自治体の粗大ゴミや不要品回収で1枚1,000円~2,000円もの料金がかかってしまう「布団」も、買取業者の利用で現金化を行うことができる。特に大量に増え続ける布団廃棄が社会問題化している近頃では、寄付やリサイクルを目的とした布団買取業者も増加傾向にあるため、処分における選択肢の充実がこの市場に好循環を生んでいると考えて良いだろう。今回は、布団の処分法に悩む皆さんと一緒に、この商品を高額査定に繋げるコツを確認していきたい。
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布団の処分における問題とは?
布団買取の話をする前に、この商品を処分する際に生じる諸問題を確認しておこう。
処分や回収にお金と手間がかかる
自治体で行なっている粗大ゴミ回収や、不用品回収業者を利用すると、必ず手数料がかかる。特に不用品回収の場合は布団1枚1,000円~2,000円もの料金をとるため、敷布団、掛布団、枕、毛布…と一式売却するとなると、5,000円以上の費用がかかると考えて良いだろう。これに対して自治体の粗大ゴミ回収の場合は1枚100円~500円の低料金となるが、紐などで縛った上で1階の玄関前に出す手間を考えると、お年寄りなどには厳しい処分法となる。
地球環境にも良くない
自治体の粗大ゴミ回収の中で最も処分量の多い布団は、東京都内だけで年間80万枚が焼却されることで、地球環境保全といった意味でも大変問題の大きな品目だと考えられている。また近頃では布団の焼却によって残った灰の埋め立てに関する懸念もクローズアップされ始めているため、この商品の処分法は個人の問題の域を超えていると考えて良いだろう。
布団買取で効率よく現金化する方法
布団の処分にかかる莫大な費用と地球環境汚染という問題を回避するためには、リサイクルやリユースを目的とする買取業者の利用がおすすめだ。ここからは、布団を売ることで得られるメリットと現金化に成功した人たちが実践している方法を皆さんと一緒に確認していこう。
羽毛の質とメーカーにこだわった買い物をする
布団買取専門店で高額査定対象となっているのは、「質の高い羽毛」もしくは「人気布団メーカー」の商品である。アイダーダックダウン、マザーグースダウン、アイランド羽毛といった質の良い製品は、ダウン率が50%以上であれば確実に高く売れる。また多くのショップは、西川産業、東洋羽毛工業、丸八真綿といった人気メーカーの布団に積極的な買取を行なっているため、「質の悪い三流ブランドの布団は売れない」と捉えて買い物をすることが将来的な高額査定を生むと考えて良いだろう。
布団カバーを活用する
心地好い眠りに欠かせない布団を高く売るなら、不衛生な印象に繋がる汚れや臭いを付けない工夫も必要となる。特にタバコの臭いが付いた布団はどんなに新しくても買取不可になるケースがほとんどのため、家族にヘビースモーカーの人がいる場合は布団の保管場所や喫煙場所に注意をすべきだと言えるだろう。
高額査定を狙うなら早く売る
高く売れる布団には、購入から3年以内という条件がある。またショップによっては、新品未使用品のみを買取条件とするところもあるため、布団は一般の商品以上に「不要なら早く手放すこと」が必要不可欠だと言えるだろう。ライフスタイルの変化により家族の人数が減ったり、来客用に買っていた布団を使う予定が全くない場合は、品質が低下しないうちに査定だけでもかけておくことをおすすめする。
季節に合った布団売却を行う
分厚い毛布や夏掛け布団といった季節性の高い商品は、そのアイテムに合った売り時を重視することも必要だ。例えば、熱帯夜に活躍する夏掛け布団は、多くのショップが店舗在庫を増やす「夏前(4月~6月)」に高価買取キャンペーン対象となる。これに対して真冬にしか活躍しないカシミヤ毛布などは、9月~11月の「冬前」に需要が高まるため、季節的な要素を重視した売却をすることも、高額査定には欠かせないと考えて良いだろう。
出張買取で運搬コストを抑える
梱包や運搬の面倒な布団は、業者が自宅に来てくれる出張査定サービスの利用がおすすめだ。このサービスを利用すれば、直接持ち込みの際に生じるガソリン代などのコストも抑えられる。また業者によっては、他の不要品も一緒に査定をしてくれるため、高額査定を狙う人にとっては査定士が自宅に来るメリットは非常に大きいと言えるだろう。
単品よりセット売り
掛布団、敷布団、タオルケット、毛布、枕といった一式で布団売却をすると、セット売りによる高額査定が期待できる。これに対して布団1枚の場合は、消極的な姿勢を見せるショップが非常に多いため、少しコンディションの悪い商品を売る場合は、複数売却で相互の価値を高めることにチャレンジをしてみて欲しい。
高く売れる布団のメーカーと参考買取相場 まとめ
布団の高額査定を狙うなら、多くのショップが歓迎する下記4メーカーから購入することをおすすめする。
西川産業
創業400年以上もの歴史を持つ西川産業は、最も高く売れる布団メーカーとして定評がある。学生や単身者向けの掛、敷、枕、ピローケースの布団4点セットKDO0605041は、コンディションに問題がなければ5,300円ほどで売却できる。これに対して抗菌・軽量機能に優れた羽毛布団の場合は、1セット15,000~18,000円の高額査定が付くため、早めに手放すことで確実に現金化のできるメーカーと位置付けて良いだろう。
エアウィーヴ
フィギュアスケートの浅田真央選手も愛用するエアウィーヴは、多くのショップで高額査定対象とする大人気マットレスメーカーだ。厚さ6cmの高反発マットレスパッドは、シングルサイズでも30,000円~35,000円ほどの高額査定がつく。またエアウィーヴの場合は、枕単品でも6,500円~7,000円もの高値で売却ができるため、一般の布団と比べてリセールバリューの高いメーカーと位置付けて良いだろう。
丸八真綿
寝具専門メーカー丸八真綿も、高額査定対象とするショップの多い布団ブランドだ。ホテルや旅館の寝心地を再現した四層羊毛敷布団・至福の眠りシリーズは、シングルサイズでも25,000円~28,000円前後の高値がつく。またポーランド産ホワイトグースダウンを95%も使った贅沢な羽毛布団については、80,000円を超える買取上限額となっているため、リセールバリュー重視で買い物をする人にも嬉しいメーカーと位置付けて良いだろう。
テンピュール
低反発枕の先駆けとも言えるテンピュールにも、10,000円を超える高額査定実績が多く見受けられる。比較的シンプルな敷布団30000-70は、シングルサイズが13,000円前後で買い取られている。これに対して人気シリーズのNew Futon-1の場合は21,000円を超える査定がつくため、前述のエアウィーヴと並んでリセールバリューの高い低反発枕布団メーカーと位置付けて良いだろう。
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まとめ
捨てることでさまざまな問題が生じる布団も、買取に積極的な業者を利用することで、コストや手間といった負担も軽減可能と言えそうだ。また近頃では、布団買取専用ページを有する業者の増加により、買取相場の調査や問い合わせもしやすくなっているため、単なる処分にとどまらず高く売ることも可能な時代だと考えて良いだろう。不要な布団の高額査定情報を調べる際には、当サイト・ヒカカク!も活用してみて欲しい。ヒカカク!を使えば、簡単に地域の布団買取業者をピックアップすることができる。また当サイトにはショップの評判も掲載されているため、初めての布団買取に不安を感じている人を安心の取引に繋げることができるのだ。