテクニックとなる。
最も簡単な方法は一括査定サービスで、1回申し込むだけで複数の業者の査定金額を知ることができる。査定額を比較しやすいので、効率的に優良な業者を選べるだろう。
買取価格の比較
買取価格の比較は買取業者の価格を比較することも大切だが、ネットオークションやフリマアプリなどもチェックするとより高額買取のチャンスが広がる。特にレアな商品はネットオークションで高額で取引されているため忘れずチェックしよう。出品手数料を支払うことも考慮し、どこで売るのが一番お得なのか判断すると良いだろう。
セルフクリーニング
少しでも高い金額で売るためには、レミーマルタンルイ13世を査定に出す前にセルフクリーニングをすることも大事だ。デキャンタの汚れをきれいに拭き取り、美しい状態で査定に出すのがベストである。ただし、1910年代など100年以上の年季が入ったベリーオールドは、コルクの部分を少し触るだけでラベルがはがれることもあるので注意が必要だ。
まとめ売り
レミーマルタンルイ13世を買取に出すときは、単品ではなく他のお酒と一緒に売ると査定額がアップする。買取業者にとって、まとめて査定に出される方が1つ1つ個別で査定するよりも手間が省け経費の節減になるからだ。まとめ売りをすることで合計金額にして100,000円以上のプラス査定がつくこともあるので、他に売るものがある場合は一緒に出すのが賢明だ。
まとめ
レミーマルタンルイ13世は最高品質のブランデーだけあり元値も高く、賢く売ると150,000円以上での買取も期待できる。買取業者やネットオークション、フリマアプリなどさまざまな売却方法を検討し、最も高値で売れる方法を見つけると良いだろう。また、ブランデーの質を落とさないように直射日光に当てないなど、普段から適切な方法で保管することも大切である。
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