GoogleドライブやDropbox、One Driveなど、世の中には便利なクラウドサービスがたくさんある。なかには複数のサービスを利用しており、アカウント管理に苦労している方もいるだろう。
今回は、そんな複数のクラウドを使い分けるユーザーへおすすめのマルチクラウド管理ツールを紹介するので、ぜひ活用していただきたい。

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データの保存・閲覧・共有にクラウドサービスはマスト
プライベート用とビジネス用など、すでに複数のクラウドを使いこなしている方も多いと思うが、まずは初心者向けにクラウドサービスについて説明していこう。
クラウドサービスは別名「オンラインストレージ」などとも言われ、その名の通り写真やファイル、音楽などあらゆるデータをオンライン上に保存できるサービスのこと。
ログインの権限を取得すればクラウド上のデータを他の人と共有することもできるので、社内のファイル共有などにも活用でき、今やビジネスに欠かせないコンテンツとなっている。
メジャーなクラウドサービス
メジャーなクラウドサービスといえば、
- ・Dropbox
- ・One Drive
- ・Google Drive
- ・iCloud Drive
- ・Box
- ・pCloud
- ・amazon Drive
などが一般的だ。
パソコンやスマホに入れているデータが急なアクシデントにより消えてしまうこともあるので、オンラインストレージと並行してデータ管理を行うといいだろう。
複数のクラウドを利用するメリット・デメリット
最近では、クラウドそれぞれの特性を活かして複数のストレージを利用する方も多い。プライベート用とビジネス用に分けていたり、万が一の時のために複数のクラウドへバックアップをとっておくなど、その理由はさまざまだ。
しかし、ここで厄介なのが複数のクラウドのアカウント管理である。
クラウドを開くごとにログインが必要な上、それぞれに保存したデータを把握しておく必要があるなど、日頃からきちんと整理できてないとかえって作業効率が下がってしまうこともあるのだ。
マルチクラウド管理ツールでクラウドを統合しよう
複数のクラウドサービスを管理するのは少々厄介だが、使い分けていたクラウドをひとつに統一するのはなかなか難しいもの。そんな時は、マルチクラウド管理ツールを用いて複数のクラウドサービスを統合しよう。
マルチクラウドとは、クラウドの種類を問わずに複数のクラウドサービスを共通のツールを用いて使いこなすこと。今まで別々に機能していたものを一元管理することにより、さらなる運用効率化を見込めるのだ。
クラウド管理は「AnyTrans for Cloud」が超便利
そんなマルチクラウド管理ツールでおすすめなのが、iMobieが提供する「AnyTrans for Cloud」だ。
AnyTrans for Cloudは、MacやWindows、iPhone、Androidなど、デバイスを問わずに利用可能。複数のクラウド管理や、データの転送・同期・共有をひとつのツール上でまとめて行うことができる。
例えば、DropboxとGoogle Drive、One Driveなど、サービスや操作方法が異なるクラウドも、ひとつのツール上にて同一操作で作業することができる。言わばデータ管理のワンストップソリューションだ。
「AnyTrans for Cloud」で管理できるクラウド
2018年7月現在、AnyTrans for Cloudで利用できるクラウドサービスは以下の6種類となる。
- ・Dropbox
- ・One Drive
- ・Google Drive
- ・iCloud Drive
- ・Box
- ・pCloud
iMobieの商品はサービス向上のため定期的にアップデートを繰り返しており、上記に該当しないクラウドでも今後利用できるようになる可能性は高い。
また、同じクラウド内の複数のアカウントも登録できるなど、利便性は十分だ。
AnyTrans for Cloudは初期導入も簡単
AnyTrans for Cloudは、iMobieの公式サイトからダウンロード・アクセスできる。
Windows版・Mac版・Web版で分かれており、Windows版とMac版はPCにダウンロードして使用する。Web版は管理ツールへ直接アクセスできるので、スマホやタブレットから利用する場合にはWeb版からログインしよう。
新規登録は手持ちのメールアドレスを登録するほか、GoogleアカウントやFacebookアカウントなどでサインインすることも可能だ。
直感的な操作で誰でも使いこなせる
サインインが完了したら、現在利用しているクラウドサービスからもログインする。
AnyTrans for Cloudは、ホーム画面に操作内容がアイコンでわかりやすく表示されているため、詳しい説明がなくとも誰でも簡単に利用できるのが魅力。
最初にそれぞれのクラウドサービスからログインしたら、以後面倒なアカウントの切り替えは一切なし。スマートにクラウド間のデータ共有、転送することができるのだ。
同期の方法は3種類
AnyTrans for Cloudは、それぞれのクラウドに保存されたデータを同期(データを別のクラウドサービスにコピー)することもできる。
同期は「Onlineチャンネル」「Offlineチャンネル」「Premiumチャンネル」という3つの方法から選択することができ、「Onlineチャンネル」はインターネットを用いてオンライン上でデータを転送する方法。「Offlineチャンネル」はネットワーク接続なしのオフライン状態で、自動的にデータを転送するといった内容だ。
転送・同期の作業自体は問題ないが、「Onlineチャンネル」は転送前に一度クラウドのデータをダウンロードして再アップロード作業をするため、ファイルを一時的に保存しておけるディスク容量が必要だったり、アップロードに時間を要するという難点がある。
また、「Offlineチャンネル」はサーバーを利用して直接クラウド間のデータを移行するので、サーバーが混み合っていると転送に時間がかかってしまうことがあるようだ。
Premiumチャンネルならスケジュール設定で自動的に同期が可能
このような難点を解消したのが「Premiumチャンネル」だ。Premiumチャンネルは、複数のサーバーを駆使して最適・最速な転送ルートを見つけ出し、データをまとめて処理。驚くほどのスピードでデータの同期を完了させてくれる。
通常の同期は現在保存されているデータを転送することになるが、Premiumチャンネルを選択すれば、あらかじめ指定したスケジュールに合わせて自動的にデータを転送することもできるのだ。Premiumチャンネルのみ有料となってしまうが、作業効率アップをのぞむならぜひ活かしていただきたい。
Premiumチャンネルを購入する際には、さらに「プレミアムプラン」か「プレミアムトラフィック」かを選択する必要がある。
単純にスピード感のある転送を所望するなら、高速サーバーを使って素早くファイルを同期できる「プレミアムトラフィック」を、最速な上にスケジュールに合わせた同期やその他の特殊な便利機能も利用したいなら「プレミアムプラン」を選択するのがいいだろう。詳しい料金プランは公式ホームページにて確認しよう。
まとめ
今回は複数のクラウドを管理できるマルチクラウド管理ツールについて紹介した。単なるクラウドサービスに比べ、クラウド全体を管理できるツールはあまり多くない。その中でも、AnyTrans for Cloudは簡単に無駄なく利用できると評判だ。
ちなみに、今新規登録すると一定期間無料でPremiumチャンネルを利用できるので、ぜひこの機会にダウンロードしてみてはいかがだろうか。